[KATARIBE 31610] [HA06L] タミ子との邂逅 後

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Date: Mon, 21 Apr 2008 13:44:50 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31610] [HA06L] タミ子との邂逅 後
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[HA06L] タミ子との邂逅 後
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登場人物
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 途奥彗
 古川民子
 一元一蔵


もう馴染んでるタミ子
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[Hisasi]  で、予鈴が鳴って

 タミ子    :「お、行こうぜ、彗」

[Hisasi]  教室どこだー(全然違う方むいて)
[Hisasi]  タミ子、ちょっと方向音痴
[Hisasi]  特徴だと1くらい

 トオクさん  :「あ、こっちだよ、そっちは三年生の教室とかある方」
 タミ子    :「おっと、まあ、連れてってくれよ」

[Hisasi]  くっついていこう
[Hisasi]  次教室からで

 トオクさん  :「ここ。誰の代返? もしかしたら、席わかるかも」

[MOTOI]   これで急遽自習になったとか言ったら怒るかなぁ(ぉぃ

 タミ子    :「桃木かおりの代返だけど、席どこかな」

[Hisasi]  げー自習かよー、彗どっかあそびにいこーぜ、となるかもしれない
[MOTOI]   ギリギリまでひっぱってみようか(ぉぃぉぃ
[Hisasi]  そして桃木の席はわりと近かった

 トオクさん  :「桃木……この辺。ちょっと待って、確認する」

[Toyolina] 教壇とこいって座席確認

 イチゾー   :「桃木だったら、そっち」(指差し
 タミ子    :「ん?」

[Hisasi]  振り向いて

 イチゾー   :「そこ、そこ」(ふんぞりかえって

[Hisasi]  なんか明らかに一高じゃないジャージの見知らぬ女子がいるのに
[Hisasi]  まるで平気だね!
[Hisasi]  イチゾー含めてクラス全員
[MOTOI]   細かいことキニシナイので(細かくねぇよ

 タミ子    :「さんきゅー」

[Hisasi]  ひらひらと手を振って(こっちも細かいことはキニシナイ)
[MOTOI]   タミ子さん、トオクさんに対抗してカタカナにしてみた(すんな

 トオクさん  :(いいのかなほんとに)

[Hisasi]  しかし教室には生徒は半分くらいしかいない

 イチゾー   :「何、あんた、途奥の身内?」
 タミ子    :「ううん、かおりの代返」

[Hisasi]  平然と
[MOTOI]   一応、クラスメイトの名前覚えるだけの記憶力はあるらしい

 トオクさん  :(名前覚えられてる……)

[Toyolina] 別にいやがってるわけじゃないお

 イチゾー   :「あー、その手があったかー」(ちぇっ
 タミ子    :「かおりの奴さぁ、ウチのクラスの男子に一目ぼれしたとか
        :ぬかしてあたしの代わりに授業でてんの、笑えるっしょー」

[Hisasi]  ねえきいてよーみたいに手をぱたぱたふって

 タミ子    :「で、あたしに代返頼んでんだから。女の一念てすげーよな」

[Hisasi]  どっかと椅子に座って机の上に足組んでのせて

 イチゾー   :「へー、根性あるね、桃木のやつ」(けたけた

[Hisasi]  超リラックス体勢
[Hisasi]  なんか見知らぬ女子なのに、まるで瞬時にクラスの空気に馴染んで
      いるのを見て
[Hisasi]  トオクさん、カルチャーショック

 トオクさん  :(……タミ子すごい……)
 イチゾー   :「で、イブ高からわざわざ、ってわけかい。あんたもヒマ
        :だねぇ」

[MOTOI]   ジャージ知ってたらしい

 タミ子    :「だってさ、あたし一年二回目だもん。おんなし授業二回目
        :なんて暇だしさあ」

[Hisasi]  思いっきりカムアウト

 イチゾー   :「ふーん、一ダブかい」
 タミ子    :「そそ、停学とかで出席たんなくなっちゃってさ」

[Hisasi]  そして先公おせーなとか思ってると

 トオクさん  :(タミ子のコミュニケーションスキルに感心しきり)
 タミ子    :「つか、先公遅くない? もうとっくに開始のチャイム
        :なってんじゃン」

[Hisasi]  パイポつまんでふーっと息はいて

 イチゾー   :「しかし、途奥も意外と人脈持ってんじゃん、イブ高に
        :までなんてさ」

[MOTOI]   ムチャ振り(ぉ

 トオクさん  :「え、も、持ってたとかじゃなくて……今日、出来たって
        :いう」
 タミ子    :「そうそう、一高来たはいーんだけどクラスわかんなくて、
        :丁度そこで彗が昼食べてたから」
 イチゾー   :「へー、女同士の友情って奴? やるねー」(にやにや
 トオクさん  :「やるねー、って何が……」
 タミ子    :「まあねー、男は蚊帳の外だっつーの」

[MOTOI]   深い意味はまったくない
[Hisasi]  がばっとトオクさんの肩だいてイチゾーさんにべーっと舌だして

 イチゾー   :「ちぇー、ハブられちまったぜ」
 タミ子    :「へへん」

[Hisasi]  文句言ってるように見えつつも、なんか仲良さげ風にも見えます

 タミ子    :「な、彗」
 トオクさん  :「う、うん」


エスケープ
----------

[Hisasi]  で、そんなこんなやってたら
[Hisasi]  ガラッと戸が開いて

 タミ子    :「お、先公来た?」

[Hisasi]  だが、彗さんとイチゾーにはわかる
[Hisasi]  先生違うじゃん

 先生     :「ああ、お前ら。今日は○○先生体調崩して早退だそーだ」
        :>やる気なし
 イチゾー   :「あれ? 数学の△△じゃん。英語の時間なのに」
 トオクさん  :「……自習ですか?」

[Hisasi]  で、のてのてと黒板に「自習」と書きなぐって

 先生     :「適当にやっとけ」

[Hisasi]  超やる気ない返答で、そのままてこてこと出て行く

 タミ子    :「……マジかよ」
 イチゾー   :「あーあ、そこのイブ子、無駄足になっちまったねー」
 トオクさん  :「……せっかく来たのにね」

[MOTOI]   勝手に命名してるw

 タミ子    :「ちぇー」

[Hisasi]  あーあ、と
[Hisasi]  椅子によっかかって頭の後ろに腕回して

 タミ子    :「なあ、彗。どーせ自習ならどっか遊びにいこーぜ!」
 トオクさん  :「へ? 遊びに、って……今から!?」
 タミ子    :「おう、駅前とかでてさ、どーせ後の授業なんてでなくたって
        :かわんねーよ」
 イチゾー   :「あー、なかよしこよしの二人で行ってこいや」
 トオクさん  :「……」

[Hisasi]  どうするトオクさん
[Toyolina] でも、と言いかけてふと思った。この前、空音さんにもっと適当に
      生きて、と言われたのを。

 イチゾー   :「ま、途奥の好きにさせてやりなよ」

[MOTOI]   後押し
[Hisasi]  こうして、最初はエスケープ、次はマニキュア、その次はヘア
      ブリーチ、と
[Hisasi]  すすめていく所存です(えへ)
[Toyolina] きゃ
[Hisasi]  トオクさん高校デビュー

 トオクさん  :「……うん、たまには、そういうのも……初めてだけど」
 タミ子    :「おう、行こうぜ、彗」

[Hisasi]  いこいこーと
[Hisasi]  なちゅらるに腕とか組んで

 タミ子    :「んじゃなー」
 イチゾー   :「おー、イブ子、また来いよー」

[Hisasi]  イチゾーに手を振って
[MOTOI]   振り返して
[Hisasi]  そういえば、イチゾーの名前を聞いてなかったけどまあいっかと
      タミ子は思った

 イチゾー   :Zzz

[MOTOI]   寝た
[Hisasi]  細かいことは気にしない、それがイブ高クオリティ

 トオクさん  :「ほ、補導とか、されない?」

[Toyolina] 一高だから大丈夫

 タミ子    :「だいじょぶだいじょぶ、諦められてるから」

[Hisasi]  大丈夫というか、、、
[Toyolina] 大丈夫。。。

[Hisasi]  そうだな、ドラッグストアとか連れてって全指に違う色のマニ
      キュアとか塗ってあげよう
[Hisasi]  お試しの奴とかで

 タミ子    :「ほら、これ新色だぜ」

[Hisasi]  見てこれ新色マニキュア、かわいーじゃん

 トオクさん  :「こんなに色あるんだ……」
 タミ子    :「手、出してみ」

[Hisasi]  試供のやつをてにとって

 トオクさん  :「う、うん……(右手を)」

[Hisasi]  ぬりぬりと、人差し指にぬってみて

 タミ子    :「うん、可愛いじゃん。彗、マニキュア塗ってないの?」

[Hisasi]  こうして散々試供品で色ためしまくって

 トオクさん  :「うん……バイトとかあるし……」

[Toyolina] なんという道の体験の連続
[Toyolina] 未知
[Hisasi]  ふき取る時は同じく試供品のリムバー、もしくは適当につかわ
      なさそうな色のマニキュア厚めに塗ってティッシュで拭いて
      落とすんだよ
[Hisasi]  女子高生の生活の知恵だぜ
[Hisasi]  そして買うのは300円のやっすいマニキュア
[Toyolina] さすがー^^

 タミ子    :「そっかぁ、ほら、あれだよ。普段は透明な奴とか塗っとくの
        :いいよ。爪の保護とかになるし」

[Hisasi]  これもいいなーあれもいいなーとかあれこれ塗って

 タミ子    :「透明な奴とか薄いピンクの奴とか、結構爪って痛むんだぜ」
 トオクさん  :(……なんか、楽しい……)
 トオクさん  :「う、うん。それはちょっとわかる」
 タミ子    :「あたしもさぁ、バーガー屋のバイトだけど意外と手荒れるん
        :だぜー」

[Hisasi]  消毒とかうるせーしさーとか

 トオクさん  :「私も、植木の世話とか、接客とかしてる。そっか、ちゃんと
        :こうやって、手入れしないとダメなんだ」
 タミ子    :「寝るときハンドクリームとか塗っとくだけでも違うぜ。
        :別にいーのじゃなくて100円で売ってるやつで充分だし」
 トオクさん  :「へー……タミ子って、いろいろ知ってるんだ」
 タミ子    :「ほら、バイトは去年の頃からやってたしさぁ(からから)」

[Hisasi]  で、バイト先が飲み屋だったんで停学くらってダブっちゃった

 トオクさん  :「……なんか、タミ子って、楽しんでるって感じする。
        :なんか、うらやましい」
 タミ子    :「彗さぁ、なんか実は結構色々溜め込んでる?」

[Hisasi]  首かしげて
[Hisasi]  さっき泣いたときとかもそうだったし

 トオクさん  :「……そうかも。ため込みたい、って思ったりとかして
        :ないんだけど……」
 タミ子    :「ほら、そーいうときはさぁ、一人だとダメなんだよ」

[Hisasi]  ぱしーんと背中叩いて

 トオクさん  :(おうっふ)「う、うん、そうだよね……一応、頭ではわかっ
        :てる……つもり」
 タミ子    :「ほら、あたしも暇だしさー、学校もてきとーだし、てん
        :ぱってたらメールの一つもくれれば付き合うよ」

[Hisasi]  からからと笑って


おまけ
------

[Hisasi]  そしてだんだんデビューへと持っていくのだ。
[Hisasi]  ↑PL意図
[Toyolina] きゃ
[Toyolina] スカートとか超いじられそう
[Hisasi]  服飾やってるダチとかが
[Hisasi]  ウエスト調整したりスカートなおしてくれたり
[MOTOI]   トオクさんメール出す手段あったっけ
[Hisasi]  色々可愛く改造してくれそうですよ!
[Hisasi]  携帯は持ってたはず。
[Toyolina] 携帯くらい持ってますよ!
[Toyolina] たぶん月額けちるためにソフトバンクになったでしょうが

[Hisasi]  そんでもって、髪そめてー、ああ、ネイルケアしたげるよ、自分で
      結構できるんだぜ?
[Hisasi]  都会の水に洗われる、ではなく、イチイブに洗われてゆくトオクさん
[Hisasi]  で、なんか洗われてゆくたびに、クラスの子とかも
      「なんだ普通じゃん」と
[Hisasi]  声かけたり誘ってくれたりするようになりますよ!
[Toyolina] その手があったかwwwww
[MOTOI]   でもイチゾーはきっとあくまで自然体w

[Hisasi]  久しぶりに彗さんにあったら、髪金髪(ブリーチでちょっと時間
      みすった)でネイルアートバリバリ、じゃらじゃらとビーズアクセ
      つけて、改造制服で
[Hisasi]  そんな展開
[Toyolina] ちさきちがショック大受けになりそうだw
[MOTOI]   かずえっちもめちゃくちゃショック受けますよw
[Hisasi]  彗さん一体!?
[Hisasi]  でも、いきいきとしてるし。これは……い、いいことなのかな……
[Toyolina] 中身はあんまり変わってない。

[Hisasi]  でも、一高でも浮いたりしなくなりました^^
[Hisasi]  一緒に歩いてても馴染んでます
[Toyolina] でもあんまり派手にやると玉緒様のご機嫌を損ねないか心配です
[Hisasi]  あまり下々のもののことを気になさらないお方かと思います
[MOTOI]   魔女の力でも里見の力でも、箒に乗れる力が戻ったりしたら、
      いろいろととんでもないことに(がくぶる

[Toyolina] ブリーチしてみたら赤色が出てきたとか考えた
[Hisasi]  髪が赤くなりました
[Hisasi]  クラスの面々にも人気です
[Toyolina] やれば出来る子と評判に
[MOTOI]   そのうちカラコンが効かなくなったりして?(いやカラコンするのかよ
[Hisasi]  赤いな! 途奥!
[Hisasi]  やるな!
[Hisasi]  クラスの面々、赤好き
[Hisasi]  なんか、三倍っぽいから
[MOTOI]   どんだけシャア専用w
[Hisasi]  女子にも人気、やれる子じゃん途奥。見直したよ!
[Hisasi]  ……一般的な人気はさておいて
[Toyolina] 赤いとパンクが似合うのでロリパンクがいける

 イチ女    :「じゃあ、この黒と白のレースのヘッドドレスあげるよ」

[Hisasi]  赤い髪にあうぜ、いえーい
[Hisasi]  クラスの女子とも仲良くなれました^^
[Toyolina] いい事ずくめじゃないか!
[MOTOI]   新たな生きがいを見つけたようだw
[Hisasi]  まあ、実家周辺の方々には
[Hisasi]  「やっぱりねぇ……」
[Hisasi]  といわれてしまうかもしれないが
[Hisasi]  それはそれ! これはこれ!
[MOTOI]   サカキバラゴウがいるーっ
[Toyolina] 生き甲斐というか、呪縛から解き放たれるんだ

[Hisasi]  いい感じで、狙い通りいけた
[Hisasi]  今度タミ子のシートつくっとくか
[Toyolina] 前回空音さま泣かせちゃったからな
[Toyolina] いい加減このままではダメだとはうすうす感づいたらしい
[Toyolina] (うすうすかよ)

 イチゾー   :「怒るんなら怒れっての。痩せ我慢が一番ムカツクぜ」

[Hisasi]  まあ、これでイチゾーとも多少は
[MOTOI]   怒りの感情まで溜め込んでるのが前回見えたカラネ
[Hisasi]  多分ちまちま顔出すと思われる、タミ子
[Toyolina] だってうっかり怒ると大惨事になるかもしれないんだもの><
[Hisasi]  女子高生なんだからエンジョイしようぜーと
[Hisasi]  新しい世界(主にちょっとギャル系とかに)
[Hisasi]  そして、何もかも新鮮でステキに見えてしまうトオクアイ

 イチゾー   :「パーッといこ、パーッと」

[Toyolina] 厚底ブーツで視線も高くなりました
[MOTOI]   外の世界を知らなかったというのはある意味月夜に通じる?
[Toyolina] 月さんほどではないが
[Hisasi]  タミ子も悪気とかなくて、純粋にすすめてるんだが
[Hisasi]  いかんせん、イブ女クオリティなので
[Toyolina] そのうち慣れてきたら自分なりの色も出せるようになるでしょう
      きっとたぶん。
[MOTOI]   最初のうちは「にあわねー」(げらげら)とか言ってまたトオクさんを
      怒らせるイチゾー という構図が。
[Toyolina] (^ω^)がまんがまん
[Hisasi]  すね蹴っ飛ばして、てめこらイチゾー! タミ子チョイスをバカに
      すんな
[Hisasi]  お手本
[Hisasi]  これを見習うといいよ

 イチゾー   :(ひらり)「ふっ、まだまだ甘いのぉ」(にやにや>トオクさん
 タミ子    :「ちょーしのんな、コラ」

[Hisasi]  後ろからひざかっくん

 イチゾー   :「ぬをっ、背後からとはヒキョーなりっ」
 タミ子    :「隙があるからいけないのだよ(ふふん)」

[Hisasi]  こんな教室風景
[Toyolina] 楽しくなってきそうです


時系列と舞台
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4月


解説
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ちょっと流されつつもエスケープしてみたトオクさん


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Toyolina
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