[KATARIBE 31608] [HA06L] 中二病因さん

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Mon, 21 Apr 2008 11:35:59 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31608] [HA06L] 中二病因さん
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20804201935i2ecb2530g5908fe5a5fea8d17@mail.gmail.com>
X-Mail-Count: 31608

Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31600/31608.html

[HA06L] 中二病因さん
====================
登場人物
--------
 九折因
 途奥彗
 古川民子


因さん転校してくる
------------------

 因      :(とりあえず着てみた)「むぅ……」

[Toyolina] なんやの、この全然密着せぇへんすっかすかの服

 因      :(カーディガンも羽織って長いマフラー巻いてみた)
 因      :「落ち着かないなあ……」
 因      :「スカートのシルエットが悪いきがする」
 因      :「自前でええよね。転入生やし」

[Toyolina] よござんす。いずれそれを着なくてはならなくなりますが

 因      :「でもまだや……これでもまだ私の溢れる闇を抑えこめへん」
 因      :(おもむろに眼帯をつける)「これでよし、と」(登校

[Toyolina] 中2ダー
[saway]   赤過ぎるビニール傘を刺した小さい子が校門から入ってくる。雨は
      降ってない。
[saway]   差した、です。刺してはいけないw

 教師     :「きゅう、せつ? 目はどうかしたのか?」
 因      :「つづらおりです。左目は外気に触れると暴走……いえ、
        :医師にこうしろと言われてるんです」
 教師     :(そんな話は聞いてないが、まあいいかどうでも。今時の
        :ガキはわからん)

[Toyolina] 暴走w

 教師     :「まあ問題だけは起こさんようにな……」
 因      :「はい。誰とも関わらないようにするつもりですから」
 教師     :「いや、うん……まあ、入っちゃえば誰かしら友達になれ
        :そうなのもいるかもしれんし」
 因      :「無理ですよ。普通の人間が私と付き合っても不幸にしか
        :なりませんから」
 教師     :(ダメだこいつ……早く何とかしないと……っ)

[Toyolina] 九(きゅう)折(せつ)因(いん)


編入初日挨拶地獄変
------------------

 因      :「こんにちは、はじめまして。つづらおりよすがいいます。
        :適当に宜しくお願いし……う、あかん。出て来たらアカンッ!」
        :(片目を押さえる)

[Toyolina] ブフー

 生徒達    :「?」
 因      :(眼帯を外す)「なんだこのしみったれた部屋は。まあいい。
        :人間の諸君、宜しく頼むよ。ボクは紋白、まあ名前など
        :どうでもいい記号だが。仲良くするつもりなどは毛頭ない
        :から宜しくとは言わない。ただお互い不干渉を貫こう。
        :ああ、特別な力がある者だけはその限りじゃないが……
        :まああまり希望は持てそうにないな」

 因      :(眼帯つける)「……はぁ……はぁ」
 生徒達    :「……」>ぽかーん
 教師     :「……九折、もう戻っていいぞ」
 因      :「はぁ、ほなよろしう」(ぺこり)

[Toyolina] これは新しいハルヒ
[Toyolina] 隣の席の人ご愁傷様
[CorDeath] トオク?
[saway]   こんにちは、トオクさん^^
[Toyolina] よろしくおねがいします

 タミ子    :(ひそひそ)「なぁ、すげーのきたなぁお前の隣(トオクさんの
        :前の席)」
 トオクさん  :(どきどき。不干渉とかいってたけど、挨拶くらいした方が)
        :「よ、よろしく、ええと、つづらお……り、さん」

[Toyolina] そこは桃木の席ではないのかw
[Toyolina] >前
[Hisasi]  そうだった、じゃあ後ろだw
[Hisasi]  って、桃木の席にタミ子座ってるはずだったな、そういえば

 因      :「よろしう……あれ?」
 トオクさん  :「……うん?」
 因      :(くんかくんか)「いや、なんや魔女臭いなーおもて。でも
        :気のせいみたいや」

 因      :「あんた名前は?」
 トオクさん  :(ぎく)「途奥、彗」
 因      :「スイね。覚えておくわ。で、何勝手に話しかけてるわけ?」
 タミ子    :(ぶっ)

[Hisasi]  吹いてる
[Hisasi]  ブロントさんめ

 トオクさん  :「あ、挨拶した方が、いいって思って……」

[Toyolina] もう負けそう

 因      :「はい、こんにちは」(ふかぶか)
 トオクさん  :「よ、よろしく、つづらおりさん(ぺこ)」
 タミ子    :「ああ、あたし古川民子、ついでによろしく」

[Hisasi]  適当に声をかけておいた。

 因      :「フン。授業始まるよ」
        :(わき目も振らず姿勢を正して黒板に向かう)
 トオクさん  :(ちょっと気むずかしい子なのかな……)

[Toyolina] 威圧され気味な小動物
[CorDeath] お、多美子魔女の匂い隠し通したw

 因      :(愚民どもめ。なんて警戒心のない)

[Hisasi]  だってタミ子魔女じゃないもん、今は
[Hisasi]  魔力ないからネ
[Hisasi]  諸所の事情により
[Toyolina] がんばってフレンドリーに接してみたんです。愚民なりにw
[saway]   いい子だ……
[Toyolina] お昼も誘ってみたりしますよ。購買のパンだけど


数学終了後
----------

 因      :「授業途中からでちょっとわからへんかったのやけど、
        :このエックスとかワイって何?」
 トオクさん  :「何……難しい質問……」
 因      :「この人らは何を主張したいわけ?」

[CorDeath] 中学すっ飛ばしたのはきつかったかw

 トオクさん  :「主張、っていうか、数字を知りたい……んだと思うけど」
 因      :「ちょっと質問が高度すぎたかな……スイさん比較的頭
        :良さそうに見えたけどたいしたことないんやね」
 トオクさん  :「ご、ごめん」
 因      :「まあええわ。雰囲気はわかったから。□(しかく)みたいな
        :もんだと思っておきます」

[saway]   植木算とかで頑張りますよ

 トオクさん  :「……う、うん、そんな感じ」
 因      :(ぼそ)「まったく、ゆとりは……」

[saway]   ネットで仕入れた断片的認識
[Hisasi]  その頃タミ子は他の女子の巻き髪をやっていたことにしよう

 トオクさん  :(グサグサ。いろいろ刺さった)「ごめん……(超しょんぼり)」
 因      :「オドオドしないでください。私がいじめてるみたいや」
 トオクさん  :「ちゃんと教えれなかったし……」

[Toyolina] なんて打たれ弱い動物だ

 因      :「なんでそれで凹むんや。別にスイさんは私にお金もらって
        :教えようとしたわけやないでしょ」
 トオクさん  :「でも……期待? にこたえれなかったし……」
 因      :「そんなん私がスイさんを過大評価したってだけのことやん。
        :別に教えられようがられまいがどっちでもええねん、あんたに
        :とっては」
 トオクさん  :「そ、それはそうだけど……」

[Toyolina] 口も弱い。勝てる要素が無

 因      :「別にスイさんがあほだってええねん。わかったらオドオド
        :するのやめてください」
 トオクさん  :「……うん……ありがとう」
 因      :「お礼言われるようなこともしてません」
 トオクさん  :「……いいたかっただけだから……それは気にしないで」
 因      :「変わってる」
 トオクさん  :「そうかも……」
 因      :(呆れ顔)「ほら、次の授業やで」
 トオクさん  :「え、ほ、ほんとだ」


昼休み
------

[Toyolina] 急いでも売れ残りしか残ってないのでのんびり歩いて買いに行く予定

 タミ子    :「彗、こないだ喰ったパン面白かったぜ」

[Hisasi]  マカロニパンになぜか紅生姜がふんだんに、とか
[Hisasi]  どうしてそんな組み合わせになるんだみたいなパンしかないんです

 因      :(水筒から赤い液体を注いでちびちびやってる)
 トオクさん  :「……見るだけならおもしろそうだけど……そうだ、つ、
        :つづらおりさんも、お昼、一緒に食べない?」
 因      :「なんで?」

[Toyolina] 血ジュースを

 タミ子    :「メシくわねーの?」
 因      :(しばし思考)「食べてみる」
 トオクさん  :「なんで……なんでっていうか……人数多い方がいいなって
        :思ったし……」

[Toyolina] そういえばこの子飯食えないんでしたっけ

 タミ子    :「おっし、じゃあ購買いこーぜ」

[Hisasi]  たしかそのはず
[Hisasi]  食べたら吐きそうに
[saway]   結さんの血族入りしたので食えるようにしてもいいかなと考えてる
      ところです
[saway]   現時点では食べたことないけど
[Hisasi]  そしてへんてこな売れ残りパンが初食事

 因      :「人ごみは苦手や……」(よろよろ)
 トオクさん  :「大丈夫? 今日はまだ、少ない方だったんだけど……」
 タミ子    :「今日の売れ残りはどんなんだろなぁ」

[Toyolina] 各自思うところのへっぽこパンを一個でっちあげよう

 因      :「ジャムとチョコレートとジェリービーンズのパンを買って
        :みました」

[Toyolina] 博多風明太子高菜豚骨パン

 因      :「全部一緒くたになってるところがおいしそうや」
 トオクさん  :「……明太子と高菜と……たぶんマヨネーズかな、普通っ
        :ぽい」
 タミ子    :「練り梅魚肉ソーセージマヨ」

[Toyolina] それはマヨネーズではなく豚骨ペーストです

 タミ子    :「これをなんでフレンチトーストにすんだろな、、」
 因      :「同居人が見たら泣いて怒りそうや。甘いのとしょっぱいの
        :一緒くたになってるのが許せない人なんで」
 タミ子    :「同居人って、両親じゃねえの?」
 トオクさん  :「ジャムとチョコってだけでもすごいのに」
 因      :「これは全部甘いからおいしいです」(もふもふ)
 タミ子    :「まあ、喰えないってレベルじゃねーな」

[Hisasi]  もふもふ

 因      :「親というか……なんというか、年上の男です」
 トオクさん  :(ゲホゴホ。むせた。わかりやすい想像した)
 タミ子    :「……まさか、同棲とかゆーやつ?(wktk)」
 因      :「ま、まあそんなとこやね」(悪い気はしない)

 トオクさん  :「す、すご……(博多風明太高菜豚骨パンをちぎってちまちま
        :食べ始める)」
 タミ子    :「うわ、すっげ、やるじゃねーか!」
 因      :「そ、そう? 普通だと思いますよ? 二人はどうなんですか」
 トオクさん  :「……ど、どう、って……一人、暮らし(ちまちまモフモフ)」
 タミ子    :「うちは、ハハと二人暮らし」

 因      :「高校生なのに彼氏とかおらへんの?」
 タミ子    :「ちょっと前に別れてさぁ」
 トオクさん  :「全然いない……」
 因      :「ふーん」(なるほど、いないことはそれほど問題じゃない
        :のかぁ)
 因      :(いきなり大きく出すぎたか。まあええか。嘘はついてへんし)
 タミ子    :「まあ、あれだよ、居ても殴られたりするから」

[Hisasi]  大したことねえって、とトオクさんの肩をたたいて
[Hisasi]  タミ子、付き合った男に殴られる女

 トオクさん  :「殴……られるって……(因さんを見る。殴られたりしてん
        :のかと)」
 タミ子    :「いや、ほら、てきとーに付き合ったりすると殴る男とか
        :しょーもないハズレ引くし」
 因      :「殴る男は嫌い……やさしい人にいじめられたい」
 トオクさん  :「そ、そうだよね……え?」
 タミ子    :「いじめられて……って(エロゐ方向に理解)」

[Toyolina] ぱーどぅん?(・д・)

 因      :「スイさんもそう思う? やっぱり基本は優しくないと
        :あかん思いますよね」
 トオクさん  :「そ、それってその……」
 タミ子    :「そうだよなー、基本はそうだよな」
 トオクさん  :「うんうん(優しい、に同意)」

[Hisasi]  うんうんと

 因      :「最近気づいたことがあるんです。若干生活能力ないくらい
        :の方が優しい人多いって。ホントにない人はだめだけど」
 タミ子    :「あー、ダメ男はトコトンダメだけど、ちょっとダメ?
        :くらいのがほっとけねーって感じ?」
 トオクさん  :「えー……そうなんだ……若干、って判断難しい感じ……」
 因      :「そんな感じ。バリバリ働く人はバリバリ遊ぶと思うんや。
        :多少うだつあがらない方がええねん、きっと」(結さん全肯定)
 トオクさん  :「……そういう人、なんだ……」

[Toyolina] 一緒に住んでる年上の男。

 タミ子    :「へー」>そういう人と住んでるのかーという目で

[saway]   高校生に似つかわしくない所帯じみた恋愛感
[saway]   恋愛観

 タミ子    :「そうだよなー平気で金せびる男よりも、申し訳なさそうに
        :100円貸してっつー男のほうが可愛げあるもんな」

[Hisasi]  どっちもダメな男に見えますよ、タミ子さん
[Hisasi]  結局貸すんですが
[Toyolina] 程度としては後者の方がましではありますがw

 トオクさん  :「……ちゃんと見てくれる人だったら、いいかな……お金
        :とか、せびられても持ってないし……」

[Toyolina] あぶく銭ウヘヘ期を経て計画的になりました。ならざるを得ない
      状況になりましたとも。
[saway]   どうなんでしょうね、基本的には男子が10割払いってのが前提なん
      でしょうが、このくらいの歳の子だと年上じゃない限りそれは
      難しいですよね
[Hisasi]  高校じゃあ大抵割り勘で、端数男持ちですよ
[saway]   なんというか、実際はそうなんですが感覚として
[saway]   払えた方がカコイイみたいのがどの程度あるのか
[Hisasi]  男はおごるものっておもう女は大学生とか社会人とかと付き合い
      たがります、払う男かこいいから
[Hisasi]  同級生と友人から付き合いパターンだと金持ってないの知ってるから
[Hisasi]  ここ一番でおごるよ!(鼻息)とかにはときめきますが、普段から
      おごるは到底無理だということに理解は示しますよ
[saway]   なるほど
[Toyolina] ためになりますね
[Hisasi]  おごるときだって大抵マックかファミレスですよ
[saway]   ここテスト出ますね
[Hisasi]  好きなもんたのみな!(inマック)
[Hisasi]  この程度です

 トオクさん  :「……どういうきっかけで、その……年上の人と……」

[Toyolina] 気になってた

 タミ子    :「出会いとかは?」

[Hisasi]  わくてか

 因      :(無言でもそもそパン食べてた、はぁとかふぅんとかいいつつ)
        :「……へ? き、きっかけ? えーと、ちょっと身内の問題
        :こじらせてたところを『じゃあうちに来い、俺が守ってやる』
        :的な……」
 因      :(ぽりぽり)
 タミ子    :「うっそ、なにそれマジかっこいい!」

[saway]   なんという乙女フィルター
[Hisasi]  便利ですね
[Hisasi]  もうイメージはラキシス! おいで! ですよ>古いから

 トオクさん  :「……かっこいい……」

[Toyolina] 脳内ではりりしい空音さんが
[Toyolina] そんな男子がこの世にいたなんて!

 因      :「普段は全然そんなことないんやけどね」

[Toyolina] いや兄貴はかっこいいですが

 トオクさん  :「ギャップもあるんだ……」

[saway]   仮に仲良くなってもすごく紹介しづらい空気になってきたw

 タミ子    :「いざって時にばーんって奴? いーなぁ、そういう男って」

[Hisasi]  なんかすっげぇカッコイイ男像として紹介されてますよ
[Toyolina] 脳内ではパジャマのボタンずれてるのにりりしい空音さんが
      (どういう状況)
[saway]   イミフw
[Toyolina] 脳内二大英雄の一人なので
[Toyolina] 何をしても乙女フィルタが

 因      :「こうして学校に行く羽目になってるのもその人のせいなん
        :やけど……それはそれとして感謝してる」
 トオクさん  :「通じ合ってるんだ……いいなあ……」
 タミ子    :「はー、いいなぁ……そんで男と二人で」

[Hisasi]  なんか甘い同棲生活をイメージ

 トオクさん  :「いいな……」
 因      :「そういうもんやろか……幸せなのかなあ、この状況」
 因      :(何事か考え込んでしまう)
 トオクさん  :「え、幸せ、だよね? 普通……」
 タミ子    :「決まった男がいて、二人で暮らせてって、超幸せじゃん」
 因      :「あんまり実感なくて気にしなかったんだけど、そうなのか
        :……」
 トオクさん  :「あこがれだよね……」
 タミ子    :「いいよぁ……」

[Hisasi]  もう想像がタイへンなことになってますよ

 因      :(考えてるうちにものすごく恥ずかしくなってきた)

[Toyolina] そこまではいってない、健全>大変な
[Hisasi]  そこで赤面してしまうんですね、二人の前で
[Hisasi]  もう確定

 因      :(顔真っ赤にしてもそもそとパンをかじることに専念する。
        :胃が退化してるので時間がかかる)

[Toyolina] キャー

 タミ子    :(うわ、照れてるよ。マジだよマジ!)>トオクさんを肘で
        :つくつくしつつ
 トオクさん  :(う、うん、いいな、いいな……)

[Hisasi]  紹介してもらうのが楽しみですね^^
[Toyolina] まったくですね^^
[saway]   ひいw
[saway]   微妙な引きを残しつつ寝ますw おやすみなさい。
[Hisasi]  くく
[Toyolina] オヤス
[sf]    やー、やはりラブコメは勘違いだなー
[sf]    すばらしすぎる展開
[TK-Sleep] 因さんの中の結夜像がアレすぎて戦々恐々としてますよ


時系列と舞台
------------
4月

解説
----
一高に転校生がやってきた。中二病女子高生。


-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Toyolina
 ---------------------------------------------------------------------
http://kataribe.com/ 語り部総本部(メインサイト)
http://kataribe.com/ML/ メーリングリストの案内
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/ 自動過去ログ
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31600/31608.html

    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage