[KATARIBE 31605] [HA06L] ささやかな、しかし大きな第一歩

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Tue, 15 Apr 2008 23:50:10 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31605] [HA06L] ささやかな、しかし大きな第一歩
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <4804C0A2.5050008@gombe.org>
X-Mail-Count: 31605

Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31600/31605.html

 ごんべです。

 保鷹とサッチャー女史ことラケルさんが、お話として初めて絡むシーン。
 久志さん、ありがとうございますー


**********************************************************************
[HA06L] ささやかな、しかし大きな第一歩
======================================

登場人物
--------

橋本保鷹 (はしもと・やすたか)
   :見果てぬ夢を抱える、セレスティアル財団吹利ラボの若きホープ。
ラケル・掛場・サッチャー (らける・けば・さっちゃー)
   :セレスティアル財団所属の科学者。吹利ラボの責任者の一人らしい。


セレスティアルラボにて
----------------------

[Hisasi]  #何かの打ち合わせのようなものをしている
      #手元の資料をみつつ、スクリーンに映された映像を指しながら
       何かを話している職員ら

 保鷹     :「……(真剣に聞きながら、時折手元の資料にあれこれ
        :メモを追加しつつ)」

[Hisasi]  #ラケル・掛場・サッチャーさんがいてもいい、いなくてもいい
[gombeLOG] #ういー
      #ありです

 保鷹     :「あの、質問……いいですか?」

[Hisasi]  #オトナばかりの中で、ちまいのが手をあげて

[gombeLOG] #どういう位置付けでいこう
[Hisasi]  #えらいさんじゃなかろうか

 ラケル    :(手をさしのべて発言を促す)
 保鷹     :(ぺこり)

[Hisasi]  #頭をさげて、あれこれ突っ込んだ鋭い質問とか、これから
       どう広げるかとかの意見を述べたり
       おこちゃまらしい見かけによらず、なかなかセレスティアル的
       によい人材ですねといった風に

 ラケル    :(途中から微笑みながら、じっと見つめている)

[Hisasi]  #ちょっぴり緊張はしているようだが、説明し終わって、
       ふぅ、と息をついて頭を下げる。

 保鷹     :「以上、です」

[Hisasi]  #でもちょっと緊張で疲れた、ふぅ

 ナントカ   :(ぱちぱち)

[Hisasi]  #にぃっと笑って、小さく拍手
[gombeLOG] #研究員の人?
[Hisasi]  #やつも一応職員
      #セレ側に近い立ち位置
      #ひょっとしたら一皮剥いたらちょっと緑がかった肌かも
       しれない。
[gombeLOG] #MIBかもーん
      #ナントカという人名なのかな?w
[Hisasi]  #ナントカ・カントーカ(本名)
[gombeLOG] #おおw
[Hisasi]  #なんという手抜き

 ラケル    :「今のは***さんの担当箇所に参考になる意見でしたね」
        :(と言って該当の研究職員某に話を振ったり)
 保鷹     :「……(ここで、少しでも関われる位置にいきたい、
        :サッチャー女史の下でならもっと……)」

[Hisasi]  #のぼっていくためには、自分で道を拓かないといけない
      #受身ではだめ、ただ与えられたものをできるだけじゃだめ

 ナントカ   :「サッチャー女史、意見をよろしいですか?」

[gombeLOG] #どうだろう、ここの一部施設の責任者とかそう言う位置付けで
       行って良いかな?>サッチャーさん
[Hisasi]  #おけー

 ラケル    :「どうぞ」(もちろん、という感じで)

[Hisasi]  #セレラボのどっかの施設の責任者
[gombeLOG] #電子顕微鏡とか放射線研究施設とか

 ナントカ   :「はい、彼は他のプロジェクトでも力を求められています。
        :ここは補佐をできる助手を必要ではないでしょうか?」
        :>研究職員某
 ラケル    :「……貴方が推薦できる人はいますか?」(興味深げに)
 ナントカ   :「ええ、まだ配属されて間がありませんが」

[Hisasi]  #視線が向く

 保鷹     :(どき)

[Hisasi]  #他の人達の視線も

 ナントカ   :「もっとも、今の段階では彼自身が学んでいくことも重要
        :ですが、補って余りある資質があると私は見ています」

[Hisasi]  #で
[gombeLOG] #推薦というわけですな

 ラケル    :「……なるほど。彼は学校という大切なお仕事もあります
        :が」(ふむ、と)>保鷹
        :「***さんのこちらの分野の研究を放課後に手伝って
        :いただくのは良いかも知れませんね」
 研究職員某  :「ええ、歓迎ですよ」
 保鷹     :(視線を周りに向けて)「……お願いします。まだ未熟
        :なのは自覚しています、学業があるのも承知しています。
        :でも、出来る限り力を尽くしたいです」
 ラケル    :(にこ)>保鷹

[Hisasi]  #気押されちゃだめだ、折角のチャンスを無駄にしないぞ

 研究職員某  :「よろしくお願いします、橋本くん」
 ラケル    :「では、***さん、橋本くん、よろしくお願いしますね」
 保鷹     :「はい、ありがとうございます」

[Hisasi]  #ぺこり、と頭をさげて
[gombeLOG] #あとでセキュリティカードを書き換えてもらってね、とか
       うんたらかんたら

 ナントカ   :(ちらと、保鷹を見る)
 保鷹     :(ナントカに頭を下げて)
 ラケル    :(興味深げに、二人のやりとりにひそかに気付いている)

[Hisasi]  #で、助手の地位を手に入れるぞ(でも未成年で学生だから、
       研究所教育支援といった肩書きですが)
      #そして未成年だから契約とかできないから、特許とか権利とか
       は所属するラボに
[gombeLOG] #こうして基礎研究を自分がやったのにひそかに巻き上げられて
       いく人が多いんだろうなあ(ぉ
[Hisasi]  #うむ♪
[gombeLOG] #うひ♪


先達と若者
----------

[gombeLOG] #そんなわけでミーティング一段落?
[Hisasi]  #うむ
[gombeLOG] #とりあえずサッチャー女史は、生化学研究施設と
       電子顕微鏡管理部門の責任者にしておこうと思いますが
      #物理学と生物学両方修めているということにしてあったので
[Hisasi]  #おー
[gombeLOG] #保鷹くんの研究分野とは重ならないことが多いけど、
       研究者たちの研究テーマの把握とかはしている立場だと予想
      #てか、最終的に宇宙だから、結構、学際的な研究を志向してる
       だろうね、保鷹くんは
[Hisasi]  #うむ、まずは表に出なければ

 ラケル    :(よっこらしょと立ち上がって、解散する人波の中、
        :保鷹に近づく)
 保鷹     :(ふぅ)

[Hisasi]  #まだどきどきしてる

 ラケル    :「がんばっているみたい、ね」>保鷹

[gombeLOG] (声をかける)

 保鷹     :「あ……サッチャー女史」

[Hisasi]  #ぺこり、と頭をさげて
      #まだ新品の白衣がだいぶだぶついてる
      #一番小さいサイズなんですが、いかんせん

 ラケル    :「直接お話しするのは初めてですね(にこにこ)」

[gombeLOG] #小柄だ(笑)

 保鷹     :「はい、光栄です。今回のことは感謝しています」
 ラケル    :「あの分野に興味が?」>***さんの研究テーマとか
 保鷹     :「色々なものに、興味があるんです。時々もどかしい
        :……んです。もっと知りたいことも見たいこともあるのに、
        :自分が一人だけでまだ子供で、色々なものが足りなくて」

[Hisasi]  #背もまだ伸びてないし
      #彼女より低いし
      #(関係ないよ)
[gombeLOG] #切実。(ぉ

 ラケル    :「……」
        :(きょとん、と言う感じで聞いて、ふっと微笑む)
 保鷹     :「……(あ)」
        :>なんか、折角サッチャー女史が話しかけてくれたのに
        :なんかまくし立ててしまった
 ラケル    :「私もそうでしたね。若い頃は世界中飛び回る旅費の
        :工面ばかりしてました(笑)」
 保鷹     :「……女史も、学生時代からずっと研究を?」
 ラケル    :「ええ。貴方ほどではないけれど、ハイスクールの時から」

[gombeLOG] #言外に、財団の学校だったんだろうなあとは予想できる

 保鷹     :「はい……」

[Hisasi]  #ああ、その頃から財団にいて、だんだん認められてきたんだ
       なあ、というのが
      #将来の自分はこうなれるだろうか、と。

 ラケル    :「若いうちは、いろいろな物を見れば大丈夫。そのうちに、
        :いつの間にか思いもかけなかったところまで進んでいるで
        :しょう」
 保鷹     :「……はい……」

[Hisasi]  #これからどこへいくのか、本当に行きたい所にたどり着けるのか

 ラケル    :「見た物全てを自分の物にしなさい。若い今の貴方が
        :努めるべきことは、貴方自身の持つ可能性を減らさない
        :ことでしょう」
 保鷹     :「……(どき)」
        :「……はい、ありがとうございます。サッチャー女史」
 ラケル    :「その代わり」
        :「……無茶はしないこと、良いですね?」
        :(小声で、優しく)
 保鷹     :「……はい、わかっているん……です(こくん)」

[Hisasi]  #わかってても、なんだかもどかしい、まだお子様ですね
      #大人にならなきゃなんて思うにはまだまだ早い。

 ラケル    :「(にこ)後悔しないようにすれば大丈夫。
        :……楽しみにしていますよ」
 保鷹     :「……はい!」

[gombeLOG] #と言ってゆっくりと踵を返していく
      #こつ、と杖で床を突きながら、ゆっくりと
[Hisasi]  #ぺこり、と頭をさげて

 保鷹     :「……」>後姿を見送る

[Hisasi]  #足、どうしたんだろう。
       と、ふと杖をついて歩いていく姿をながめつつ
[gombeLOG] #あまり歩いているところには出会わなかったんでしょうね
[Hisasi]  #でも、不用意にたずねては失礼だろう。
       何れ、わかることなのかもしれないな、と
      #空気の読めるおこさんは、これからの自分のことで、
       気合を入れるのだった。
[gombeLOG] #うふふ


ラケルほか本部からの人たち
--------------------------

[gombeLOG] #本部から来ているような年配の職員なら知っているかも
       知れない>ラケルさんの足
      #でもそう言う人たちはみんな偉い人な罠
[Hisasi]  #Umu
[gombeLOG] #ああ、前の所属がどこだったか位はすぐわかるんだろうね


[Hisasi]  #本部からきた専属コック(おばちゃん)が教えてくれたり
       しないかな
      #オヤちっちゃいこだねぇ!もっとおたべ!
[gombeLOG] #うふ
[Hisasi]  #で、夜食もらってもふってたら、サッチャー女史のことを
       ラケルと親しげに呼んでるんですよ
      #お知り合いなんですか?
      #そこで、知る事実(がーん)
[gombeLOG] #カントリーマァムという表現がいかにも合いそうなおばちゃん
       だったりするんだろうw
[Hisasi]  #マフィンに手製ジャムとかつけてだしてくれるんですよ、
       本国のママの味で
[gombeLOG] #あるいはダークシュナイダーをるー坊と呼ぶ
       あのおばちゃんぽく(ぉ
[Hisasi]  #それだw
[gombeLOG] #それなのかw
      #財団の味を教えに来たおばちゃん(ぇー
[Hisasi]  #胃袋も鷲掴みにきてるのか!
[gombeLOG] #さすがに伝授期間のお役目を終えると帰ってしまうんだろう
[Hisasi]  #うむ
[gombeLOG] #でもラケルさんも、貴女がいる今は心強いわ、とか
       アメリカ英語で
      #んでおばちゃんがラケルさんの書斎に出前(ぉぃ)に行った
       帰りに、食堂に向かう保鷹と会って道すがら話を、とか
[Hisasi]  #ああ、あなたがラケルの言っていた子ね。
       まあ、ちゃんと食べているの?
      #体格的にちっちゃいからな、きっとおばちゃんは
       ごっついんじゃろう。
[gombeLOG] #ちゃんと食べないと大きくなれないわよ?
      #(失礼ですが貴女ほどは……とは言えないんだろう(ぉ
[Hisasi]  #いや、その日本人の体格は……ほら、丁度いいわ、今日の
       スープは美味しいわよ!(づるづる)
[Toyone]  #どうせ朝めんどうだからってパンしか食べてないんでしょう
[Hisasi]  #おばちゃんのパワー恐るべし
[gombeLOG] #栄養管理抜群で胃袋を鷲掴みにする財団の料理を作っている
       とは思えない恰幅の良さだったりするんだな
[Hisasi]  #片手で持ち上げられそうです、保鷹
[gombeLOG] #良い機会だから私はここの人に和食を習っているのよ
       試食していたら美味しくてねアッハッハ
      #(どんだけ試食してますか
[Hisasi]  #和食はいいわね、ヘルシーで美味しいわ
      #……いや、ヘルシーでも食べてる量が、、、
[gombeLOG] #きっとそれだ
      #ラケルさんは運動量が少ないから食事制限を依頼しているん
       じゃないかな
      #杖で歩くのも結構全身運動だけど。


年配のキャラを動かして想うこと
------------------------------

[gombeLOG] しかし、設定しておいて何ですが
      ラケルさんとごんべってだいたい同い年ですよ(ぉ
[Toyone]  ほうほう

[Toyone]  .char_db ラケル
[Role] char_db: ラケル さんは、見つかりませんでしたの☆>Toyoneさん
[Toyone]  と・う・ろ・く
      さ・い・そ・く
[gombeLOG] (えー>登録

[gombeLOG] 自分じゃ若いつもりだったんだが、ラケルさんの位置付けは
      明らかに「成功したおばさん」ですよなあ
      ラケルさんと同様の位置に自分がいてるという同じ自信は
      持てないなあ
[Toyone]  HAHAHA
      永遠の課題でありんすな
      役員とかでもなってたらまた話は別なんでしょうが
[gombeLOG] 日々是勉強
      足りないなあ頼りないなあと思いながらここまで来たんだが、
      まだそう思う
      ラケルさんも自分ではそうなのかも知れないが
      そうは見えない(ぉ <自キャラだろう
      手に職を持っていてそれでおまんま食っている人だと
      また考え方が違うんだろうか
      自信にはなるよね。確実に指導できる立場になる瞬間がある
      まあその辺はラケルさんで追々表現してみよう


解説
----

 保鷹が偉大なる一歩を踏み出した日。
 その時、サッチャー女史は。


時系列
------
 2008年4月中旬。


$$

**********************************************************************

================
ごんべ
gombe at gombe.org
 ---------------------------------------------------------------------
http://kataribe.com/ 語り部総本部(メインサイト)
http://kataribe.com/ML/ メーリングリストの案内
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/ 自動過去ログ
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31600/31605.html

    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage