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Date: Tue, 15 Apr 2008 23:50:10 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31605] [HA06L] ささやかな、しかし大きな第一歩
To: kataribe-ml@trpg.net
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ごんべです。
保鷹とサッチャー女史ことラケルさんが、お話として初めて絡むシーン。
久志さん、ありがとうございますー
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[HA06L] ささやかな、しかし大きな第一歩
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登場人物
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橋本保鷹 (はしもと・やすたか)
:見果てぬ夢を抱える、セレスティアル財団吹利ラボの若きホープ。
ラケル・掛場・サッチャー (らける・けば・さっちゃー)
:セレスティアル財団所属の科学者。吹利ラボの責任者の一人らしい。
セレスティアルラボにて
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[Hisasi] #何かの打ち合わせのようなものをしている
#手元の資料をみつつ、スクリーンに映された映像を指しながら
何かを話している職員ら
保鷹 :「……(真剣に聞きながら、時折手元の資料にあれこれ
:メモを追加しつつ)」
[Hisasi] #ラケル・掛場・サッチャーさんがいてもいい、いなくてもいい
[gombeLOG] #ういー
#ありです
保鷹 :「あの、質問……いいですか?」
[Hisasi] #オトナばかりの中で、ちまいのが手をあげて
[gombeLOG] #どういう位置付けでいこう
[Hisasi] #えらいさんじゃなかろうか
ラケル :(手をさしのべて発言を促す)
保鷹 :(ぺこり)
[Hisasi] #頭をさげて、あれこれ突っ込んだ鋭い質問とか、これから
どう広げるかとかの意見を述べたり
おこちゃまらしい見かけによらず、なかなかセレスティアル的
によい人材ですねといった風に
ラケル :(途中から微笑みながら、じっと見つめている)
[Hisasi] #ちょっぴり緊張はしているようだが、説明し終わって、
ふぅ、と息をついて頭を下げる。
保鷹 :「以上、です」
[Hisasi] #でもちょっと緊張で疲れた、ふぅ
ナントカ :(ぱちぱち)
[Hisasi] #にぃっと笑って、小さく拍手
[gombeLOG] #研究員の人?
[Hisasi] #やつも一応職員
#セレ側に近い立ち位置
#ひょっとしたら一皮剥いたらちょっと緑がかった肌かも
しれない。
[gombeLOG] #MIBかもーん
#ナントカという人名なのかな?w
[Hisasi] #ナントカ・カントーカ(本名)
[gombeLOG] #おおw
[Hisasi] #なんという手抜き
ラケル :「今のは***さんの担当箇所に参考になる意見でしたね」
:(と言って該当の研究職員某に話を振ったり)
保鷹 :「……(ここで、少しでも関われる位置にいきたい、
:サッチャー女史の下でならもっと……)」
[Hisasi] #のぼっていくためには、自分で道を拓かないといけない
#受身ではだめ、ただ与えられたものをできるだけじゃだめ
ナントカ :「サッチャー女史、意見をよろしいですか?」
[gombeLOG] #どうだろう、ここの一部施設の責任者とかそう言う位置付けで
行って良いかな?>サッチャーさん
[Hisasi] #おけー
ラケル :「どうぞ」(もちろん、という感じで)
[Hisasi] #セレラボのどっかの施設の責任者
[gombeLOG] #電子顕微鏡とか放射線研究施設とか
ナントカ :「はい、彼は他のプロジェクトでも力を求められています。
:ここは補佐をできる助手を必要ではないでしょうか?」
:>研究職員某
ラケル :「……貴方が推薦できる人はいますか?」(興味深げに)
ナントカ :「ええ、まだ配属されて間がありませんが」
[Hisasi] #視線が向く
保鷹 :(どき)
[Hisasi] #他の人達の視線も
ナントカ :「もっとも、今の段階では彼自身が学んでいくことも重要
:ですが、補って余りある資質があると私は見ています」
[Hisasi] #で
[gombeLOG] #推薦というわけですな
ラケル :「……なるほど。彼は学校という大切なお仕事もあります
:が」(ふむ、と)>保鷹
:「***さんのこちらの分野の研究を放課後に手伝って
:いただくのは良いかも知れませんね」
研究職員某 :「ええ、歓迎ですよ」
保鷹 :(視線を周りに向けて)「……お願いします。まだ未熟
:なのは自覚しています、学業があるのも承知しています。
:でも、出来る限り力を尽くしたいです」
ラケル :(にこ)>保鷹
[Hisasi] #気押されちゃだめだ、折角のチャンスを無駄にしないぞ
研究職員某 :「よろしくお願いします、橋本くん」
ラケル :「では、***さん、橋本くん、よろしくお願いしますね」
保鷹 :「はい、ありがとうございます」
[Hisasi] #ぺこり、と頭をさげて
[gombeLOG] #あとでセキュリティカードを書き換えてもらってね、とか
うんたらかんたら
ナントカ :(ちらと、保鷹を見る)
保鷹 :(ナントカに頭を下げて)
ラケル :(興味深げに、二人のやりとりにひそかに気付いている)
[Hisasi] #で、助手の地位を手に入れるぞ(でも未成年で学生だから、
研究所教育支援といった肩書きですが)
#そして未成年だから契約とかできないから、特許とか権利とか
は所属するラボに
[gombeLOG] #こうして基礎研究を自分がやったのにひそかに巻き上げられて
いく人が多いんだろうなあ(ぉ
[Hisasi] #うむ♪
[gombeLOG] #うひ♪
先達と若者
----------
[gombeLOG] #そんなわけでミーティング一段落?
[Hisasi] #うむ
[gombeLOG] #とりあえずサッチャー女史は、生化学研究施設と
電子顕微鏡管理部門の責任者にしておこうと思いますが
#物理学と生物学両方修めているということにしてあったので
[Hisasi] #おー
[gombeLOG] #保鷹くんの研究分野とは重ならないことが多いけど、
研究者たちの研究テーマの把握とかはしている立場だと予想
#てか、最終的に宇宙だから、結構、学際的な研究を志向してる
だろうね、保鷹くんは
[Hisasi] #うむ、まずは表に出なければ
ラケル :(よっこらしょと立ち上がって、解散する人波の中、
:保鷹に近づく)
保鷹 :(ふぅ)
[Hisasi] #まだどきどきしてる
ラケル :「がんばっているみたい、ね」>保鷹
[gombeLOG] (声をかける)
保鷹 :「あ……サッチャー女史」
[Hisasi] #ぺこり、と頭をさげて
#まだ新品の白衣がだいぶだぶついてる
#一番小さいサイズなんですが、いかんせん
ラケル :「直接お話しするのは初めてですね(にこにこ)」
[gombeLOG] #小柄だ(笑)
保鷹 :「はい、光栄です。今回のことは感謝しています」
ラケル :「あの分野に興味が?」>***さんの研究テーマとか
保鷹 :「色々なものに、興味があるんです。時々もどかしい
:……んです。もっと知りたいことも見たいこともあるのに、
:自分が一人だけでまだ子供で、色々なものが足りなくて」
[Hisasi] #背もまだ伸びてないし
#彼女より低いし
#(関係ないよ)
[gombeLOG] #切実。(ぉ
ラケル :「……」
:(きょとん、と言う感じで聞いて、ふっと微笑む)
保鷹 :「……(あ)」
:>なんか、折角サッチャー女史が話しかけてくれたのに
:なんかまくし立ててしまった
ラケル :「私もそうでしたね。若い頃は世界中飛び回る旅費の
:工面ばかりしてました(笑)」
保鷹 :「……女史も、学生時代からずっと研究を?」
ラケル :「ええ。貴方ほどではないけれど、ハイスクールの時から」
[gombeLOG] #言外に、財団の学校だったんだろうなあとは予想できる
保鷹 :「はい……」
[Hisasi] #ああ、その頃から財団にいて、だんだん認められてきたんだ
なあ、というのが
#将来の自分はこうなれるだろうか、と。
ラケル :「若いうちは、いろいろな物を見れば大丈夫。そのうちに、
:いつの間にか思いもかけなかったところまで進んでいるで
:しょう」
保鷹 :「……はい……」
[Hisasi] #これからどこへいくのか、本当に行きたい所にたどり着けるのか
ラケル :「見た物全てを自分の物にしなさい。若い今の貴方が
:努めるべきことは、貴方自身の持つ可能性を減らさない
:ことでしょう」
保鷹 :「……(どき)」
:「……はい、ありがとうございます。サッチャー女史」
ラケル :「その代わり」
:「……無茶はしないこと、良いですね?」
:(小声で、優しく)
保鷹 :「……はい、わかっているん……です(こくん)」
[Hisasi] #わかってても、なんだかもどかしい、まだお子様ですね
#大人にならなきゃなんて思うにはまだまだ早い。
ラケル :「(にこ)後悔しないようにすれば大丈夫。
:……楽しみにしていますよ」
保鷹 :「……はい!」
[gombeLOG] #と言ってゆっくりと踵を返していく
#こつ、と杖で床を突きながら、ゆっくりと
[Hisasi] #ぺこり、と頭をさげて
保鷹 :「……」>後姿を見送る
[Hisasi] #足、どうしたんだろう。
と、ふと杖をついて歩いていく姿をながめつつ
[gombeLOG] #あまり歩いているところには出会わなかったんでしょうね
[Hisasi] #でも、不用意にたずねては失礼だろう。
何れ、わかることなのかもしれないな、と
#空気の読めるおこさんは、これからの自分のことで、
気合を入れるのだった。
[gombeLOG] #うふふ
ラケルほか本部からの人たち
--------------------------
[gombeLOG] #本部から来ているような年配の職員なら知っているかも
知れない>ラケルさんの足
#でもそう言う人たちはみんな偉い人な罠
[Hisasi] #Umu
[gombeLOG] #ああ、前の所属がどこだったか位はすぐわかるんだろうね
[Hisasi] #本部からきた専属コック(おばちゃん)が教えてくれたり
しないかな
#オヤちっちゃいこだねぇ!もっとおたべ!
[gombeLOG] #うふ
[Hisasi] #で、夜食もらってもふってたら、サッチャー女史のことを
ラケルと親しげに呼んでるんですよ
#お知り合いなんですか?
#そこで、知る事実(がーん)
[gombeLOG] #カントリーマァムという表現がいかにも合いそうなおばちゃん
だったりするんだろうw
[Hisasi] #マフィンに手製ジャムとかつけてだしてくれるんですよ、
本国のママの味で
[gombeLOG] #あるいはダークシュナイダーをるー坊と呼ぶ
あのおばちゃんぽく(ぉ
[Hisasi] #それだw
[gombeLOG] #それなのかw
#財団の味を教えに来たおばちゃん(ぇー
[Hisasi] #胃袋も鷲掴みにきてるのか!
[gombeLOG] #さすがに伝授期間のお役目を終えると帰ってしまうんだろう
[Hisasi] #うむ
[gombeLOG] #でもラケルさんも、貴女がいる今は心強いわ、とか
アメリカ英語で
#んでおばちゃんがラケルさんの書斎に出前(ぉぃ)に行った
帰りに、食堂に向かう保鷹と会って道すがら話を、とか
[Hisasi] #ああ、あなたがラケルの言っていた子ね。
まあ、ちゃんと食べているの?
#体格的にちっちゃいからな、きっとおばちゃんは
ごっついんじゃろう。
[gombeLOG] #ちゃんと食べないと大きくなれないわよ?
#(失礼ですが貴女ほどは……とは言えないんだろう(ぉ
[Hisasi] #いや、その日本人の体格は……ほら、丁度いいわ、今日の
スープは美味しいわよ!(づるづる)
[Toyone] #どうせ朝めんどうだからってパンしか食べてないんでしょう
[Hisasi] #おばちゃんのパワー恐るべし
[gombeLOG] #栄養管理抜群で胃袋を鷲掴みにする財団の料理を作っている
とは思えない恰幅の良さだったりするんだな
[Hisasi] #片手で持ち上げられそうです、保鷹
[gombeLOG] #良い機会だから私はここの人に和食を習っているのよ
試食していたら美味しくてねアッハッハ
#(どんだけ試食してますか
[Hisasi] #和食はいいわね、ヘルシーで美味しいわ
#……いや、ヘルシーでも食べてる量が、、、
[gombeLOG] #きっとそれだ
#ラケルさんは運動量が少ないから食事制限を依頼しているん
じゃないかな
#杖で歩くのも結構全身運動だけど。
年配のキャラを動かして想うこと
------------------------------
[gombeLOG] しかし、設定しておいて何ですが
ラケルさんとごんべってだいたい同い年ですよ(ぉ
[Toyone] ほうほう
[Toyone] .char_db ラケル
[Role] char_db: ラケル さんは、見つかりませんでしたの☆>Toyoneさん
[Toyone] と・う・ろ・く
さ・い・そ・く
[gombeLOG] (えー>登録
[gombeLOG] 自分じゃ若いつもりだったんだが、ラケルさんの位置付けは
明らかに「成功したおばさん」ですよなあ
ラケルさんと同様の位置に自分がいてるという同じ自信は
持てないなあ
[Toyone] HAHAHA
永遠の課題でありんすな
役員とかでもなってたらまた話は別なんでしょうが
[gombeLOG] 日々是勉強
足りないなあ頼りないなあと思いながらここまで来たんだが、
まだそう思う
ラケルさんも自分ではそうなのかも知れないが
そうは見えない(ぉ <自キャラだろう
手に職を持っていてそれでおまんま食っている人だと
また考え方が違うんだろうか
自信にはなるよね。確実に指導できる立場になる瞬間がある
まあその辺はラケルさんで追々表現してみよう
解説
----
保鷹が偉大なる一歩を踏み出した日。
その時、サッチャー女史は。
時系列
------
2008年4月中旬。
$$
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ごんべ
gombe at gombe.org
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