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Date: Thu, 13 Mar 2008 01:08:21 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 31585] [HA06L] チャットログ『引越し当日』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20080312160821.42F9B306811@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 31585
Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
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2008年03月13日:01時08分19秒
Sub:[HA06L]チャットログ『引越し当日』:
From:久志
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チャットログ『引越し当日』
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登場人物
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橋本保鷹(はしもと・やすたか)
:ワーモグラな少年、のほほんとした、天才くん……だったはずが。
橋本家のみなさん
:基本的にお人よしでのんき。
セレ財の人達
:ものものしい。
白貝・ルーシー・菜摘(しらがい・-・なつみ)
:帰国子女。金髪グリーンアイのミステリアスな少女。
当日
----
[Hisasi] #朝
[Hisasi] #家の前に停まった軽トラにダンボールを積み込んで
朱敏 :「あと、こんだけだっけ?」
芳弘 :「うん、家具とか無いし」
[Hisasi] #兄弟&父とで、あれこれ積み込んで。
喜一 :「じゃあ、学校ついたら手続きとかがあるから、運び込み
:は朱敏任せるな」
朱敏 :「うーい」
保鷹 :「うん」
喜一 :「じゃあ、芳弘お前は桃花と留守番頼む」
芳弘 :「はい。保鷹、なんかあったらいつでも電話していいか
:らな?」
保鷹 :「ありがと、芳にい」
桃花 :「一人で大丈夫?ほら、これもっていって」
[Hisasi] #ペンギンのぬいぐるみを渡しつつ
(きゃっちゃーで取ったサブロウくんぬいぐるみ)
保鷹 :「ありがと、お姉ちゃん」
朱敏 :「ほら、保鷹のれー、出るぞー」
保鷹 :「うん」
母 :「落ち着いたら電話するのよ?」
保鷹 :「はーい」
[Hisasi] #そして運転席に父、助手席をつめて朱敏と保鷹
[Hisasi] #走り出す、
保鷹 :(窓にぺたっと頬をつけて)
[Hisasi] #家を見送る。
[Hisasi] #手を振る桃花、芳弘、母の姿。
保鷹 :(……お姉ちゃん、芳にい、お母さん)
[Hisasi] #ぶろろろろと、走り、
到着
----
[Hisasi] #霞中学校および寮、セレスティアル財団出資研究所などがある
[Hisasi] #寮入り口で一旦車を停めて
喜一 :「今日、入寮の予定の橋本です」
[Hisasi] #身分証明書やら、入寮に関する書類を提示して
受付 :「はい、橋本さまですね。敷地内に入られるのはお父上と
:お兄さま……この訪問者IDカードを見につけてください、
:保鷹くんは既に生徒用IDカードを持っていますね?」
保鷹 :「はい」
受付 :「でしたら、こちらのゲートでカードを通して……セキュ
:リティ上、お車のナンバープレートとつきそいのお二人の
:映像を一時撮影します、こちらは個人情報保護のもと入場
:記録として保存されます」
朱敏 :「……はぁ」
[Hisasi] #すげーな、おい
[Toyone] すげー
受付 :「訪問者IDは、寮敷地内のみ移動できます。学校敷地内に
:は入れませんのでご注意ください」
喜一 :「……えーと、手続きの場合は」
受付 :「手続きの際にはこちらから及び致しますので、書類を
:まとめて案内に従ってください」
朱敏 :「……運び込み終わったら、また戻ってくればいい?」
受付 :「はい、作業完了しましたら寮責任者に確認をとった後、
:またこちらの受付に戻って訪問者IDをご返却ください」
朱敏 :「はぁ……わかりました」
[Hisasi] #すげーがっちがちだなぁ
受付 :「申し訳ありませんが、子供達の安全を第一に考えており
:ますので、お手数ですがよろしくお願いします」
[Hisasi] #ちなみに入れないIDカードでダメな敷地入ってるとガードマンに
連行されるぜ
[Hisasi] #寮へと軽トラを移動させて
朱敏 :「……なんかせきゅりてぃつーか、すげーな、映画みたい」
喜一 :「そうだなぁ……ほら、あっちにもカメラがあるぞ」
[Hisasi] #あちこちに防犯カメラとか
[Toyone] #手振ったりすんなよ
[Hisasi] #警備員があるいてやがるぜ
朱敏 :(ピースサイン)
[Hisasi] #やりやがった
保鷹 :「にーちゃ、遊んじゃだめだよ」
[Hisasi] #そして、寮に横付けして
寮責任者 :「連絡うけています、どうぞ」
[Toyone] #だめな子だなあ^^
[Hisasi] #これまた真新しい白い建物で
[Hisasi] #ちまちま段ボール箱を運ぶ
朱敏 :「なんか病院とか秘密研究室っぽいなぁ」
[Hisasi] #廊下にも防犯カメラ、白を基調としてるせいかやたらと病院ぽい
朱敏 :「……っと、あった」
保鷹 :「ここだね」
[Hisasi] #IDスキャン&腕静脈認証で
SE :ピッ
[Hisasi] #開いた
朱敏 :「…………これなんてSF」
[Hisasi] #映画の世界デスヨ
保鷹 :「こっちだよー」
[gombeLOG] #こんだけガチガチだと珊瑚は入れんなw <たぶん静脈認証ダメ
[Hisasi] #部屋の中は
[Hisasi] #お湯とかは電化で沸かせる
[Hisasi] #勉強机とクロゼット、ベッドは備え付け
霞中学校学生寮。
おおよそ六畳ほどの広さ、流しはあるがコンロは無くちっさい冷蔵庫と電気
湯沸しポットがあるので、勉強の合間に部屋で淹れるのは可能。
部屋にはベッドと学習机、テレビは無く、机の備え付けのモニタには学校で
のスケジュールやら試験範囲やら教材などを見ることが可能。備え付けのクロ
ゼットの中に引き出しつき衣服収納ケース、壁には部屋と一体型の本棚。
朱敏 :「テレビ無いの?」
保鷹 :「共有スペースとかマシンルームで見られるみたい」
朱敏 :「……つまんないなぁ」
共有スペースは食堂、マシンルーム、読書コーナーなど。
[Hisasi] #一応ベッドサイドにテーブルとかあるけど、暇つぶしできそうな
ものはない。
朱敏 :「……DSできるかな」
[gombeLOG] #微妙にパーソナルスペースに乏しいな
保鷹 :「一応持ち込みは禁止されてないみたいだけど……」
[Toyone] #LAN配信で教育用のビデオとかならきっと見れる
[Toyone] #嬉しくない
[gombeLOG] #機械の寮監が管理する古き良き寄宿舎という感じだ
[Toyone] #予備校時代を思い出します^^
[Hisasi] #ああ、配信モニタで明日の授業スケジュールとか、試験問題範囲
が見れます
[Hisasi] #嬉しくない。
保鷹 :「あとは、食堂とか共有スペースとかならゲームとか
:出来るみたいだよ」
朱敏 :「つーか、これなんて合宿予備校って感じだなぁ」
[Hisasi] #想像もつかねぇ
保鷹 :「でも、もう少ししたら他にももっと入寮してくる子
:いるし」
朱敏 :「友達、できそうか?」
保鷹 :「…………え、と」
[Hisasi] #一瞬
[Hisasi] #金髪グリーンアイの子がよぎって
保鷹 :「…………うん」
[Hisasi] #でもなんかあの子のことをいうのはちょっと引っかかった
朱敏 :「そっか、よかったな」
[Hisasi] #わしわしと
保鷹 :「……うん」
[Toyone] #恥ずかしいのね
[Hisasi] #なんて説明したらいいかよくわからない
朱敏 :「いつでも家電話していいからな?」
保鷹 :「うん、ありがとにーちゃ」
[Hisasi] #寮の前まで
[Hisasi] #見送って
[Hisasi] #戻った父と一緒に軽トラに乗って
朱敏 :「落ち着いたら電話しろよ?母さんも桃花も芳弘も電話
:待ってんからな?」
喜一 :「じゃあな、保鷹」
保鷹 :「うん。じゃあね」
[Hisasi] #手を振って
[Hisasi] #ぶろろろと、車が去ってゆく
保鷹 :「…………(にーちゃ、お父さん)」
[Hisasi] #ぽつねん
[Hisasi] #こんな時に通りかかったりしますか?
[Toyone] #もちろんさ
[Hisasi] #いぇい
[gombeLOG] #やってくれるかい?もちろんさ!
金色の残像
----------
[Hisasi] #寮の前で、ぽつねんと佇んでいる保鷹
[Hisasi] #車の走り去った後をながめて
[Toyone] #振り返ったあたりで後ろ姿が見える感じ(寮に入っていく)
保鷹 :「……あ」
[Hisasi] #金髪がなびいたのが
[Hisasi] #見えました。
保鷹 :「……(ひょっとして)」
[Hisasi] #てててて、と
[Hisasi] #なんかおいかけてます。
[Toyone] 小さな足音に近づいていく感じがしますね。あまり速く歩いてない
[Hisasi] #そして、建物に入って、
[Hisasi] #目の前に広がる
[Hisasi] #金色の長い髪
保鷹 :「……あ」
[Hisasi] #やっぱり、と
[Hisasi] #なんかよくわからない何かが
ルーシー :(振り返る)「あ。ヤス……タカ? え?」
[Toyone] #もう新入生入ってきてるとは思ってなかった
保鷹 :「……ルーシー……さん」
[Hisasi] #追いかけてみたはいいものの
[Hisasi] #どうしたものか(おい)
ルーシー :「こんにちは。寮の見学?」
保鷹 :「え、と……僕は、今日……寮に入ることに、なって」
ルーシー :「え? もう? 本当?」
保鷹 :「……うん」
[Hisasi] #ラボに勤務しやすいし
[Toyone] #明らかに声のトーンが一段
[Hisasi] #これは言えない秘密
保鷹 :「……ルーシーさん、は、もう寮で生活してるの?」
ルーシー :「うん、もう一週間? もうちょっと? かな?
:ヤスタカは、男子のファーストね」
保鷹 :「そうなんだ、よかった、一人だったらさびしいかな
:……って」
[Hisasi] #なんだかほわーっとします
[Hisasi] #なぜ?
[Hisasi] #プラシーボ効果?
[gombeLOG] #はじめてみたものになつく
[Toyone] #玉露入りのお茶(ペットボトル)の甘さが相まって
ルーシー :「フフ、私も。寮は学生しか居ないから、夜とかホント
:ヒマでヒマで。ええと、晩ご飯?の時とか特に」
保鷹 :「そう、かぁ……食堂も殆どいないもんね」
[Hisasi] #だから、研究室の食堂で食べてるの
ルーシー :「まだ、寮の食堂開いてないから、研究所まで行かないと
:いけないし」
[Hisasi] #つまり一緒にご飯を食べるフラグがたつわけですね
[Toyone] #ええ
ルーシー :「よかった、知ってる子が入ってきてくれて。挨拶から
:始めなくて済むもの」
保鷹 :「うん、僕も……ほっとした」
保鷹 :「ちょっぴり、心配だったから。知らない子ばかりだか
:ら……」
[Hisasi] #ニモは実家通いだし、ケロロも実家だってゆってたし
[MOTOI] #でも寮に変更の兆し>ケロロ(#HA06-01参照)
ルーシー :「ほんとよかった。仲良くしようね? そうだ、わかんな
:いこととかあったら、聞いて? 何がどこにあるとか、
:だいたいわかるから」
保鷹 :「うん、えーっと……特になにか、とかは、いまないけど
:……これからあるかも」
[Hisasi] #一緒にでぃーえすで遊べたりしたら楽しいな、とか
[Hisasi] #ふと想った。
[Toyone] #アメリカ限定色の出番だな
ルーシー :「うん、そうだ、もう荷物とか全部運んだ? 人手足り
:てる? 手伝おうか」
保鷹 :「あ、大丈夫。服とかはクロゼットに運んだし……
:ああ、本とかはまだダンボールだけど」
ルーシー :「そう、じゃ、終わったらお茶にしよう? 食堂、
:お菓子とかもあるんだから」
保鷹 :「うん、いこう」
[Hisasi] #なんか微笑ましい構図になりました
[Toyone] #思わせぶるネタがなかったw
微笑ましいね
------------
[gombeLOG] #そこで手をつなぐまで何年かかることか
[Toyone] #そういう仲になるかどうか
[gombeLOG] #そう言う仲になったとしても、もう手をつながないお年頃に
なっていそうな
[Hisasi] #君を月に連れて行ってあげる
[Toyone] #なんというプロポーズ。やるなヤスタカ(身長180cm↑)
[Toyone] 彼を見上げるようになってからn年が過ぎた
[Hisasi] ぷれぜんとをあげるよ
[Hisasi] 月の裏からみが一面の宇宙(そら、)
[Toyone] なんという
[gombeLOG] あれですね
[gombeLOG] 瀬戸内に住む人が、初めて外洋を見たときのような
[gombeLOG] 一面の海
[gombeLOG] 茫漠たる
[Toyone] ナルホロ
[Toyone] 茫漠たる言われると秒速5センチメートル思い出すw
[gombeLOG] むw
やすたか :「ここから、はじめるの。ここは秘密基地、ここから……
:もっとさきに」
[Toyone] 秘密基地その1:クローゼットの中
[gombeLOG] 殺風景な寮の部屋を秘密基地に変える才覚
#ルーシー :「今だったら部屋換えてもらったりとか出来るみたい。
:私、一番上の階の角部屋にしたの」
[Toyone] #ロフトついてたりするから。最上階特権
[gombeLOG] #各部屋も生体認証だっけか
[Hisasi] #ロフトの窓から外をみあげちゃったりするんですか
[Hisasi] #室内通話で
[gombeLOG] #とすると、男子寮女子寮って感じではなかったりする?
[Hisasi] #一緒に外を見てる。
[Toyone] #すてき。
[Hisasi] #建物は同じで階数が別とかかもしれない。
[Toyone] 食堂及びマシンルームを挟んでトイメンとか
[gombeLOG] #部屋は別だけど、同じ空を見てる
[gombeLOG] #ふむ、やはり基本はそうだよね>エリアは別れてる
[gombeLOG] #(思春期のお年頃だしなあ
[Toyone] #間違いがあってはいけませんもの
[Hisasi] #こっそり抜け出すのも無理っぽいだろう
[Hisasi] #防犯カメラあちこちにありそうだし
[Toyone] #ゲートくぐるのにID記録されるし
[Hisasi] #手紙や個人メール、交換日記などがおもなコミュニケーション手段
[Toyone] #アナログデバイス強い
[Hisasi] #というわけでねゆすす。
時系列と舞台
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2008年3月12日くらい。
解説
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保鷹、寮へ引越し。がちがちの警備に固められた学生寮の中、以前あった
金髪の少女と再び出会う。
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以上
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