[KATARIBE 31565] [HA06L] チャットログ『財団との接触』

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Date: Tue,  4 Mar 2008 00:13:17 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 31565] [HA06L] チャットログ『財団との接触』
To: kataribe-ml@trpg.net
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2008年03月04日:00時13分17秒
Sub:[HA06L]チャットログ『財団との接触』:
From:久志


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チャットログ『財団との接触』
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登場人物
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 橋本保鷹(はしもと・やすたか)
    :ワーモグラな少年、のほほんとした、天才くん……だったはずが。
 ナントカ・カントーカ
    :セレスティアル財団の人。物凄くうそ臭いけど本名らしい。

一人
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[Hisasi] #夕方 
[Hisasi] #もう日も落ちて夜に差し掛かった時間 

 保鷹     :「…………」 

[Hisasi] #てぽてぽと歩いてる。 
[Hisasi] #ぐるぐると脳裏をよぎる 
[Hisasi] #見てしまった真実。 

 保鷹     :「……」 

[Hisasi] #振り向いて 
[Hisasi] #その先、ずっと向こうに家がある 
[Hisasi] #帰る家が 

 保鷹     :「……(じわ)」 

[Hisasi] #なぜか、とても遠い 
[Hisasi] #いつもと同じ風景、変わらない夕暮れなのに 

 保鷹     :「…………にーちゃ、おとーさん、おかーさん……」 
 保鷹     :「……芳にぃ……おねーちゃん」 

[Hisasi] #やっぱり彼の名は出てこない 
[Toyone] せつねw 

 保鷹     :「…………っ」 

[Hisasi] #手を伸ばして 
[Hisasi] #そのまま、手を引っ込めて俯いてしまう。 
[MOTOI] #ここは励ましに登場すべきかしら? 
[Hisasi] #いや、ここは以前の光景なので 

 保鷹     :「…………にーちゃ」 

[Hisasi] #俯いたまま 
[Hisasi] #そして 
[Hisasi] #そこに 
[Hisasi] #近づいてくる一台の車。 
[Hisasi] #黒塗りの外車、窓は濃いスモークで中は見えない 
[Hisasi] #音もなく忍び寄るように近づいて、 

 保鷹     :「……」 

[Hisasi] #無言で家のほうを見ている保鷹の傍らで、ドアが開く音が聞こえる

 保鷹     :「!」 

[Hisasi] #びくっと 
[Hisasi] #振り向く 
[Hisasi] #車から顔を出したのは、 
[Hisasi] #黒スーツ、黒サングラスの男、 
[TK-Leana] # 前野さん……(違 
[Hisasi] #濃い茶色の髪、一見外人三歩組みえる。 

 保鷹     :「…………あの」 

[MOTOI] #同じこと考えた>前野さん 

 黒スーツ   :「失礼しました、橋本保鷹さんですね」 
 保鷹     :「…………どなた、ですか」 

[Hisasi] #ちょっと警戒 

 黒スーツ   :「すみません、不審に思うのも無理はありませんね、
        :こういうものです」 

[Hisasi] #やたら流暢な日本語で、胸ポケットから一枚の名刺を取り出して
      差し出す 

 保鷹     :「……はい」 

[Hisasi] #受け取って 
[Hisasi] #セレスティアル財団科学技術研究所職員、
      ナントカ・カントーカさん
[TK-Leana] # なんという適当な名前! 
[Hisasi] #嘘クセえなまえ 
[Toyone] #(仮)くらいつけようぜw 

 保鷹     :「…………ナントカさん?」 

[Luna] #ダメなら(笑)で 

 ナントカ   :「はい、本名なのですが。日本だとよく仮名と間違われ
        :ます」
 保鷹     :「…………えーと、それは……むずかしい、ですね」 
 ナントカ   :「すみません、話が逸れました。セレスティアル財団、
        :ご存知でしょうか?」 
 保鷹     :「……少し、聞き覚えが……」 

[Hisasi] #なんだろう、どっかで聞いた覚えた 
[Hisasi] #ぴこーん 

 保鷹     :「あ」 
 ナントカ   :「思い出していただけましたか」 
 保鷹     :「……霞中学校の……」 
 ナントカ   :「はい、霞中学校を出資しております」 
 保鷹     :「……あの、その……僕に、何か御用、ですか?」 

[Hisasi] #少しだけ警戒をゆるめて 

 ナントカ   :「ええ、貴方に是非……お伝えしたいことがありまして」

[Hisasi] #にぃ、と 
[TK-Leana] # 今のピコーンは、なんか先端に丸モノがついた銃っぽい奴で
       記憶操作した音ですね 
[Hisasi] #サングラスの下で目を細めて 
[Hisasi] #きらーん 

 保鷹     :「…………何を、ですか?」 
 ナントカ   :「貴方の地位と立場を確固とするものとする為の、力に
        :なることをお約束します」 
 保鷹     :「…………」 

[Hisasi] #すげー怪しい 
[Hisasi] #でも 
[Hisasi] #今は、ちょっとすぐに家に戻りたくない 
[Hisasi] #まだ、気持ちの整理がつかない 

 保鷹     :「…………はい」 
 ナントカ   :「よかった、では、車にどうぞ。風が強い」 
 保鷹     :「……」 

[Hisasi] #一度、振り向いて 
[Hisasi] #遠く、向こうにある 
[Hisasi] #家族が待っている家 

 保鷹     :「…………(何かを言いかけて)」 

[Hisasi] #ふいっと、顔を 
[Hisasi] #そのまま、ドアをあけてまつナントカに案内されるように
[Hisasi] #とん、と車の中に 
[Hisasi] #ぱたん、 
[Hisasi] #ドアが閉まって 
[Hisasi] #車が走り出す。 
[Hisasi] #どこへ行くのか。 
[Toyone] #入学前からなんという 
[Hisasi] #このあたりから財団との関わりが始まった様子。 
[Hisasi] やっぱりもれなく不幸に突き落とされるあたり 
[Hisasi] 容赦ないね 
[Toyone] 見習わないとね 


時系列と舞台
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 2008年2月末くらい
解説
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 保鷹、衝撃の事実を知った後。謎の男と接触する……
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以上




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