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Date: Sun, 2 Mar 2008 21:38:06 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31556] [HA06L] 帰したくないんだけどやっぱり色々
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] 帰したくないんだけどやっぱり色々
========================================
登場人物
--------
御羽都藻 オワタのお母さん
坂本さん 都藻さんの同僚
オワタ
りまりま
わっしぃ りまりまの猛禽友達
数兄 りまりまのすぐ上の兄ちゃん
女子高生は見た
--------------
[Hisasi] 何処かの喫茶店で
[Hisasi] 向かい合って座る二人
都藻 :「……」
坂本 :「……考えては、もらえませんか?」
[Hisasi] 目の前に置かれたコーヒーはすっかり冷めている。
[Hisasi] 二人の取り巻く少し微妙な空気に、なんとなく周囲も距離を置いた
感が
[Toyone] 店員さんもなれたもんですね
都藻 :「……ごめんなさい……でも、まだあの子達の事だけを
:考えたいんです」
坂本 :「……二人の為に?」
都藻 :「今まで……二人には、特に貞我には我慢させてばかり
:でした、自分のことでなく家族の為にと、だから」
坂本 :「……都藻さん」
都藻 :「きっと、あの子は反対しないです。それが私の為なん
:だからと、言い聞かせて……」
坂本 :「僕は、都藻さんに幸せでいて欲しいし、貞我くんやニモ
:ちゃんともできるならば仲良くしていきたい、その覚悟は
:しています。だから、今都藻さんがそういう風に思えない
:ならそれでもいい」
都藻 :「……坂本さん」
[Hisasi] ここで秀くんもしくはりまさんがこの光景を目撃してもいい、
しなくてもいい
[Toyone] リマコッタで
[Hisasi] おっけー
[Hisasi] じゃありま子さん、わっしぃとお買い物帰り、ちょっぴりのど
かわいたねとばかりに立ち寄った喫茶店で
[Hisasi] ちょっと見覚えのある後姿が見えました。
りまりま :「あれ?」
わっしぃ :「どしたの、りまりま?」
[Hisasi] 傍らにお買い物した袋を置いてメニューみてます
(心は既にスイーツ)
りまりま :「ん、うん、ちょっと、知ってる人かな、って」
わっしぃ :「へぇ」
[Hisasi] なんとなく気になってみてみると、
[Hisasi] りま子さん的に深刻そうな顔をしているのが
[Hisasi] オワタ母と見知らぬ男性
りまりま :「……(あんまり見てたらアレかなと思ってメニュー見る。
:でも超気になってる)」
坂本 :「だから、僕は待ちます」
[Hisasi] なんか意味ありげな台詞きたー
都藻 :「……坂本さん」
[Hisasi] オワタ母、なんか動揺している。
りまりま :「!」(ま、待ちます、って……ええ!?)
[Hisasi] なんか、これなんてドラマ? な
坂本 :「あなたが気持ちの整理をつけられるのを、僕は待ちます」
わっしぃ :(どうしよう、このイチゴ畑で捕まえてもおいしそう、こっちの
:オレンジの妖精もいいなぁ)>スイーツに夢中
[Hisasi] 聞いてない
りまりま :「……(メニューで顔隠しながらわっしぃの様子を。聞いて
:なさそうなので、メニュー見てるふりしながら聞き耳続行)」
都藻 :「坂本さん……私は」
りまりま :(ま、待ちますって……なんか、すごい現場きちゃったかも……)
[Hisasi] なんか耳ダンボになってるりまこさん
[Toyone] メニュウどころじゃないぜ
坂本 :「ただ、僕は……都藻さんや貞我くん、ニモちゃん……
:あなた達家族を邪魔したいわけでも恩を売りたいわけでもない」
都藻 :「……」
りまりま :(待ちます、とかって絶対アレだよね、結婚、とか……返事を
:待つ、って意味だよね……)
坂本 :「ただ、少しでも……あなた達の人生に関わらせて欲しいんです」
都藻 :「……坂本さん」
[Hisasi] もうおめめまんまる状態のりまこさん
りまりま :「じ、じんせ……(慌てて口を押さえる)」
わっしぃ :「あー、このイチゴスペシャルいいなぁ、りまりま決めた?」
[Hisasi] 聞いてない子
りまりま :「あ、え、え、う、うん、そだね、それにする、あたしも」
わっしぃ :「おっけー、じゃあこのイチゴスペシャル二つでー」
:>注文してる
[Hisasi] でもりまこさんの意識はやっぱり
都藻 :「……坂本さん……私は」
坂本 :「気負わないでください、僕がそう望んでるから待つだけです」
都藻 :「……」
りまりま :「あ、ありがとわっしぃ」
[Hisasi] そんな意味深会話が流れ込んできます
[Toyone] 注文したのにまだメニューを見ている振り
[Hisasi] もうりまこさん大変なことに
[Toyone] イチゴどころじゃない
[Hisasi] もう会話が頭に残って
りまりま :(メニューはさすがに元に戻した。でも超生返事)
[Hisasi] そして注文の品が来る前に、二人は連れ立って出て行った様子です。
[Hisasi] なんか、りま子さんアイから見ても、すごくいい雰囲気です、
りまりま :「……(目で追わざるを得ない)」
坂本 :(伝票を片手に、オワタ母に微笑して隣をあるきつつ)
都藻 :(すみません、と、小さく頭をさげて一歩引いて隣を歩いて)
[Hisasi] なんか、いい熟年カップルですネ。みたいな
りまりま :(めっちゃ雰囲気いいし……)
[Hisasi] そのまま男が会計をすませて、並んで出て行っちゃいますね
[Hisasi] もうそのまま手伸ばしたら肩とか抱き寄せちゃうんじゃね?
みたいな雰囲気で
りまりま :「……(思わずうっとり。いいなぁ。っていうかいいなぁ
:じゃなくて(ブンブン)」
わっしぃ :「あれ、りまりまどしたの?」
[Hisasi] やっとりま子さんの様子がおかしいのにきづいた
(スイーツに夢中になりすぎ)
りまりま :「……え、え、う、うん、あ、あのね、さっきね、す、
:すごくいい雰囲気のカップルいて……それで」
わっしぃ :「え、そなの?! なんか、全然見てなかった
:(おしぃ! みたいな)」
りまりま :「う、うん。それで、ついずーっと見てて
:(イチゴなんとかを口に運びながら)」
わっしぃ :「へー、やっぱりらぶらぶって雰囲気?」
[Hisasi] いちごもふもふ
りまりま :「らぶらぶ、っていうか、うーん……こう、なんていう
:かな、そのー……愛してます、私もです、にっこり。みたいな
:かんじ?」
わっしぃ :「へぇ……なんか、いいなぁ」
オワタくんと会ってるのに上の空
------------------------------
[Hisasi] そして君はこのことをオワタに話してもいい、黙っててもいい
[Toyone] 判断が難しいところだ。ふいんき次第になりそうだけど。
[Hisasi] ただ、オワタ母とあの男性の親しさは、本物といわざるおえない。
[Toyone] かなり気になってるのできっと話してしまうだろう
[Hisasi] ほう
[Hisasi] そして、オワタもなんとなく察してるフシがあったようだ。
[Toyone] 言うかどうしようか気になってるのでちょっと上の空な部分が
あったりしますね
[Hisasi] なんかりま子さんが上の空です、
[Hisasi] 俺何かまずいことでも?
[Toyone] うわあ、なんて罪な女
りまりま :「そうだね−(生返事)」
オワタ :「うん、それでこないだ雑誌でみた店が」
[Hisasi] 何かと話題をふってみるものの
[Hisasi] なんか心ここにあらずですね、りま子さん
りまりま :「うん……あ、ごめん、お店がなんだっけ……」
オワタ :「あ……うん、面白そうだから、こんど、見に行かない
:かな……って」
[Hisasi] 俺の話面白くないかな
りまりま :「あ、うん、行こ、今から? あ、来週?
:(少し慌てていますね)」
[Hisasi] TomTom情報そのままなのがよくないのか?
もっとあちこち吟味すべきだったのか?
会長とか部長とかにもっと情報収集しておくべきだったのか、
しまった俺
オワタ :「……あ、うん……週末とか、どうかな」
[Hisasi] やばい、秀に遅れをとった上にアプローチでもスベったなんて、
俺やば過ぎる
りまりま :「うん、わかった。ちゃんと空けとくね」
[Toyone] これはカワイソス
りまりま :「……っと、てーがくん……ごめん!」
オワタ :「え?」
[Toyone] 唐突に謝ってみた。誤解してもいいししなくてもいい
オワタ :「え、あの……やっぱ、俺の話つまんなかった……?」
[Hisasi] つまんなかったから聞いてなかったのか、聞いてなかったことを
謝った?
りまりま :「ち、ちがう、ちがうよ、そうじゃなくて、その、きょ、
:今日さ、その……話してて、あたしと……あんま、面白く
:ないかもって……」
オワタ :「え……いや、その、俺のほうこそ……雑誌の話そのままで、
:つまんなかったのかな、って」
りまりま :「う、ううん、そうじゃなくて、えっと、さ……その……
:すごい、今日気になってることあって……」
オワタ :「気になること?」
りまりま :「うん、それで、その……ごめん、上の空で……せっかく、
:てーがくん、色々調べてきてくれたのに」
オワタ :「ううん、なにか……悩みでもある? ごめん、俺全然
:気づかなくて」
りまりま :「なや……っていうか、その……あたしのことじゃなくって、
:その……言っていいかどうか……」
[Toyone] と、ちらっと上目遣いでオワタくんの様子及びご機嫌を伺ってみる
オワタ :「どうした、りま?」
[Hisasi] なんか心配になってきちゃうじゃまいか。
りまりま :「えっと、その……言っていい……?」
[Toyone] まだ上目遣いで両手胸元で合わせつつ
オワタ :「うん、俺でよかったら聞くよ」
りまりま :「えっと……ね、昨日、なんだけど、その……おばさん、
:見たの。喫茶店で……」
オワタ :「……え」
りまりま :(言っていいのかな……)
:「あの、ほ、ホントに言っていい……? たぶん、めっちゃ
:びっくりするっていうか、その、ショック受ける、かも……」
[Toyone] そんな言い方したらダメだろう
オワタ :「……え、ショック……って」
[Hisasi] どきぃ、とした
りまりま :「……あ、あの……その、おばさん、ね。……男の人と、
:お茶してて。一緒に……」
オワタ :「……(ぎく)」
[Hisasi] 思い当たる節がある
[Hisasi] 以前、バレンタインデーのときにみかけた
[Hisasi] それ以前でも母が職場で何かと世話になっていたという
オワタ :「……それって……メガネに落ち着いた雰囲気の、おじさん?」
[Hisasi] そのとおり
りまりま :「……う、うん……なんとかもと、って呼ばれてて。なに
:もとだったかな、その」
オワタ :「……坂本さん」
[Hisasi] ぽつり、と
りまりま :「知ってる人? うん、さかもと。さかもとさんって呼ばれ
:てた。。」
オワタ :「……うん……母さんの職場の人、昔から……なにかと
:母さんを助けてくれた」
りまりま :「そ、そうなんだ……うん、それで、その、待ちます、って
:言ってて」
オワタ :(ぎくっ)
オワタ :「……やっぱり……」
[Hisasi] なんか前々から、そんな気はしてました
[Hisasi] なんとなく察したというか。
りまりま :「……知ってた、の? その……そういう話、とか」
オワタ :「……うん、なんとなく、というか……察してたていうか」
オワタ :「坂本さんは……俺が小さな頃から知ってる、から」
オワタ :「……多分、母さんのこと……好きなんだろうって、ことも。
:なんとなく……」
りまりま :「そうなんだ。う、うん、それで、その……雰囲気よかっ
:たし……でも、偶然見ちゃったから……」
りまりま :「……てーがくんは……その……」
オワタ :「……俺は、反対なんかしないのに」
りまりま :「え?」
オワタ :「俺、前に……母さんに言ったんだ、俺達に遠慮なんか
:しなくてもいい、って」
りまりま :「うん……(坂本さんのこと……)」
オワタ :「……でも、母さんは……」
オワタ :「ずっと、俺とニモだけの母さんだからって」
りまりま :「……そう、なんだ……」
りまりま :「なんか、すごく優しそうな人だったね、坂本さん。ちょっと
:見てただけだけど……」
オワタ :「……うん、母さんが忙しくて……遅い時とか、車で送って
:くれたり……俺にも優しかった」
りまりま :「……てーがくんの、お父さんになっても……いい人?
:いいって思える人?」
オワタ :「……」
[Hisasi] 異論は無いのに
[Hisasi] なんか理で考えれば納得できるし、いい人だし、母のこと大切に
してくれるだろうなあと
[Hisasi] でも感情でいうと、なかなか
オワタの危うさ
--------------
オワタ :「……頭、では。わかってる」
オワタ :「あの人なら……奴みたいじゃなく、本当に、母さんのこと
:大切にしてくれるって……」
りまりま :「そう、だね。てーがくんがそう思うんだったら……きっと、
:そうだよね。たぶん……」
オワタ :「わかってるのに……」
[Hisasi] なんか消えないこのもやもや感
りまりま :「納得、するまで、こう、話したりとかした方がいいと
:思う……」
オワタ :「……うん」
りまりま :「その、おばさんとかニモちゃんともそうだけど……坂本
:さんとも……」
オワタ :「……そう、だね」
りまりま :「あんまり、役に立つこと言えてないけど、その……みんな
:納得しないと、たぶん、ダメになると思うし……」
オワタ :「ううん……」
[Hisasi] ここで、なんか思わずりま子さんの手をぎゅっと握ってしまいます
[Hisasi] ちょっと気弱に
りまりま :「てーが、くん……?(握り返しながら)」
オワタ :「……ごめん、なんか……ちょっと、不安、かな」
りまりま :「……ううん、謝ったりとか、しないで(両手で握り直し)」
オワタ :「うん……前、さ。会長に相談したとき、言われたんだ」
りまりま :「うん」
オワタ :「……俺のあぶなっかしさ」
オワタ :「母さんとニモの為に頑張ってることで、存在意義を見出し
:てる……って」
[Hisasi] そんなときにいてくれる子がいる、とも、言われたよネ
りまりま :「……存在意義……? 居ていい、とかそういうこと?
:かな?」
オワタ :「……母さんとニモを守らないといけない、とか。二人を
:守ってあげられない俺に価値は無い、とか……そんな風に」
[Hisasi] ぎゅっと手を握ったまま。
りまりま :「……てーがくん、それでずっと、がんばってきてるもんね」
オワタ :「……ごめん、なんか俺、りまに情けないとこばかり見せ
:てる……」
りまりま :「……そんなことないよ。てーがくんは、かっこいいよ
:(オワタさんの頭に手を乗せる)」
オワタ :「……(どき)」
りまりま :「だから、さ。その……しんどいな、とか思ったら……
:その……頼って、ね? それで、てーがくんが、がんばれるん
:だったら……その……いつでも、いいから」
オワタ :「……うん」
[Hisasi] そんなときにいてくれる子がいるわけじゃん、君には
[Hisasi] なんかこのまま一緒にいて欲しいなあ、とか脳裏をよぎりました
[Hisasi] その後のふぃじかるな会話が一瞬
[Toyone] ふぃじかるktkr
オワタ :「……(りま……)」
[Hisasi] ちょっとふぃじかるな意味でどきどきしました。
[Hisasi] なんかこのまま手を引いて、ぎゅっとするとかしてもいいかもしれ
ませんね
りまりま :「……ね。あたしには、その、遠慮とか、がまんとか……
:なしでいいから(そのまま正面からぎゅっと)」
オワタ :「……ありがと、りま」
[Hisasi] なんかそのままぎゅっと
[Hisasi] なんかちょっといつもよりきつく
[Hisasi] いつもってほどいつもハグってるわけでもありませんが
りまりま :「うん……どうしても、さ、その……価値、とか思っちゃうん
:だったら」
[Toyone] 案外いつもハグしてるイメージがあった
[Hisasi] 割とやってますね、なんだかんだいって
オワタ :「……うん」
りまりま :「そ、その……なんていっていいか、その、うまくいえない
:けど、さ。……足りないかもしれない、けど……あたしの、
:か、彼氏、とかじゃ、ダメ……?」
オワタ :「……え」
[Hisasi] どきっと
[Hisasi] なんかじわじわと、意味が
[Hisasi] 俺、りまの彼氏
オワタ :「……うん、ありがと……」
帰したくないなあ
----------------
オワタ :「なんか、すごい嬉しい」
りまりま :「……よかった……あ、めっちゃドキドキしてきた……」
[Toyone] ぎゅっとハグってるなら伝わりまくりですねこの野郎
オワタ :「……(なんか、帰したくないなあとかよぎります、男の子
:だからね)」
りまりま :「……あたしもね、その、てぇがくんの……彼女だって、
:てぇがくんのこと支えれるって……すごく嬉しい……
:(ささやき)」
[Hisasi] なんか追い討ちきたー
オワタ :「……うん、すごく……支えてもらってる」
[Hisasi] それでも負けないオワタのメンタルの強さはすごい。
[Toyone] なんでだw
オワタ :「……だから、俺も……りまのこと支えられるような彼氏で
:いたいな」
[Hisasi] なんかもうドキドキです、なんか離せない
りまりま :「てぇがくん以外じゃ、だめ。てぇがくんが……いいの
:(さらにぎゅう)」
[Hisasi] ちょ、オワタの理性がかなりギリですよ!
[Toyone] (・ε・)
オワタ :「……りま」
[Hisasi] なんかそのままちゅうとかしとけ
りまりま :「うん……」
[Hisasi] ここは勢いのまま
[Toyone] リマコッタさんもわっしぃのせいでアレですからね
[Hisasi] ちゅーでいこう
[Hisasi] わっしぃの焚きつけが
[Hisasi] 無論、映像はシルエットです。語り部はよいこのチャンネル
[Toyone] さんざん燃料投下されたからね!
[Toyone] 想像力を養うよいチャンネル
[Hisasi] でもなんか、離したくないなあとか
オワタ :(ぎゅっとしたまm)
[Hisasi] なんかいつもより積極的ですね、オワタさん
りまりま :「……てぇがくん……もっと、一緒にいたい……(ぴったり
:くっついたまま、まっすぐ目を見て)」
オワタ :「……俺も」
りまりま :「……だから、その……あの……ふ……二人、で……
:(ぼそぼそ)」
オワタ :「うん、約束」
[Hisasi] なんか力強い答えかえって来ましたよ! りま子さん!
[Toyone] 何事だw
[Hisasi] すごいよオワタさん
りまりま :「今日、遅く、ても、……大丈夫、だから」
[Hisasi] ちょ
[Hisasi] いきなりっすか
[Hisasi] まだ春一番が吹いたばかりなのにw
オワタ :「……え」
[Toyone] 早とちりしてますねこの人は相変わらず
[Toyone] このクセ直してあげないとそのうち大けがしそうです
[Hisasi] なんというw
りまりま :(超がんばってすごいことを言ったので、恥ずかしくてもう)
[Toyone] ぎゅっとしたまま離れられなくなってしまいました
オワタ :「……その、こういうこと、ちゃんと考えたいからさ。俺、
:色々計画立てるから……そんときは、ちゃんと親とか……
:(ごまかすといいそうになってごまかすはなんか表現が悪い
:だろうとかふとおもいつつ)」
オワタ :「それでもいい? ……そりゃ、ホントは……できるなら、
:帰したくないな、とか……そんな風に思うけど、いい加減に
:したくないから、ええと」
[Hisasi] 頑張ってるようだ。
りまりま :「う、うん……わかってる……でも、その……ええと、
:てーがくん、色々、考えちゃうから、その、もっと楽に、
:って(あうあう)」
[Toyone] 早とちりまたやったので必死
[Toyone] これは恥ずかしい
りまりま :「ごめん、その、てーがくん、ちゃんと考えてくれてるのに…
:…あたし、台無しだ……(あうあう)」
オワタ :「ううん……りまが、いてくれて支えになってるってのが、
:わかって……嬉しいから」
[Hisasi] 頭なでちゃうぜ
りまりま :「……お、怒ってない……? それか、あきれたりとか……」
オワタ :「怒ってないよ、ただ……早く、そんな風に……」
[Hisasi] ホントは今日帰したくないんだぜ、でも色々と
(とくにりま子さん側の家とかに主に問題が)
[Hisasi] 父はごまかせても兄はやばそうだし、色々と
りまりま :「う、ん……」
[Toyone] 上の兄とかはやばいですね^^
[Hisasi] 特にね^^
[Toyone] 下の兄は案外察して味方してくれそうなんですけどね
オワタ :「……そろそろ、かえろっか」
:>でも肩に手を回してますね、オワタさん
[Hisasi] なんか、進歩してますよ!
りまりま :「う、うん……(ぴとっとくっつく)」
兄に見つかった
--------------
[Hisasi] 兄に目撃されないことを祈ろう
[Toyone] 上の兄ちゃんと父と母は職人の飲み会で遅くまで帰ってきません。
[Toyone] 遅くなっても大丈夫は本当でした。
[Hisasi] きゃ
[Hisasi] 一瞬、財布の中身にいくら入ってたか考えたなんて
[Hisasi] りまさんには気づかないだろう
[Hisasi] >オワタさん
[Hisasi] 心もとなかった、色々と
[Hisasi] 高校生だからね
[Toyone] デスヨネー
[Toyone] 下の兄ちゃんと遭遇でもしときますか
[Toyone] 今から夜遊びに出かけるところの
[Hisasi] おっけー
オワタ :「寒くない? 結構風強いし」
[Hisasi] 肩にしっかり手を回してますネ
りまりま :「あったかいよ。こうしてたら全然……」
[Toyone] とかいって家の近くに。門灯以外ついてそうにないぜ
オワタ :「……うん、俺も」
[Hisasi] そのまま、もうオマエラ! みたいなラブっぷりで家の前まで
歩いていますね
[Toyone] まったくもう
[Toyone] そこへ一度見た事のあるスクーター(でかいの)が
オワタ :「……あ」
[Hisasi] 一瞬、あれ、と
[Hisasi] 見覚えが、、、
[Toyone] 一度通り過ぎてから
[Toyone] 戻 っ て き た
オワタ :「……っ(やばっ)」
[Hisasi] と、思ったけど時既に時間切れ
りまりま :「あ、数兄ちゃん」
数兄@スクーター:「おう、今帰り?」
オワタ :「あ……こんばんは」
SE :ぼっぼっぼっぼっぼっぼっ(排気音うるさい)
[Hisasi] でも、肩に回した手はとっさに離せない。
りまりま :「うん、送ってもらったの」
オワタ :「……どうも(軽く頭をさげて)」
数兄 :「おう、オワタくん、ちょっとちょっと(にこやかに呼ぶ男)」
オワタ :「……は、はい」
[Hisasi] 緊張
[Hisasi] そーっと手をおろしつつ
数兄 :(にこやか)「まあ、その、なんだ。オワタくんだったら大丈夫
:だろうって思うけどさ」
オワタ :「はいっ(緊張)」
数兄 :「つきあうなとかそんなことは言わないから、それは安心
:してくれていいよ。兵馬のアホみたいなこと言わないから。ただ」
[Toyone] 大変にこやか
オワタ :「……は、はい(つつーと背中につめたいものが)」
数兄 :「泣かしたら殺すから」
[Toyone] 大変にこやか
[Hisasi] ひい
オワタ :「はいっ、絶対っ」
[Hisasi] うわあ、笑ってるけどその笑顔がある意味兄と同等に怖い。
数兄 :「そんな堅くならなくていいからいいから。別に泊まりで
:どっか行くなとか言わないし。そんだけそんだけ」
[Toyone] 大変にこやか
オワタ :「……はい」
[Hisasi] なんか色々みすかされてゆ!
[Toyone] そりゃあw
数兄 :「んじゃ、俺そろそろ行くわ。リマ子、ちゃんと戸締まり
:しとけよ?」
りまりま :「はーい」
数兄 :「あんまりオワタくん困らせんなよ? んじゃまたね、
:オワタくん」
オワタ :「はい、では……(てをふって)」
りまりま :「いってらっしゃーい」
[Toyone] ボボボボボボボとうるさいスクーターは去っていった
オワタ :「……(はぁ)」
[Hisasi] 変な汗かいた
りまりま :「数兄ちゃんなんか言ってた?(すぐ隣)」
オワタ :「……ん、泣かせるな……って」
りまりま :「そ、そんなこと言ってたの!? やだな、もう、恥ずか
:しい……てーがくんが、そんなことするわけないし」
オワタ :「ん、俺も……泣かせたりしない」
[Hisasi] 頭なでちゃうぜ
りまりま :「うん……やっぱ、てぇがくん大好き」
[Toyone] えへへ
オワタ :「うん……今日は、ありがとな」
[Hisasi] ちゅー、とかな。
りまりま :「ん……」
[Toyone] 進歩してますね
オワタ :「じゃあ……また学校で、な」
[Hisasi] 手振って
オワタ :「帰ったら、メールするから」
りまりま :「うん、待ってるね」
オワタ :「うん、じゃあ」
[Hisasi] 手を振って帰ってゆく
りまりま :(見えなくなるまで見送ってる)
[Hisasi] やあ、進歩してます
[Toyone] よかったよかった
[Hisasi] 母陰謀じゃね?
[Hisasi] とか、今になって思いますね(まてよ)
[Toyone] 今になってw
[Toyone] 息子の恋路を変化球気味にアシスト
時系列と舞台
------------
3月初旬
解説
----
オワタくんの成長曲線が再び上昇した。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Toyolina
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