[KATARIBE 31495] [HA06L] 彗の家出 11

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Date: Sun, 6 Jan 2008 21:37:13 +0900
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[HA06L] 彗の家出 11
====================
登場人物
--------
 途奥彗
 市原千沙紀
 神終空音
 仲村渠灰太

 途奥火雲


鬼姉に見つかる
--------------

[Toyone]  はらへったな
[Toyone]  お昼食べ過ぎたから、晩ご飯はピザ2切れで済ませたんだが……
[Toyone]  それが仇に……

 トオクさん  :(おなかがすいてめまいが)
 トオクさん  :(ちゃんとご飯たべたのに……なんでかな)

[Hisasi]  そうそう
[Hisasi]  http://hiki.kataribe.jp/HA06/?KunelDahlMagicBook
[Hisasi]  今のトオクさんがもってる本です^^
[Toyone]  わあ^^
[Toyone]  >欲望や悪意を増幅させる:3
[Toyone]  そりゃ黒くもなるわ
[Hisasi]  もちろん^^

 トオクさん  :(それでも本は肌身離さず、小脇に大事に抱え)

[Toyone]  なんかちさきちがあっさり看破しそうなうさんくささ抜群な本ですね
[Hisasi]  うむ
[Hisasi]  近寄ろうとしたら床にひびを入れてでも遠ざけようとするかもしれ
      ません、ちさき自動防御で

 ちさき自動防御:(きけんきけんきけん)

[Toyone]  なぜ彗さんに近寄れないの!?
[Hisasi]  あ、彗さんだ
      (駆け寄ろうとして突然間を割るようにコードがぴーんと)
[Hisasi]  転倒
[Toyone]  なんという護身完成
[Hisasi]  転倒させてでも近寄らせたくなかった、しょうがなかったんじゃ
[Hisasi]  自動防御側の言い訳

 トオクさん  :(ベンチでぐったりしている……のだが)

[Toyone]  遠巻きのちさきちビジョンではお昼寝してそうに見えた

 ちさき    :(彗さん……疲れてるのかな、そっとしてあげたほうがいい
        :のかも……)

 トオクさん  :「ああもう……!」

[Toyone]  まるでうなされているようにみえた

 ちさき    :(彗さん?)

[Toyone]  実際はおなかすいた! と叫びそうになって、叫ぶと体力つかう
      からやめといたのだが
[Hisasi]  駆け寄ろうとしたら
[Hisasi]  間を邪魔するかのように
[Hisasi]  わっせわっせと高校球児達が
[Hisasi]  かっせーかっせーおー(しかも無駄に長い)

 ちさき    :「あの、ちょ……」

[Hisasi]  と、とおして……(超邪魔)
[Toyone]  カワユス
[Toyone]  冬の高校球児たちが去るとそこには
[Toyone]  仁王立ちの鬼姉とぐったりんgのトオクさんが居た

 ちさき    :「す、彗さん!!」
 彗      :(今にもくずれおちそう)
 千沙紀    :「彗さん! しっかりして! この……彗さんをどうする
        :気だ!」

[Hisasi]  頑張って勇気を振り絞る
[Hisasi]  姉をびしっと

 鬼姉     :「ん? 誰かと思ったら千沙紀か」

[Hisasi]  ちび小動物がライオンにむかって、みたいな構図
[Toyone]  まだ、こいつどうしてくれようか、って見下ろしてる状態だった
      ので無事

 千沙紀    :「……彗さんは」

[Hisasi]  すげえ、怖いけど、彗さんを守らなきゃ

 鬼姉     :「本のない千沙紀には用はないんだけど」

[Toyone]  あっさり。

 鬼姉     :「あまり人様の身内の問題に踏み込んだりしない方がいいよ」
 千沙紀    :「……ふざけるな、彗さんをいつもいつも苦しめて、何が
        :身内だ!」

 千沙紀    :「彗さんは、あの家に居たくないから、辛いから、家を
        :出たんだ! 今更!」
 鬼姉     :「知ってるよ。だからほっといた。どんな顔して帰って
        :くるか、とかちょっと楽しみにしてたのに」


本に気づいている
----------------

 鬼姉     :「千沙紀、あんたもしかして気づいてないの? こいつが今、
        :何を持ってるのか」
 千沙紀    :「……え?」

[Hisasi]  もちろん知らない

 千沙紀    :「彗さんが、一体……」

[Hisasi]  ばっと見て

 鬼姉     :「前にこいつに会ったのは何時だ」

[Hisasi]  正直に話すよ
[Hisasi]  一日後だっけか?
[Toyone]  25日のあと、三が日近辺で1回きてますね。空音さんが趣味全開
      してたとき。
[Toyone]  そのときは本を持ってなかった。今は持っている。

 千沙紀    :「……25日の後、二日に空音さんの家で」

[Hisasi]  ふと、彗さんの手にした本を

 千沙紀    :「……!?(ぞわっ)」

[Hisasi]  全身の毛が逆立つような
[Hisasi]  恐怖感

 千沙紀    :「……す……彗……さん……」

[Hisasi]  ぞくっと
[Toyone]  今日は5日ということにしておく

 鬼姉     :「昨日の晩。うちの子が一人、ボッコボコにされた」
 千沙紀    :「……え……あ」

[Hisasi]  電話の応対にでた子
[Hisasi]  たぶん一回くらいあったことあることにしておこう
[Hisasi]  メガネのなんか嫌な感じの人
[Toyone]  ドアの隙間から見えたあのえもいわれぬ恐怖

 千沙紀    :「……あの……女の人」

[Hisasi]  不快感をあらわに

 鬼姉     :「知ってるなら話は早いな。去年にも一度二度は見てただろ、
        :あたしのお気に入りの一人」
 千沙紀    :「……昨日の、晩」

[Hisasi]  なんか不穏な
[Hisasi]  なにかを感じている

 鬼姉     :「生きてはいる。当分病院からは出てこないからすごく
        :困る。ホントに困る。あいつが居ないと、雑用全部任せっ
        :きりだったから。それはいいや」

[Hisasi]  彗さんの手にした本から感じる禍々しい……

 千沙紀    :「……まさか」

[Hisasi]  ぞくっと

 鬼姉     :「使い魔がな。ちゃんと教えてくれるわけよ。んでこうして
        :出張ってきて……こんなものを持ってる」

 鬼姉     :「去年の千沙紀みたいだな」
 千沙紀    :「!」

[Hisasi]  甦る悪夢
[Hisasi]  自分のしでかしたことで
[Hisasi]  どんだけまゆねえを悲しませて、迷惑をかけて、彗さんにまで……

 千沙紀    :「彗さん!!」

[TK-Leana] 鬼姉の意図は……
      1、なんだかんだでトオクさんが心配
      2、妹のくせに生意気な。タマとったらああ
      3、ヒャッホウ、いい魔道書もってやがるぜ

[TK-Leana] 3かな
[Toyone]  2と3
[Hisasi]  ……3?
[Tihiro]  3でしょうw
[Hisasi]  信頼ねえw
[Toyone]  いえ、アル意味鉄板銘柄ですよ
[TK-Leana] もういっそ、ボスは魔道書使いこなしたパーフェクト鬼姉でいき
      ましょうか
[Toyone]  ウヒョヒョ
[Tihiro]  ひぃw


鬼姉の挑発
----------

 鬼姉     :「んでどうするつもり? そもそも、こいつに近寄れるのか?」
 千沙紀    :「彗さんっ!」

[Hisasi]  駆け寄ろうとして千沙紀バリアーに弾かれてすっころぶ図

 SE     :ばしっ
 千沙紀    :「っ!」>ごろごろ

[Tihiro]  嗚呼w

 自動防御   :(近づいたらアカン、危険、だめ)
 千沙紀    :「す……彗さんっ!!」

[Hisasi]  ある意味ギャグ

 鬼姉     :「っていうわけでどうしようかって悩んでるとこなんだけど、
        :なんか名案ない?」>千沙紀

[Toyone]  スッ転ぶのは予想の範疇

 千沙紀    :「……そんな……」

[Tihiro]  吹き飛ぶ速度よりも速く駆け寄る!(無理

 鬼姉     :「1.このバカもろともやっちまう。憂さも晴らせて、面白
        :そうな本も手に入って言うことなし。2……思いつかない……」

[TK-Leana] 灰太乱入するか、ちさきちさんがんばるか、どっちがいいかしら
[Toyone]  拝み倒して譲ってもらうという発想はない。
[Hisasi]  その間、彗さんは夢の中で戦っている
[Hisasi]  というか、虐殺をしている(ひぃ)

 鬼姉     :「せめて意識でもあればよかったんだけどな。このざまじゃ」
 千沙紀    :「彗さんっ!! 目を覚まして!! オレと同じ間違いをしな
        :いで!!」

[Hisasi]  お外なんですがねえ、ちさきちさん
[Hisasi]  羞恥心とかいうものは薄いようだ
[Hisasi]  駅前広場の真ん中で叫んだこともあるしな

 鬼姉     :「なんかあると面倒だな、北川」

[Toyone]  もう一人の手下(ワイセツジャナイメガネ)に結界でもなんでも
      はらせておく
[Hisasi]  ワイセツジャナイメガネw
[Toyone]  でも兄貴が乱入するなら兄貴なので許す。兄貴補正
[TK-Leana] ちさきんが頑張るんかなーと様子見つつタイミングを計ってます

 鬼姉     :「聞こえてないんじゃない、この様子じゃ。前は、こんなに
        :近づいたりしたら泣いてたもの」
 千沙紀    :「……彗さん……」

[Hisasi]  ぎり、と
[Toyone]  いろんな意味でちさきちを煽っている
[Hisasi]  この間、彗さんの様子は?

 千沙紀    :「彗さん、彗さんっ!」

[Toyone]  なんか負けそうな感じ
[Hisasi]  駆け寄ろうとして吹っ飛ばされる×3くらいやって

 千沙紀    :「うわっ」

[Hisasi]  ごろごろ
[Hisasi]  まあ、勝手に駆け寄って弾かれてるだけなんで
[Hisasi]  見た目ばかみたいなんですが、本人は真剣なんです(ふぉろー)

 千沙紀    :「彗さん! 彗さんっ! しっかりしてっ!!」
 鬼姉     :「柔道でもやった方がいいね、ケガが減る」
 千沙紀    :「……ちくしょう」

[Hisasi]  地面に両手をついて
[miburo]  通りすがりのスダレ:「毛が無いと申したか」
[Hisasi]  何しにきたww
[Toyone]  スダレw

 千沙紀    :「ちくしょう……」


千沙紀の覚醒
------------

[Tihiro]  おぃw
[Hisasi]  ここでよぎる兄貴の声

 灰太     :「恐怖を忘れるなとは言わねえ。だがせめて、虚勢を張れ」

 灰太     :「強くなれよ、千沙紀。誰かを守るってんなら強くなけりゃ
        :どうにもならねえ」
 千沙紀    :「……(顔を上げる)」

[Hisasi]  ここで、演出で髪がざわっと唸って周囲のちりが舞う
[Hisasi]  (漫画的演出)
[Toyone]  なんか覚醒

 千沙紀    :「……オレは弱い……でも……」

[Tihiro]  Mr.チリ:「Oh,ニポンノカゼハスゴイデース……Nooooooo!?」
          :(舞って飛ばされた
[Hisasi]  ざわ……ざわ……(Notアカギ)
[Hisasi]  ここで、千沙紀よくわかんないけどすごいパワーで彗さんの手に
      した本を引き離すを発動してもいいかな?
[Toyone]  おkですよ
[Hisasi]  うい
[Toyone]  クーネルダール本(同人誌みたいだ)免疫があった

 千沙紀    :「……(すっくと立って)」

[Hisasi]  息を吸って

 千沙紀    :「うわあああああああああああああああ!」
        :>何かを振り切るように叫んで

[Hisasi]  何かがふつりと、弾いたような音を立てて

 千沙紀    :「彗さんっ!!」

[Hisasi]  駆けて

 鬼姉     :(こっちか)

[Hisasi]  ここで姉の目に映ったのは
[Hisasi]  千沙紀を中心になんか印が浮かんで、
[Hisasi]  自動防御もぶっちぎって彗さんに向かって走っていき
[Hisasi]  彗さんの手にした本が弾かれるように飛ぶ(捕まえていいよ)
[Toyone]  イエー

 千沙紀    :「彗さんっ!!」

[TK-Leana] ああ、パーフェクト鬼姉にw

 鬼姉     :(悠々とゲト)

[Hisasi]  でも召還者じゃないんで24時間で消えることにした
[Tihiro]  がーんw
[Hisasi]  それまでにじっくり読んで
[Hisasi]  色々パワーアップしておいてください^^
[TK-Leana] なんというぬか喜びんぐ
[Hisasi]  知識に罪はない

[Tihiro]  洗脳されたりは無いですかっ(待
[Toyone]  鬼姉って属性がつくと、そういうの無効になるらしいよ……
[Hisasi]  欲望や悪意を増幅させる:3
[Toyone]  鬼姉が洗脳されるとは思えない
[Toyone]  とPLに思わせる何かが
[Hisasi]  鬼姉にこれがついたらすげえことになりそうな気がするというか

00:19:11 !MOTOI ("鬼姉さんに対して「こいつは生まれついての悪だッ!」")

[Hisasi]  とめる人いなくなっちゃう^^
[Tihiro]  たのしそうですねw
[Toyone]  椅子に座ったまま燭台を首の動きだけで避けるよ
[Tihiro]  Motoiさんが良い事言ったw
[Toyone]  >堕ちメ参照
[TK-Leana] ていうか、すでに黒いんだから
[TK-Leana] これいじょうどう黒くなれと

 千沙紀    :「しっかりして! 彗さんっ!!」

[miburo]  3ってのは尋常ではないぞw

 鬼姉     :「ありがと、さすが千沙紀だ、空気読めてる」

[Toyone]  んふふ

 千沙紀    :「彗さんっ」>鬼姉どころじゃない

[Hisasi]  ぐったりした彗さんを抱えて必死によびかけてる
[Toyone]  見るからに衰弱しております。
[Hisasi]  で、24時間は本を好きにしていいよ^^
[Toyone]  おなかすきすぎて。
[Hisasi]  >鬼姉
[Toyone]  じゃあじっくり書斎に籠もって
[Hisasi]  魔道書としてはがっつり実用的に書いてありますから、存分に^^
[Hisasi]  じゃあちさきちは、彗さんをつれて兄貴んとこかな。空音さんは
      用事があることにしとこう、そういうことになった。
[Toyone]  そういうことになった。


目覚めたトオク
--------------

[Hisasi]  じゃあ、兄貴
[Hisasi]  ぐったりした彗さんを抱えた(火事場の馬鹿力)千沙紀があわくって
      くるぜ
[Hisasi]  病院いけという突っ込みはしてはいけない、お約束だからね
[TK-Leana] 多分、へー介飛ばして探し回ってたとこ。魔道書のアレで認識阻害
      されて見失ってました

 千沙紀    :「兄貴! 兄貴!! 彗さんがっ!!」

[Hisasi]  姫抱っこでばたばたと

 灰太     :「落ち着け! 何があった」

[TK-Leana] 姫抱っこで走れるようになったんですね。これも筋肉のおかげ

 千沙紀    :「はぁ……はぁ……まず、彗さんを! ひどく弱ってるから
        :……お願い!」

[Hisasi]  ぐったりした彗さんを
[Hisasi]  たぶんおなか空きすぎて危険状態?
[Toyone]  症状としては身も蓋もないが、これまで増幅:3があったので
      黒トオク優勢だったのが、当面の仇敵であるわいせつメガネを
      フルボッコにしたら満たされちゃったせいで、白トオクが盛り
      返して魔本とガチバトル@精神
[Toyone]  そこへ空腹で力がでねえぞ→魔本:「てめえ魔力すいとったらあ」
      →余計にはらへって衰弱(心身ともに)←いまここ
[Toyone]  こうやって良心とか理性は食いつぶされるのでした。
[TK-Leana] ここで、おなかがグーとなって、彗さんがうわごとで「ごはん」
      とかいうと笑える
[Hisasi]  採用
[Toyone]  エーッ
[Saw]    そろそろ新しい顔が必要な場面
[Toyone]  ちょまw
[Toyone]  せめて台詞は改竄させてッ
[Hisasi]  トオクさん! 新しい顔よー
[Hisasi]  ぼひゅーん
[Hisasi]  ……ホラーなのでやめよう
[H_Aoi]   ひいっ
[Tihiro]  カオスw
[TK-Leana] 「トオクさん! 新しい顔よー」→兄貴に当たる
[TK-Leana] ピンチ

[Toyone]  トオクさんの口が小さく動いている。何か言っているようだ。
      聞きますか? 聞きませんか?

 灰太     :(耳を寄せる)

[Toyone]  兄貴の耳には、「おなかいっぱいなら、あんたなんか」と聞こえた

 千沙紀    :「……え?」

[Hisasi]  トンボが飛ぶ図

 灰太     :「……飯、用意すっか」

[Toyone]  おなかいっぱい→魔力もいっぱい→かかってこいや!

 千沙紀    :「……はぁぁ(脱力)」

[Hisasi]  その場にくたくたと崩れ落ちる
[Toyone]  つ∀`)
[Hisasi]  いろいろ解放&彗さん抱っこで疾走などなど
[Hisasi]  どっと来たらしい
[Hisasi]  &安心したおかげで

 千沙紀    :「……よか……った……」

[Hisasi]  くてん
[Hisasi]  明日きっと筋肉痛だ、でも後悔は無い
[Toyone]  さすがにおなかのむしがないたりはしなかった
[Toyone]  でもごはんはいっぱいたべた……
[TK-Leana] 灰太がおいしいチャーハン作ってる間に匂いで起きてくるでしょう
[Hisasi]  うん、彗さんがおなか一杯になって回復したら
[Hisasi]  お話聞いて
[Toyone]  ちょっとこの空気でシリアス話はしづらいが……w
[Hisasi]  恥ずかしい思いをしつつ
[Hisasi]  おかわり、と
[Hisasi]  でも食べるのをやめない
[Toyone]  いったいその現ロリボディのどこにそんなに入るの……?
[TK-Leana] ストレスで、胃に異空間の穴が

 #森羅    :「彗さん、一緒に大食いでお金貰えるところを全クリしよう!」
        :(ぐぐぐ(待

[Toyone]  魔力たまるまでは即消化されます^^

 彗      :「ごちそうさま……」

[Toyone]  いっぱい食べました

 千沙紀    :「……よかった」

[Toyone]  ちょっと器積むのとか恥ずかしい
[Hisasi]  元気になって

 灰太     :「お粗末さまでした」

[Hisasi]  ないちゃだめ、ないたらダメ、男の子だから


魔書
----

 彗      :「……本、がない……」
 千沙紀    :「!」

[Hisasi]  びくっと

 千沙紀    :「……彗さん」

[Hisasi]  居住まい正して
[Hisasi]  真面目顔で

 千沙紀    :「……本って……何のこと? ちゃんと教えて」

[Hisasi]  一部始終を
[TK-Leana] 冷静に考えるとえらいことですね
[Toyone]  一部始終……ですね
[TK-Leana] トオクさんがあんだけパワーアップした本を、あの鬼姉が!
[Toyone]  トオクさんが黒い部分を貯金してたとしたら(貯金箱に)
[gombeLOG] 契約したものなのに奪われたのか
[Toyone]  鬼姉は運用して今じゃ暗黒長者
[Hisasi]  でも契約者じゃないので
[Hisasi]  24時間で消滅

[Toyolina] わいせつメガネに云々あたりでめっちゃ泣きますけどかまいません
      ねッ!?
[Hisasi]  もちろん!
[Hisasi]  隣で彗さんの肩を支えて、めがね女許すまじ&あの家にはかえさ
      ねえ、絶対、と決意をあらたにしつつ

[Toyolina] っていうのを空音さんにも話すわけだが
[Hisasi]  うむ
[Toyolina] 入院中のわいせつメガネがICUに行きそうです
[Hisasi]  ……やべー
[Tihiro]  さよならわいせつメガネ。あなたのことは忘れると思う。
[Toyolina] 一年後くらいに復帰します
[Toyolina] みんな忘れたころに。
[TK-Leana] え、誰だっけ
[TK-Leana] と、鬼姉がいう
[TK-Leana] あわれ
[Tihiro]  悲しすぎるw
[Toyolina] 鬼姉は忘れないですよ
[Toyolina] 可愛がってる添い寝役ですよ
[Toyolina] 僕がわすれる
[Tihiro]  笑ったw
[Hisasi]  とにかくわいせつメガネはいろんな意味で終了することにして
      (主に空音さんによって)

 千沙紀    :「……彗さん」

[Hisasi]  全部話を聞いた後で

 千沙紀    :「……オレも、彗さんと同じように……力に飲まれたことが
        :あった」
 彗      :「……」
 千沙紀    :「……今の生活が辛くて、母さんが恐ろしくて、魔女の血が
        :イヤで……」

 千沙紀    :「どうしようもなく辛かった、逃げ出したかった……弱くて
        :どうしようもできない自分がイヤでしょうがなかった」

 千沙紀    :「……そして、オレは……奇書の誘いに乗ってしまったんだ」

[Hisasi]  目を見て

 彗      :「……あの本も、やっぱり」
 千沙紀    :「……恐らくは……オレもはっきり見たわけじゃないけど、
        :すごく……恐ろしいものを感じたから」

[Hisasi]  思い出してぞくっとしそうになりつつ
[Hisasi]  近寄る度に弾かれるほど
[Hisasi]  まあ、見た目はギャグだけど

 千沙紀    :「……でも……どこかで見たような感じもする、けど……」

 千沙紀    :「でも、ダメなんだよ。彗さん」

[Hisasi]  ずい、と

 千沙紀    :「オレが力を求めたせいで、本の誘いに乗ってしまったせいで」

 千沙紀    :「まゆねえにも、氷我利さんにも……市原の人達すべてにも
        :……彗さんも……苦しめてしまったんだ」

[Hisasi]  辛そうに

 彗      :「……うん、ごめん、ごめんなさい……ごめんなさい……
        :もうしません……」
 千沙紀    :「……オレ、まだ弱いけど……彗さんが頼れるように、力に
        :なれるようにがんばるから」

 千沙紀    :「辛い時に力になれるように、がんばるから。だから、彗さん
        :……あんな本に頼って力に溺れちゃだめだ」
 彗      :「……うん……もう、あんなことは……しない……夢でも、
        :あんなこと……千沙紀くんを……ソラネを……
        :(ゲホゴホと激しく咽せる)」
 千沙紀    :「……彗さん、うん……約束」

[Hisasi]  きっと夢の中で大虐殺ひゃっほーをしてたんですね
[Toyolina] はい。
[Toyolina] 黒トオクさんがウヒョーってなってるところを白トオクさんが
      もうやめてー><
[Toyolina] やだよ誰がやめるかこんな楽しいことおめえもやってみろってんだ
      (イヤな音)

 空音     :「当然わかってるよね。ならばよし。で、少しは気が晴れた?」

[Toyolina] みたいな責め苦
[Hisasi]  そして変な方向に腕がまがった空音が、、、(ひぃ)
[Hisasi]  みたいな

 彗      :「晴れて、ない……でも、晴れてる私も、中にいる……」

 彗      :「それがすごくイヤで、どうしたらいいか……(また咽せる)」
 千沙紀    :「……彗さん」

[Hisasi]  黒トオクと白トオク

 空音     :「暴力に酔った自分を受け入れるしかないと思います。
        :トオクにはそういう面もあるんだよ」

[Toyolina] 前からゴゴゴゴってどす黒いの漏れてましたからね
[Saw]    突き放すような言い方
[Hisasi]  あはははは、踊れ踊れ(本を小脇に抱えて高笑いしつつ)
[Hisasi]  みたいな

 彗      :「そう、だよね。やっぱり……やっぱり、あの人と同じ血が
        :流れてて、でも、それは、考えてもしょうがないことで」
 千沙紀    :「でも、彗さんはあの人と同じじゃない」
 彗      :(ギクリ)

[Toyolina] もっと非道い血だと自分では思っているので
[TK-Leana] 同じじゃない。だと指摘みたいにも聞こえますね。同じじゃない、
      で否定してるんだよね
[Hisasi]  うむ>否定

 千沙紀    :「今こうやって、自分がしたことがひどいことだって分かっ
        :てる彗さんがいる」
 空音     :「血のせいにするのはズルイしね。大事なのは何かに対して
        :どう感じるかじゃなくて、その結果どうするかだ。トオクは
        :今回軽率な行動をした。それはトオクが残酷な性格だった
        :かもしれないけど、それを理由にしちゃだめだよ」

 千沙紀    :「ただ、もう彗さんはあの家に帰るべきじゃない、これ
        :だけは確実に」
 空音     :「どこか信用できる親戚の家に行くとか、そういうあては
        :ある?」
 彗      :「……どうするか……どうする……どうしたら、い……」
        :(いろいろ考えててどうしたらいいか聞こうとして思いとど
        :まったところ)
 空音     :「まあゆっくり考えなさい。何か決まるまでうちにいていい
        :から」
 彗      :「ううん、ない。だから……しばらく、私を、置いてください、
        :お願いします」
 千沙紀    :「うん、どうしてもどうかしていいかわからなかったら、
        :オレ達も一緒にかんがえるから、今はゆっくり休んで」

 空音     :(トオクのほっぺたつまんでひっぱる)
 彗      :「……うぇ」

[Toyolina] ぐるぐる考えていたところを!?

 空音     :(むにーんとひっぱって顔近づける)
 彗      :「ふぉふぁれ?(ソラネ?)」

 空音     :「トオクはさ、私の前でいい子でいようとする必要ないん
        :だから。もっと口汚く愚痴言ってもいいんだから──何で
        :こんなになるまで何も言わないの、バカ」
 彗      :「……う……だって……頼ってばっかで……それじゃダメ
        :だって思って……一人で、ちゃんと出来るって、見せたくて
        :……ごめんなさ……ごめん、ソラネ」
 千沙紀    :「辛い時は、ちゃんとみんなに頼って、彗さん」

[Toyolina] ほっぺたひっぱられたまま泣いたりしたら大変なことになるお燗
[Toyolina] でも泣く
[Hisasi]  えうーと
[Toyolina] ワンピースの登場キャラみたいな泣き顔になる
[miburo]  似合うな
[Toyolina] 似合うから困る

 空音     :「ったくもー、世話のかかる」(ティッシュで涙拭く)
 彗      :「ごめん、ごめんね、ほのとにごめんね……」
 空音     :「もういいから、しゃべるな、噛んでるし」
        :(頭抱きかかえて寝かしつける)

[Toyolina] わ、マジでかんでるw

 千沙紀    :「……うん、ゆっくり……やすん……で」

[Hisasi]  なんか、こっちも
[Hisasi]  ふらーっとした
[Tihiro]  Goodタイミン?(ぉ>噛んでる

 千沙紀    :「……(椅子からずり落ちるように倒れて)」

[Hisasi]  寝る
[Toyolina] 寝かしつけられたので熟睡モードに。
[Hisasi]  千沙紀も疲れきって寝ました
[Hisasi]  ぶっちぎるのに相当消耗した様子
[Toyolina] 世話のかかる子になってしまった


後処理
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[Hisasi]  しかし
[Hisasi]  彗さんの学費どうしようかな、とPL的に
[Toyolina] そうですね
[Toyolina] どんどん高校に行けなくなってきたw
[Hisasi]  なんかわいせつメガネフルボッコにしちゃったせいで
[Hisasi]  姉からお金もらえなさそうな気がしてきました
[Hisasi]  けしかけたのPLですが

[Saw]    それ以前に傷害事件にならないかが心配ですw
[Toyolina] 民事不介入でなんとかw
[Hisasi]  傷害で訴えるとなるとわいせつメガネのわいせつ行為が
[Hisasi]  お互い引くことでノーカウント

[Hisasi]  とりあえず
[Hisasi]  わいせつメガネは回復したら
[Hisasi]  空音さんから向こう一年間口内炎と水虫が治らない呪いをかけ
      られるということで
[Hisasi]  解決
[Tihiro]  地獄w
[Toyolina] 地獄w
[Hisasi]  あと口臭がきつくなる
[Hisasi]  けっけけk、
[Toyolina] かわいそすw
[Toyolina] きさまの唇はもう他人に永遠に触れることはない

[Toyolina] でもマホンパワーゲトしてウハウハな鬼姉なら餞別にもしかしたら
      学費くらい出してくれるかもと思わないでもなかった
[Toyolina] 今までだって上機嫌のときはWii返してくれたりしてたんだ
[Hisasi]  今の内にお金をかすめとっておこうぜ!
[Hisasi]  24時間以内に
[Toyolina] SOREDA
[Hisasi]  24時間経って本が消えちゃったら
[Tihiro]  黒くなってr
[Hisasi]  こなくそー!! と
[Toyolina] 2d8
[kataribe] Toyolina: 10(2D8) = 10
[Toyolina] 10時間寝た。あと14時間のうちに。
[Toyolina] 上機嫌のうちに。
[Hisasi]  リミット14時間
[Hisasi]  現ナマでゲットしておくんだ
[Hisasi]  きっと気前よく札をぽいっとしてくれるはずだ
[Toyolina] いくらくらいせしめたら3年間は安泰なんでしょうね
[Hisasi]  本を読みながらトオクさんの申し出に、ああいいわよ
      (トオクさん見もしないで鼻歌うたいつつ札をぽい)

[Toyolina] http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2006/12/60gcf100.htm
      これによると、私立高校で初年度85万円かかるらしい……(゜д゜)
[Hisasi]  ……高校はいってからバイトすることも視野にいれて……
[Hisasi]  300マンくらいかすめとっておこうぜ、それくらいあることにした
[Hisasi]  金とっちまえばこっちのもんだ
[Toyolina] ぽいぽいぽい
[miburo]  鬼姉やさすぃーww
[Tihiro]  うははw
[Hisasi]  現ナマでげっとして空音さんちか兄貴んちで隠してもらって
[Hisasi]  後で本消えてちきしょうめーとなっても取り返されないようにして
      おけば
[Hisasi]  当座はなんとかなるぜ
[Toyolina] なんとかなりますね

 トオクさん   :「居候の身だから、バイトしてお金ちゃんと入れないと」


鬼姉孝行娘伝説
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[miburo]  両親はどうなっとるんですか^^
[Toyolina] なんのバイトするんでしょう
[Toyolina] どうなっとるんでしょうねw
[Toyolina] 僕の中では鬼姉はもう専制君主in家中
[Hisasi]  もう両親とか空気
[Saw]    そもそもいないとか
[Toyolina] 実はいなかった

[Hisasi]  既に両親は鬼姉が買った別宅に住んでいた
[Hisasi]  逃げたともいう
[Toyolina] 楽隠居かよ
[Hisasi]  家までかってもらったらそりゃあ鬼姉さまさま
[Hisasi]  なんて親孝行な子なのかしら
[Toyolina] めっちゃ親孝行ですね
[Hisasi]  彗、おねえちゃんの言うことをよく聞くのよ
[Hisasi]  そして新居で悠々自適
[Hisasi]  ほんとに自慢のむすめでしてー
[Hisasi]  と
[Hisasi]  トオクさん、立場ねえ
[Toyolina] これはできの悪い次女涙目w
[miburo]  これはどうしようもないw
[Hisasi]  会社でも実績バッチリ専務の信頼も厚い
[Hisasi]  なんて立派な娘さんなのかしら
[Hisasi]  ……それにくらべて
[Hisasi]  (略)
[Toyolina] つ∀`)
[Tihiro]  つれえ……

[miburo]  それって彗がどっかにお世話になっていても、
      「ねえ母さん、やっぱり他人様に迷惑をかけるのはよくないと思うわ」
      「ですよねー」
      で呼び戻されるのではw
[Toyolina] 勘当されるしかないw
[Toyolina] >呼び戻され

[Hisasi]  そして次女は家出
[Hisasi]  ますます姉の評価たかまり、我侭なダメな子と地位さがるトオクさん
[Hisasi]  ……なんて酷い(誰のせい)
[Toyolina] タノシー
[Tihiro]  カナシー
[Toyolina] お姉さんが説得して連れ戻そうとしたんだけど、手切れ金まで要求
      したらしいわよ
[Toyolina] ということになっていそうです^^
[Hisasi]  ひでw
[Hisasi]  つまり手切れ金だからもう二度と帰らなくていい!

[miburo]  あの子と遊ぶのはよしなさい
[Hisasi]  あんな風になっちゃだめよねえ、とか
[Hisasi]  言いふらされてます
[Toyolina] お姉さん、それであの子の気が済むのなら、ってお金出してあげたん
      ですって
[Hisasi]  お姉さん、優しいわ……(もらい泣き)
[Toyolina] ほんとえらいわねえ どうして下の子はお姉さんみたいに育たなかっ
      たのかしら
[Hisasi]  更に株を上げる姉
[Toyolina] ここだけの話、下のお嬢さん、学校でもなんか浮いてたらしいわよ
[Toyolina] それで似たような子ばっかり集まってどーたらこーたら
[Toyolina] あらあらまあまあ。
[Hisasi]  やっぱり、お姉さんが立派過ぎたのかしらねえ……いやだわあ、
      うちの子はああならないようにしなきゃ
[Hisasi]  もう、あの近辺歩けませんね、、、トオクさん
[Toyolina] 悪評たてるのに困らない材料ばっかりw
[Hisasi]  これはひどい
[Toyolina] これなら300万円くらい安いモンだと言わざるを得ないw
[Hisasi]  もはや夜逃げレベルですね

[miburo]  虐待がからまないと燃えないなぁ(ぉ
[Toyolina] これ以上をお望みかw
[gombeLOG] 300万せしめる際に黒本の力をたわむれに行使される説に一票
[Toyolina] (・∀・)
[Hisasi]  たわむれ
[miburo]  (・∀・)
[Tihiro]  がくがく。
[Hisasi]  彗さんのお尻に豚の尻尾(一週間はえっぱなしです、一週間たったら
      消えますごあんしんを)
[Toyolina] もうちょっとましなものを……
[gombeLOG] 黒トオクの残滓がクッションになって直撃は免れて、這々の体で
      退散、とか
[Toyolina] 黒トオクが消えてしまったら、世知辛い世の中を生きていけないw
[gombeLOG] それもそうだがw
[Toyolina] 空音さんのいい台詞を捨てるのは勿体ない(空音さん至上主義)
[gombeLOG] なる
[Hisasi]  じゃあ尻尾ですね^^
[Toyolina] しょうがないなあ^^
[Hisasi]  大丈夫、わいせつメガネは一年間口内炎と口臭と水虫なんだから
[Toyolina] かわいそすw
[Hisasi]  一週間くらいなんとかなるさ
[Toyolina] もうやたらと後ろを隠したがるトオクさんが期間限定

[gombeLOG] 尻尾のせいでスカートの後ろすそが持ち上がってしまうとか余計な
      ことを想像
[gombeLOG] 丈の短いのは履けませんね
[Toyolina] スカートのなかでぴこぴこ動くからくすぐったくてしゃーないん
      ですよこれがま。た。


時系列と舞台
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1月5日?


解説
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衰弱していた彗を鬼姉が捕捉。居合わせた千沙紀は。


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Toyolina
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