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Date: Sun, 30 Sep 2007 01:08:16 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31368] [HA06L] ランダム小隊・外伝 カーディガン
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[HA06L] ランダム小隊・外伝 カーディガン
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登場人物
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箕備瀬梨真【みびぜ・りま】 通称 りまりま
御羽貞我 【おわ・ていが】 通称 オワタ
ジャージで萌え袖
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りまりま :「へくちっ」
オワタ :「ん? 風邪?」
[Hisasi] 風邪引きやすい子だからね
[Toyolina] ちなみにさっきたばこ買いに行ったら外気温18度とか出てましたw
りまりま :「風邪……かな? ちょっとブルってきた感じ」
オワタ :「ほら、最近暑かったり冷えたりしてたから」
[Hisasi] だいじょうぶかー、と
[Hisasi] おでこに手をやろうとして、一瞬、あとか思って止まる
[Hisasi] いや、ちょっと恥じらいが
オワタ :「……熱とか、は」
りまりま :「どうだろ。熱あるっぽい?」
[Hisasi] でも触っていいんでしょうか(触れよ!)
[Toyolina] 止まったオワタハンドをおでこにあてる
オワタ :「……あ」>一瞬どきっとしつつも、
[Hisasi] ちょっぴり熱いですね
オワタ :「少し熱あるぞ」
りまりま :「そっか、じゃ帰りにカーディガン買ってっこっかな。まだ
:買ってなかったから」
[Toyolina] 暑かったし
[Hisasi] そして今日は薄着なんだな、りまりま
[Hisasi] だって昨日は暑かったんだもん、
[Toyolina] きっと午後から曇ってきて冷えた
[Hisasi] しょうがないからちょっとはずいけど俺のジャージ羽織ってろよ
オワタ :「……ほら、これ」
[Toyolina] 萌え袖
[Hisasi] ジャージの上着(二年男子は青、一年は緑、三年は赤、今決めた)
りまりま :「いいの? ありがとー(えへー)」
[Toyolina] うちの母校みたいな
[Hisasi] 久志が中学の時のジャージカラーでした^^
[Toyolina] 入学年度で赤青緑(のちに黒)のローテーション
オワタ :「今日はちゃんとあったかくしてろよ?」
[Toyolina] ちなみに赤(エンジともいう)でした……中学からなので6年間……
[Hisasi] うちも赤青緑だったなあ
[Hisasi] 久志は緑でした
りまりま :「うん。そうする……やっぱ男子用のって大きいね」
[Toyolina] 下手するとスカートまで隠れてはいてない疑惑です
[Hisasi] もうお尻かくれちゃいますね
オワタ :「……そりゃー」
[Toyolina] わあい
[Hisasi] 男の子はこれからおおきくなるからちょっと大きめにしておいた
方がとかいうお母さんのおかげで
[Hisasi] オワタはまだ伸びてるようなので
[Toyolina] ダボダボ
オワタ :「……」>なんかちょっと視線をおとしつつ
オワタ :「ほら、引き始め、肝心だから」
[Hisasi] もそもそと
[Hisasi] そして今日はまだ見てない
[Hisasi] いつものね
[Toyolina] なんてことだ
オワタ :「帰り……送ってやるから」
りまりま :「これ着たら、なんかいい感じに暖かくなってきた……
:え、ホント? あ、だったら……ちょっと寄り道しても
:大丈夫?」
オワタ :「おう」
オワタ、肩を抱く
----------------
[Hisasi] で、歩きながら寒いか? とかゆって肩に手を回すカードを引くんだ
[Toyolina] 肩に!
[Hisasi] だって風がぴゅーっとふいて思わず身をすくめちゃうりまりまとかが
[Hisasi] さむい? と
[Toyolina] だいじょうぶっくしゅ
[Toyolina] 説得力のないくしゃみ
[Hisasi] しょうがないな、
[Hisasi] いや、肩に手を回すという発想はあるんだけど
[Hisasi] だってちょっとはずいんです
[Hisasi] 普通の男の子だから
[Hisasi] どっかの先輩とか狼のようには、、、
[Hisasi] 奴らは微塵の躊躇もしねえ
オワタ :「……ほらっ」
[Hisasi] で、肩に手まわして(はずいので視線は前)
りまりま :「う、うん……」
[Toyolina] ぴったり
オワタ :「……」>あったかいなーとか思いつつ色々恥ずかしかった
:りどぎまぎしたり渦巻いてる。
りまりま :「……晩ごはん、ちゃんと食べてる?」
[Toyolina] なんかいおうと思ったら晩ごはんについて言及していた
オワタ :「え、ああ……肉とか」
[Hisasi] やっぱり肉かよ
[Toyolina] 予想通り
オワタ :「……あ、ええと、サラダとかも、、、一応」
[Hisasi] レタスむしってあらってぷちトマトとか、、
りまりま :「土鍋とかあったら、そろそろ寒いし、お鍋とかいいかも
:……ほら、野菜適当に切って入れてグツグツするだけだし」
オワタ :「……鍋かあ」
[Toyolina] だしなんてパックのそのまま入れちゃえばいいし
[Hisasi] それなら何とかなりそうな、、とか、
[Toyolina] 適当鍋
[Hisasi] なるほどダシぱっくか、とか
りまりま :「うん、残ったら次の日くらいならいけるし、最後おうどん
:とか、雑炊にしてもいいし」
オワタ :「……なるほど」
オワタ :「鍋のあとのうどん好きなんだよなー」
[Hisasi] 美味しいヨ、久志も大好きさ。
りまりま :「同じお肉食べるんでも、お鍋だったらほら、なんか体暖まる
:し、いいと思うよ」
オワタ :「うん……とり鍋とか、よく作ってもらったな」
[Hisasi] 家族三人で鍋をつつく機会は最近とんとなかったな
オワタ :「……今度、やってみるかな」
りまりま :「がんばって。これから寒くなるし、お鍋絶対いいよ」
[Toyolina] またりまさんの入れ知恵ね! とかニモさんに感づかれそうですが
オワタ :「うん……たまにはニモにうまいもん食べさせてやんないとな」
りまりま :「ニモちゃん、霞中受けるんだったよね……お兄ちゃん、
:がんばって美味しく作ってあげて」
オワタ :「……うん」
[Toyolina] とか言いながら、なぜかほっぺたをぷにっと指先で押したりする
のである
オワタ :(なんか赤くなっちゃうじゃん)
[Hisasi] てめえこのバカップルめ
[Toyolina] ま、まだバカまでは……
[Hisasi] 高橋が涙目で見送ってやる
[Toyolina] 高橋w
高橋@涙目 :「寒いぜちきしょう、なあ木下」
木下 :「……俺を巻き込むな」>でも内心涙目
[Hisasi] 通り過ぎていったイブ大生二人でした
オワタ :「……」
カーディガンで萌え袖
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オワタ :「……ほら、よるとこってどこだ?」
[Hisasi] 肩にてまわしたまま
[Toyolina] これはイブ大コンビにはつらいw
りまりま :「あ、うん、ちょっと、オワタくんは恥ずかしいかもしん
:ないけど、ほら、カーディガン買ってこうって思って」
オワタ :「ああ……そだな、また冷えたらまずいしな」
[Hisasi] で、女の子向けのショッピング
[Toyolina] はい。これは恥ずかしい
[Hisasi] これ似あう? とかやっちゃうんだぜ
[Hisasi] ああ、うん、可愛いと、おもう、とか
りまりま :「もー、オワタくんどれでも可愛いって言うし、余計迷う
:じゃん」
[Toyolina] でも怒ってはいません
オワタ :「いや、でも似あうし……」
店員 :「こちらの秋の新色もいいですよ(笑顔)」
:>内心つくしょうカップルめ!? と思ってる女性店員さん
:(彼氏無し)
[Toyolina] 店員さん つд`)
[H_Aoi] もうすぐ29歳の店員さんでした
りまりま :「え、でも学校に着てくやつなんで……もうちょっとおと
:なしー感じの色ってないですか?」
店員 :「そうですね、ではこっちの落ち着いた色はどうでしょう?
:(ああ、秋なのに、あと二ヶ月でクリスマスなのに!?)」
[Hisasi] で、ちょっとベージュだけど少し淡くオレンジがかったあったか
そうなカーディガンを
りまりま :「あ、これいいかんじ……ちょっと着てみてもいいですか?」
店員 :「どうぞ」
[Hisasi] で、ぱさっと広げて
[Hisasi] 鏡の前で
[Hisasi] どうぞ来て見てください〜と
[Hisasi] 仕事は仕事ですからネ
[Toyolina] 身長に合わせたら胸がきついカード。店員さんごめんなさい
店員 :「……ワンサイズ上のものはどうでしょう?(くっ! 胸か!
:やはり胸なのかっ!)」
りまりま :「袖とか丈とかはいい感じなんですけど……そっち着てみて
:もいいですか?」
[Hisasi] 店員さん(28歳独身彼氏無しサイズは聞くな)
店員 :「はい、こちらで」
[Toyolina] ボタンをがんばって締めたけどきついし、なんか動いたらボタン
はずれそう
[Hisasi] ボタンぶちぃになりそうですね
りまりま :「すいませーん」
[Toyolina] とか言いながら羽織る
[Hisasi] で、ちょっと袖と裾が長めだけど丁度いいですね^^
[Toyolina] そして萌え袖スカート全隠し爆誕
オワタ :「……(い、いや、可愛いけどっ! 裾がっ!)」
店員 :「大変お似合いですよ(くっ! この攻撃力!? ……私には
:火力が足りないというの)」
[Hisasi] なんの火力ですか
りまりま :「あ、これだとちょっとゆったりしてて楽です! オワタ
:くん、どうかなー?」
[H_Aoi] そして、家に帰ってくぅちゃん(ブームに乗せられて飼っちゃった
チワワ、オス、一歳)に慰めてもらおうと決心する店員さん
[Toyolina] くるりんと振り返ってオワタくんにお見せしますとも
[H_Aoi] 袖長破壊力抜群w
http://kataribe.com/HA/06/G/200709/0037/
こんなかんじに。
オワタ :「う、うん……すごい似合ってる、え、と、可愛いよ」
[Hisasi] 照れつつ
店員 :「……ええ、暖かいですし、手軽に羽織れますし」
:>しぃちゃん(チワワ)あたしにはしぃちゃんがいるのの!
:ああ、早く帰ってなでなでしたい!
[Hisasi] ダメな人になってきた
[H_Aoi] でも居そうデスw
オワタ :「りまりまは、気に入った?」
[Hisasi] ちょっと照れ隠しにきいてみつつ
りまりま :「うん、暖かいし、ちょっと袖とかおっきいけど、これに
:するね」
[Toyolina] ちょっとやないです
[Toyolina] だいぶおっきいです
オワタ :「うん、りまりますぐ風邪引くし、ちゃんとあったかくして
:ないとな」
[Hisasi] そして目の前でわははこやつめみたいなかぷるブリ
[Toyolina] 店員さんごめんちゃい
りまりま :「うん。じゃ、すいません、これください」
店員 :(そうよ男なんていらないわ、しぃちゃんの為に働くのよ)
[Hisasi] 犬に全ての愛を注ぐいまどきのお姉さんでした。
りまりま :「あのー?」
店員 :「は! はい、では」
[Hisasi] 我に返って
[Toyolina] ちょっとトリップしてた店員さん
[Hisasi] レジでぴぽぱ、と
店員 :「はい、消費税込みで○円になります」
りまりま :「はーい」
[Hisasi] そしてメンバーカードとか持ってそうなんで判子とか押しつつ
店員 :「では、そこまでお持ちしますね」
[Hisasi] と紙袋にいれたカーディガンを出口前まで持って
店員 :「またのご来店をお待ちしております」
[Hisasi] どうぞーと
りまりま :「ありがとうございましたー」
オワタ :「よかったな、いいの見つかって」
[Hisasi] で、また一瞬躊躇しつつも
[Hisasi] 肩に手とかまわして
オワタ :「ほら、俺持つから」
[Hisasi] 荷物までもってくれやがる、このばかっぽーめ
りまりま :「え、でもこれ……袋、めっちゃピンクだし……恥ずかしく
:ない?」
[Toyolina] ピンクだしなんか○とか☆とか
オワタ :「……平気だよ、家までだし」
[Hisasi] 高校生かぽー、男が荷物までもって、肩に手まで
[Hisasi] で、風とかでさむくないか? とか
[Toyolina] なんかオワタくんも急速に育ってる気がしてならないw
[Hisasi] ……ええい、どうしてウチの男共はすぐに覚醒するんですあk
[Hisasi] あ、最後の希望、芳弘がいる。
[Hisasi] 奴は安心(太鼓判)
[chita] 何年もつかね
[Toyolina] 半年ももたせん
[Hisasi] 軽く見積もって後五年は戦える
[Hisasi] はず
じゃあ、また明日ね
------------------
りまりま :「今日はありがと。ジャージ貸してくれたりとか、お買い物
:つきあってくれたりとか、すごい楽しかった」
[Toyolina] 家の前くらいで
オワタ :「ああ、ちゃんとメシ食べて風呂入って冷えないようにあっ
:たかくして寝とけよ?」
オワタ :「辛かったら無理すんなよ? ……じゃあ、また、帰ったら
:メール入れる」
りまりま :「うん、ありがと、ほんとに……すっごい心配してくれて。
:ちゃんと暖かくして、明日これ着てくね」
オワタ :「……おう、じゃあ明日……」
:>ちょっと照れつつ手を振って
りまりま :「うん、また明日ー」
[Hisasi] こうして、りまりまともうまくいって、ふわっとした温かい日々が
いつまでも続くといいなと帰り道を歩きながら思うオワタだった……
この頃は
[Hisasi] 不吉なモノローグを残すなよ!?
[H_Aoi] さすが、不幸の伝道師久にゃー(え?
[Toyolina] HeHe
[Toyolina] この後不幸な展開があるのは決定事項ですからね!
[Hisasi] ええ!
[Toyolina] 落とすためには持ち上げておかないと……
時系列と舞台
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9月下旬。
解説
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つきあい始めの初々しいバカップル予備軍。
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Toyolina
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