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Date: Wed, 12 Sep 2007 22:17:20 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31342] [HA06P] Episode:ランダム小隊・外伝 お弁当
To: kataribe-ml@trpg.net
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[HA06P] Episode:ランダム小隊・外伝 お弁当
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登場人物
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オワタ http://kataribe.com/HA/06/C/0718/
悪運が強くて、りまりまのぱんつを毎日拝んでいる高2。
りまりま http://kataribe.com/HA/06/C/0717/
無防備で、えっちな下着を愛用してる高1。
さっち http://kataribe.com/HA/06/C/0721/
ロリメガネ。りまりまの幼なじみ。オワタの動きを利用して
なにか企んでいる、かもしれない。
ある日のお昼休み
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じー。
いつものように、購買のコロッケパンを気だるげに食べているオワタ。
そんな彼を、熱心に見ているりまりま。
食べる途中でじっと誰かを見るのは、やめた方がいいと思う。
お箸もちょうど、お弁当箱と口の中間地点で止まっていて、お口は少し開い
たままになっている。
りまりま :「……」
じー。
オワタ :「……えーと、りまりま?(どぎまぎ)」
ある種、熱のこもった視線が注がれているわけで、オワタとしても気が気で
ならない。
どぎまぎしながら、熱いまなざしで見つめてくるりまりまに訊ねる。
オワタ :「……俺の顔、その……なんかついてる?」
な、なぜ見る!? 俺今日変? 変なの?!
照れるというより、むしろ焦る。
りまりま :「あ。ご、ごめん。なにもついてない、ついてない。えっと
:さ、男子ってどれくらい食べるのかなって、ちょっと気に
:なって」
オワタ :「……んーいちおうこれ、、、だけど、ちょっと足りないなあ」
食べている一個と、もう一つ。そしていちご牛乳。
ちょっと、とは言っているが、案外足りてないのかもしれない。
オワタ :「バイトとかしてねーから、臨時収入とかもないし……できる
:ならもう一個くらいなんか欲しいかもな」
もふもふ。コロッケパンを食べ終えて、二個目のコロッケパンにとりかかる。
りまりま :「もう一個くらい……パンってお昼ダッシュで買ってる?」
オワタ :「今日は激戦だった……」
日々繰り返される短く、それでいて厳しい戦い。
オワタの横顔は、戦士のそれになっていた。
授業終了と同時に、陸上のスタート並の反応速度で教室を出る。
同時に、階段までの障害物の位置関係を瞬時に把握し、ルートを確定。
あとは、ただ走る。
しかし、作戦を立てられるのはここまでだ。
学食の入り口に着く頃には、すでに人垣が出来ている。
「お、俺のコロッケパン!!」
行く手を阻む者は、枚挙に暇がない。
そんなオワタの横顔に、少しどきっとするりまりまだった。
りまりま :「じゃ、じゃあ買えないときなんかもある? やっぱり」
オワタ :「……そだなあ、コロッケパンは三日に一回ゲットするのが
:やっとだし」
今日は偶然、2個買えたらしい。
三日に1個が本来の割当だとしたら、来週は食べられないかもしれない。
もっとも、りまりまは違う情報を受け取っていた。
それほどまで、コロッケが好きなのだと。
りまりま :(コロッケが好き……コロッケ、コロッケ)
:「う、うん、コロッケね」
オワタ :「コロッケはうまいよなージャガイモの奴、うちじゃ作らな
:いし」
肉を焼くだけのオワタ。ある程度料理出来るが、揚げ物にはまだ危なっかしい
妹のニモ。母が在宅で、しかも手がある程度空いているときしか食べられない。
オワタにとってはあこがれのメニューの一つだった。
りまりま :「う、うん、ジャガイモね」
反芻しながら、脳内の情報を検索する。オワタくんは、お肉毎日食べてるから、
お肉が好き。ジャガイモ、コロッケ、お肉、ジャガイモ、お肉……肉じゃが!
作ったことのないメニューだが、作って喜ばれるメニューに常に上位ランク
インする、定番のメニューだ。家庭的と思われたいカレには特製肉じゃがで、
なんてこの前、雑誌に書いてあったし。
りまりま :(ちょっと作るの大変そうだけど、肉じゃがは前の夜につ
:くって……)「よし」
オワタ :「……りまりま?」
お箸を持ったまま、意気込むりまりま。
隠すつもりすらないところが、なんとも無防備だ。
オワタに問われて、初めて口に出ていたことに気づく。さすがに恥ずかしい。
りまりま :「え、えっと……ちょ、ちょっとお弁当つくろうかと思って」
えへへ、となんともゆるい笑いを浮かべながら。
オワタ :(・_・)
停止するオワタ。
お弁当。つくる。うん。
男子はどれくらい食べるの?
パンはいつ頃買ってるの?
りまりまの何気ない質問と結びつくのに、数秒を要した。
オワタ :Σ(゜□゜)
りまりま :(あ、なんか固まってる!? やっぱ内緒にしとけばよかった!?)
そんなオワタの硬直を見て、勘違いするりまりま。
オワタ :「べっ、べべべ、べんとう?!」
頷くしか出来ないりまりま。それほどに、オワタの反応は強烈だった。
前述の事情により、オワタにとって、お弁当とは大変貴重なメニューなのだ。
オワタ :「ま、ま、ま、まじで!?」
感動しているのか、まじ、すげえ、と何度も呟く。
オワタ :「……うわ、まじ……すっげーーー」
りまりま :「う、うん……よ、よかったら、だけどさ……食べたい?」
オワタ :「え、うん、そりゃあ……大歓迎、だけど……いいの?」
確認するように訊ねるりまりま。
やはりどぎまぎしながら応えるオワタ。
りまりまは何度も頷いて。
りまりま :「うん、いいよ、いい」
オワタ :「……あ、うん、すっげー助かる、ていうか……マジ、
:嬉しい……」
りまりま :「……うん、とりあえず、来週の月曜日、でいい? いろ
:いろ準備が……」
オワタ :「う、うん……楽しみに、してる、から」
そんな風にして、その日のお昼休みは終わった。
りまりまの部屋で
----------------
さっちが遊びに来ているにもかかわらず、ベッドの上でうつぶせになって、
『お手軽レシピでもう一品! お弁当Book』なんてムックを読んでいるりまりま。
真剣に読んではいるが、いかんせん、一品料理しか作ったことのないりまりま
にとって、どのように「ついでに」つくって良いか、さっぱりわからない。
りまりま :「……」
さっち :「お弁当つくるの?」
りまりま :「うん、そうしよっかなってちょっと思って……よく考え
:たら、お弁当って作ったことないし」
そんな事情をよく知っているさっち。
さっち :「お弁当はねえ、冷えてもおいしいものにしないと大変だよ」
りまりま :「! 冷えてもおいしいもの」
オムライス……×
カレー…………×
得意料理が二つ消えた。
そもそも、晩ご飯の手伝いは何度もしているが、朝ご飯の手伝いはしたことが
ない。
りまりま :「……難しそ」
さっち :「夏場は傷みやすいっていうのも気をつけないとダメ。ご飯
:には梅干を入れると、保存が利いて夏ばて予防にもなるので
:一石二鳥」
りまりま :「うんうん、梅干し。ほかになんかあるかな? 鳥そぼろと
:かしか思いつかない」
鳥そぼろに梅干しもどうかと思うが、さっちは気にせず続ける。
さっち :「うちはねー、残り物のグラタンとか分けて冷凍しておいと
:いて入れたりするよ」
りまりま :「え。グラタンって冷めて食べれるんすか、アレ」
さっち :「油が固形化したりするものじゃなかったら大体大丈夫」
あんまり美味しそうには思えなかった。
さっち :「基本残り物だしねー」
りまりま :「……すごいショック。絶対あっためないとダメだと思ってた」
さっち :「改めて弁当に何を詰めるかといわれても迷うね」
そう、本来のお弁当はそういうものだ。
さっちが日頃作っているお弁当もその例にもれない。
さっち :「開いたスペースに出汁巻きとか入れると彩りにもなって
:いいかな」
りまりま :「だし巻き、それなら出来る」
プリクラ帳兼スケジュール帳にメモるりまりま。
さっち :「メインのおかずは何にするの?」
りまりま :「……お肉好きみたいだから、えーっと……アスパラ巻いたのと
:か……ハンバーグとか?」
割と安直な思いつきだが、お弁当には良さそうに思える。
りまりま :「……冷めても大丈夫だよね、これなら」
さっち :「油に気をつければ大丈夫かな」
りまりま :「油……少なめにってこと?」
さっち :「肉汁出るでしょ。あれ冷えて固まるとざらざらするからー」
りまりま :「そうなんだ。じゃあちゃんとそういうの落としてから入れ
:ないとダメなんね」
つくって詰めればいいというものでもないらしい。
結構な手間暇がかかっているのだと思い知り、りまりまは呟いた。
りまりま :「……お母さん、大変な仕事してるんだなあ」
日頃、四人分のお弁当を毎朝つくっているのだ。
いくら残り物を詰められるとは言っても、その手間は大変だと思った。
りまりま :「……ジャマにならないようにしないと」
さっち :「がんばりなよー」
そして翌朝から、お弁当集中特訓を自主的に行うことにしたりまりまだった。
マイファーストお弁当
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オワタ :(・д・)
りまりまの弁当の1.5倍くらいの大きさ。真新しいお弁当箱が、眼前にあった。
先日のように、オワタがまた固まっている。
りまりま :「兄ちゃんたちに聞いたら、これくらいはほしいっていう
:から……大きすぎたかな」
もっとも、りまりまのお弁当箱はそれほど大きくはないので、普通の男子が
持っている弁当箱くらいの総量だろう。
オワタ :「う、ううん。丁度いい! すっげー……弁当だ……」
りまりま :「……じゃ、はい。よかったら、食べて?」
オワタ :「う、うん……ありがと」
両手で差し出されるお弁当箱を、おずおずと受け取って、感慨深そうに、包み
の結び目を凝視する。
すげー……弁当だよ……。
丁寧にほどいて、両手を合わせる。
寿、と書いてある割り箸が入っているのはどういう意味だろう。
一瞬そう思ったが、すぐに弁当に意識が戻った。
オワタ :「じゃあ、その……い、いただきます」
ぱか、と蓋を開ける。
オワタ :「……おおお」
上段はおかずが詰められていたから、下段はきっとご飯が入っているのだろう。
ぱっと見ただけで、だし巻き、ハンバーグ、コロッケ、アスパラベーコンが
入っていた。そして仕切りと周囲を包むように配置されたサニーレタスやら、
プチトマトやら。
特に奇をてらっているわけではないが、片手間に作ったようなものでもない。
オワタの心を揺さぶるのに、十分すぎる威力を持っていた。
オワタ :「すげー、豪勢だ……」
りまりま :「う、うん、最初だから、加減とかわかんなくって……なん
:か、二度目とかガックリされそうな感じになっちゃった」
いつものゆるい照れ笑い。
独特の言い回しで、いいわけめいたことを言う。
オワタ :「い、いや、でもすげえよ、うまそうだよ、じゃあ、あの……
:いただきます」
りまりま :「あ、は、はい、どうぞ」
お箸を手にして、まずはだし巻きをぱくり。
オワタ :「……うまい」
一口で、箸が止まる。
それを見ているりまりまも、動きが止まっている。
オワタ :「すげーうまい……」
りまりま :「あ、一応お茶もあるよ」
一本余分にもってきた細身の魔法瓶を取り出して、お茶を注ぐ。
オワタの二の句で、りまりまの金縛りも解ける。
オワタ :「あ、うん……ホントうまいよ……あーこう、気の利いた
:感想とか、あんま、ないけど……でも、うまいから!」
りまりま :「う、うん、よかった、割と気に入ってもらえたみたい。初
:めて作ったから、ちょっと不安で」
オワタ :「……うん、すっげー嬉しい」
それから、しばらく食べるのに夢中になるオワタ。
気の利いた言葉や感想は出てこないが、その姿勢で、美味しく食べてもらえて
いることは十分伝わる。
しばらく、二人とも黙ったままお弁当を食べていた。
オワタ :「弁当なんて、幼稚園の頃以来だよな……」
りまりま :「あ……」
少し落ち着いた頃に、オワタがふっと一言もらす。
その一言で、りまりまはオワタの家庭事情について思い出す。
日頃まったく普通に接しているから思い至らなかったが、もしかして、お弁当
を普通に食べていることに、複雑な思いがあるのではないか。
だとしたら、いくら喜んで食べてもらっているとはいえ、自分が無邪気に
喜んでいるのは、何かまずい、そんな気がした。
りまりま :「ごめん、そこまで気が回ってなかった……」
オワタ :「あ、いや……だから、その、すげー嬉しい」
しょぼん、と落ち込みかけるりまりま。
彼女の無防備さは、言動だけにとどまらない。精神的にも無防備だと、最近
わかりつつあるオワタは、慌ててアスパラベーコンをつまむ。
オワタ :「こんな風に昼に弁当食えるって、いいなー、って」
りまりま :「……うん、じゃ、またつくってきてもいい?」
オワタ :「え? ……い、いいのか?」
再び手が止まる二人。
オワタ :「俺は、その……大歓迎だし、嬉しいし、でも、ホント、
:いいの?」
りまりま :「毎日は保証できないけど……うん。今、朝お母さんの
:お弁当とか手伝ってるし。起きれたときは、だけど」
たまに眠りが深く、起きられない日もある。
そんなことまで正直に言うりまりま。
オワタ :「うん……じゃあ、その……楽しみに、してる」
耳の上あたりが熱くなるのを感じながら、オワタは考え始めていた。
オワタ :(というか俺はなにかりまりまに返すもんてないのか?)
返すもの。
晩ご飯を作ってもらった帰りに送っていく。
お弁当を作ってもらったお礼に……どうしたらいい?
アスパラベーコンもなくなり、ハンバーグも三分の一ほどなくなって。
オワタがようやく顔を上げる。
オワタ :「あ、あのさ!」
りまりま :「う、うん、何!?」
りまりまはというと、次のお弁当のメニューについて考え始めたばかりで、
かなり面食らった顔をしている。
オワタ :「……俺、りまりまには弁当作ってもらったり、メシつくりに
:きてもらったり……色々してもらってるから、今度は、俺が
:……何かできないかな?」
きょとん、としているりまりま。
かなり予想外な質問だったらしい。
オワタ :「なんでも、いいぜ。俺にできることならさ……ほら、また
:買い物つきあったりとか、荷物もちとかならできるし」
りまりま :「え、きゅ、急に言われても思いつかないけど……うーん
:……」
急な話だから、まったく心の準備が出来てないわけで。
先ほどの台詞にあった、買い物つきあう、その言葉に、意識がかなり引っ
張られる。
りまりま :「じゃあ、今度……その、お買い物いくとき……や、やっぱ
:悪いよ、荷物もちとか。普通に、一緒に行ってくれたらそれ
で!」
オワタ :「そ、そう、か? ……うん、また、さ。買い物とかいこう
:ぜ、俺も……携帯変えたいし」
りまりま :「う、うん。そうしよ。それで、あたしもうおなかいっぱい
:だって」
オワタ :「うん……じゃあ、約束、な?」
いつになるのかわからないが、基本的に休みの日中は空けようと思えば空け
られる。
それに、二人で出かけることに、なんとも高揚を覚える。
りまりまも同じようで、急に足をぱたぱたさせた。
りまりま :「うん……やばい、今度は、みたい、じゃなくて、ほんとに
:デートっぽい……」
オワタ :「で、で、でぇと……」
お茶を吹きそうになって、懸命にこらえる。
そうしたら今度は咽せかけて、目を白黒させて。
も、もしかしてイヤなのか?
そう思って、恐る恐る訊ねた。
オワタ :「……でーと、みたい、だけど……だめ?」
りまりま :「だ、ダメとかじゃないって、ダメだったらダメってちゃん
:と言うし……ちょっと、考えたら恥ずかしくてー!!」
ぺちぺちとひっぱたくような仕草で恥ずかしがる。
オワタ :「……いや、俺だって、その、嬉しいかな、なんて」
言いながら、オワタ自身、恥ずかしいことを口走ってる、と思っていた。
これをうかつに誰かに聞かれようものなら。
りまりま :「う、嬉しい……? ほんと?」
オワタ :「……うん」
訊ねる仕草にドキドキする。
少し上目遣い気味で、見上げるように。
ブラウスの胸元が大変気になってしょうがない。
オワタは真っ赤になりながら、どうにか頷く。
それを聞いたりまりまも、赤くなりながら、訊ね直す。。
りまりま :「……よかった……義理とかじゃないよね、ホントに、
:嬉しいん、だよね?」
オワタ :「……うん、嬉しい」
いろいろな意味で、りまりまから視線を外せない。
どこか浮かされるような気分のまま、オワタは素直に答えた。
りまりま :「……うん、嬉し……あたしも、嬉しい」
オワタ :「そ、そう、か……よかった」
照れ笑うりまりまと、恥ずかしくて顔があげられないオワタ。
この日も、お弁当を作る約束をした日のように、二人して恥ずかしい気分の
まま、お昼を終えた。
オワタ、教室で
--------------
無理矢理、どうしても浮かぶ笑みを押さえつけて。
なんとも珍妙な表情で教室に戻る。
ニヤニヤしながら戻った日には、5対1の変則タッグマッチになりかねない。
しっと仮面(リングネーム)め、今度はどんな技できやがるんだ?
それなりに覚悟を決めて、教室のドアを開ける。
彼を迎えたのは、しっとに狂ったスワンダイブミサイルキックでも、しっとに
彩られたシャイニングウィザードでもなかった。
圧倒的なオワタコール。
オワタ :「な、何これ」
さすがに。
技を極められている状態でのオワタコールなら何度も聞いているが、何も
していない状態でのオワタコールは初めてだ。
しっと仮面の中の人(中の人など居ないのだが)五人が、がっし、とオワタと
堅い握手をする。
この瞬間。
オワタは、先ほどまでの屋上でのひとときを、何らかの形で見られ、知られた
ことを悟る。
と同時に。
クラスの男子の心が一つになったことも。
おまけ
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[Hisasi] ……おのれオワタ
[Toyolina] 妬まれているw
[Hisasi] もうすっかりメロってますね
[Toyolina] あざといまでに無自覚に墜としに行ってるリマ子さん
[Hisasi] 無防備狩人
[Hisasi] 恐るべしだわ
[Hisasi] 無防備女が倒せないわ
[Hisasi] Byニモたん
[Toyolina] 用意周到
[MOTOI] ふと。
[MOTOI] ニモっちは橋本末弟と同級ですね
[Hisasi] です
[Hisasi] 塾が同じ
[MOTOI] だからどうしたと言われたらそれまでですが(ぉぃ
[Hisasi] で、ニモたんは国立を受験します
[Hisasi] 家計にやさしく
[Hisasi] 中学でも学費免除はできるのかしらのう
[Hisasi] 学費をなんとかしたいのでオワタもいずれ国立か奨学金もらえる
私立大を探すのだろう
時系列と舞台
------------
9月中旬。
解説
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順調すぎるほどに、りまりまにメロってるオワタ。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Toyolina
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