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Date: Mon, 6 Aug 2007 14:35:10 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 31235] [HA06L] わたし、みぎわさまが、好きです
To: kataribe-ml@trpg.net
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2007年08月06日:14時35分10秒
Sub:[HA06L] わたし、みぎわさまが、好きです:
From:Toyolina
[HA06L] わたし、みぎわさまが、好きです
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登場人物
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品咲彩友【しなざき・さゆ】
みぎーのママ。親子でよく似てる。
蒼雅紫
品咲渚
ママの帰還
----------
[Toyolina] 8月某日、品咲さん家。
[mikeyama] みぎゆかものかしら(わくわく
渚 :(携帯で)「え、明日? 明日ってお盆に一週間くらい早い
:やん……いや、帰ってくるなとかジャマとかそんなん思って
:ないって……嘘っちゃうって、ホントホント、うち楽しみに
:してるって……もー。何だだっ子みたいなこと言ってんの
:……はいはい、もう、ママ大好き。早く帰ってきて」
[Toyolina] もちRON
[H_Aoi] みぎーママンが御帰還ですかw
渚 :(携帯切って)「ママが帰って来るみたい。どうしよ、掃除
:とか全然してない」
[Toyolina] ご帰還あそばされるそうです
[Hisasi] うふふ
[Toyolina] いろいろ隠滅しないといけないことが。ワインの空き瓶とか
[H_Aoi] わあw
#彩友 :「渚! 歯ブラシとコップ、1セット多いんやけど、何これ」
#渚 :「え、何これって、紫の……バイトある日とか、うち泊まっ
:てくから置いてあるんやけど」
#彩友 :「やったらええわ。うちはまたてっきり、親がおらんの
:ええことに同棲みたいなことしてんちゃうかと」
#渚 :「あはははは、いややなあ、もう。同棲とかそんなん(まだ)
:するわけないやん」
[Toyolina] やっぱりゆかりんさんがいるときにいきなり帰ってきて反応がみたい。
[H_Aoi] あっさり納得してくれそうな雰囲気があるのは気のせいですか
[Toyolina] 僕もなんかそんな気がしてる
二人で一緒にお話しましょう
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渚 :「明日か……半年ぶりくらいなん、ママに会うの。あれ、
:もうちょっとあるか、えーっと。8ヶ月くらい? 前は
:旧正月に二日だけ帰ってきたし」
渚 :(最後まで彼氏ってところを否定できへんかった……あかん、
:弱すぎる。こんなんじゃ、紫に失礼や、もう……)
[Toyolina] ぐってり
渚 :「紫、ごめんね、まだママにちゃんと紫のこと話してない
:ねん」
[Hisasi] 大丈夫、一緒にいますから
[Hisasi] 話すときに
[Toyolina] 今いてくれたらママ帰ってくるんだけどw
紫 :「大丈夫ですよ、そのときには私も一緒にお話します」
[Hisasi] きゅっと手を握って
渚 :「紫……(じーん)。ありがと、うちこういうときヘタレ
:やけど、がんばる。そやから、そのとき一緒におって」
[Toyolina] 手に手を取って見つめ合うんです、やはり
紫 :「はい……」
[Hisasi] きゅ、と
サプライズ、ママいきなり帰還
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[Toyolina] とかいって花びらのエフェクトとかかかったところで、玄関の
ドアが開くのでした
SE :ガチャ
紫 :はっと見る
[Toyolina] 難易度6くらいで自律で振ってみましょうか^^
[kisito] みぎーが失敗するに一票w
[Toyolina] 失敗すると硬直して手に手を取ったままw
[Toyolina] そりゃあんた失敗するさ。自律9じゃし。
[Hisasi] 自律:10
[Hisasi] 2d6
[kataribe] Hisasi: 8(2D6) = 8
[Hisasi] 失敗^^
[Toyolina] 2d6
[kataribe] Toyolina: 8(2D6) = 8
[Toyolina] 失敗^^
[kisito] あなたそれでも武道心得てるんすかw>二人
彩友 :「ただいまー。なんや日本もあっついなー。サプライズ
:思って半日早く帰ってきたでー」
[Toyolina] 手に手を取ったまま玄関から入ってくる人物……スーツ姿でちょっと
髪の長い大人みぎーみたいな人物。
[Toyolina] どうみてもみぎーのママです。本当に
[Toyolina] と、目が合うのだった。手に手を取ったまま。
紫 :「あ」
渚 :「え。ママ」
彩友 :「……?(目を細める。よく見えないので鞄からメガネを取り
:出してそうび)」
[Toyolina] 彼女は状況を確認しようと思ったのか、メガネのまま、なぜか目を
細めてにらむように、二人を見ながら
[Toyolina] ずいずいと歩いてくるのだった。
紫 :「あの、ええと」
[Hisasi] 手に手をとりあったまま硬直
彩友 :「……こんばんわ、ええと、もしかして紫ちゃん?」
紫 :「あ、は、はいっ!」
[Toyolina] メールで話は聞いているらしい
[Hisasi] 我に返った
紫 :「蒼雅紫と申します、はじめまして!」
渚 :「あ、う、うん、紫。この子が紫!」
[Hisasi] ぱっと手を離して深々とお辞儀
[Toyolina] さっと立ち上がって紹介のポーズ
彩友 :「いやー、びっくりしたわ、いきなりなんか見せつけられて、
:うち、家間違えたかとちょっとだけ思ったわぁ」
紫 :「はい、あの……すみません、お邪魔して、ます」
彩友 :「あ、ええのええの、かけてかけて。楽にして。渚から話
:聞いてるし。いやー。そっかー。渚がべた褒めやから、どん
:だけカワイイ子かと思ってたけど……渚、あんたなかなか
:やるなぁ」
[H_Aoi] そんなアッサリw
[Toyolina] いや、本気で言ってるわけじゃにないすよw
紫 :「えと、渚さまには……いつもお世話になております」
[Hisasi] でもなかなかいえない紫さん
渚 :「え、そ、そうやろ、カワイイやろ、それにほら、礼儀正
:しいし、あ、ママ疲れてるやろ、なんか飲む?」
彩友 :「そやなー、ちょっとお風呂入って、着替えてから晩酌
:するかー。紫ちゃんはお酒飲めるの?」
[Toyolina] 注:未成年の飲酒は法律で固く禁じられて
紫 :「……えと、すこしだけ、なら」
彩友 :「よーし、そしたら、ちょっとなんかおつまみつくっとい
:てー。とっておき出したるさかい」
[Toyolina] とかいって風呂場に消えるママ
渚 :「……あれが、うちのママ。彩友ちゃん」
渚 :「……びっくりした……(呆然)」
紫 :「……はい」
[Hisasi] はーっと息を吐いて
彩友 :(お風呂場から顔を出す)「あ、ずーずーしくてごめんやけど、
:うち、紫ちゃんの手料理食べたいなー。あ、それから、
:渚のシャンプーとか借りるで。うちの、向こうで全部使い
:切ってもーたからー」
渚 :「う、うん、使って使って!」
紫 :「は、はいっ!」
ママとみぎゆかの3人で晩酌
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[Toyolina] そして数十分が過ぎた
彩友 :「さあ、のもかー」
紫 :「……はい」
[Hisasi] いついいだそう、いいだそう
[Toyolina] テーブルの上にはシャトー・マルゴー1961と書かれたワインが。
お値段22万円くらい
[H_Aoi] スゴッw
# みぎーママはワイン好きで、自宅にワインセラーのごっついのがあったり
します。
渚 :「う、うん、ワインやったら飲めるし……」
彩友 :「ところで、うちのワイン、あんた飲んでるやろ。やっすい
:やつから飲んでるみたいやから、別にええんやけどな」
渚 :「え、う、うん、ほら、ワイン美味しいし、ね、紫に美味
:しいワインとか飲んでほしかったし」
[Toyolina] ママとしゃべってるだけで露呈しそうな気がしてきました。
がんばれみぎー
彩友 :「ほら、紫ちゃん飲んで飲んでー」
渚 :「待って待って、飲めるけど、そんなに強いってわけちゃ
:うんやから、ママのペースでのまさんといて」
紫 :「あ、いただきますっ」
[Hisasi] だってお母さまのお勧めなんですもの
[Hisasi] のまないわけには、、、、
彩友 :「そーお? 紫ちゃんはいただきますってゆーてるよ?
:遠慮せんでもええねんでー。渚のこと、いっつもよくして
:くれてるんやしー」
[Toyolina] 遠慮なく注ぐ
渚 :「あ、あかんって、そんなん、いっぱいあるから、おかわり
:してねーっていうのと一緒やん」
[Toyolina] でも注がれた
紫 :「い、いただき、ます」
[Hisasi] ごくん
[Toyolina] 美味しいです
[Hisasi] だって緊張してるし
[Hisasi] 飲んだら少しおちつくかなとか、勢いづくかなとか
[Hisasi] のんじゃった^^
紫 :「ほわ」
[Toyolina] イエー!
[Hisasi] おいしー
彩友 :「ほら、紫ちゃん美味しそうに飲んでるし。あんたも飲み
:なよ」
[Toyolina] 自分もぐいぐい飲んでる
渚 :「う、うちは自分のペースがあるの。紫、ママこんなこと
:言っとるけど、無理にのまんでもええからね」
[Toyolina] 様子をうかがう。おや、ゆかりんの様子が……?
紫 :「ふわぁ」
[Hisasi] おいしー
[Hisasi] ちょっとほっぺほわーっと赤くして
[Hisasi] ほわんと
渚 :(あ、ギリギリセーフライン)「ね、ママ、これ食べて。
:さっき言ってたやん、これ、紫が焼いただし巻き卵。すっ
:ごい美味しいから!」
紫 :「が、がんばりまひた」
彩友 :「あ、ほんま? じゃ、遠慮なくいただきまーす(はむ)。
:うぅ〜、おいし〜何コレ、渚、あんたも見習いな、このだし
:巻きやったら、いつでもお嫁さんいけるレベルやで!」
[Toyolina] 大絶賛
渚 :「え、お、お嫁さんて、そんな急な」
彩友 :「紫ちゃん、お嫁さんにもらえる人なんて、超幸せもんや
:なあ。せっかく仲良ぅしてもらってるんやし、ちゃんと
:教わったりしとかなあかんよー?」
紫 :「あ、あの!」
[Hisasi] 目据わってる
みぎわさまを、もらっても、よろしいの、ですか
--------------------------------------------
彩友 :「ん? どうしたの? あ、ワインたらんかった?」
紫 :「……ほんとうに、もらってもよろしいのですか!」
[Hisasi] ひらがな
渚 :「あかんって、そんなのませた……え?」
彩友 :「ん? もらっても……? そりゃ、紫ちゃんやったら、
:イヤなわけないやんか、なあ……って、え?」
紫 :「みぎわさまを、もらっても、よろしいの、ですか」
[Hisasi] ゆかりーん!
[Toyolina] さすが旦那様
[kisito] ゆかりーんw
紫 :「……わたし」
渚 :(真っ赤)
[Hisasi] びしっと居住まいただし
[Hisasi] ちょっとふらついてるけど
彩友 :「ぅ……は、はい、紫ちゃん」
紫 :「わたし、みぎわさまが、好きです」
[Hisasi] 思わず、かたわらのみぎーの手をつかんで
[Hisasi] 無意識に
渚 :(引き寄せられる)
紫 :「……わたしは、女ですけど、それでも……本気で……
:渚さまが、好きなんです」
[Hisasi] でも目はマジ
彩友 :「……ちょっと待って、うん、今、反芻してるから……」
紫 :「……」>心臓ばくばく
渚 :「ま、ママ……あの、紫も、うちも……本気なん」
彩友 :「……ちょっと待ってって、えっと……その……繰り返し
:やけど、紫ちゃんは、渚のことが好き、で、渚も紫ちゃんの
:ことが好き、で」
渚 :「……うん」
紫 :「……はい」
彩友 :「その、お嫁さんにもらいたいって……言うのも、本気?」
紫 :「……はい」
[Hisasi] 小さな声で、でもはっきりと
渚 :(ゆかりんの手を握ってる、強く)
彩友 :「……うーん……ちょっと待ってな、うん。別にあかん、
:とか言ったりするつもりはないねん。ただな」
紫 :「……はい」
[Hisasi] どきどきどきどき
彩友 :「……そういう大事な話をな、うん、ええよ、この子でよ
:かったら持ってってください、っていうわけにもいかんのよ、
:それは、わかってくれるやんね?」
[Hisasi] もう酔いもさめました
紫 :「……はい」
[Hisasi] こくり、と
彩友 :「こういうこと聞くのもなんやけど……紫ちゃんのご両親は
:……このことは、知ってはるの?」
紫 :「はい、正直にお話いたしました」
紫 :「……とても驚いていましたが……私の本当の気持ちを
:お伝えして」
紫 :「……縁を切られる覚悟で」
紫 :「それでも、両親は理解してくださいました」
[Hisasi] ぺこり、と
紫 :「……お願いします」
紫 :「この先、苦労すると思います、言われない言葉をかけられる
:こともあるかもしれません。ですが、私は本気なんです」
[Hisasi] 頭をさげて
渚 :「ママ、紫は……ううん、うちも、紫も本気なん……うちは、
:紫と一緒に、生きていきたい」
[Hisasi] なんてマジ展開、、
[Toyolina] ガチですね
[mikeyama] 感動言うした!
[mikeyama] 感動した
ちょっとかんがえさせてね
------------------------
彩友 :「紫ちゃんの本気っていうのは伝わってきたよ。そやね、
:なんやろ、娘のこと、こんなに思ってくれてるなんて、
:親として、ほんま嬉しい」
渚 :「ママ、あかんところがあったら、言って。うち、直すから。
:こうせなあかんっていうところあったら、そうするから。
:そやから、お願い。ダメって言わんといて……」
紫 :「……」>どきどきどきどき
[Hisasi] 凄まじく緊張
[Hisasi] すっかりアルコール飛んで、極度の緊張状態に
彩友 :「……舞い上がってるだけとか、そんなんやないんやんな?
:……二人とも」
紫 :「……はい」
渚 :「そんなんちゃう……うちも紫も、そんなんちゃうの、
:本気なん! 初めてなん、心の底から……一緒にいたいって……」
[Hisasi] なんか緊張しすぎて顔が白くなってきた
彩友 :「……おとんにはもう話したん? 渚」
渚 :「え? ううん、まだ……ママに先した方が、ええかなって
:思って」
彩友 :「……割と冷静なとこあんねんな。ママ味方にしてからーって
:思ってたやろ」
渚 :「ちゃ、ちゃうって、そんな考えたりとか……こういう話
:って……やっぱりママにするやろ、ふつう……」
彩友 :「……そんな泣きそうな顔せんの。あかんって言ってへん
:やろ、うち」
紫 :「……あの」
[Hisasi] だんだん不安になってきた
彩友 :「紫ちゃんも、落ち着いて。な。どれくらい本気か、知っと
:かんとって思っただけやねん。ほら、話急やし、いきなりは
:さすがに。いじめるつもりとかないねん」
[Toyolina] 帰ってきたその日だし
[Hisasi] Umu
[Hisasi] また後日にゆっくりと
[Hisasi] で、今日のところはちゃんとご挨拶しておうちに帰る、と
[Hisasi] で、みぎーとママとで会話する時間を設ける
[Toyolina] ご配慮感謝
[Toyolina] ママ的にもゆかりんがどんな子とか、もっと知っておきたいですのさ
彩友 :「ごめんな、今日泊まってっても全然ええのに、うちのせい
:でなあ」
[Toyolina] お見送り
紫 :「いえ、久しぶりの親子水入らずですから」
[Hisasi] おじゃましました、と
[Hisasi] ぺこりと
彩友 :「あ、紫ちゃん、ちょっとちょっと(おいでおいで、耳貸して)」
紫 :「はい?」
[Hisasi] てこてこ
彩友 :(ひそひそ)「別にうちは反対するつもりはないねん。でも、
:今日見ててさ、ちょっと渚の方が頼りないなーって思っ
:てな、ちょっとその辺確認させて」
紫 :「……はい」
[Hisasi] 私は信じてますという目で
[Hisasi] そして帰ってゆくゆかりんでした
[Toyolina] そしてママVSみぎー
[Toyolina] これに勝利すれば
[Toyolina] パパ戦は不戦勝確定です
[Toyolina] おとん戦
[Toyolina] にしてもゆかりんカッケエな。
[Hisasi] ゆかりん腹が据わるとつっぱしる
[Toyolina] ステキよ
[mikeyama] なんというすばらしい展開
時系列と舞台
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八月のある日
解説
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お酒の勢いで娘さんを下さい言っちゃったゆかりんさん。
スゲエ。
キーワード(セルフ実験中)
------------------------
みぎゆか
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Toyolina
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