[KATARIBE 31223] [HA06L] 最後の未練に別れを告げて

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Date: Wed, 25 Jul 2007 14:05:13 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 31223] [HA06L] 最後の未練に別れを告げて
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2007年07月25日:14時05分12秒
Sub:[HA06L] 最後の未練に別れを告げて:
From:Toyolina


[HA06L] 最後の未練に別れを告げて
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登場人物
--------
 橋本芳弘    中学三年生。悩める空手少年
 品咲渚     大学一回生。芳弘とは同期の元・空手少女


全国ベスト8
------------

[Hisasi]  吹利学校中等部
[Hisasi]  空手部にて

 顧問教師   :「全国大会出場決定」

[Tihiro]  まじかっ

 顧問教師   :「中学最後の大会だ、気を引き締めてかかれ!」
 芳弘     :「はいっ!」
 部員達    :「はい!」
 芳弘     :「……」>息を深くすって、吐いて
 芳弘     :「……全国大会、か」

[Hisasi]  強豪押さえて全国大会の切符をげっとした吹利学校中等部、
[ToyoT60V] SUGEEEEE

 芳弘     :「(ごし、と顔をこすって)……よしっ」

[MOTOI]   きっとあいのちかr(ry
[Hisasi]  八月頭の大会を終えたら、即夏期講習とかが
[Luna]   どっちにしてもでぇとする暇はありませんね

 芳弘     :「……後悔しない戦いにしよう、みんながんばるぞ!」
 部員達    :「おーー!!」
 芳弘     :「……(和枝ちゃん……見ててくれ)」

[ToyoT60V] 敗退フラグw

 部員     :「ぶちょーがまた飛んでるよ」

[MOTOImesi] 応援してあげたいけどとりあえずPLが飯ってきます

 部員     :「ニ三分で帰ってくるよ」
 部員     :「ぶちょーっ、ぶちょーっ帰ってきてくださーいっ」
 芳弘     :「はっ!」
 芳弘     :「け、稽古をつづけるっ!」

[Hisasi]  でもまあ全国大会優勝とはいかないだろう、技能的に
      (ドライな答え)
[ToyoT60V] そっすね

 #綺胤    :「ふふ、雑念だらけの芳弘先輩は既にデフォだね? ダエ
        :ぽんも退屈しないといえる」

[Luna]   本能……いや、煩悩的に?(マテ
[kisito]  1d8してみるとかw

[Hisasi]  1d8
[kataribe] Hisasi: 8(1D8) = 8

[Tihiro]  ごーんw
[Hisasi]  だめだった
[kisito]  全国8位は悪いともいえない気が。
[Hisasi]  でも負けたら悔しいヨ
[ToyoT60V] ベスト8だしいいじゃない

 にせかずえ  :「でも私の中では一位だよっ」

[Hisasi]  ベスト8で芳弘の中学最後の夏は終わった
[Hisasi]  高校だとまたぐっと競争率増すんだよ
[Hisasi]  西生駒とか吹利学院高校とかが対抗にでてくるから、、


道場にて
--------

[ToyoT60V] 芳弘は受験前でも空手道場には顔出しますか
[Hisasi]  出します

 芳弘     :「……はぁ」

[Hisasi]  プレッシャー感じるなぁ、とか思いつつ
[ToyoT60V] 自信には結びつかなかったらしい

 渚      :(こそこそと入り口のあたりから中をのぞく)
 芳弘     :「……ん?」

[Hisasi]  なんか頭かくして尻隠さず風なみぎーを発見

 芳弘     :「品咲先輩!」

[ToyoT60V] 背後から! 
[Hisasi]  背後かw

 芳弘     :「……(手を握ったり開いたりしつつ)」
 渚      :(ぎくっ)「え、あ、あ、芳くん、元気?」

[ToyoT60V] だって頭隠して尻隠さずだからついそういう絵図が

 芳弘     :「……え、はい。おひさしぶりですっ!」

[Hisasi]  姿勢ただしてお辞儀

 渚      :「うん、久しぶりー、押忍。ああ、全中出たんやって?
        :すごいやん」
 芳弘     :「はい……なんだか、今でも嘘みたいで」

[Hisasi]  テレつつ

 渚      :「ベスト8かー……凄いなー」
 芳弘     :「……はい、がんばったんですけど……やっぱり全国の壁は
        :厚いなぁって」

[Hisasi]  頭かいて

 渚      :「いやいや、あと七人、ん? 三人か。倒したら日本一やん」
 渚      :「しらん間に、すっごい強くなられてる、なんか悔しいなー」

 芳弘     :「……俺、他に……あんまりとりえないし」
 芳弘     :「……でも、頑張って……認められて、嬉しいな、って」
 芳弘     :「それにもう受験だから、精一杯やれてよかったです」

 渚      :「うんうん。ええやん、あと高校で三回はあるし。それで
        :日本一なったらって目標が出来て」
 渚      :「高校いっても、空手続けるんやろ?」

 芳弘     :「はい、まだまだ続けたいなって……できるなら、もっと
        :先も」
 渚      :「……うん、がんばれ。勝手やけど、うちは応援しとるよ」

 芳弘     :「品咲先輩……なんか大人っぽくなりましたね」

[Hisasi]  微妙にはずい
[ToyoT60V] うそーんw
[Hisasi]  だって女子大生ですよ
[Hisasi]  おっとなぁですよ
[Hisasi]  中坊にはまぶしいです
[ToyoT60V] そうでした
[Tihiro]  中学生から見たらねー(うふ

 渚      :「え、そう? そうかな、あんまり自覚なかったんやけど
        :……」
 芳弘     :「え、あ、なんだか、服装とか雰囲気とか……すごく」

[Hisasi]  どぎまぎ
[Hisasi]  いや、浮気心じゃないけど、なんか落ち着かないヨ

 渚      :「なんか照れるわ。いつの間にか、うちより背おっきく
        :なってるくせに」
 芳弘     :「え、いや、まだまだですっ!」

[Hisasi]  照れ

 渚      :「いやいや、空手も全然うちより強くなってるし……ちょっと
        :くらい自信持ってええねんで」
 芳弘     :「……はい」

[ToyoT60V] 脇腹あたりを軽くこつく。堅い。

 芳弘     :「……」

[Hisasi]  なんとなくみぎーをみてみて

 芳弘     :「明るく、なりましたね。先輩」

[Hisasi]  なんかほっとしたように

 渚      :「ん……そうかな。確かに、膝やったときよりはだいぶマシ
        :かなって思うけど……そんなに違う?」
 芳弘     :「なんか、無理してないっていうか……大学で充実してるの
        :かなぁ、って」
 渚      :「……うん、充実はしてるよ。すっごく楽しい(えへへ)」
 芳弘     :「幸せそう、て、いうか。すごく落ち着い雰囲気だし」

[Hisasi]  きっと幸せオーラがギンギンに
[ToyoT60V] 共感を覚えられそうだぜ
[Hisasi]  そこで彼女のことをつっこんでください! 
[ToyoT60V] もちろんだとも! 


幸せ者同士のスパイラル
----------------------

 渚      :「そうかな、うん、幸せ言われたら、うち今すっごい幸せ
        :やしー(両手頬にあてて、えへへ)。芳くんも、幸せなん
        :ちゃうの? 前、なんか彼女のこと言ってたやん」
 芳弘     :(真っ赤!)

[Hisasi]  瞬間湯沸かし器

 芳弘     :「え、あ、そ、か、かのじょ、と、いいますか、その」

 渚      :「あれ、まだ彼女ちゃうの? うちはてっきり……そうや、
        :ちゃんと報告した? 大会のこととか!」
 芳弘     :「い、いえ! 彼女……です。はい、おうえんに、きて
        :くれて……」

[Hisasi]  きてくれたことにしよう

 芳弘     :「だから……余計に、勝ちたかったなぁ、って。でも、
        :うれしかったんですっ!」
 渚      :「うんうん、彼女の声だけ聞こえたりしてたんちゃうの?
        :(このこの)」
 芳弘     :「……え、はい……なんか、応援席にいるのにすぐ傍で
        :聞こえるような」

[Hisasi]  おまえ、、、
[Hisasi]  いや、みぎーならわかってくれる

 渚      :「うん、なんかわかるわかる。ええよね、なんかこう、
        :愛が伝わるって言うの? なんか実感しちゃうっていうか」

[ToyoT60V] 声のホットライン的な

 芳弘     :「なんか……声援もなにも、全部消えて、そんな……気持ち
        :でした」

[Hisasi]  二人だけ

 渚      :「うん、無我の境地とか、明鏡止水とか、きっとそれやん
        :ね。すごいね、ラブラブやん、中学生すごいな、もう」
 芳弘     :「そ、そ、そ、そんなっ」

[Hisasi]  わーなんかすげぇ恥ずかしいこといった!? 
[ToyoT60V] そんな、彼女の声しか聞こえないなんて言うからw
[Hisasi]  ものっそはずいこといいましたよね

 芳弘     :「……でも、まだ、もっと頼れる男に……なりたいなあ、
        :って」

[Hisasi]  あともう少し背が欲しい
[Hisasi]  長兄と次兄を見るに
[Hisasi]  180でも足りない
[ToyoT60V] 比較対象がw
[Tihiro]  でかいさw

 渚      :「……なんか、芳くんなんていうの……おっきくなったなあ
        :……でも大丈夫。そういう気持ちがちゃんとあったら、ね」
 芳弘     :「……はい」
 芳弘     :「だから、頑張ります」

[Hisasi]  えへへ、と
[Hisasi]  みぎーにはわかる、こひする者の顔で


吹っ切る
--------

 渚      :「……うん、お互いがんばろう(えへへ)。よかった、今日、
        :芳くんと話出来て。これで……すっごい前向きで、空手
        :辞めれる」
 芳弘     :「え……」

[Hisasi]  いまだ名札はのこされたままの
[ToyoT60V] やっと踏ん切りついたみたい。

 芳弘     :「……先輩」
 芳弘     :(すっと背筋を伸ばして)
 渚      :「うん。やっと、踏ん切りついたっていうか……」
 芳弘     :「先輩と一緒に稽古できて……楽しかったです」

[Hisasi]  ぺこり、と

 渚      :「……うちも。年長やのに、迷惑かけっぱなしやったけど、
        :うちも楽しかったよ」
 芳弘     :「いいえ……でも、今の品咲先輩見てたら、安心しました」
 渚      :「……うん、隣で……支えてくれる、一緒に歩いてくれる
        :人がおるから……うちはもう、大丈夫」

[ToyoT60V] 照れ照れ

 芳弘     :「一緒に……(どきどき)」

[Hisasi]  彼氏さんかな、とか
[Hisasi]  ドキドキ
[kisito]  彼女さんだと知ったらどんな反応をするのかw
[Hisasi]  脳内ダエぽんと壮絶な
[Hisasi]  みだら!? 対決を
[Tihiro]  うふくくくははw
[ToyoT60V] ん、去るときにゆかりんさんと手をつないで帰って行くところを
      チラ見しちゃうんですよ、どうですかw
[Hisasi]  きいやああ
[ToyoT60V] 刺激つよすぐるかw
[Tihiro]  いいですね♪

 渚      :「じゃ、ちょっとうち、師範に挨拶してくるから……会う
        :機会、減っちゃうけど、相談とかあったらいつでも乗るし」
 芳弘     :「はい!」

[Hisasi]  礼儀ただしく頭をさげて

[Hisasi]  その後、ゆかりんと指を絡めて手を繋いで
[Hisasi]  幸せそうに帰っていくみぎーを! 
[ToyoT60V] 見ちゃった! 

 芳弘     :「……な……な……」

 ゆかり    :「かえりましょう、みぎわさま」

[Hisasi]  うふふ、あはは
[Hisasi]  しっかりと手を
[kisito]  空手部はみたっ
[ToyoT60V] この空気はッ
[ToyoT60V] 芳弘の葛藤人生に新たなる燃料が
[Hisasi]  俺の知らない世界が! 
[Hisasi]  やっぱりいるの! いるの!? 
[ToyoT60V] 身近なところに。
[Tihiro]  センパイの彼女♪

[Hisasi]  久しぶりにあった渚先輩はとても綺麗になっていました
[Hisasi]  そして、先輩には素敵な彼女が
[Hisasi]  おおお(悩む)
[ToyoT60V] 照れるなあ
[Tihiro]  悩むねぇ、中学生w


芳弘悩めばダエが現る
--------------------

 ダエぽん   :「よかったじゃねえか、普通知らずにみんなあの世行き。
        :そんな世界をもう知ることが出来たんだ。人生勝ち組だな、
        :このセレヴ野郎wwwww」

[Tihiro]  流石だダエぽんw

 ダエぽん   :「もっとも、これで世の中二人はあぶれることになるわけ
        :だが、なあに、中国じゃ女子100人に対して、男が150人も
        :いるんだ。安心しろ。些事もいいとこだ」

[Tihiro]  無駄知識所持だよダエぽん……

 芳弘     :「な、な、な、そんな、でも、そのあの」

[Hisasi]  うわあああああ
[Hisasi]  いつぞやのクリスマス☆みだらが

 ダエぽん   :「とある消息筋によるとだ……受験前ってのはそりゃもう
        :息抜きがしたくてしょうがなくなるらしいぜ。あとはその
        :カオスなマッスル頭脳で考えるこった。バッドラック」

[Tihiro]  バッドラックw

 芳弘     :「……みぎわせんぱいが、み、みぎわせんぱいが」

[Hisasi]  親しい先輩だからよりリアルに

 芳弘     :「う、うわあああああ」

 #綺胤    :「ふふ、世の中分からないものだよ」(ぽん、と

[Hisasi]  頭をかかえて

 ダエぽん   :(戻ってきた)「いいじゃねえか、傷ついた羽を休められる
        :場所を見つけたんだ……なあ、優しく見守ってやっても
        :いいじゃねえか(遠い目)」

[Hisasi]  頑張れ、中学生
[Tihiro]  ダエぽんの優しさ(?)である

[ToyoT60V] ちょっと立ち直った頃にまたみぎゆか目撃したりすると
[ToyoT60V] さすがにかわいそうになってきたw
[Tihiro]  たのしそうなのにー(まちなさい

 ダエぽん   :「ああ、二人に幸薄からんことを……特別サービスだ、
        :呪っておいてやったぜHAHAHAHAHA」

[ToyoT60V] 悪魔だから
[Tihiro]  まさに外道w
[ToyoT60V] しかしダエ公の呪いくらいじゃ
[ToyoT60V] 大丈夫、跳ね返した! 
[Tihiro]  ヘルミギーさえ跳ね返したしねっ
[kisito]  フランクリンバッヂみたい……


時系列と舞台
------------

 七月末だか八月頭だか
 

解説
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 五年近く引きずってた未練とか辛い思い出とかをようやく吹っ切った

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Toyolina




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