[KATARIBE 31154] [BZ01P] エピソード『銃格闘Type2』

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Date: Mon, 25 Jun 2007 22:51:09 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31154] [BZ01P] エピソード『銃格闘Type2』
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輝士都です。
新しい銃をゲットするために流します。

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エピソード『銃格闘Type2』
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登場人物
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 赤坂 渉(あさかさ・わたる)
   :銃格闘の使い手。
 アイカ
   :渉の縁具、お色気は滅殺。
 エレナ
   :渉の新しい縁具。
 遠藤師匠
   :渉の銃格闘の師匠

銃格闘Type2
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 その日、渉は朝も早くから道場で正座をしていた。
 ナインゲイツでの戦いを見ていたらしく、それについて話があるようだ。
 
 渉    :「もしかして説教か?」
 アイカ  :「……まぁ、二回とも戦闘不能になってますから……ありえな
      :い話ではないかと。」
 
 たらーっと、冷や汗をながす渉。
 説教だとすると、一体どんな追加修行をさせられるか想像もしたくない。
 
 遠藤   :「すまん……待たせたな。」
 
 いつの間にか、師匠が目の前に座っていた。
 まぁ、いつものことなので特に驚かない。
 
 渉    :「いえ……それで、今日はどのような?」
 遠藤   :「あぁ、最近ナインゲイツに参加してるな。戦いは見せてもら
      :った。」
 渉    :「に、二回とも戦闘不能になってしまい情けない限りです。」
 遠藤   :「まぁ、先走るな(苦笑)誰も説教しちゃおらんのだから。」
 渉    :「は、はい……」
 遠藤   :「戦いは見せてもらった、その結果お前を次の段階に進める事
      :にした。」
 
 ゴトっと二丁の拳銃を床に置く。
 
 渉    :「これは……縁具?」
 遠藤   :「そうだ、二丁一対の銃……名をエレナという」
 
 すっと、光が走るとのんびりとした雰囲気の女性の姿になる。
 
 遠藤   :「撃つと思わせ殴り、殴ると思わせ撃つ。変幻自在の戦いによ
      :り相手を惑わす銃だ。」
 エレナ  :「よろしくお願いいたします。」
 
 丁寧にお辞儀をするエレナ。
 
 渉    :「……でも、ただでくれるわけではないですよね?」
 遠藤   :「ちっ、気づきやがったか。そのとおりだ、お前には今から銃
      :格闘Type2の訓練を受けてもらう習得するまで家には帰さん」
 渉    :「はいっ!」
 
 1週間後。(もちろん学校には行ったよ!)
 
 遠藤   :「……よし、こんなもので良いだろう。エレナ、渉をよろしく
      :」
 エレナ  :「はい。」
 渉    :「じゃあ、貴方は左手の甲に。」
 エレナ  :「わかりました」
 
 エレナは光の粒子になって渉の左手に集まる。
 
 渉    :「っ!……ふぅ」
 遠藤   :「これで、継承完了だ。次のナインゲイツは期待しているよ」
 

時系列
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 2007年6月
 
解説
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 わたるん、新たな縁具と契約するの巻。
 
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