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Date: Fri, 15 Jun 2007 10:39:59 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 31080] [HA21L] 夏休みは寝相に気をつけろ
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200706150139.KAA20806@www.mahoroba.ne.jp>
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Web: http://kataribe.com/HA/21/
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2007年06月15日:10時39分58秒
Sub:[HA21L] 夏休みは寝相に気をつけろ:
From:Toyolina
[HA21L] 夏休みは寝相に気をつけろ
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登場人物
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大沢那琴 聡明で健康な高校生男子。淡蒲萄さんの彼氏。
白橡 淡蒲萄さんの妹。ツインテールでミニマム。
前振り
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白橡 ：(ベッドで大の字)「どうせ淡蒲萄姉落ちるんだからベッド
：もったいないじゃん。っていうか最初から床で寝たら？
：落ちる手間省けるし」
[ER] つまり若いのね＞うーちゃん
[Toyolina] 寝相が。
[Toyolina] 落ち着いてない。
[ER] うん
[Toyolina] パパの仕業。なんでもパパ。困ったらパパ。
パパが自分好みの属性を付与しまくった説が有力なのです。
[ER] でもこう、小学生の寝相ってすさまじいんですよ
[ER] でも、大体中学、高校と落ち着いてくる。
[Toyolina] 実体験としてすごいのはわかりますよホッホッホ
[ER] ……のに動いてるって……(以下略
[ER] うん
[Toyolina] 二階建てベッドの上から
[Toyolina] 落ちましたから。僕。
[ER] 己は、小学生のキャンプのお手伝いに行って、
[ER] 夜中に起こすんです。夜尿症の子とかいるんで、全員を
[ER] (一人だけ起こすとかわいそうだから)
[ER] ……その寝相(汗)
[ER] おまいら中国雑技団か！ みたいな格好で、ぐっすり。
[Toyolina] ウヘーｗ
[ER] だからね白ちゃん、そこは「おこちゃまなんだね」と攻めると効
果て(どぎゅーん☆)
[Toyolina] 良いことを訊いた。天啓だ(白さん後に語る)
白橡 ：「そんな寝相じゃ、大沢くんが可哀想じゃんね」
[Toyolina] 確かに可哀想だが
[ER] うむ
[ER] 危険だ
淡蒲萄 ：「そんなこと言われてもなあ、治らないんだもの」
[Toyolina] 結果生まれた回避方法。抱きしめて逃がさない。逆転の発想。
[TK-Leana] そこで寝相強制ギブスですよ
[Toyolina] あるのかよｗ
[TK-Leana] 間接に添え木とか
[Toyolina] ボキッ。役に立たなかった。
[TK-Leana] ていうか、よく考えると、吸血鬼の力で逃げられないくらい抱き
しめられたら死んでるか知れません
[Toyolina] ですね
[TK-Leana] なこちーもポキ
[Toyolina] つД｀)
[Tihiro] きゃーっ!?
[TK-Leana] やれやれ、役に立たなかったぜ
寝相が激しい淡蒲萄さんですが、抱きしめてるとおとなしくなることに。
親切心から姉の彼氏にお昼をたかる
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白橡 ：「大沢くんよぅ、とってもためになる話をしてあげっから、
：ランチ奢る気はない？」
[Toyolina] たかってみた
ナコト ：「なんの話？」
白橡 ：「淡蒲萄姉の人には言えないひみつその１」
ナコト ：(首をかしげて)「いや、いいよ」
[Toyolina] ちっｗ
[TK-Leana] 交換条件無しでも、たかったら奢ってはくれそうですけど。彼女の
妹だし
白橡 ：「ホントにいいの？ 訊かなくて。後悔すんじゃないかなー、
：夏休みとか」
[ER] なんで夏休みに？ ……とか突っ込みたくなる一瞬(笑
ナコト ：「うん、そういう言い方されると気にならなくは無いけど、
：俺が知るべきことかどうかも分からないし。でも、お昼
：ご飯くらいなら別に奢るよ」
[TK-Leana] おいでおいでと
白橡 ：「さっすがー。ゴチニナリマース」
[TK-Leana] そして学食へ
[TK-Leana] なこちーの軽く奢れる範囲で一番贅沢なお昼
[Toyolina] ええ子やな
[TK-Leana] あんまりええ子だとネタになりにくいという欠点がありますが
[TK-Leana] もうちょい煩悩に忠実なキャラにすべきであったか
[Toyolina] 人には言えないひみつと訊いてみだら系の想像をしちゃうような
感じですか
[TK-Leana] もっとドキドキ妄想した挙句悩みまくったり
[Toyolina] まだ遅くはない。時間がたつにつれ妄想が肥大化してしまっても
いいかもしれない。
[Toyolina] だんだん気になってくるみたいな。
[TK-Leana] それは実にありそう
[TK-Leana] 少ない情報からさまざまな可能性を吟味してしまう悪癖があるの
だった
ナコト ：「(夏に困ることか……)」
白橡 ：(豆腐サラダカレー丼をちまちま食べつつ)
ナコト ：「(すごい熱がりだとか。夏の強い日差しに弱かったり……
：いや、でも人には言えない秘密とは言い難いし)」
[Toyolina] 書いてみて思った。あまり美味しくなさそう＞豆腐サラダカレー丼
[TK-Leana] カレーにトッピング好きに注文できたりするんですかね
[TK-Leana] なんと豪華な学食
[Toyolina] 単にそれぞれ頼んで合体させたのかもしれない
ナコト ：(ショゴス丼の目玉潰しつつ)
白橡 ：(くわえスプーン)「気になってる？ ある意味命にかかわっ
：てくるかもしんない話だよ」
ナコト ：「命に？ それは淡蒲萄さんの？ それとも、俺の？」
白橡 ：「大沢くんの」
ナコト ：「……ふむ」
ナコト ：「(なんだろう。夏、夏休み……日差しで凶暴化するとか？
：でも、そんな重大なことなら教えてくれないはずも無い
：だろうし)」
淡蒲萄さんの人には言えないひみつ
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白橡 ：「ここだけの話ぃー。淡蒲萄姉ってー。すっごく」
[Toyolina] ナコちんの中でサイヤ人扱いされてる現実。
[TK-Leana] 残念ながら一緒にベッドインする事態は想定してません
[Toyolina] もう一度同衾してるのにこの子ったら
[TK-Leana] あれは突発的な出来事だったしの
[TK-Leana] まあでも、高校生だし、相手うっちゃんだし、夏休みに朝チュンな
事態にならない保証は無いガの
白橡 ：「寝相ワルイんだよね」
[Toyolina] すっっっっっっっっっっっっっっっっごく
ナコト ：「……寝相？」
白橡 ：「うん、寝相。もう、ありえないくらい悪いよ」
ナコト ：「なんだ、それだけかぁ」
白橡 ：(ニヨニヨ)「次に被害に遭うのは多分大沢くん」
ナコト ：「え？ あ、えッ」
[TK-Leana] 意味に気づいて赤面
[Toyolina] 察しがいいなｗ
[TK-Leana] 聡明なキャラですから
ナコト ：「そ、そんな、俺はまだう、淡蒲萄さんとそんな関係じゃ
：……」
白橡 ：「とか言ってて、夏休みになったらまた事情とか変わって
：くるんじゃないかなー？ ほら、太陽が眩しかったから、
：とか言うじゃん」
ナコト ：「いや、その、有り得ないとは、言い切れないけど……」
：(後の方ぼそぼそと赤面しながら)
白橡 ：「でしょ？ いざってときに知ってないと困ると思うんだ、
：対処とか」
ナコト ：「いや、でもそんな寝相くらいで……」
白橡 ：「朝起きたら部屋の隅っこでうつぶせで寝てるくらい悪いん
：だよ」
ナコト ：「そんなに？ う〜ん、前一緒に寝たときは普通に……」
白橡 ：「ほーぅ。なんだ、もうそこまで」
[TK-Leana] 風引いて看病してもらったときの話である
[Toyolina] ニヨニヨ。もちろんPLはわかっています
[TK-Leana] 思えば、アレも寝相でもぐりこんだようなもの
[Toyolina] そして偶然、唯一平穏に逃れる方法を使っていたのでした
ナコト ：「あ、そ、そうじゃなくてッ。俺が風邪引いちゃって、看病
：してもらったってだけのことだったんだけど」
白橡 ：「あー、んで、泊まり込みで看病しててって話かー。ちぇー」
[Toyolina] ツマンネー
白橡 ：「まあいいや、そのときは寝相の被害に遭わなかった？」
[Toyolina] 飛び交う裏拳。そして蹴り。淡蒲萄さんの寝相は是凶器。
ナコト ：「うん、普通に寝てたよ」
[TK-Leana] 腕の中で
白橡 ：「抱っこしてあげるとおとなしくなるんだよね。ラッキーな
：ことに」
白橡 ：「だから独り寝んときは大変＼(＝ω＝.)／」
ナコト ：「へぇ、そうなんだ」
[TK-Leana] 思い出して
[TK-Leana] 赤面
白橡 ：「だからー、ちゃんと抱きしめて一緒に寝てあげるといいん
：だよ」
[Toyolina] うかつに離すと蹴り食らったりします
夏の日差しが惑わせるんだぜ
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ナコト ：「ああ、うん……って、だから、淡蒲萄さんと俺はまだ
：そんな関係じゃないって」(あせ
白橡 ：「甘い甘い。大沢くん、夏休みを甘く見ちゃダメ」
ナコト ：「ぐっ」
白橡 ：「二学期になったら雰囲気全然変わってる子とか絶対いるん
：だから。中学んときとか居なかった？」
ナコト ：「……いた、けど。突然頭がピンクになってたことか」
[TK-Leana] 実話
白橡 ：「ちょっと例外ぽいけど、うん、そういうのは大いにあり
：得るんでー。すんな、とか言わないけど、むしろしちゃえ、
：って感じだけど、そんときは気をつけろ？」
[Toyolina] まるで奥手の姉の彼氏をたきつけてるような絵面になってきた
ナコト ：「うう、心に留めておきます」
白橡 ：「淡蒲萄姉、別に奥手でもなんでもないからね(ニヨニヨ)」
[Toyolina] むしろエロス寄り
ナコト ：「ぐっ、それは、なんとなくそうじゃないかとは思ってい
：たけど」
[Toyolina] 清純路線もこなせるユーティリティプレーヤー
白橡 ：「無事を祈ってる。さすがに死んじゃったりは……まだ
：ない筈だけど」
ナコト ：「ははは」(汗
白橡 ：「ダメだって思ったら、逃げてね(マジ顔)」
ナコト ：「出来る限り最善を尽くすようにするよ」
白橡 ：(食べ終わり)「ごちそうさまでした。ここいいね、学外の人
：でもきていいんだったら、たまにこようかな」
ナコト ：「ああ、周り変な生徒ばっかりだから気を使わなくていいし、
：学外から来る常連さんも結構多いんだよ」
白橡 ：「学校とかだいぶ昔に行ったっきりだからー、なんか懐か
：しくって。よし、たまに来る。決定」
[Toyolina] たかりに来るわけじゃないんで(たまにはたかるけど)ご安心を。
ナコト ：「そう。授業中以外で、外に出てないときは部室か寮の方に
：いるから、なにかあったら呼び出してよ」
白橡 ：「部室？ 何部だっけ。バイト先は訊いてるんだけど」
ナコト ：「天文部。目立つ場所だからすぐ分かるよ」
白橡 ：「ん、わかった。なんかあったらそうするー。今日は御馳走
：様でした、お義兄さま」
ナコト ：「お義兄……ッ!?」(真っ赤)
白橡 ：「お義兄ちゃんのほうがよかった？」
ナコト ：「いや、そうじゃなくて、その……」
[TK-Leana] あたふた
白橡 ：「あはははは、あわてすぎー！ じゃ、またね、お義兄さまっ」
[Toyolina] 気に入ったみたいです。
ナコト ：「うう、からかわれっ放しだ……」
ナコト ：(見送って)「お義兄ちゃんか……」(なんか照れる)
[Toyolina] ポジティブｗ
[TK-Leana] それだけが取り柄ですから
時系列と舞台
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2007年06月
解説
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姉の寝相による被害が心配な妹。
そして彼氏は否応なく意識せざるを得ない状況に。
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Toyolina
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