Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Thu, 7 Jun 2007 11:01:59 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 31063] [HA06L] 蝉めづるゆかりん
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200706070201.LAA51915@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 31063
Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31000/31063.html
2007年06月07日:11時01分59秒
Sub:[HA06L] 蝉めづるゆかりん:
From:Toyolina
[HA06L] 蝉めづるゆかりん
========================
登場人物
--------
蒼雅紫
品咲渚
17年ゼミ
--------
渚 :「……ねえ紫、セミ好き? 虫のセミ」
紫 :「はい、よく捕まえました!」
[Hisasi] そこ! と
[Toyolina] 炸裂する網
渚 :「今年、アメリカ行ったらいっぱいセミおるらしいよ」
紫 :「まあ、あめりか、ですか」
[Toyolina] http://flyman.jugem.cc/?eid=537
気のせいか、洋物のセミはえぐい色合い。
渚 :「17年に一回、大量発生するんやって。取り放題」
紫 :「きっとセミの抜け殻もたくさんあるんでしょうね」
渚 :「地面がセミの抜け殻でびっしり……」
紫 :「いっぱい拾ってお母さまにお見せしました」
[Hisasi] まあ、一杯ひろったのねー(よしよし)
渚 :「……えー、怖くないん? 背中パカって割れてんねんでー」
紫 :「でも抜け殻はきれいですよ、綺麗に殻だけ残っていて」
紫 :「一杯拾ってきたのをお母さまがお部屋にかざってくれま
:した」
渚 :「うん、それは確かに……飾って……」
[Hisasi] 無闇に芸術っぽく雅に飾ってみたり
渚 :「あれって、飾ってたら長持ちするん? なんかその辺くっ
:ついてるのって、気がついたらなくなってんねんけど」
紫 :「アリさんがもっていってしまうのでしょうか?」
渚 :「紫のおうちのもアリさんがもってった?」
紫 :「だんだんカサカサになってもろくなってきたので、お父
:さまに片付けられてしまいました」
[Hisasi] とりあえず、もうボロボロだからかたづけちゃおうね? ね?
[Toyolina] うずうずしてそう
[Hisasi] 飾るところまではまあ許そう、、
[Toyolina] お父さんの気苦労、うちが半分負担します(決意)
[Hisasi] ああ、けなげな
渚 :「そっかー。おうちにアリさんいっぱいきたら大変やもん
:なあ……」
[Toyolina] 本人苦労と思ってないから適任ですよある意味。
紫 :「はい、ちゃんとお庭にうめてまたでてきてくれるように、
:と」
[Hisasi] お祈り
[Hisasi] なんとかちゃんと諦めさせつつ抜け殻を処理
[Hisasi] お父さんがんばった、がんばった
[Toyolina] 去年もその前もそうやってあきらめさせたんだよなあ
[Hisasi] ずっとやってるのか! ゆかりん!
[Hisasi] やってそうだ
[Toyolina] せみさまです!
渚 :「うん、優しいなあ、そやから毎年出てくるんやな、きっと」
[Toyolina] ちがうよ
[hari] 種か
紫 :「はい、セミさんがでてこない年は心配で……いつも夏の
:時期には抜け殻をあちこちで探してます」
[hari] こっそり抜け殻を仕込むパパ
渚 :「え、木の根っことか掘り返してんの?」
紫 :「いえ、少し陰になった葉っぱの裏とかにいらっしゃるん
:です!」
[Hisasi] 鼻息
[Hisasi] 抜け殻探しにはちょっとうるさいですよ! と
渚 :(なんかすごい得意っぽい……)
:「大体何月頃でてくんの? それやったら、一回探してみ
:たい」
[Toyolina] 抜け殻
紫 :「はい、種類によりますけど大体七月の中旬あたりから良
:く見られますね」
紫 :「虫眼鏡でよく見ると目とか触覚とかがすごく細かくて……
:感動しますよ!」
渚 :「夏休み入ったあたりかな。目とか触覚……そんなに綺麗
:なん?」
紫 :「はい、綺麗に形がしっかりのこってて」
[hari] 虫眼鏡やルーペで覗くのは、良いものですね
[hari] お気に入りのを一本持ってると、やたらと拡大したくなります
紫 :「……学校はいってなかったので、お家でお勉強しながら
:観察とか、色々と」
渚 :「そっか、でもえらいね、ちゃんとお勉強してるもん」
紫 :「はい、でも、大学も楽しいです!」
[Hisasi] お勉強もそれなりに
[Hisasi] あほのこですがバカではない、あほだけど
渚 :「うん、楽しいね、大学。いろいろ出来るし。うん、来月
:なったら、紫と一緒にセミ(の抜け殻)観察する。ええかな?」
紫 :「はい! ぜひ!」
紫 :「セミさんに、カブトムシさんの観察もたのしいです!
:にいさまとよく対決させました!」
[Hisasi] カブトムシVSカブトムシ
[Hisasi] リアルムシキング
[hari] 何気に、半霊獣化してそうな
渚 :「カブトムシもおんの? すげー……もしかしてオオクワ
:ガタとか……」
[Toyolina] オオクワガタ見つけたらめっさ儲かるやん!
紫 :「はい、裏のお山でよく捕まえました」
[Hisasi] 家の裏に山がある
渚 :「裏のお山……あの山?」
[Toyolina] 鬱蒼と
[Toyolina] 夜行ったら大変なことになりそうな
[Toyolina] 夕方になったらひぐらし鳴きまくってそうな
紫 :「夏場はよく探検しました」
[Hisasi] 超サバイバル
[Hisasi] 早朝山に登って夜ボロボロにナって帰ってくる
[Hisasi] 何があった
[chita] とりあえず子孫を残さないと決めた齢60年のオオクワガタがいる。
体長25cm(あごは含まない)
[Toyolina] アドベンチャラー
[hari] ナタ持って、ばさばさ下草切りながら
[Hisasi] 崖を登ったり
渚 :「裏山探検……」
[Toyolina] もっとマイルドな半ピクニック的なのを想像している
紫 :「そうですね……キャンプとかもできるかもしれません」
[Hisasi] 半分修行並の
渚 :「キャンプ!」
[Hisasi] 食べるものは野草とかをとったり
[Toyolina] わーテントはるぞーバーベキューだーわー
[Hisasi] 一日飢えをしのぎつつ、
渚 :「楽しそう……」
[hari] ワー、罠張るぞー。ハチノコだ蛋白源。わー
[Hisasi] 木の実や葉っぱをむさぼって生きながらえて無事一週間を過ごし
お家にかえる
[Hisasi] そんな素敵キャンプ(蒼雅家基準)
紫 :「はい、楽しいです」
[Hisasi] ああ、これは食べれます
[Hisasi] がぶ、と
[Hisasi] まずは生き延びよう
[hari] なぎーがいるから、糒(ほしいい)くらいは……
渚 :「うん、えーっとキャンプ? 探検? それもしたい!」
紫 :「はい、夏はキャンプで!」
[Hisasi] わーい
[Hisasi] 渚さまとキャンプです!
渚 :「うん、キャンプで!」
[Toyolina] わーい
[Toyolina] 紫とキャンプやわー!
おまけ。裏山キャンプの真実
--------------------------
[Hisasi] この草はたべられるんですよ! 噛んでると甘くなるんです!
>想像
[Hisasi] そんな素敵キャンプ(君がいれば幸せさ)
[Toyolina] うわー、星がいっぱい見えるなー。めっちゃキレー>想像
[Toyolina] そんなステキキャンプ
[hari] みぎわさまが、ゆかりは物知りさんやねぇと褒めてくれる
[hari] 至福
[Toyolina] 肩を並べて寄り添って星を見るんですよ。なんて至福。海原さん
も認めざるを得ない。
[Hisasi] 星がいっぱいですね、と
[Toyolina] 見たことない星がいっぱい
[Toyolina] 紫とあわんかったらこれも今見れてないねんなー
[Hisasi] 星座にもあれこれと
[Hisasi] そして方角と時期がわかるんで
[Hisasi] ここからだとこっちの方角に抜ければおうちです
[Hisasi] 脱出経路もばっちりだ
[Toyolina] え、今、抜けるって? え? 真っ暗やし
[Toyolina] あれ、ここで夜明かしするんちゃうの? え?
[Hisasi] 夜に明かりをつけずに棒一本片手に走る
[Hisasi] 棒で前をさぐりながら忍び足
[Hisasi] しゅたたたたがっどしゃ
[Toyolina] どしゃ?
[Hisasi] 途中までうまくいってたのに
[Hisasi] 転倒
[Toyolina] あれ、紫、どこ? え? いや、みえへんし、ひとりにせんとい
てぇー(半泣き)
[Hisasi] み、みぎわさまっ
[Hisasi] 不屈の闘志でおきあがり
[Hisasi] 手をにぎって、ご無事でしたか、と
[Hisasi] 無事じゃないのはあなたです
[Toyolina] 血(すりむいた膝から流れてる)の匂いをかぎつけやってくるオソ
ロシイ肉食獣の群れ
[Hisasi] 二人は生き残ることができるか!(次回をお楽しみに)
[Hisasi] そして次の放送でなにごともなかったかのように朝ごはんを食べ
る二人
[Hisasi] 何があったん!?
[hari] 大丈夫。そこの木の陰で、くれはさんがあきこねーちゃんやって
るから
[Toyolina] お肉とか食ってそうですね
[Hisasi] 新鮮でいいですね、と
[chita] オオクワガタ(60)が助けてくれました
[Hisasi] そして名も告げずにとんでゆくオオクワガタ
[Hisasi] 告げられません、その前に
[Toyolina] やっぱり山はええなあ、ご飯もおいしいわあ
[Hisasi] 感動ひとしお
[hari] ザ・タワー>オオクワガタの名
[hari] もしくは、タワー オブ グレイ
[chita] 謎をよそに樹液を味わう
時系列と舞台
------------
2007年06月
解説
----
お庭でセミの抜け殻探しに熱中する女子大生2名を想像。
君たち。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Toyolina
---------------------------------------------------------------------
http://kataribe.com/ 語り部総本部(メインサイト)
http://kataribe.com/ML/ メーリングリストの案内
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/ 自動過去ログ
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31000/31063.html