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Date: Wed, 23 May 2007 13:10:38 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 31036] [HA06L] チャットログ『取り戻した想い』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200705230410.NAA43270@www.mahoroba.ne.jp>
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Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31000/31036.html
2007年05月23日:13時10分38秒
Sub:[HA06L]チャットログ『取り戻した想い』:
From:久志
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チャットログ『取り戻した想い』
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登場人物
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橋本朱敏(はしもと・あけとし)
:ワーウルフなお兄ちゃん。嫌な過去があるらしい。
豊秋竜胆(とよあき・りんどう)
:吸血姫な人。喫茶店GARDENの店長さん。
ふらふらと
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チャットログ『閉じ込めた記憶』
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31000/31035.html
惚れ薬をきっかけに取り戻しかけた想いと同時に、心の奥に閉じ込めた記憶
がよみがえった朱敏。一人、ふらふらと街を歩く。
朱敏 :「……」>ぼへっとあるきつつ
[Hisasi] #なんか景色がみんなうす布一枚かぶせたように見えるなあ
朱敏 :「…………」>ぼっーっと空を見上げて
[Toyolina] #その状態で歩いてるんだな
[Hisasi] #ショートボブのあの子の名前が思い出せない
[Toyolina] .char_db 朱敏
[Role] char_db: 橋本朱敏(はしもと・あけとし)
[Role] さんがみつかりましたわ♪>Toyolinaさん
[Hisasi] #目の前にばさっとかぶさってきた黒い
[ER] #それを思い出したいのか
[Toyolina] でかッ
朱敏 :「…………あー」
[Hisasi] #あの時から目の前が真っ暗になって
[Hisasi] #何かがごっそり入れ替わってしまったようななにやら
[Toyolina] みぞおちあたりに頭突き入れてみようかしら。前方不注意だし。
[ER] …………
[Tihiro] #痛い一撃w
[Hisasi] #かもんw
[ER] って、りんちゃんが?
[ER] (わくわく)<おい
[Toyolina] その方がいいかしら。>R店長
[Hisasi] #どなたでも^^
[Toyolina] アホ毛が刺さるけど(刺さらないよ)
[Hisasi] #ひいw
[ER] #いや、しょーとカットってとこがツボっぽく
SE :ぼふっ
[Toyolina] みぞおちに軽い衝撃。大丈夫、跳ね返した
朱敏 :「んあ?」
[Toyolina] #最初ねぎーにしようかと思ったけど店長にしとこうかしら
[Hisasi] #店長のほうがいいかも
[Hisasi] #ちょっとだけ抱きしめさせてください、店長さん
[Toyolina] #キャー
[ER] #|・)
竜胆 :(跳ね返されて、すぐ側にあった標識で止まる)
朱敏 :「……あれ?」
[Hisasi] #視線をおろすとなんかアホ毛が跳ねてます
朱敏 :「……てんちょ?」
竜胆 :「やっぱ前見て歩かないと……あけとしぃ君」
[Toyolina] #あんたも前見て歩け
朱敏 :「あ……すんません」
[Hisasi] #反射的に謝る
朱敏 :「…………」>ぼんやりと店長さんを見てみる
[Hisasi] #一瞬、誰かを思い出しそうになった
竜胆 :「いや別に、ちょっとこっちも考え事してたし」
朱敏 :「…………」>一瞬何かを言いかけた
朱敏 :「……てんちょーさん……」
[Hisasi] #でも名前はでてこなかった
竜胆 :「ん、どうかした?」
[Toyolina] #見上げると毛先がふわふわ揺れる。アホ毛も。
朱敏 :「……いや、ちょっと……なにか、思い出しそうな」
[Hisasi] #目がどこかうつろ
朱敏 :「えーと、てんちょさん……ちょっと、話……聞いてもら
:えません?」
[Hisasi] #聞いてくれるだけでええですだよ
竜胆 :「うん、いいよ。どっか入る?」
朱敏 :「あ、いや……ちょいどっか歩きつつで」
[Hisasi] #で、てこてこ歩いて公園とかかな
[Hisasi] #缶ジュースくらいおごりましょう
[Hisasi] #なんか妙に殊勝になってる
[Toyolina] #心がけが。
竜胆 :「ホレ薬はあんまり意味なかった?」
朱敏 :「……あーアレすsか」
朱敏 :「……いや、ありましたよ」
[Hisasi] #相手にはさっぱり伝わってなかったけど
朱敏 :「なんか……こう……忘れてたつーか、なんというか」
[Hisasi] #ときめいてた頃のこととか
竜胆 :「なんか思い出しそうになった?」
朱敏 :「…………昔、あったような気がするんすよね、そういう
:……いいなあぁ、とか可愛いなぁ……とかドキドキしたり
:とか」
[Hisasi] #ショートカットのクラスメイトの子とか
[Hisasi] #で、なんとなく隣を見てみたり
[Hisasi] #ほけほけ見上げてくる店長さんを
竜胆 :「前はずっと忘れてたんなら、効果あったって言えるん
:じゃない」>ほけほけ
朱敏 :「……はい」
朱敏 :「あと……もうひとつ」
[Hisasi] #ぽつん、と
竜胆 :「ん?」
朱敏 :「…………思い出した、んです」
[Hisasi] #ぼそっと
[Hisasi] #なんか普段の朱敏からはがらっと変わったなんか暗そうな
竜胆 :「……大事なこと?」
朱敏 :「……多分……どうしようもないこと……」
[Hisasi] #どこか目が泳いでる
竜胆 :「それも、聞いた方がいい? しんどかったら、聞かない
:けど」
朱敏 :「……まだ……でも、もうしばらく……でも、多分、俺
:じゃあどうしようもないことで」
朱敏 :「……思い出したんすよ。俺……昔、好きな子いたんです」
[Hisasi] #ぼそりと
竜胆 :「うん」
朱敏 :「……クラスメイトの子で、こー明るくて、俺しょっちゅ
:うツッコミくらったりして、ショートカットで元気な子」
[Toyolina] #店長さんが学生だった頃みたいですね
[Hisasi] #そんな感じ
[Toyolina] #なんでやねん、と裏拳が
竜胆 :「接しやすそうな子だったんだ」
朱敏 :「好きだったはずなのに、忘れてたんすよ。そういうの」
朱敏 :「で、あの惚れ薬飲んで……あの頃のこと、ちょっと思い
:出して」
竜胆 :「飲まなきゃよかった……?」
朱敏 :「……いや、飲んでよかったっすよ。」
朱敏 :「思い出して、よかった」
朱敏 :「……思い出したくないこと……なんもかんも忘れたいと
:思ったことも……あったけど」
朱敏 :「……でも、思い出せて、よかったって思います」
竜胆 :「それ聞いてちょっとほっとした。もしかして、
:もうダメっす、とか言うんじゃないかって、心配してた」
朱敏 :「はい、なんか、こう……忘れたいこととかとみんな一緒
:くたにして……なかったことにしてたんすよ」
[Hisasi] #どこか遠くをみつつ
竜胆 :「それだけのことがあったんだったら、しょうがないと思
:うよ、でも、思い出して良かった、って言うならそれは
:……ちょっと強くなったって言えるんじゃないかな」
朱敏 :「……そうっすね」
[Hisasi] #ここで抱きしめていいですかとかいうかなあとかおもったけど
ききもしないでおもむろにやってもいい?
[Toyolina] #もちろん
[Hisasi] #うひw
[Toyolina] #不意打ちでこそ!
朱敏 :「…………」>隣を見てみる
[Hisasi] #なんか昔好きだった子の面影が重なるヨ!
朱敏 :「……っ」
[gombeLOG] #嗚呼
[Hisasi] #がばっ
[Hisasi] #抱きしめて頭を撫でる
[Toyolina] #頭をッ
[Hisasi] #ちょま、周りの人は?
[Hisasi] #忘れてます>回り
[H_Aoi] #ちょまw
[gombeLOG] #時刻は?
竜胆 :「……(不意打ちなんでビックリしてる)」
[Hisasi] #夕暮れ時?
[H_Aoi] #ここで顔だしてぇっw
[Hisasi] #日は落ちてない
[Toyolina] #抵抗もままなりませんね、あくまで仮の話ですが
[Hisasi] #よし、話にしなければ(うえっへ)
朱敏 :(ぎゅっと)
[Hisasi] #なんかずっと忘れたことにしてたもんが、こう
[Hisasi] #わしわしと頭を撫でて、ぎゅっと
朱敏 :「……」
[Hisasi] #というか周り見ようぜ、夕暮れの公園ですよ
[Hisasi] #人いるから、学校帰りとか散歩とか
竜胆 :「……(黙って撫でられてる。そっか色々いっぱいいっぱ
:いだったんだなあ)」
[Toyolina] #ちょうどあけとしに隠れて周りが見えない。
[Hisasi] #身長的にすっぽりおさまっちゃうしな
[H_Aoi] #固まる周囲w
[Toyolina] #まんざらでもないのでこっちとしてはおとなしくしてます
[Toyolina] #嫌いじゃないし、嫌がるほど子供でもない
朱敏 :「……」>なんかずっとほったらかしてた初恋の子とかを
:思い出しつつ
[Hisasi] #ふと、我にかえって
朱敏 :「……あ」
[Hisasi] #抱きしめたままダヨ!
[Hisasi] #あ、やべーとかちょっと思った
[Hisasi] #でもすぐ離しちゃうのもなにかなあ、とほんのちょっと思った
[Toyolina] #進歩している
[H_Aoi] #進化している
[Toyolina] #しかし迂闊なことを言えない場面である
朱敏 :「あーー、えー、すいません」
[Hisasi] #ぱっと離して
竜胆 :「謝んなくてもいいのに」
[Toyolina] #にひー、と笑って脇腹を軽くこつく。大丈夫、まだ夜じゃない
から痛くない
朱敏 :「あうう」
朱敏 :「えーと、つい」
[Hisasi] #ぼりぼりと頭をかきつつ
竜胆 :「ちょっとビックリしたけど、別に怒ったりとか、そんな
:のはないから」
[Toyolina] #よくわかんないけどちょっと機嫌がいい
朱敏 :「えー、はい、なんか……ちょっとすっきりしました、はい」
[Hisasi] #あれ、なんかおかしーな、俺照れてる?
[Toyolina] #回復の兆しがッ
朱敏 :「てんちょーさん、ありがとございました……まじで」
[Hisasi] #ぺこり
竜胆 :「ん、いえ、どういたしまして。あんまり何もしてないけど」
[Hisasi] #ちょっとだけ回復した
[Hisasi] #そして店長へのときめき度が3プラス
[Toyolina] #なんか増えた
[Hisasi] #とりあえず、どきどきを取り戻した
[Hisasi] #店長を見るとちょっとだけどきっとします
[ER] #おー
[Toyolina] #キャー
[ER] #ふろからもどれり
[ER] #さらりさらり
[ER] #ことりことり
[Toyolina] #店長さんはアレですよ、突然抱きしめられたりとかするの、
昔はよくあったから
[Toyolina] #あまり気にならない様子。
[Hisasi] 更ちゃんなひととかに
こっから急転直下のごとく店長にときめきモードに入る朱敏。
化学変化って恐ろしいですね。
時系列と舞台
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2007年5月
解説
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http://kataribe.com/IRC/HA06-01/2007/05/20070504.html#000000
閉じ込めた記憶に苦しむ朱敏。竜胆に会い忘れていた何かを取り戻す。
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以上
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