[KATARIBE 31027] [HA06L] チャットログ『水魚の交わり』

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Date: Mon, 21 May 2007 09:46:18 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 31027] [HA06L] チャットログ『水魚の交わり』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200705210046.JAA48717@www.mahoroba.ne.jp>
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2007年05月21日:09時46分18秒
Sub:[HA06L]チャットログ『水魚の交わり』:
From:久志


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チャットログ『水魚の交わり』
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登場人物
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 小池国生(こいけ・くにお)
    :小池葬儀社社長。その正体は白鬼。
 本宮尚久(もとみや・なおひさ)
    :本宮法律事務所所長。吹利の資産家本宮家の後継。眠れる魔王。
 品咲渚(しなざき・みぎわ)
    :事務アルバイトな大学生。関西弁乙女。

いちゃつきすぎです
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[Hisasi] #小池葬儀社本社ビル三階、小池社長の私室 

 小池     :(買い物袋を手に) 

[Hisasi] #階段を登ってドアに手をかけて 
[Hisasi] #がちゃっと 

 小池     :「……」>ドア空いてる 

[Hisasi] #てくてくとあがっていって 
[Hisasi] #居間の前で足をとめて 

 小池     :(右手の人差し指をかまえて) 
 小池     :「ばん」 

[Hisasi] #まっすぐに指をのばして 
[Hisasi] #と、ふらりと 

 尚久     :(ゆらりとソファにたおれこむ) 
 小池     :「……何をやってるんですか、あなたは」 

[Toyolina] #社長さまがお茶目だわ(・Д・) って、なにこのLOVE

 尚久     :「……君に撃たれたからうごけない」 

[Hisasi] #くてっと 
[Tihiro] #……(’’* 

 小池     :「……まったく」 

[gombe] #ちひろんが萌えている 
[Hisasi] #買い物袋を置いて 
[Tihiro] #うふふ(にへー 

 小池     :「あなたは子供ですか」 
 尚久     :「君より一つ年下だもの」 
 小池     :「はいはい」 

[Hisasi] #ごろんとソファにころがったまま 
[Hisasi] #ポットとカップを用意しつつ 

 尚久     :「紅茶入りがブランデーがいい」 
 小池     :「だめです」 
 尚久     :「(ちぇ)……じゃあ、一番奥の奴いれてよ」

[Hisasi] #一番高いブランデー指定 

 小池     :「……しようのない人ですね」 

[Hisasi] #で、つい従っちゃう 
[Hisasi] #でも嬉しそう 
[Hisasi] #専用のカップに紅茶を淹れて、ブランデーを少し 

 小池     :「はい、お待たせしました」 
 尚久     :「うん、いい匂いだ」 

[Hisasi] #もそっと起き上がって 
[Hisasi] #紅茶の香りとブランデーの香りを楽しみつつ 

 小池     :(カップをかたむけつつ) 

[Hisasi] #なんか嫌なことあったんだろなあと 
[Hisasi] #察しつつ 

 尚久     :「……はぁ、もう」 

[Hisasi] #半分ほど減ったカップをおいて 

 小池     :「何かありましたか?」 
 尚久     :「まあ、昨日ね」 

[Hisasi] #出馬要請うんぬんかんぬん 

 小池     :「……それはまた」 
 尚久     :「……この前の県議会のほうがまだマシな誘い方だったよ」

[Hisasi] #少なくとも尚久のことをそれなりに知ってた 

 小池     :「なるほど」 
 尚久     :「単に知名度とか家柄とかでリストを手繰っていってひっ
        :かかったとでも言わんばかりのね」 

[Hisasi] #ふん、と 

 小池     :「君は目立つ人だから」 

[Hisasi] #色々と 

 尚久     :「好きで目立ってるつもりはないよ、僕は僕の進みたい道
        :を選んでやりたいようにやってる」 
 尚久     :「……それの何が気に食わないのかな」 
 小池     :「そういう物怖じしないところが、惹かれもするし……
        :頼りにしたがるんでしょうね」 
 尚久     :「……勝手な話だよ」 

[Hisasi] #ふぅ、と 
[Hisasi] #またソファにころんと転がって 

 小池     :「……」>なんか尋常でないな、と思った 
 尚久     :「……僕は僕の大切な人に必要とされるだけで充分だよ」
 小池     :「まだ……何か?」 
 尚久     :「……」>天井を見ている 
 尚久     :「……まだ、正式な発表はではないけれどね。加津子叔母
        :さまが隠居されるとのことらしい」 
 小池     :「戸萌の……加津子さまが?」 
 尚久     :「ああ、既に実権は殆ど克五郎くんが持ってるのも等しい
        :けど……それでも、あの存在感のある叔母さまに変われる
        :ほどの者というと、厳しいね」 
 小池     :「……ええ」 

[Hisasi] #戸萌は安泰、しかし 

 尚久     :「問題は本宮だ。今は加津子さまの後見の元で良雄くんが
        :采配を握ってるけど……多分、威光なしでこの先は辛いん
        :じゃないかな。跡継ぎの元久くんはまだ小さいし」 
 小池     :「……そこで、君に?」 
 尚久     :「もとより、そのつもりはあったよ……これ以上、あらぬ
        :期待やちょっかいを出されたくなかったしね、でも」 
 小池     :「加津子さまに代わる……ともなると、なかなか厳しいと」 
 尚久     :「今更ながらね、僕も随分叔母さまに甘えてたんだろうよ。
        :これからはきちんと加津子さまの居ない本宮を守らなけれ
        :ばならない」 

[Hisasi] #ため息 

 小池     :「……」 

[Hisasi] #そっと立って 
[Hisasi] #尚父の転がってるソファに座って、膝に頭をのせる 

 尚久     :「……僕を必要とする人の数が、僕が許容できる数にあわ
        :ないんだろうね」 
 小池     :「私は必要ですよ、君が」 

[Hisasi] #髪をなでつつ 

 尚久     :「うん。麻須美さんに、君に、子供達、小さな孫達……
        :それで一杯だよ、僕の懐は」 
 小池     :「……」>おでこをなでつつ 
 尚久     :「そんなに懐広い男じゃないよ、周りが言うほどには」 
 小池     :「知ってますよ。貴方は駄々っ子でわがままで欲張りで
        :こうと決めたらてこでも動かない人です」 
 尚久     :「……少し寝る。昨日……あまり眠れなかったから」 
 小池     :「はい」 

[Hisasi] #すー 

 小池     :「……疲れてるんですね」 

[Hisasi] #膝の上でぐっすりねてる尚父のおでこをなでて 
[Hisasi] #仕事して合間に病院寄って検査入院してる麻須美ママに会って、
      また仕事に戻って、夜は家の執務とか 

 小池     :「……今は、ゆっくりお休みなさい」 

[Hisasi] #色々大変らしいです、尚父 
[Toyolina] #大変や 


みぎーがんばる
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 新人アルバイトみぎー、がんばる。

[Toyolina] #早くお茶の好みを把握せんと! 

 小池     :「ああ、彼の好きな茶葉は……」 

[Hisasi] #尚父攻略メモ 
[Hisasi] #好きな銘柄とか、疲れたときに良く飲む奴とか 

 渚      :「はい(メモメモ。一字一句余さず)」 

[Hisasi] #ああ、ブランデーは19:00以降ならば小さじ一杯だけ可です。
[Hisasi] #それ以上はお願いされても却下してください 

 渚      :「小さじ一杯。あの、お代わりとかでも、入れたらあかん
        :のですよね」 
 小池     :「ダメですよ。一杯だけです」 
 渚      :「はい、一杯だけ」 
 小池     :「お茶請けは大体同じところで買ってますね、ここの
        :(メモをみせつつ)」 

[Hisasi] #白楊堂のバウムクーヘンとか好きらしいですよ 

 渚      :「あー、ここうちも結構好きです、よかった、知ってると
        :こで」

[Toyolina] #お茶請け買いにさまよわずに済むぜ 

 小池     :「そうですか、私もたまにお茶請けを買って帰るので。
        :良く利用してるんです」 

[Hisasi] #社員に差し入れとかもお金だしてこれでなんかおやつかっておい
      でとか 

 小池     :「ああ、新作にも目がないんで見かけたらお土産に買うの
        :もいいですね」 

[Hisasi] #あたらしもの好き、ちゃんとお茶請けの御代はだすよ 

 渚      :「はい、情報収集は怠らんようにします」 
 小池     :「なんだかもう有能な事務さんといった雰囲気ですね」

[Hisasi] #くすくすと 

 渚      :「せっかくお仕事させてもらうんですから、少しでもお役
        :にたたんと、って思うんです」 

[Toyolina] #気合 

 小池     :「いい心がけですよ、紹介した甲斐があります」 

[Hisasi] #うんうん 

 渚      :「はい、がんばります、今んとこ熱意しか取り柄ないんで」
 小池     :「……ええ、ちょっと……駄々っ子のようなところもあり
        :ますけど、悪い人じゃありませんから」 

[Hisasi] #仕事中はしっかりしてるんだけどなー 
[Hisasi] #それと彼がたまに僕にべたべたしてきてもいつものことで流して
      くださいね、とか 

 渚      :「はい、それは信じてますし、実際そう思います」 

[Hisasi] #言うべきか言わないべきかちょっと悩む小池社長だった 
[Toyolina] #大丈夫です、同性のべたべたは慣れてます^^ 
[Hisasi] #膝枕とかハグとか割と平気でやりそう 
[Hisasi] #そうでした^^ 
[Toyolina] #むしろ尊敬とかあこがれの眼差しとか送っちゃいそうですよ 

 尚久     :「……疲れた」>がばっと 
 小池     :「……だから、君は」 

[Hisasi] #職員さんたち見てるから 
[Hisasi] #後にしなさい、まったく 
[Toyolina] #思わず手が止まり、見てしまうMさん 

 職員さんたち :(ああ、また所長は) 

[Hisasi] #しょーがないなーとか 
[Hisasi] #おもいっきりハグしてますね 
[Hisasi] #いつもの光景らしいよ 

 渚      :(想像。紫、疲れちゃった(がばっと)) 

[Toyolina] #キタコレ、みたいな握り拳 

 #紫     :「あら、大丈夫ですか?渚さま」>ぎゅ 

[Hisasi] #と 
[Hisasi] #ちょ、なんか方向性まちがえさせてる!? 
[Hisasi] #むしろダメなお手本? 
[Hisasi] #いいじゃない好きなんだからハグっても 
[Toyolina] #やる気はめっさ出ますよ。そうですよ、ハグなんてロスじゃ
       日常茶飯事。 

 尚久     :「だって大事な友人だもの、別段抱きしめておかしい理由
        :なんてないよ」 

[Hisasi] #きっぱり 
[Hisasi] #みぎー自信つけてください 
[Hisasi] #同性だろうと好きな人は好き 
[Toyolina] #身近なところにすごい例がある。自信つきそう。 

 なんか思いっきり間違った見本になってます。

時系列と舞台
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 2007年5月
解説
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 http://kataribe.com/IRC/HA06-01/2007/05/20070518.html#230000
 白鬼・小池と魔王・尚久。親友同士とはいえいちゃつきすぎ。
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以上



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