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Date: Sun, 25 Mar 2007 00:30:58 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30926] [HA21L] ナコトくん、大怪我で入院する
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200703241530.AAA99028@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 30926
Web: http://kataribe.com/HA/21/
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2007年03月25日:00時30分57秒
Sub:[HA21L] ナコトくん、大怪我で入院する:
From:Toyolina
[HA21L] ナコトくん、大怪我で入院する
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登場人物
--------
大沢那琴 ついに胴体に風穴が空いてしまった
淡蒲萄 ついに彼氏が大怪我で入院してしまった
リスティヒ あの馬鹿、退院してきたら殴ってやる
夕方の公園
----------
[TK-Sleep] .rg HA21mission
[Role] rg[TK-Sleep]HA21mission:
夕闇の公園でスーツの男が襲いかかってきた、果たして生き延び
られるか ですわ☆
[TK-Sleep] ぱっと思い浮かんだ黒服グラサン
[Toyolina] 黒服黒眼鏡
[TK-Sleep] 執事
ナコト ：(鋭く周囲に視線を投げながら、夕日に赤く染まった公園を
：歩く)
[Tihiro] どーもマエノの人が最初に来る(涙
SE ：ぱーぷー
[TK-Sleep] 遠くから聞こえる、豆腐屋のラッパ。街灯がちかちかと瞬き、
上に止まっていたカラスが翼を広げる。
SE ：カーカー
赤スーツ ：「昼と夜の狭間の、一瞬の煌き。古来より、逢魔刻といい
：まして」
ナコト ：「ハッ！」(木刀を横薙ぎに叩きつける)
SE ：ばさっ
[TK-Sleep] 木刀が捕らえたのは、けれど男の赤いスーツだけ。それも、振る
われた一撃の勢い引かれながら、風にたなびく霞のように赤い光に
溶けて消える。
赤スーツ ：「わたくしどものような、人の心の歪に生まれるものの現れ
：やすい時間なのです」
ナコト ：「クッ……」
[TK-Sleep] 突然横から突き出されたエストックの一撃を、すんでのところで
体勢を崩して避わし、突き出されたはずの空間に目を向けるも、
そこには誰も居ない。
ナコト ：「な……どこにッ!?」
赤スーツ ：「つまるところ、狭間なのでございます」
[TK-Sleep] 声に振り返る。そこには誰も居らず、視界の隅へと赤いスーツの
袖が消えていく。
赤スーツ ：「主観的な実在と、非実在の間隙に、わたくしどもは居るの
：です。存在しないものを捕まえることなど、誰にできましょう」
[TK-Sleep] 慌てて体ごと振り返っても、既に赤スーツの姿はあらず、視界の
隅へと消えていく。まるで目の中のゴミを追っているかのように、
視線が赤スーツに追いつかない。
ナコト ：「ッ存在しないものが！ 生きている人をどうやって害する
：つもりだ」
赤スーツ ：「はい、ですから」
[TK-Sleep] 赤スーツが正面に現れる。突然の出来事で、反応しないでいる
ナコトの体に、鋭い剣の一撃が突き刺さる
[Toyolina] イヤーン
赤スーツ ：「あなたを害することで、わたくしの実在を証明するのですよ」
ナコト ：「が、ぐ……」
SE ：カラン
[TK-Sleep] ナコトの手から、木刀が落ちる
赤スーツ ：「さあ、お別れです」
：(ざっくりと突き刺さった剣を引いて、止めを刺そうとした
：ところで手が止まる)
赤スーツ ：「なにを」
[TK-Sleep] いや、止められる。剣を突き刺されたままの状態で、ナコトが
赤スーツの腕を掴んで、動きを封じる。
ナコト ：「捕まえた」
赤スーツ ：「ひッ」
[TK-Sleep] 慌てて、剣を放り出して
[TK-Sleep] 逃げようとするが、間に合わない。次の瞬間、ナコトの右手に
集まったサイキックエネルギーの刃が、赤スーツの体を真二つに
切り伏せる
ナコト ：「この痛みが、お前の実在を証明している。これで、終わり
：だ……」
[TK-Sleep] スーツは答えることも出来ず、まるで水に浸した塩の塊が溶ける
ように、夕焼けの光に散っていく。
ナコト ：「ハァ、ハァ……大丈夫だった、きみは？」
[TK-Sleep] 荒く息をつきながら、赤スーツに襲われていた少女へと振り返る。
少女 ：「ひッ」
[TK-Sleep] 剣が突き刺さった、満身創痍のその様相に、少女は怯えて後じさり、
そのまま踵を返す
ナコト ：「……無理もない、か。この格好だとなあ」(ゴホッゴホッ)
ナコト ：(咳に混ざった血を見て)「肺に傷がいってるか……ちょっと
：ヤバいかも知れない」
助けを呼んだ
------------
[TK-Sleep] 戦闘シーンむずいなあ
[TK-Sleep] でも、こういうシーンをやるたびに
[TK-Sleep] ナコト暁に死す
[TK-Sleep] とか言いたくなるのは私だけだろうか
[Tihiro] まちなさーぃ!?
[Toyolina] っていうかこの後どうやって助かるんだよ!?
[Toyolina] 説明責任！
[TK-Sleep] うむ
[TK-Sleep] 果たして生き延びられるか！
[Tihiro] らちっちゃうぞ！(はぁと(まてきさま
[Toyolina] まてきさま、が
[Toyolina] まさきさま
[Toyolina] に見えて
[TK-Sleep] 同じく
[Toyolina] えらく吹っ切れたな、と思ったｗ
[Tihiro] まさきさましょっくｗ
[TK-Sleep] まあ、正直超技術やらオカルト技術でなんとかなる気もする
[TK-Sleep] 狭間世界って魂があの世行ってない限り大体の怪我病気はなんとか
なる理由作れる気がする
[TK-Sleep] 緊張感なくなるんで、あんまりなことはやりませんけど
[Toyolina] センパイの超キュアウーンズ炸裂
[TK-Sleep] でも、こういうシーンでナコトが頼るのってうっちゃんな気がします
[Toyolina] ワーイ
ナコト ：「自力で、病院は、無理か……電話を」
携帯 ：ピルルルルルルル、ピルルルルルルル
[TK-Sleep] いやあ
[TK-Sleep] 正直超怒られる気がしてなりません
[Toyolina] 怒るかなあ
[Tihiro] うーん、心配で超おろおろしそうとか思いました(何
[Toyolina] テンパると思いますｗ
[TK-Sleep] 熱でアレでしたから
[TK-Sleep] そうですね。大変心配されそうです
[TK-Sleep] ちゃんと略さないでやるか
[Toyolina] ウース
[Toyolina] では携帯が通じた。
ナコト＠電話 ：(ゴホッゴホッ)「もしもし、淡蒲萄さん……？」
淡蒲萄＠電話 ：「うん、なに、なんで咳してんの？ まだ風邪治ってないの？」
ナコト＠電話 ：「い、や……ちょっと、へまをして怪我しちゃってさ。動け
：そうにない。すまないけど、助けに来て、くれないかな」
：(ゴホッゴホッ)
淡蒲萄＠電話 ：「わかった、すぐいく、どこ？」
ナコト ：「吹利元町駅の、東の住宅街の中にある、小さな公園……」
淡蒲萄 ：「わかった、動いちゃダメだよ、待ってて！」
[Toyolina] 割とすぐ現れそうな。影渡りって便利。
[TK-Sleep] 位置は曖昧でも蝙蝠が探してくれるしね。時間帯も丁度良い
ナコト ：(安心して気を失う)
[Toyolina] ガーン、電話切る前に！
[TK-Sleep] だって、腹に剣刺さってますし
[Toyolina] そして1d6+3分後にとうちゃく。
[Toyolina] 1d6
[kataribe] Toyolina: 3(1D6) = 3
[Toyolina] 6分。救急車より優秀だぜ
淡蒲萄 ：(出現)「ナコトくん！」
ナコト ：(動かない)
[TK-Sleep] 顔色は蒼白で、意識がない様子。
[Toyolina] あたりは血の海ですよね、こりゃ
[TK-Sleep] そうですねえ。かなり
淡蒲萄 ：「あ……や、やだ、ダメ、こんなのダメ、しんじゃダメ……
：(がくがく)」
[Toyolina] もう剣抜いていいのか抜いちゃダメなのか
[TK-Sleep] 揺さぶったらホントに死んじゃう〜
[Tihiro] やばい、ころされゆｗ
[TK-Sleep] ってくらいギリギリっぽい
[Toyolina] ちがうちがうｗ
[Ruki] 抜いて圧迫止血ですよ淡蒲萄さん！
[Toyolina] 自分の足がガクガクしてんのｗ
[TK-Sleep] ああ
[Toyolina] そんな殺しにかかったりはしないｗ
[TK-Sleep] 流石にガクガクされたら面白いかと思ってしまったではないですか
[Tihiro] なるほどー……ちっ(こら
[Toyolina] イーヤーｗ
淡蒲萄 ：「け、怪我って、大怪我だし、何コレ、致命傷(ぶんぶん、
：首を振る)ちがう、こんなので死なない、絶対死なないん
：だからナコトくんは」
[Toyolina] んで、震える手で携帯かけて救急車を呼ぶ
[TK-Sleep] しばらくしたら来るでしょうね、救急車
[Toyolina] もうどうしていいかわからないから側にへたりこんで手を握って
語りかけるのだ
[Toyolina] 死んじゃダメと
[Toyolina] (それしかねえのか)
[TK-Sleep] そのまま病院へ
[Toyolina] 付き添って病院へ
[TK-Sleep] 手術中のランプがカッっと点灯するシーン
淡蒲萄 ：(その辺のナースとっつかまえて、助かりますよね、死ん
：じゃダメ、絶対助かるって言ってください、とか取り乱し
：てる)
[Toyolina] 誰も落ち着かせてくれる人が居ないので
[Tihiro] ああ、いいなぁ
[TK-Sleep] --
医者 ：「まあ、安静にしていれば全治三週間っていうところだろうね」
淡蒲萄 ：「ホントですか!?」
医者 ：「本当に、運が良かったよ。重要な動脈は傷が入ってなかっ
：たし、あと少しずれてたら心臓にグサリだった」
医者 ：「全く、怖い話だよ。あんなでかい刃物を持った通り魔が
：うろうろしてるなんてね」
淡蒲萄 ：「……よかった……先生、ありがとうございます、ナコト
：くんを助けてくれて(ぺこぺこ)」
[Toyolina] まったくですね＞刃物をもった通り魔
医者 ：「い、いや。私は医者としての義務をだね」
淡蒲萄 ：「今度から通り魔みたら気をつけるように、ちゃんと言って
：おきます、でも本当、ありがとうございました(ぺこぺこ)」
医者 ：「あ、ああ。それじゃあ私はこれで……」
[TK-Sleep] 動揺してるぜ。きっとこの医者ロリコン
[Toyolina] ガーン。
[Tihiro] そんなせっていらねへーっｗ
[Toyolina] 彼女の中で、彼は医龍orゴッドハンド級の名医認定
[TK-Sleep] 買いかぶり杉
[Tihiro] というか、あまりにもなこっちに惚れ過ぎー。そこがいいわけですがっ
[Toyolina] しかし目覚めたナコトくんにはそんな誤解を知りうる術はない
[TK-Sleep] そんな名医が……となるんですか
[Toyolina] 世の中は広いよね、普通の大学病院なのに、こんな名医が普通に
いるんだよ
[Toyolina] 絶対ここはヴァルハラだよ
[Toyolina] (本来の意味でとると大変なことに)
[TK-Sleep] 既に死んでる
お目覚め
--------
ナコト ：「ん……うん」
ナコト ：(ぼー)「あれ、俺……」
淡蒲萄 ：「ん、おはよう、ナコトくん」
[Toyolina] どれくらい経ったかはしらんがずっと病室にいました
ナコト ：「え、淡蒲萄さん……」
[TK-Sleep] 面接時間過ぎても、洗脳ビームで
[Toyolina] 泊まり込みですよ
ナコト ：「そうか、俺あのまま気を失ってたんだ」
淡蒲萄 ：「……びっくりしたよー……心臓停まるかと思った」
[Toyolina] 停まってるけど
[Tihiro] 言わぬが華ｗ
ナコト ：「うん、心配かけてごめん」
淡蒲萄 ：「うん、無事だったからいいよ」
[TK-Sleep] うっちゃんどんな様子なんだろう
[Toyolina] 別に怒ったりはしてないです、もう無事で、大怪我には違いない
けどちゃんと治るし、それだけでもうって感じ
[TK-Sleep] 安心してるみたいなのか
[Toyolina] ええ
[Toyolina] よほど偶然ひどい目にあったんだな、と思ってますし
ナコト ：「(心配をかけてしまった。俺がもっとしっかりしていれば、
：淡蒲萄さんにそんな気をもませないで済むのに)」
淡蒲萄 ：「またなんか落ち込んでる」
ナコト ：「えっ、あ……顔に出てた？」
淡蒲萄 ：「うん、ちょっと眉間にしわ寄ってたよ。痛いのかなって
：思ったけど、痛いときのとは微妙に違うの」
[Toyolina] 観察してた
ナコト ：「淡蒲萄さんに、隠し事は出来ないなあ」
[TK-Sleep] あははと笑う
淡蒲萄 ：「悪いナーって思うんだったら、おとなしく安静にしてて
：くれると嬉しいな」
ナコト ：「うん。怪我が治るまでは安静にしてるよ。約束する」
淡蒲萄 ：「うん、約束」
[TK-Sleep] ハッ、指きりシーン
[TK-Sleep] ていうか、約束したからには怪我を押して出なきゃいけんような
イベントが起こるに違いないと思いますがいかが
[Toyolina] それもまた良し
[TK-Sleep] なんか考えとこう
[Toyolina] ヒドイ事態になるんだ、きっと
[Toyolina] ナコちんが寝付いたら寮に着替えとか取りに行きます
[TK-Sleep] なんていい子だッ
[Toyolina] ワガママお嬢なくせに
[Toyolina] でもジャコウネコ不在。しょうがないからPuppyいってリス先輩に
事情話して
[Toyolina] 盲腸で三週間入院します
[Toyolina] してます
[TK-Sleep] 盲腸って言うのか
寮で
----
リスティ ：「あいつ盲腸まだだったのか。ん、分かった。まあそれ
：じゃあ取ってきてやるよ」
[Toyolina] 刺されたとかいったら大事になりそうだし
[Toyolina] まだとかそういうたぐいの病気じゃｗ＞盲腸
淡蒲萄 ：「まだ……？(よくしらない) う、うん、そうみたい。
：ありがとう、お願いします」
[Toyolina] ぺこぺこ
[Toyolina] 謝り癖がついてるｗ
リスティ ：「いいってことよ。ああ。あいつァ俺にとってもかわいい
：後輩だからな」
[TK-Sleep] 着替え一式紙袋に詰めて持ってきてくれそうです
[Toyolina] ありがたし
淡蒲萄 ：(受け取って)「ホントにどうも、ありがとう……あ、病室、
：○○号室です、ナントカ病院の」
リスティ ：「ああ、俺も後で行かせてもらうよ」
淡蒲萄 ：「うん、そうしてあげてください、バイトのこととか、
：すごく気にしてたから」
リスティ ：「変なときに律儀だよな、アイツは。怪我したんならそっちの
：方が大切だってのによ」
淡蒲萄 ：「ホントですよ、大怪我だって……ハッ、大怪我じゃなくて
：もうちょ……」
[Toyolina] ウソがつけない生ものだった
[Tihiro] ……(大汗
リスティ ：「怪我？ あいつ、怪我したのか？」
淡蒲萄 ：(あわわわ)「……う、うん……実は……」
[Tihiro] っていうか、実はリスティさんが先に怪我と言ってしまっている
ことに今気づいた(汗
[TK-Sleep] しまった、私のミスだ
[Toyolina] カマかけてるな、よし、乗った！ って思ったのだがｗ
[TK-Sleep] かまかけたことにしよう。したがって上の台詞は「やっぱり怪我か」で
[Toyolina] 盲腸で三週間とかあり得ないしｗ
[Tihiro] 手術すれば3週間くらいはなんとかかせげますっ(ぇ？
リスティ ：「まあ、あいつのことだ。大方無謀な戦いにでも挑んだん
：だろう。いまさら驚かんけどな」
淡蒲萄 ：「……割と慣れてる……？」
[Toyolina] えー、そんな昔っから怪我してんのー？ たしかにそういうところは
あるけどそんな先輩が慣れるほど？ みたいな
リスティ ：「まあ、直ったら一発殴るけどなッ！ 全く、あいつ保身と
：いうものを知らんのか」
淡蒲萄 ：「お、お腹はちょっと避けてあげてほしいな……頭ゴツン、
：とかそんな感じで」
リスティ ：「おう。ガツンといくぜ」
[Toyolina] 身長１ｃｍ伸びそうだ
[TK-Sleep] 逆にへこんで縮んだりなッ
[Toyolina] ギャア
時系列と舞台
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2007年３月下旬？
解説
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大怪我で入院してしまったナコトくん。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Toyolina
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