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Date: Mon, 19 Mar 2007 11:37:31 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30913] [HA21L] 辛いときは友と酒だ、という話
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200703190237.LAA38783@www.mahoroba.ne.jp>
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2007年03月19日:11時37分31秒
Sub:[HA21L] 辛いときは友と酒だ、という話:
From:Toyolina
[HA21L] 辛いときは友と酒だ、という話
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登場人物
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淡蒲萄 紅茶入りブランデーがお気に入り
片桐壮平 飲めたらなんでもええんじゃ、だと思う
仲村渠重賢 ロングアイランドティーをオーダーした老賢者
薔氷冴 FROZEN ROSESのバーテンダー
やけ酒といいお話
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淡蒲萄 :(やけ酒をあおる)
[Toyolyun] 紅茶いりブランデー
[TK-Leana] 香り付けに紅茶を……
[TK-Leana] ……あれ?
[Toyolyun] どこぞの同盟では提督も愛飲。
[Toyolyun] オトナの味
[TK-Leana] 残念ながら、ナコトの前で飲んでるシチュエーションが思い浮かばない
[TK-Leana] Puppy Dog's Tailでは酒出してないしの
[Toyolyun] ブランデーなんていいもの自体きっと出てこない。みなさん庶民。
[Toyolyun] 淡蒲萄さんはなんか隠し持って(その辺に無造作に置いて)そうですけど
[gombeLOG] ひさえさんとこじゃまいか
[Hisasi] ああ、そこならのめるよ
[TK-Leana] ですよね
[Hisasi] かうんたーに氷冴さんおったら
[Hisasi] 竜子さんだとだしてくれんかもしらんが
氷冴 :(そっと、醒ますためのお水も用意してる)
[Toyolyun] 学生証だして成人だと強硬に主張
[TK-Leana] そういやひさえさんとこにうちの爺さん顔出させたいと思ってたんだ
[Hisasi] そして適度につぶれた頃にお迎えを呼ぶ準備も万端
[Toyolyun] お手洗いにいったら要注意。
重賢 :「ずいぶんと荒れているな、お嬢さん」
[Toyolyun] 仲村渠サン
氷冴 :「あら、いらっしゃいませ」
重賢 :「ロングアイランドティーを頂けるかな」
:(カウンターに腰掛けつつ)
淡蒲萄 :(まぶたが三分の一ほど落ちた状態)
:「そうですか? 普通ですよ普通、たぶん。酔ってる人が
:よく言いますけど、あたしホントに酔ってないっすから」
氷冴 :「かしこまりました」
[Hisasi] ささっと作りつつ
[Toyolyun] 酔ってる。声はそんなに大きくない。
重賢 :(可笑しそうに)「自分でよく分かっておるではないか。それは
:酔っている人間の台詞だよ」
氷冴 :「お待たせいたしました」
[Hisasi] ことん、と
重賢 :「ああ、ありがとう」
[Hisasi] そしてうっちゃんのまえにノンアルコールカクテルをおいて、
紅茶入りぶらんでーぼっしゅう
淡蒲萄 :「ああん、意地悪……」
氷冴 :「(ウィンク)こちらで少し醒ましておきなさい、ね?」
淡蒲萄 :「……はぁい」
重賢 :「良い歳をしたお嬢さんが、そのように酒に浸るとは穏やか
:ではないな。良ければこの爺にでも話して、少し気を楽に
:せんかね」
淡蒲萄 :「……ちょっと、人助けに失敗しただけですよ(うにゅん)」
重賢 :「なるほど。それは由々しきことだ」
淡蒲萄 :「最近そんなのばっかり続いててもう」
重賢 :「人を助けるというのはそういう道だよ」
淡蒲萄 :「……わかってるつもりだったんですけど……やっぱ後味悪い」
氷冴 :「……その後味の悪さをかみ締めて、それでもゆくかいかないかを
:決めていくから、尊いんじゃないかしら」
[Hisasi] ぽつり、と
重賢 :「うむ。苦味を知っているからこそ、人は前に進めるものだ」
淡蒲萄 :「……いつか、疲れて動けなくなっても?」
氷冴 :「動けなくなってしまうときは……いつか、くるのかしらね」
[Hisasi] 長生きの人はぽつりと思う
[Hisasi] だから、助けないという道を歩くというのもあるけどそれは言わ
ないでおく
重賢 :「ふむ。しかし、お嬢さんは、その動けないことを最も苦く
:思う者なのではないかね? そうでなければ、ここで酒を
:飲んではいるまい」
淡蒲萄 :「見抜かれた……そうなんです、動いて、それで助かる子の
:方が多いし。でも……」
[Toyolyun] ここ数日は失敗が続いたの
[TK-Leana] 病院の崩壊に始まり……
[Toyolyun] 目の前で助けるつもりの女の子燃やされ
[Hisasi] しどいしうちだ
[Hisasi] だれのせいかと
[Toyolyun] しかもハッピーなホワイトデーの直後
[Toyolyun] PLの顔がみたいっすよね! プリプリ
[Hisasi] ほんとだよね!(鏡を背後にかくしつつ)
[Toyolyun] まったくだ!(眼鏡ふきつつ)
[TK-Leana] 全く怪しからんですな
重賢 :「辛いときは、友に頼れば良いのだ。悔恨の酒は独りで
:飲むものではない」
淡蒲萄 :「友……仲いい人は、もうすごく助けてくれてますから、
:これ以上はちょっと」
氷冴 :「そこで……離れちゃうんじゃなくて、ただ、ちょっと
:近くにいてもらうだけでもちがうんじゃないかしら、ね」
重賢 :「はっは、友というのは大いに迷惑をかけ、また、かけられる
:者のことだよ。そうして積み重なれた互いの迷惑を、絆と
:いうのだ」
淡蒲萄 :「……すごく今の響いた……」
[Toyolyun] じーん。すげえ、やっぱ年長者の言うことは違うぜ! みたいな
[TK-Leana] うっちゃんもいい年ですが
[Toyolyun] 当人その意識ないっすからね
[Hisasi] 結構外見にひっぱられてる
[Toyolyun] ちょっとは気にしてるかもしれないけど。長生きしてるだけで(生き?)
あんまり実になってないなーとか
淡蒲萄 :「……うん、それじゃ、もうちょっとだけ迷惑かけてこようかな」
氷冴 :「そうしなさい(にこっ)」
重賢 :「うむ」
淡蒲萄 :「ありがとう、あ、でもたまにはやっぱり、独りで飲むのも
:いいかも。今日みたいにいい話聞けたりする」
氷冴 :「私はいつでも大歓迎よ、たまには、ね?」
[Toyolyun] さっそく釘さされたw
[Hisasi] だって一人で酔うとたいへんな子なんですものw
重賢 :「歳を取ると説教臭くなってしまってな。うむ、こういう
:話ならいくらでも出てくるわ」
淡蒲萄 :(えへへ)「はい、たまには。それじゃ、行ってきます、あ、
:お代はギリちゃんに渡しておくんで」
[Toyolyun] ちゃんと渡すよ!?
氷冴 :「大丈夫、常連さんですもの。多少は融通がきくわよ(ウィンク)」
淡蒲萄 :「ありがとう、それじゃ、そちらのおじさまにも何かお願いして
:(ぺこん)、行ってきます」
[Toyolyun] 時折壁にぶつかりながら出て行く
氷冴 :「いってらっしゃい(くすくす)」
[Hisasi] 道で寝たりしないよね、念のため、、、
[Toyolyun] それは大丈夫です。たぶん。
重賢 :「やはりあれくらいの娘は元気がありすぎるくらいのほうが
:いいものだな」
氷冴 :「そうね、だから……つい、助けてあげたくなっちゃうわ」
[Hisasi] で、重賢さんにおごりの一杯を
中間PL会話
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[TK-Leana] ところでこのまま突撃しそうな勢いですね。半分酔ってるし
[Toyolyun] 突撃ってどこに
[Hisasi] つけはギリちゃんに払ってもらって
[Toyolyun] 寮か、寮なのか!
[TK-Leana] 昼間じゃないでしょうし
[Toyolyun] ナコちんにはメールしてギリ家行く予定でした
(正常に頭が働いていれば)
[TK-Leana] ナコトと酒は飲めませんしね
[Hisasi] それか光郎さんか
[TK-Leana] なんだ、うっちゃん。頼れる人はいくらでも居るじゃないか
[Toyolyun] いっぱい居ますよ
[TK-Leana] それはきっととても喜ばしいことなのだ
[Hisasi] しかも皆包容力がある
[Toyolyun] 愛されキャラ
[Toyolyun] 無条件に甘えに行ったりはしない様子。
[TK-Sleep] まあ、今のところこういったチョットダーティーめの悩みはギリ
ちゃん行きのほうがっぽいですね
[Hisasi] そっち系の仕事だからねえ
[Hisasi] うっちゃんの黒いとこ知ってるし
[Hisasi] (みてはいないが)
[TK-Sleep] ナコトにはまだ気を使って人が死んだ死なないとかいうことは
相談してくれない気がする
[Toyolyun] 三女の件だけでもナコちんにはイッパイイッパイだと思ってます
[Toyolyun] シロさんの件もあるので、この夜はギリ家に行ったことに。
[Toyolyun] 狭くなって済まない
[TK-Sleep] うむうむ
[Hisasi] 白さんは寝かせてるだろう
[TK-Sleep] 起きて半畳寝て一畳。みたいな有様
[Hisasi] きっと袖掴ませたまま、資料とか見てる
[Toyolyun] 久しぶりに何かギッて登場。酒とか酒とか酒とか
お父さんと長女がサシで飲む
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片桐 :「……どないしたんじゃ」
[Hisasi] 両手にもった酒瓶をみてちょっとおどろきつつ
[Toyolyun] 両手w
淡蒲萄 :「今宵は飲み明かそうぞ、とかいう場面」
片桐 :「おう、まあ……」
[Hisasi] ぽんと膝をたたいて
片桐 :「わかった、飲むか」
[Hisasi] こないだの白さんのことといい、たぶんすげぇへこんで飲みたい
ときもあるじゃろう
淡蒲萄 :(こたつの空いてる面に座る)
:「ありがとう、おつまみないけど」
[Hisasi] 飲んでぐでっといやなことはきだすくらいはありだ
片桐 :「おう、たしか引き出しにこないだかったサキイカとチータラが」
[Hisasi] ごそごそ
[Hisasi] で、グラスとってきて
片桐 :「まあ、たまにはサシで飲むっちゅーのも悪くないじゃろ」
[Hisasi] 娘と差し向かいで
[Hisasi] ……あれ?
[Toyolyun] 嫁入り前かよ、みたいなシチュです、字面だけ見ると
[Hisasi] そんなかんじがするw
淡蒲萄 :「もしかしたら初めてかも? お一つどうぞ、ささ」
片桐 :「そうじゃのう……厳密にサシちゅーと初めてかいな」
[Hisasi] グラスもって
[Hisasi] こぽこぽと
淡蒲萄 :「最近はホント迷惑ばっかりおかけしまして……これでも
:すごく恐縮」
[Toyolyun] 酔ってるからあまりそうは見えない
片桐 :「ええわい、こーやってなあ、へこんだときは愚痴って
:騒いでもらったほうが、ワシらも安心するもんじゃ」
[Hisasi] さきいかつまみつつ
片桐 :「自分ん中に閉じ込めて、痛いとも辛いとも言わんで溜め込んで
:傷だらけになっとる奴なんぞ、はた迷惑なだけじゃ」
[Hisasi] どっかの先輩がくしゃみしてます
[Toyolyun] グサグサ。どっかのMさんも
[Hisasi] まったくもって
身に覚えがありすぎるPLが二名。
片桐 :「じゃからな……へこんでて、愚痴りたいときはきっちり
:言ったらええんじゃ」
[Hisasi] うっちゃんのグラスにこぽこぽと注ぎつつ
淡蒲萄 :「すごく実感こもってる。同じこと今日言われたよ、氷冴さんの
:お店で。そだ、白は……大丈夫そうかな?」
片桐 :「おう、大分落ち着いたわ」
[Hisasi] ちらっとベッドで布団にくるまってる白さんみて
片桐 :「タカも居ったおかげで、大分気がまぎれたようじゃの」
淡蒲萄 :「……良かった、タカにもなんかお礼しないとな、あの子
:何か好物とかあんのかな」
片桐 :「そうじゃの、皆で食える甘いもんでも買ってきたらええん
:ちゃうか」
淡蒲萄 :「そうする。甘いものいっぱい」(いっぱいを強調)
片桐 :「まあ……美味しい店で買ってくるとか、のう」
[Hisasi] 作ってくるのだけはなんとしてでも阻止せねばと
[Hisasi] 必死
[Toyolyun] だだ甘いのをいっぱい作りそうです。賢明。
[Toyolyun] そんな感じで、なんかあったのを察してもらいました。
[Hisasi] よかった
[Hisasi] すこしはやくにたったかのう
[Toyolyun] 酒が進むとなんか言いそうですけど、アレです、包容力。淡蒲萄さん
そういう意味で安上がり。
[Hisasi] うんw
時系列と舞台
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2007年3月中旬。
解説
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妹二人を喪い、人助けにも失敗した淡蒲萄さんがやけ酒をあおる。
そんな彼女の周囲は見守り助けてくれる人でいっぱいだ。
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Toyolina
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