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Date: Wed, 14 Mar 2007 08:55:17 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30901] [HA21L] チャットログ:『フーリの休日』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200703132355.IAA96360@www.mahoroba.ne.jp>
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2007年03月14日:08時55分17秒
Sub:[HA21L] チャットログ:『フーリの休日』:
From:代理Toyolina
2007/03/14 コード違いの為訂正・再送しました。
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チャットログ:『フーリの休日』
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登場人物
--------
片桐 壮平(かたぎり・そうへい) :刑事。
鹿神 真乃(かがみ・まの) :カガミさま。
舞台と時系列
------------
吹利市内 2月下旬 夜
公園
----
片桐 :「ふぅ」>缶こーしー片手に
真乃 :「ええー。タクシーイヤー」
鈍器 :「いやでもセンミツが完璧にキレてますよ。なんかおなか
:壊した人がトイレのドアを叩くようなイヤな勢いで『いま
:すぐ帰れ』って」
真乃 :「ううー」
鈍器 :「ちょっと呼んできますから、おとなしく待っててくださ
:いよ」
片桐 :「ん?」>なんかやってるのうとか思いつつチラッと見た
真乃 :「ふー」<ベンチに来る
真乃 :「おっ」
真乃 :(なんか思い出すような目)
片桐 :「ん?」>マノマノの視線に顔を上げる
真乃 :「ギリちゃんだっ。やっぱでかっ」
片桐 :「は?」
[Toyolina] # デカイが真っ先にキタw
[Hisasi] # どこであったか?と
[Hisasi] # 色々検索中
片桐 :(どこぞでおうたのか?)>検索検索……一致なし
片桐 :「……あー、嬢ちゃん……ワシとどこぞでおうたかの?」
:>人違い?でかい人と?でも名前あってるし
真乃 :「んー?」(首をかしげる)
真乃 :「思い出せない」
片桐 :「……は?」<なんじゃそら、と一瞬脱力
真乃 :(ベンチに座る)
片桐 :「まあ……ええわい、なんぞ話とったようじゃが、なんぞ
:あったんか」
[Toyolina] # ワシの周りの若いオナゴは変わりモンしかおらんのか喃
[Hisasi] # こーしーすすりつつ
真乃 :「えー。なんかすぐ帰れってうちの人が。あたし囚われの
:身なのう」(足ぶらーんぶらーん)
片桐 :「ほう、どこぞのええとこの嬢ちゃんとみたな」
[Hisasi] # ギリちゃん予想、ええとこの嬢ちゃんが内緒で抜け出して起こ
られたとかゆーやつ
[Hisasi] # フーリの休日風
真乃 :「いいとこかなぁ」
片桐 :「ほんで、こっそり抜け出して怒られたとかいうクチかの
:う」
真乃 :「近いっ。さすがデカの人」
片桐 :「一緒におった姉ちゃんもずいぶん嬢ちゃんのことを心配
:しとる風やったし」
片桐 :「…………」
[Hisasi] # なんでワシがデカだっちゅーことしっとんねん
片桐 :「まあ……近いちゅーことは読みが大体あたっとったわけ
:じゃな」
[Hisasi] # なんかオカシイのう、妙に鋭いんだかボケてるんだかわからん
ぞい
真乃 :「いえーい」
片桐 :「嬢ちゃんアレか、ちょっと感が鋭かったりする実は鷹が
:爪隠しとりました系かの」
[Hisasi] # なんかボケボケに見えるけど
真乃 :「勘……?」(ぼへーん)
片桐 :「いや、なんかのう……なんかほわーっとしとる割りにた
:まに鋭いとこ突いてくるとこなぞ、な」
真乃 :「うぅーん、みんなからはボケボケ言われるばかりだよう」
片桐 :「まあ、なんとなくわかる気はするのう」
真乃 :「がーん」
片桐 :「はは、でもアレじゃ、いわゆる癒し系っちゅーやつでひ
:とつ」
真乃 :「うー。あ、そうだ。ギリちゃんがどっか連れてってくれ
:たらあたし楽しいよ? そうしようよ」
片桐 :「は?心配しとんのとちゃうか?」>驚きつつ
真乃 :「心配するのが商売ってことで♪」
片桐 :「って、じゃあこうじゃ、おっさん遊びにつきおうてもえ
:えが」
真乃 :「うん?」
片桐 :「周りに心配かけるようなことはしたらあかんぞ」
:<指立てて、わかったかのじぇすちゃー
真乃 :「普通に説教されてるぅ(ずーん)」
片桐 :「まあ、ええわい。フーリの休日じゃ。ヘプバーンにはち
:ょっととぼけとるがのう」
[Hisasi] # そしてグレゴリー・ペックにはごつすぎる
[Hisasi] マノマノが遊びたいとこに連れてくぜ
[hari] # でーとだ
[miburo] # じゃあバーとか行ってみますか
[Hisasi] # おっけえ
[hari] # おお、普段は連れてってもらえないね>バーとか
[Hisasi] # 二人並んで歩きつつ
[Hisasi] # ぼへぼへ歩いてるマノマノの隣で
片桐 :「ときに嬢ちゃん、名前きいとらんかったの」
真乃 :「鹿神真乃でーす」(しゅた)
片桐 :「おう、真乃か。ワシは片桐壮平、まあギリちゃんでええ
:わ」
片桐 :「……(鹿神)」
[Hisasi] # なんとなくハムさんがしらべとったくさいとかいう噂とか
[Hisasi] # 最近おきた汚染事件で関係にちょっぴりあがってきたけど確証
がなかったとか
[Hisasi] # そういうのがよぎって
片桐 :「……まあ、よし、どこぞ行きたいとこでもあるかの?」
[Hisasi] # すっと、手を胸に当ててわざとらしく頭をさげて
真乃 :「はーい、クラシックなバーなぞに行きたーいでーす」
片桐 :「僭越ながら、片桐、エスコートさせてもらうわい」
真乃 :「言葉遣いがいけてないぷう」
片桐 :「ほう、わかり申した。お嬢さん、えー、お手を拝借」
:<なんか微妙にずれてる
真乃 :「えろーいえろーい」
[Hisasi] # それっぽい雰囲気を目指してうまくいかなかった
片桐 :「なんじゃい、それっぽくエスコートするクロフクぽくし
:てみたかったんじゃがのう」<ぼりぼり
真乃 :「ブキヨウですから」
片桐 :「ご案内しますけぇ、姐さん、どうぞ」
:>おひけえなすって、と
[Hisasi] # この方があっとるわい、と
[Hisasi] # こんな風にどこぞのクラッシックなバーにお連れしよう
[miburo] # びよーんびよーん
[Hisasi] # FROZEN ROSESはやめとこう
[Hisasi] # 大人っぽいなんかジャズとか流れちゃってるカウンターでウェ
イターがグラスみがいちゃったりシェイカーふっちゃったりし
てるバー
[miburo] # そ れ だ
[Hisasi] # ライトの抑え目にしたいかにもオトナの隠れ家じゃね? みた
いなお店
真乃 :「スコッチ飲んでみたかったのう」
片桐 :「どうぞ、お嬢さん。お気に召しましたかの?」
:>精一杯それっぽくしてみた
[Hisasi] # カウンターで
真乃 :「よいですね。ダンゼンローマです」
片桐 :「ああ、兄ちゃんスコッチ二つ」
:<おつまみにぴすたちおとか頼みつつ
片桐 :「さすがにべスパは無理じゃがのう、気に入ってもらえた
:なら僥倖じゃ」
真乃 :「ギリちゃんは死んだらどうするの?」
片桐 :「……は?」
真乃 :「違う。えーとえーと、死んでもやるの」
[Hisasi] # 突然の質問に目をまるくしつつ
[miburo] # 死ぬようなことになっても水を探し続けるの、みたいなことを
問いたいらしい。本人としては
片桐 :「死んでもやる?……まあ、死にそうな目には何度かあっ
:たがのう」
[Hisasi] # 伝わってない、切ない
[miburo] # しょうがないw
真乃 :「そこまでして頑張るものなのかな」
片桐 :「まあ、死ぬほどヤバイ目なぞ、人生そうそうないもんじ
:ゃがな」
[Hisasi] # で、注文したスコッチが置かれて
片桐 :「死んでもいいと、死ぬほどがんばるは似とるけど違うし
:の」<ほい、とグラスを渡しつつ
真乃 :(手を伸ばす)
真乃 :「……うえ」
片桐 :「ん?」
真乃 :「ナンデモナイヨ」(グラスをふんふんしてる)
[miburo] # きつかったらしい
[Toyolina] # <●>ω<●>ふんふん
片桐 :「無理して飲まんでええからな」
:>いいつつ手で水くれとウェイターに指示
真乃 :「ううー」<グラスをギリちゃんにおしやる
片桐 :「はは、それも経験じゃがの」
真乃 :「えーとね、あど……あぼがどみるく……?」
片桐 :「アボガドミルク?……まあ、それで」
バーテン :「アフォガードミルクでよろしいでしょうか?」
真乃 :「うーん?」
[miburo] # このひと後見人が必要だわ。
[Hisasi] # そんな気がしましたw
片桐 :「まあ、アルコール控えめかノンアルコールでなんぞひとつ」
片桐 :「……死んだらどうなる、か」<ぽつん、と
[Hisasi] # じゃあこんなのがでてきました
[Hisasi] http://www.glico.co.jp/choco/cafebar/recipe16.htm
[Toyolina] # グリコやるな
[miburo] # ちなみに頼みたかったのはアドヴォカートミルク
真乃 :「あれ」<にょろーん
片桐 :「違ったんかの」
真乃 :「ううん、おいしそうだからいいの」
片桐 :「そらよかったワイ」
[Hisasi] # はははと笑ってスコッチ傾けつつ
真乃 :「おいしー」
片桐 :「おう、連れてきた甲斐があるわい」
真乃 :「ありがとうギリちゃん」
片桐 :「ところで、さっきの言葉……」<ちょっと気になった
真乃 :「ん?」
片桐 :「いや、なんぞぼへーっとした雰囲気に沿わない発言やっ
:たから、ちょっと気になってな」
真乃 :「そんな! ちゃんとあたしだって考えてるんデスヨ」
:(ぷんぷん)
片桐 :「主にどんな考えを?」
[Hisasi] # ドクペの箱買いとか
[Hisasi] # ジャージをどの色にするかとか
真乃 :「世界平和!」
片桐 :「……(ずる)」
片桐 :「いや、まあ、そら、確かに立派じゃが……」
真乃 :「ふふーん」
片桐 :「平和のためっちゅーても具体的にできることっちゅーの
:はまあ、大したことできとらんのう」
[Hisasi] # 死にかけたりこき使われたりする日々
[Hisasi] # 主に水のために
真乃 :「大したことができてもできなくても、それぞれに世のた
:めになってるんだよ」
片桐 :「お、ええこと言うな」
[Hisasi] # こつん、とグラスをつけて
[Hisasi] # さんきゅーの意
片桐 :「さしあたってできることは……まあそれなりに、かのう」
真乃 :「なにかを選択するときは」
真乃 :「手の中にあるものを」
片桐 :「……」
[Hisasi] # なんか急にぼけぼけマノマノが神々しく見えた
真乃 :「もにょ」
片桐 :「……最後でそれかい」
[miburo] とろーんとしている
[Hisasi] # 酔ってるのかーw
[Toyolina] # 手の中にあるものをもにょ
[Toyolina] # 深い
センミツ :「失礼いたします」
片桐 :「ん?」
[miburo] # 後ろから現れるスーツの青年。その後ろには、公園で真乃と一
緒にいた少女
片桐 :「あ」
センミツ :「逢引のお邪魔をして申し訳ございませんが、就寝の時間
:でございますので」
片桐 :「すまんの、手引きしたのはワシじゃ。あんまし嬢ちゃん
:をしからんでやっとくれ」
[miburo] #殺すぞこのクソデカ、な視線がちょっとまじってる
[Hisasi] # 軽く両手をあげて降参ぽーず
センミツ :「とんでもございません。監督不行き届きでして……おい」
[miburo] # 少女が真乃に肩を貸して
片桐 :(ふと、マノマノを見てみる)
真乃 :(幸せそうに寝ている)
片桐 :「ええ夢を、真乃」
[Hisasi] # で、センミツに一応頭を下げておこう
センミツ :「支払いは当方のほうで。それではごゆっくり」
片桐 :「そいつはすまんのう」<連れてかれるマノマノを見送る
真乃 :「スコッチまじゅいやんかー嘘つきゅー」
[miburo] とか言いつつ退場
片桐 :「……鹿神真乃、か」
[Hisasi] # なんぞ引っかかる
[Hisasi] # ぼへぼへ星人、時折真顔、なんか妙に鋭い
片桐 :「まあ、フーリの休日ってことかいの」
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