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Date: Tue, 6 Mar 2007 16:23:13 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30880] [HA21L] チャットログ『御霞、未だ収まらず』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200703060723.QAA35637@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 30880
Web: http://kataribe.com/HA/21/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30800/30880.html
2007年03月06日:16時23分13秒
Sub:[HA21L] チャットログ『御霞、未だ収まらず』:
From:久志
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チャットログ『御霞、未だ収まらず』
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登場人物
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穂波(ほなみ)
:蒼雅家の霊獣。三本尻尾の狐。蒼雅梓の対。結構好戦的。
墨染(すみぞめ)
:蒼雅家の霊獣。鴉。蒼雅至の対。遊撃として行動。
安西志郎(あんざい・しろう)
:整体処・解し屋店主。触手使い。
サツキ
:草摺のサツキ。実体は、山狗の神霊を身に宿した依巫。
騒動明けて
----------
[Hisasi] というわけではりにゃアンザインやー
[Hisasi] たくみんがさらわれて梓さんが怪我をして
[Hisasi] 御霞大ピンチなんですヨ
[Hisasi] ほなみんはまそっぷ許すマジと叫ぶわ
[Hisasi] 墨染はおちつけとで
[Hisasi] 通りがかってクダサイ
[Hisasi] 収集がつかなくなってます
安西 :「……」
[hari_2nd] じゃりじゃりと玉石を踏んで境内を歩く
穂波 :「巧さまを!取り返す!どうして動かない!」
安西 :「(くん、と鼻を蠢かす)……ふむ」
墨染 :「お言葉を忘れたか!今は御霞の護りを危うくするわけに
:はいかない!」
穂波 :「飛遊の無念は! 巧さまの安否は!? どうして貴様は
:そんなに落ち着いていられる!」
[hari_2nd] 奥から聞こえてくる声を耳にしながら、辺りの空気を嗅ぐように
墨染 :「激するな!傷に触る!梓さまの御身に関わるのだぞ!」
怒鳴りあってる霊獣二匹(仲良くしようよ君ら)
安西 :「ずいぶんと愉快なことになってるな」
穂波 :(びくっ)
墨染 :「あ、安西……」
穂波 :「……な、何用……」
[Hisasi] #怒鳴ろうとして
[Hisasi] #そんな場合じゃなくて
穂波 :「……うぅ(涙がでてきた)」
安西 :「(目を細めて)……ふぅむ」
[hari_2nd] すたすたと近づく
穂波 :「なっ、なんだ……」
[hari_2nd] #スサビさんいても良いんじゃね?
安西 :「ふーむ……」(身を乗り出すようにして、穂波嬢をしげ
:しげと眺める)
穂波 :「……う」
[Hisasi] #痛む肩を押さえて
[Hisasi] #血は止まったけど結構深い
[hari_2nd] #見るからに怪我人?
[Hisasi] #しっかり
[Hisasi] #肩にぐるぐると包帯を巻いて
[Hisasi] #時折いたそうに顔をゆがめてる
安西 :「その怪我で騒ぐとはな……ちょっと貸してみろ」
穂波 :「なっ」
[Hisasi] #おとなしく傷をみられておこう
安西 :「なぁに、痛くない痛くない。すぐに良くなる(クク)」
墨染 :「な、何をするっ」
[Hisasi] #てめぇ、と
[Hisasi] #反射的にw
[gombeLOG] #いらんこと言いだw>アンザイン
[gombeLOG] #というわけでちといなかったが戻り
[Toyolina] #ちゃうねん、警戒してるわりに弱み見せすぎやねん、霊獣どもw
安西 :「“繋ぐ”だけだ」
穂波 :「……っ!」>おどろきつつ
[hari_2nd] ばらり、と右手が解けて
[hari_2nd] 無数の細かい触手が、痛みもなく傷口や周りの皮膚に潜っていく
穂波 :「……あ」
[Hisasi] #びっくりしつつ
[hari_2nd] 切断した組織を繋ぎ、血管を繋ぎ、神経を繋ぎ
墨染 :「!」
安西 :「……こんなところか」
[hari_2nd] ずるりと触手を抜き取る
[gombeLOG] (廊下を足音もなく近寄る人の気配)
穂波 :「……」>腕が大分ラクになった
墨染 :「……この術」
安西 :「足りない分は蟲で代用しておいた。気にするな」
穂波 :「…………た、助かった……礼を言う」
[Hisasi] #ちょっと目をそらしつつ
サツキ :(近寄りながら)
:「どうした、墨染殿……(全て終わった頃に顔を見せて)
:おや、客人だったか。失礼」
墨染 :「ああ……こやつか……秋芳さまより調査の依頼をしてい
:た者で、安西殿という」
サツキ :「ほう、これはお初にお目にかかる」(適当にそこらに座る
安西 :「定期報告ついでに、軽く揉みに来たんだがな……
:(と、いってちょっと訝しげな)」
サツキ :「……ん?」(すん、と鼻を動かす)
安西 :「(くん)……おはつ、にしては覚えがあるニオイだな」
サツキ :「穂波どの、傷は治ったのか」
[gombeLOG] (藪から棒に)
穂波 :「……はい、楽になりました」
サツキ :「ふむ……? 新しい血のニオイがせぬと思ったら」
[Hisasi] #一応感謝してるぞ、礼も言ったぞ、あ、梓さまの為にな!
[Hisasi] #と、いう風情で
サツキ :「そなたがやったのか」(安西に)
安西 :「まぁ、綾取り見たいなもんだ。もしくはリリアンか」
サツキ :「それは大した腕だ。肉を繋ぐわざは、神霊のわざ以外に
:はなかなかお目にかかれぬ」
安西 :「それより、状況が知りたいな」
[hari_2nd] #発言は前後したな
[gombeLOG] #純粋に逆転でよかろう
墨染 :「……安西殿」
[Hisasi] #すっと、背筋を正して
墨染 :「……恥をしのんで、力をお貸し願いたい……」
[Hisasi] #で、状況を説明しよう
[Hisasi] #当主さまがさらわれました
[Hisasi] #巫女が怪我を負いました
[Hisasi] #身内に裏切り者がおり、そそのかした者がいます。その者にさら
われた様子
[Hisasi] #なんとしてでも取り返したいが、神社の守りが薄くなってしまう
墨染 :「……お力を、お貸し下さい……」
[Hisasi] #頭を下げる
穂波 :「スサビ殿も……お願いいたします」
サツキ=スサビ:「……儂は無論言うまでもない」
安西 :「報酬は?」
サツキ :(そのまま安西については静観)
[gombeLOG] #雇われ人としては当然だろうのう、と思ってはいる
安西 :「おや、それでは俺一人がワルモノだな」
墨染 :「礼はお出しします」
[Hisasi] #一応それなりに蓄えとか資産とかあるしな
サツキ :「いきさつが違う。気にせんでも良かろう」>安西
穂波 :「……お願い、します……安西さま」
[Hisasi] #ぺこん、と。頭を下げて
墨染 :(ちょっとひっかかった)
[Hisasi] #でも顔に出すな出すな
安西 :「まぁ、穂波が愁傷に頭を下げるなんて図が見れただけで
:十分か」
[hari_2nd] クク、と笑みを漏らして
安西 :「浮世の義理だ。やろう」
穂波 :「……ぐっ(いちいちしょうもないことをっ)」
[hari_2nd] #断るつもりははなから無さそうだったが
[Hisasi] #一瞬、むかっとなって
[Hisasi] #そこで反応するからアレなんだよ、ほなみん
サツキ :「決まりか」(墨染殿、と目をやって)
[gombeLOG] #墨染の反応をうかがう
墨染 :「はい……お願いいたします(きさま……気安くっ)」
[Hisasi] #気安く穂波を語りおって、でも大人だから我慢我慢
安西 :「ほれ、おとなしくお留守番しとけ」
[hari_2nd] 飴ちゃんあげよう。ほれ、と
穂波 :「……え、あ、(うーーー)……わかった」
[Hisasi] #ううぅと飴を受け取って
サツキ :(面白そうにやりとりを見ている)
[hari_2nd] #ここでついて来られたら、守りが薄くとかいってたのが意味な
くなるし
[hari_2nd] #釘刺さないと、傷を繋いだ分、こそこそ来そうで
[Hisasi] #で、医院を調べつつ、向こうから無傷でたくみん返すよ、でも攻
めてきたりしたら命保障できないけどいいの?と
[Hisasi] #医院側から連絡くるんだろう
[gombeLOG] #なるほど
安西 :「引き取りに行くのが筋だろうな」
墨染 :「私と安西殿とで、調査にあたりたい。護りはスサビ殿と
:穂波に託す」
サツキ :「戦わぬべきなら……仕方あるまいな」(ぼりぼりと髪を)
穂波 :「……巧さまのお命が、最優先、ですから」
[Hisasi] #ほんとはぶっちぎりたい、ぶちまけたい、八つ裂きにしたい
[Hisasi] #でも我慢
[gombeLOG] #助太刀するからには気の済むまでやってやろうとも思うが、
そう言うわけにもいかないらしい、と
[gombeLOG] #我慢。
[Hisasi] #だからこの二人を置いていく判断をした墨染さん
安西 :「護りは安心だなぁ。墨染(クク)」
[hari_2nd] #そして、分かってて言う安西
墨染 :「……ああ(秋芳様、貴方さまの苦労がわかります)」
[gombeLOG] #よくわかってらっしゃる(ぉ
[Hisasi] #とりあえずこんな感じ
[Hisasi] #で、たくみんを返してもらって
[Hisasi] #医院の悲劇へと繋ぐ
[gombeLOG] 医院を調べたり、連絡が来たり、返してもらったり、と言う辺り
は、また別のお話だろうな
[Hisasi] そこらへんは隠密墨染や調査の得意なアンザインに
[Hisasi] 下手にほなみんやスサビさんつれてったら
[Hisasi] ほなみん止めてもぶちきれそうだしな
[Toyolina] 別の意味で悲劇
[gombeLOG] よく見たら名乗らねばならんところでアンザインの技を見せつけ
られて名乗り損ねているが、あの後で名乗ったことにしておこう
[gombeLOG] ニオイを調べるのはスサビも得意だが
[gombeLOG] さらに近づくのは、性格的に向いている人に行ってもらおう
秋芳さんや当主さまの苦労をしみじみと思う墨染さんでした。
血の気の荒いのはいけませんよ。
時系列と舞台
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2007年3月初め。
解説
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http://kataribe.com/IRC/KA-06/2007/03/20070306.html#000000
西条の乱の後、いまだに収まりのつかぬ御霞勢。安西に助力を仰ぐ。
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以上
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