[KATARIBE 30860] [HA21L] チャットログ『仕掛けれた罠』

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Date: Thu, 1 Mar 2007 13:45:17 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30860] [HA21L] チャットログ『仕掛けれた罠』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200703010445.NAA80117@www.mahoroba.ne.jp>
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2007年03月01日:13時45分17秒
Sub:[HA21L]チャットログ『仕掛けれた罠』:
From:久志


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チャットログ『仕掛けれた罠』
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登場人物
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 飛遊(ひゆう)
     :蒼雅家の霊獣。モモンガ。蒼雅西条の対。
 穂波(ほなみ)
     :蒼雅家の霊獣。三本尻尾の狐。蒼雅梓の対。結構好戦的。
 蒼雅西条(そうが・さいじょう)
     :霊獣使いの蒼雅家の一人。梓への愛執ゆえに裏切りの道へ。
 真朱(まそお)
     :吸血鬼・黄櫨染の末娘。蒼雅の秘密に目をつけ、西条を利用する。

三匹目
------

[Hisasi] #御霞神社 

 穂波     :「おや、飛遊」 

[Hisasi] #ごんじろう(ほなみん三匹目) 

 飛遊     :『……穂波、さま』 
 穂波     :「西条様はもうもどられたのか?」 
 飛遊     :『はい、用事がおすみになれれましたので……じきに』 

[Hisasi] #消え入りそうな声で 

 穂波     :「そうか、先だって西条さまから封印の綻びの調査が必要
        :と当主さまがお聞きしたそうだな」 
 飛遊     :『……はい』 

[Hisasi] #ガセネタですが 
[ToyoFE] #デスヨネ 

 飛遊     :『……はい、それで……弧杖のお二方を調査に、と』 
 穂波     :「そうだな、我らに当主さまはこちらを離れられぬ身」 

[Hisasi] #ふむ、と 

 飛遊     :『……はい、警護が薄くなりますが……西条さまもこちら
        :に残られる、ので』 
 穂波     :「なに、案ずるな。護りは私と当主さまがおられる」 
 飛遊     :『……』>苦しい 
 穂波     :「西条さまも調査でお疲れであろう、お前も一緒にしばし
        :体を休めるといい」 
 飛遊     :『……はい』 
 穂波     :(よしよしと、飛遊の頭を撫でてあげる) 
 飛遊     :『ありがとうございます、穂波さま……』 
 穂波     :「お前も根を詰めすぎてはいけないぞ? お前が無理をす
        :れば西条さまも辛いのだ」 
 飛遊     :『……(ぎゅ、とこぶしをにぎりしめて)』 
 穂波     :「西条さまの御ためにも、お前も体をいたわらなければな」 
 飛遊     :『……』>ぎゅ、と穂波の着物の袖をつかむ 
 穂波     :「ん?」 
 飛遊     :『はい……ありがとうございます、穂波さま……』 
 穂波     :「よし。ではな(小声で)実はさつき殿からいただいた
        :ちょこれーとぷりんというものがあるのだ」 

[Hisasi] #内緒話風に 
[ToyoFE] #いろいろもらってるなw 

 穂波     :「墨染の目が届かぬ今のうちに一緒に食そう、とても美味
        :だぞ」
 飛遊     :『は、はい』 

[Hisasi] #ひきずりこみたかったらしい 

 穂波     :「ちょこれーとは疲れを癒す効果があると、あの安西も
        :言っていた。お前の為にもよかろう、うん」 

[Hisasi] #言い聞かせる、自分に 

 飛遊     :『……はい』 

[Hisasi] #そっと、握った穂波の手に 
[Hisasi] #札を貼り付ける 

 穂波     :「さ、おいで。墨染が戻る前に」 
 飛遊     :『…………』>手を握ったまま 

[Hisasi] #札はそのままほなみんに吸い込まれていく 

 飛遊     :『……(これで、全て)』 

[Hisasi] #うきうき穂波さんに連れて行かれる飛遊 
[Hisasi] #後は日を待つのみ 
[Hisasi] 着実に進んでいる様子 
[ToyoFE] 着実過ぎて怖いw 
[Hisasi] うふふ 


西条、ほくそ笑む
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[ToyoFE] 西条さんはその後お加減いかがかしら 
[Hisasi] すっかり頭痛もなくなって 
[Hisasi] いっちゃった目で計画を進めてますよ 
[Hisasi] (穴ありそうだけど) 

 西条     :「……もうすぐだ、飛遊はうまく動いている」 

[Hisasi] #どっかのホテルで 
[Hisasi] #(またかよ!) 
[ToyoFE] #やっぱりな! 

 真朱     :「当主サマともう一人、なんか遠縁の人だっけ、それ以外
        :に護衛は?」 

[Toyolina] #ごんぎつねはとりあえず除外。計画うまくいってるらしいので 

 西条     :「当主さまと唯鋼の者が一人、あと客人がいるがこちらは
        :自らの調査で外出している」 

[Hisasi] #スサビさんのこと 

 真朱     :「んじゃ、護衛は手が足りてるな。 
 西条     :「……もう一匹、墨染はこちらの撒いた情報に載せられて
        :吹利を離れている」 

[Toyolina] その客人だっけ、帰ってきたりとかしない?」 

 西条     :「ああ、少し動きがあったらしく連日調査に動いているよ
        :うだ」 
 真朱     :「んじゃ、いっか。当主サマって強いんだよね、やっぱり」 
 西条     :「……ああ、当主さまの剣技は我も及ばない……だが」 

[Hisasi] #にっと笑って 

 西条     :「ひとつ、策を練ってある」 

[Toyolina] #大丈夫かよw 
[Hisasi] #秋芳に罠をかけておいて 
[Hisasi] #目潰し状態にする 
[Toyolina] #ナルホロ 
[Hisasi] #ので、目つぶし:3のマイナスがかかる 
[Hisasi] #-3補正かかれば獅子騎さんで 
[Hisasi] #どかーんと 

 真朱     :「……リクツはわかるけど、誰がやんの。その罠」 
 西条     :「その場は既に作ってある、あとは誘い込んで言霊で実行
        :すればよい」 

[Hisasi] #で、言霊を教えるとかゆーので 

 真朱     :「うん、用意周到、さっすがぁ(背中からだきつく)」 
 西条     :「…………ああ」 

[Hisasi] #でも抱きつかれてどこかほっとしている自分 
[Hisasi] #そんなはずはない、私に必要なのは唯一人 
[Hisasi] #とか、ちょっとよぎった 

 西条     :「……これで、お前の望みも、私の願いもかなう」 

[Hisasi] #願いがかなったらもう会うこともないだろうと、思いながら 

 真朱     :「そだね、お互い良いことづくめ」 

[Hisasi] #そっとまそっぷの手を握って 

 西条     :「ああ、これで」 

[Hisasi] #きゅ、と 
[Hisasi] #そのまま、まそっぷを抱きしめちゃったりナ 
[Toyolina] #あらあら 
[Hisasi] #(結局することそれかヨお前) 


主役を張るには俗物すぎた
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[Hisasi] #俗物め 
[Hisasi] #だから純真星人ばかりの蒼雅に馴染めなかったんだ 
[Toyolina] #しょうがねえなw 
[Hisasi] #ゆかりん、いたるん、あずさ、たくみんと 
[Hisasi] #みごとに純真星人ばかりじゃないか 
[Toyolina] 血が濃いと純真度UP 
[hari_2nd] 棗ちゃんもかなりの純真派 
[Hisasi] ものっそ 

 西条     :「……これで、終わりだ」>まそっぷを抱きしめつつ 

[Hisasi] #略 
[Toyolina] #略って便利 
[Hisasi] マッタク 
[Hisasi] 最初から最後までこれでした 
[Toyolina] 梓さん「助け」たあとどうするつもりか全く聴いてなかったな
[Toyolina] あまりの無計画っぷりにダメだこりゃってなりそうだけど 
[Hisasi] なんかそこまで考えてなさそうだよ 
[Hisasi] というかもうかなり精神が可愛そうなことになってる 
[Toyolina] 夢すら見れない 
[Hisasi] 寝たら悪夢見るし 
[Hisasi] おきてたら頭痛が襲うし 
[Hisasi] 調整されつづけた人の末路 
[Hisasi] 血の濃い人以外は結構調整されてる、きっと 

 真朱     :「……っかしいな、西条の心配なんてしてもしょうがな
        :いっつーの」 

[Toyolina] #なんかぼんやりと心配してしまった様子 

 西条     :(寝ている、なんかもう死んだように) 
 真朱     :「大丈夫かホントに……助けて次の日死んだりしないだろ
        :うなコイツ」 

[Hisasi] #なんでそんな心配を 

 西条     :(眠ったまま、まそっぷの手を握っている) 

[Hisasi] #縋るように 
[Toyolina] #なぜだろうそれはまそっぷにもわからない 

 真朱     :(西条のデコなでながら)「うまくやんなよ」

[Hisasi] #そして、西条が死んだ後に 
[Hisasi] #どうしようもない空虚感に襲われるとは 
[Hisasi] #このとき思いもしなかったのだった。 
[Toyolina] #マッタクデス 
[Hisasi] 次はちひろんがおるときに、当主さま襲撃のとこやっておきたいのう
[Hisasi] 梓ねえさん襲うところはこっちのキャラのみだし、さくっと一人
     ログでやってしまおうかなと 
[Toyolina] そっすね、鉛VSまそっぷは互角でしたウヒヒくらいで済むし 
[Toyolina] #でもイメージ的にまそっぷ現在ダイヤグラム最強状態なので 
[Toyolina] #圧倒したけどトドメは無理でしたくらいの方がいいんだろうか、
       そんな心遣い 
[Hisasi] そこらでまた西条に暗躍させて鉛にマイナスつけさせてもらうとか
     いう流れで 
[Toyolina] イベント処理って便利 
[Hisasi] イベント戦闘で倒されていく御霞連中 
[Hisasi] そして同じくイベント戦闘で死ぬ西条 

 すっかりケチな三下悪党に成り下がってます、西条。


時系列と舞台
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 http://kataribe.com/IRC/KA-06/2007/02/20070225.html#210000
 2007年2月。
解説
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 飛遊、三体すべての穂波に罠をセット完了。西条、真朱に策を語る。
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以上



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