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Date: Mon, 19 Feb 2007 16:23:29 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30823] [HA21L] チャットログ『アンザイン、再び』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200702190723.QAA66605@www.mahoroba.ne.jp>
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Web: http://kataribe.com/HA/21/
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2007年02月19日:16時23分29秒
Sub:[HA21L]チャットログ『アンザイン、再び』:
From:久志
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チャットログ『アンザイン、再び』
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登場人物
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穂波(ほなみ)
:蒼雅家の霊獣。三本尻尾の狐。蒼雅梓の対。結構好戦的。
安西志郎(あんざい・しろう)
:整体処・解し屋店主。触手使い。
墨染(すみぞめ)
:蒼雅家の霊獣。鴉。蒼雅至の対。どこか斜に構えてる。
秋芳(しゅうほう)
:蒼雅家の霊獣。大鷹。蒼雅巧の対。苦労性。
呉羽(くれは)
:蒼雅家の霊獣。隼。蒼雅紫の対。だめっこスキー。
アンザイン、再び
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2007/01/20 22:00:00
[hari_2nd] #安西がちゃりちゃり境内散歩してても大丈夫だろうか
[Hisasi] #墨染は傍観するし、秋芳は容認する
[Hisasi] #穂波がしっぽふくらませて睨む
[hari_2nd] #もやされたりしない?
[Hisasi] #しない
[Hisasi] #だめって当主様にゆわれたから
穂波 :「……(いつなんとき害をなすかわからない怪しい男を
:自由に歩かせるなんて!)」
安西 :(ひらひら手を振ってみせる)
穂波 :「…………(むか)」
[Hisasi] #こう、穂波サン。安西にとっちゃおもしろいおもちゃなんだろうなあ
[hari_2nd] #おもちゃじゃないよう。面白いだけだよう
[meltdown] #にたようなもものかと
穂波 :「……何用ですか、安西殿」>膨らむ尻尾はかくしつつ
安西 :「暇つぶしだ」
穂波 :「……ならば、お供いたしましょう」
[Hisasi] #なんかしたら即刻斬る斬る斬るっ
安西 :「暇なのか?
穂波 :「暇ではございません、こうして異常のないよう見守るの
:も我が役目」
安西 :「なら、別にかまわんぞ」
[hari_2nd] ほら、いったいった。と
穂波 :「……(むか)」
安西 :「俺は、向こうにでもいこうかな」
[hari_2nd] ほなみんが居た方向
穂波 :(こいつなにかやったら斬る、燃やす、八つ裂きにする)
安西 :「どうした、穂波」
[hari_2nd] ぼんやり?しているようだから
穂波 :「あ……いえ、なんでもございません」>びく
[hari_2nd] #こんガキャァ気安く名前呼びくさってぇ。と言う気分?
安西 :「目つきが険しいぞ。こんな感じに」
[Hisasi] #この男、怪しい上に馴れ馴れしい、そしてつかみどころない、
むかつくっ
[hari_2nd] するっと、服の袖で顔を撫でて
安西 :(目つき険しいほなみんの顔に。ぶっとい青筋つき)
穂波 :(ぴきっ)
ほなみ(安西変面):「あら、また青筋がひとつ」(青筋消してほろほろ笑う)
穂波 :「……な、な、なにを」
[Hisasi] #ぴきぴき
[hari_2nd] すすっと服の袖で顔を撫でて安西の顔に戻る
穂波 :「我を……愚弄するかっ」
安西 :「ただの洒落だ。あんまり怒ると血管切れるぞ?」
[Hisasi] #怒るな怒っちゃだめ、と押さえつつ
穂波 :「誰が貴様などにっ」
[Hisasi] #ぷいす
[Hisasi] #あきらかに怒ってます
安西 :「ふむ。怒ってないのか」
[hari_2nd] いやぁ、心が広いなぁとか。
[hari_2nd] そんなこと言ってる
穂波 :(なんだ、この暖簾に腕押しの男はっ)>むか
安西 :「さて、どこへいくかね」
穂波 :「安西殿が望まれるお好きなところへどうぞ」
穂波 :「私は自分の意思で歩いておりますゆえに」
[Hisasi] #ぷい、と
[Hisasi] #こんの怪しい奴のしっぽつかんでやる
[Hisasi] #しっぽはえてるの自分だけどな(かくしてるけど)
安西 :「じゃあ、俺は穂波の後をついていくか」
穂波 :「!?」>びく
穂波 :「……な、何の目的があるっ」
安西 :「なにせ、不案内だからな。うっかり入っては行けないと
:ころに行ったら問題だろう」
穂波 :「それは……そうですがっ」
[Hisasi] #こいつよめねーーーーっ
[Hisasi] #とか思ってる
安西 :「それとも、どこに行っても特に問題はないのかね」
穂波 :「それはっ!」
[Hisasi] #だめだーっと
安西 :「だろう? 入っては不味い場所の一つや二つはあるだろ
:うからな」
穂波 :「……う」
[Hisasi] #で、しかたなくてこてこ歩いたり
穂波 :「……巫女さまが住まう御所には近づくことまかりならんぞ」
[Toyolina] #ダメな子だなあ
[Hisasi] #じろ、と
[Hisasi] #動くとダメ化するあたりなんとも
安西 :「へぇ、巫女さんが居るのか。穂波の主かね」
[hari_2nd] すたすた憑いていく
穂波 :「……神社で巫女がおられるのはおかしいことではない」
[Hisasi] #主かどうかは答えないが
[hari_2nd] #絡まれなれてないのかも>そーがさんちの子
[Hisasi] #それはある、、
[Hisasi] #いじられなれない
[Hisasi] #だから信じ込む(ゆかりん)
[Hisasi] #真面目にたいおうしすぎる(たくみん)
[Hisasi] #テンポを崩される(ほなみん)
安西 :「大概、バイトやら近所の子供だからな。専属のは珍しい
:んじゃないかね」
[hari_2nd] 周囲をきょろきょろみながら
安西 :「あれは?」
[hari_2nd] とか、適当に指差して
穂波 :「ああ、あれは」
[Hisasi] #説明しようとして
安西 :(説明待ち)
穂波 :「あれは……(と、かたっくるしく説明)」
[Hisasi] #そこで素直に説明しちゃうところがダメなんじゃないかと思う
安西 :「ふーん」>気のない反応
穂波 :(き、聞いておいて)>ちょっとムカ
安西 :「ほら、次はどっちだ?」
穂波 :「……わ、わかった(なぜ私がこの男の案内をっ)」
[hari_2nd] 歯軋りが聞こえそうだ
穂波 :「では、こちらだ。ついてこい」>ざっと
安西 :「ふむ」
[Hisasi] #ちなみに衣装は、るろ剣の操ちゃんっぽい風な感じを想像してくれ
[hari_2nd] #なんと
[TK-Leana] # 一瞬安西の衣装で想像しました。激しくorz
[Hisasi] #十六・七くらい>見た目
アンザインに問う
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穂波 :「……ひとつ、聞きたい」
[Hisasi] #適度に神社を案内して
安西 :「なんだ」
穂波 :「……安西殿は、どうしてそのような力を得た?」
[Hisasi] #ぴた、と足を止めて
[Hisasi] #仁王立ちでじっと見る
[Hisasi] #触手のことね
[sf] # なんかとってもツンデレに見えてしまう
安西 :「これかね?」
[hari_2nd] 右手を掲げて
[hari_2nd] 服ごと“ほどく”
穂波 :「っ!(一瞬身構える)」
穂波 :「……」>ぎゅっと唇かんでにらんでる
安西 :「そう、あれは……」
[hari_2nd] ふと遠くを見るような目を
安西 :「とかやるのも趣味じゃないのでな」
穂波 :(ずるっ)
穂波 :「お、おのれっ」>調子崩された
安西 :「異界とは、どこにあると思うね?」
穂波 :(はた、と止まる)
穂波 :「……この世とは違う、繋ぎの他界……ですが、それが
:どことはいえません」
安西 :「どことは言えない……なぜかね?」
穂波 :「それは、正式な定義のどこという場所ではなく、多数に
:折り重なった場の一つであると」
穂波 :「それが何らかの要因で我が世界と重なった時、その他界
:と繋がる、と」
穂波 :「私はそう認識しております」
安西 :「結構。なら、その“重なる”もしくは“つながる”要因
:とは、何だと思うね?」
穂波 :「……その要因までは、多様すぎて把握はできておりませ
:ん。かつてあった神隠しや、吹利の人穴に代表される他界
:へとつながりやすい場などの話はありますが、これだとい
:う要因は……」
安西 :「一つ、これだと言うものがある」
穂波 :「なんでしょう?」
安西 :「人の“意識”だ」
穂波 :「…………意識、ですか」
[Hisasi] #ぢっ
[hari_2nd] しゅるしゅると右腕が編みあがり、腕の形を取り戻し、服をまとう
安西 :「こうあれかし、と人が思うとき、“そうである世界”に
:繋がる」
穂波 :「……はい」
[Hisasi] #ぎゅと、手にぎりしめて
安西 :「こうである、と人が認識するとき、“そうである世界”
:が現れる」
安西 :「異界は何処にも存在し、また何処にも存在しない」
安西 :「認識が存在を発生させる。意識が実在を変質させる」
穂波 :「……それが、貴方の」
安西 :「“我思う故に我在り”、だ。俺は俺がこういうものであ
:ると認識した」
穂波 :「……貴方は、我が主、我が御家に害をなすものかどうか、
:それが私は知りたい」
穂波 :「私は貴方が怖い。つかみ所がない、何を考えているかわ
:からない……」
安西 :「知りたいかね?」
穂波 :「…………(ぐっ)」
[Hisasi] #一瞬止まる
穂波 :「知りたいです」
[Hisasi] #ぎっと見返して
安西 :「ならば、知ることだ」
[hari_2nd] くっ、と笑みを浮かべて
穂波 :(ぎっと睨み返して)
安西 :「認識が、意識が、結果を導く」
穂波 :「……わかった」
[Hisasi] #にらみかえしたまんま
穂波 :「そうさせてもらう、安西殿。貴方が本当に害をなすもの
:かどうか当主さまでも秋芳さまの目でもなく、私が自ら確
:かめるっ」
安西 :「いい答えだ。お利巧さんだな」
[hari_2nd] くつくつと笑みを漏らしながら
安西 :「さて、そろそろ帰りたいんだが……帰り道の案内もお願
:いできるかね?」
穂波 :「……かしこまりました」
[Hisasi] #ふん、っと
[Hisasi] #ご案内しよう、それはちゃんと
[Hisasi] #つん、と
[hari_2nd] #結局どうして力を得たかは、あまり答えてない気がした
[hari_2nd] #まじめに話したんだけどなぁ
[Hisasi] #でもこれで
[Hisasi] #見極めてやるっ(きらーん)
[Hisasi] #と
[Hisasi] やっぱりはりにゃはおそるべしだと思った
[mikeyama] 含蓄みたいなのが
[mikeyama] よいですね
[mikeyama] 文章がおかしい
[hari_2nd] なんか不味いことでもあったろうか(^^;>おそるべし
[mikeyama] 描写が深いというか
[Hisasi] いや、こう、
[Hisasi] 見極めてやるっと
[mikeyama] 私は浅いところしかできてないのうとおもった
[Hisasi] これであきらかに穂波さんアンザインをマークしますよ
[hari_2nd] 私のは、口先と言うのだよ(w
[hari_2nd] そして、穂波さんはご愁傷様と言うのだよ(マテ
アンザイン恐るべし、というかはりにゃ恐るべしですのう。
むかつきMAX
--------------
墨染 :「……ふん、ご苦労なことだな穂波殿」
[Hisasi] #ぶすっくれ
[hari_2nd] #墨染さん。やめておけばいいのに、とか思ってね?
[Hisasi] #思ってるけど言わない
[Toyolina] #いい気味だバーヤくらい思ってるかも
墨染 :「……せいぜい、振り回されるがいいさ」
[Hisasi] #つーん
[meltdown] ##確かに振り回されそうだ
[mikeyama] #この後にあえてメイドを通らせて八つ当たりさせてみようか(ぉぃ
墨染 :「…………至さまにあきたらず、穂波殿まで」
[Hisasi] #むかむかむか
[Hisasi] #ぼわんと鴉化して飛んでゆく
墨染@鴉 :(ふんっ)
[hari_2nd] ちょ、ま、
[Hisasi] #ばさばさ
[hari_2nd] 安西は何もしてないよー
[Hisasi] だってー
[meltdown] えー
[Toyolina] #アンザインにほぐしてもらうことをオススメするw
墨染@鴉 :(穂波殿も穂波殿だ、蒼雅最強とも呼ばれる霊獣がなんた
:る体たらく)
[Hisasi] #墨染、むかつきMAX
[mikeyama] #アンザイン行ってきますかねえ
[meltdown] #あんざいさんですからねぇ
[hari_2nd] なんか、いたるんが遊びに来たときに
[hari_2nd] つつかれそうな勢いだ>墨染
いたる :「安西どのっ(わーい)」
すみぞめ@鴉 :(むかむかむか)
あんざい :「はいはい」(よしよし)
すみぞめ@鴉 :(気安く至さまに触れるなこのうねうねっ)
[Hisasi] #ふんすと鼻息
[hari_2nd] 墨染さんも、ストレスたまっているのねぇ
[Hisasi] そらもう
[Hisasi] 至さまはなつきーの
[Hisasi] あのこまっしゃくれた穂波サンが目をつけーの
ツンツン
--------
墨染 :「御家大事の穂波殿らしからぬな」>じろ
穂波 :「御家に害をなすかを見極めるのも私の任だ、墨染殿に口
:をはさまれることではない」>やぶにらみ
墨染 :「見極めに気をとられすぎて足元をすくわれんことを祈る
:よ」>ふん
穂波 :「墨染殿にいわれるまでもないっ」>ふん
[hari_2nd] 秋芳さん……胃薬要る?
[NATI] #みんな、仲良うせな、あかんよ。
[Hisasi] #というかツンデレ
#みぎー :「本家さんは大変や、分家はうちにマカセロ」
悩み多き
--------
秋芳 :「……安西殿、施術のほうを頼めるだろうか……」
[Hisasi] #青い顔で
安西 :「なにやら大変そうだな……」
[Hisasi] #霊獣達はツンデレだわ、にらみ合うわ
[Hisasi] #分家の霊獣はダメスキーだわ
[Toyolina] #やべ、かものはしがちらついてきた
[Hisasi] #ぎゃあ
[Toyolina] #これだけ霊獣のダメさ加減を説明されては……ねえ?
秋芳 :「……どうして仲良くしてくれぬものか(溜息)」
安西 :「内臓メインで調律するとしよう……うつぶせに横になっ
:て体の力を抜いて」
[Hisasi] #単体だと強いんだ
[Toyolina] #個人主義者の集まりだからなあw
[NATI] #お家騒動でござる。
[NATI] #てーへんだ、てーへんだ!
[hari_2nd] #なんだか、火種になってる気分だ
[Hisasi] #そらもうばっちりと
[Hisasi] #お前ら神社護れよ
[Hisasi] #お家騒動してる場合じゃねえつの
[hari_2nd] #アレ?>ばっちり
おまけ、だめっこスキー呉羽さん
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[NATI] #内乱を経て、理解が深まるんです。そういうストーリーです。たぶん。
[Hisasi] #秋芳→主を守る、お家を守る、お役目を守る
[NATI] #そう、雨降って地固まる。 だがそのとき、神社は。
[Hisasi] #穂波→主第一、お役目第一、御家大切、邪魔する奴は斬る
[Hisasi] #墨染→主第一、人身御供の御家を守る意味に疑問、いたるんを死
に追いやる可能性あるなら御家を出ることも大事なんじゃん?
[Hisasi] #呉羽→ダメっこ大好き
[hari_2nd] マテコラ
[Hisasi] 呉羽さんのダメっこぶりが際立つ
[NATI] のび太がストライクゾーン。
[Hisasi] そらもうばっちり
[hari_2nd] 映画みたいに、時たまきりっとすると
[hari_2nd] ああ、この子も大きくなって、と感涙
[hari_2nd] 元に戻ると
[hari_2nd] この子には、私が居なくちゃ、ト
[Hisasi] やっぱり私がついてないとだめね(輝)
[Toyolina] この子も私の元から去ってしまう(さめざめ)
[NATI] ダメすぎる。
[Toyolina] ダメな子が三人もいるから呉羽さん今きっと満ち足りてる
[Hisasi] 至福の時
[NATI] 有る意味、クマゾと通じるものがある……w
[Hisasi] くまぞにおちるか、呉羽よ
呉羽 :「それだけはっ!?」
[Hisasi] #びくぅ
呉羽 :「……すみません。私、道を見失っておりました」
[Hisasi] #クマゾには堕ちたくないらしい
[Toyolina] #タハー
秋芳 :「わかればよいのだ、呉羽」>溜息つきつつ
秋芳 :(巧さま、当主の霊獣の任も厳しゅうございます)
[Hisasi] #溜息
[Toyolina] #つまり彼らが21にいってしまえば呉羽さんはのびのびと
[Toyolina] #秋芳さま、わたくし大変に満ち足りております(輝)
[Hisasi] #それはもう
呉羽 :「秋芳さま、私頑張ります」
:>おそらの秋芳さまをみて握り拳
[Hisasi] #アレ、どっかでみたことあるポーズ
[Toyolina] #アレw
2007/01/21 02:00:00
時系列と舞台
------------
2007年1月。
解説
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御霞に訪れる安西、不本意ながら案内する羽目になる穂波。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
以上。
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