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Date: Tue, 13 Feb 2007 01:26:43 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30798] [HA21L] 報告
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200702121626.BAA20192@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 30798
Web: http://kataribe.com/HA/21/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30700/30798.html
2007年02月13日:01時26分42秒
Sub:[HA21L] 報告:
From:Toyolina
[HA21L] 報告
============
登場人物
--------
薬袋光郎 バー「はいむ」の主。淡蒲萄とは40年の付き合い
淡蒲萄 女子高生吸血鬼。
はいむ http://hiki.kataribe.jp/HA/?Heim
前振り
------
[Toyolina] よし、光郎に報告に行くぞ
[ER] って報告って?
[ER] あ、なこちのこと?
[Toyolina] それそれ
[ER] いらはいいらはい(笑
やってきました
--------------
[Toyolina] ----はいむ
[Toyolina] ノックノック
光郎 :「はい、どうぞ」
[ER] ちょっと笑って
淡蒲萄 :(そーっと開けて入ってきてそーっと閉める)
光郎 :「……(ぷ)」
[Toyolina] 買い物帰りに直で来たらしく、手荷物いっぱい
[ER] こー、しぐさやら何やらが、可笑しかったらしい
光郎 :「また、大荷物で(手荷物を受け取って、テーブルに)
淡蒲萄 :「いっぱい買っちゃった」
光郎 :「みたいだね(笑)」
[ER] 新しい服?
[Toyolina] 私服。オサレ。どうみてもデートに着ていくという感じ
[ER] にゃるほろ
光郎 :「で……(テーブルに、手荷物を並べて置いてやってから)」
光郎 :「デートの準備のデート?」
[ER] にこっと
淡蒲萄 :「……う、うん、やっぱモロバレ?」
光郎 :「……うん(ぷくくっ)」
[ER] 笑っちゃいかんのだが、あんまし可愛くて
[ER] つい笑ってる
[Toyolina] だって嘘とかつくの苦手な生ものなんですもの
[ER] うむ
淡蒲萄 :「……で、でもデートっていってもほら……半分仕事みたい
:なもんだし……あたしのじゃないけど、あ、でも一緒にって
:約束したから、あたしのでもあるのか」
光郎 :「うん。こういう服を着て一緒に歩きたい人と半分仕事って
:……それかなりデートだと思うよ(笑)」
淡蒲萄 :「ちゃ、ちゃんと事情が……ほら、夜遅いと制服だと拙いし
:……そういうところに、今度行かないといけないの」
[Toyolina] 日頃制服で夜遊びしてるくせに何を言うか
光郎 :(ぷくくくっ)
[ER] 夜に、制服着てはいむにやってくるうーちゃん
光郎 :「いいじゃないか。デートで」
[ER] あたまぽんぽん
淡蒲萄 :「ほ、本音言うとそうなんだけど……デートで終わるといい
:なあって(目を細める)」
[Toyolina] 嬉しいと目を細める生もの
光郎 :「そうだねえ」
[ER] 時折危ないことしてるのは知ってるから
どんなひと?
------------
[ER] でも、ここで、「それって以前言ってた人かな」と聞いてみていいの
かしら
[ER] (そこはちょっとわかんねかもなので)
[Toyolina] もちろん
光郎 :「で、それがこの前言ってた人なのかな?」
[ER] 紅茶を淹れながら
淡蒲萄 :「……違う人……なの」
光郎 :「おや」
[ER] ちょっと目をぱちくり
淡蒲萄 :「前言ってた人は、なんだろ、もうちょっと違う感じになった」
光郎 :「違う感じ……」
[ER] ふむ、と
淡蒲萄 :「うん、仲間って言われたし。その前は、なんだろ、お父
:さんみたいなのがちょっとあって……最初は、利害の一致?
:だったんだけど」
[Toyolina] 遡る
光郎 :「……おとうさん(めをぱちくり)」
[ER] そいえば、前、そんなに詳しく聞いてなかったなーと
光郎 :「その人は……何歳くらいなんだろう、見たところ」
淡蒲萄 :「うん……その人の家にさ、あたしの他にさ、二人女の子が
:いてね……えーっと、三十チョットくらい」
光郎 :「ああ、なるほど」
[ER] ちょっと納得
[Hisasi] なんぞ誤解されそうな気もしなくもないけど
[Hisasi] 光郎さんなら納得してくれそうな
[ER] つーか、誤解ってなら、光郎とうーちゃんが話してるほーが(笑
[Toyolina] パパって言ってないも
[ER] それにあなた、他に二人女の子が居るよーな人が、うーちゃんに
悪さするわけないじゃーんと
光郎 :「じゃ、その、デートする相手は、淡蒲萄と同い年くらい
:かな? 見たところは」
淡蒲萄 :(ぎくっ)「な、なんでわかるの」
光郎 :「なーんとなく(にこっ)」
[ER] つーか、30ちょっとの人と『仲間』というなら、それ以外に
うーちゃんが惹かれるとしたら、と、考えて
[ER] ついでに、買ってきた服の感じが、若者的だったのだろう(なんとなく)
[Toyolina] そりゃもう
淡蒲萄 :「……一緒くらい……かな、うん、今高校1年生の子」
光郎 :(にこにこしながら、紅茶のお代わりと、一緒にレアチーズ
:ケーキを)
:「……そうか」
[ER] なるほどなあ、と
淡蒲萄 :(ずず)「……すっごい綺麗な子なんだよ、あ、顔とかじゃ
:なくて、なんだろ……心が」
光郎 :「それで……惹かれたんだね」
淡蒲萄 :「うん……真っ直ぐだし、なんか危なっかしいのに、あたしの
:こと、巻き込まないようにとかしてて」
光郎 :(少し目を細めるようにして、聞いている)
[ER] こー、穏やかな顔で
淡蒲萄 :「すごく優しい。あたしにないもの、いっぱい持ってる感じ。
:でも、それがホント普通で……(えへへ)」
光郎 :「そうなんだ」
[ER] こー、成程と思って聞いている
長く続きますように
------------------
光郎 :「淡蒲萄」
[ER] あれだ、そーやって幸せが長く続いて欲しいと思うけど
淡蒲萄 :「うん? あ、一人でしゃべりすぎた……?」
光郎 :(なでなで)
[ER] だまーって、頭撫でてる
[ER] 幸せに
[Hisasi] かつては光郎と
[ER] てか、以前、こういう顔を見たのだろうなあ>光郎
[ER] そして結局、こうやって離れてしまった
[ER] 離れるまでの時間がどれほどか分からないけど、その時間が長く
ありますように、と
[ER] ……いえないので黙って撫でてる
[Toyolina] 明日死んじゃうかもしれませんし
[ER] うむ
[ER] それが21くおりてぃ
[ER] つーか、ある意味、それは光郎もだ>明日どーなるやら
光郎 :「……楽しいといいね、デート」
[ER] ぽんぽん、と
淡蒲萄 :「……うん……そう願ってる」
[ER] あとはなんとなく、話すでもなく黙るでもなくみたいに
[ER] うーちゃんが帰るまで、お茶してる気がする
[Toyolina] そっすねえ
[Toyolina] 何心で通じあってんだおまえら、みたいな気配
[ER] だってねえ、付き合ってる時間が長いもの
[Toyolina] 40年ですからねえ
[ER] うみゅ
[Toyolina] たぶん服とかせっかく買ったのにボロボロになりますよ
[ER] がーそ
[Hisasi] 四十年連れ添った人、同じく長い時間を生きる仲間、純粋な恋人
[Hisasi] なんて愛されキャラ
[ER] うみゅ
[ER] ……でも、ギリちゃんの場合、なんかそのうち彼女とかでけても
不思議ちゃうし
[ER] 竜子さんとかに目がいってるし(笑
[Toyolina] それに嫉妬したりしない時点で愛されは別にして
[ER] うむ
[Toyolina] うっちゃんは当面の彼女ではなくなりました
[ER] にゃるほろなあ
時系列と舞台
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2007年2月頃
解説
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光郎と淡蒲萄の穏やかな時間。
でも、ホント淡蒲萄さん愛されキャラ。なぜだ。
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Toyolina
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