[KATARIBE 30795] [HA06L] 針のむしろ

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Date: Mon, 12 Feb 2007 15:31:16 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30795] [HA06L] 針のむしろ
To: kataribe-ml@trpg.net
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2007年02月12日:15時31分15秒
Sub:[HA06L] 針のむしろ:
From:Toyolina


[HA06L] 針のむしろ
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登場人物
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 御厨正樹   やっちまった男
 呉羽     蒼雅紫の霊獣 紫を溺愛
 品咲渚    紫と正樹の親友


前振り
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[Hisasi]  そうだ、正樹さまにいっぺん

 ゆかりん   :「正樹さまのばかぁぁぁ!」

[Hisasi]  と
[Hisasi]  かばんでも投げつけるシーンがほしい
[Toyolina] なんかウルトラ大逆転されて有耶無耶になりそうな予感がしない
      でもない
[kisi_MOE] さすがに、それはないとおもいます

[Hisasi]  大暴れゆかりんにいろいろなものを投げつけられてください
[kisi_MOE] ……正樹……生きてるよな……
[Hisasi]  ば、ばりあとか、、
[Hisasi]  あるじゃん、たしか、、、
[H_Aoi]   とっさに展開できるかなぁ、ばりあ
[H_Aoi]   普段大人しい子が爆発するとスゴイんですの見本ですね、ゆかりん
[kisi_MOE] ……できなきゃ死んでる事態が何度か(遠い目

 ゆかりん   :「ばかばかばかばかぁ(わぁん)」

[Hisasi]  ぶんぶん飛んでくるいろんなもの
[Hisasi]  イキロ
[H_Aoi]   ……うわ、なんかすげぇカワユス と思う私はちょっと屈折
[kisi_MOE] しかし、どうやったらこのしーんにたどり着きますかね? 
[Toyolina] この前の帰り際くらいしかなさそうね

[Hisasi]  まさきさまが謝りに着たら
[Hisasi]  ばかばかモードだね
[Toyolina] そもそも来ないと思う
[kisi_MOE] あー、いくと思うよ。うん。
[Toyolina] 引きこもってるのに・
[kisito]  ストリスあたりに説教されて。
[kisito]  呉羽さんが説教するかどうかはよくわかりませんが。
[Hisasi]  呉羽さんも怒ってます
[kisito]  ……こなさそうではあるが、ゆかりんが大変で。
[Hisasi]  おうちで泣いてるゆかりんを膝枕しておかんむり

 くれは    :「……紫さまを泣かせるなんて(めらめら)」

[kisito]  じゃあ、謝りに行きます。なけなしの根性で。


蒼雅家門前
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 正樹     :「とにもかくにも、謝らなきゃっ」

[kisito]  ぐっ
[Toyolina] その割には元気そうなw

 正樹     :(呉羽さん当たりがめらめらと怒ってそうだ……)

[Hisasi]  じゃあもう泣いて泣いて目たぬき状態ですよ

 正樹     :(そして、誤らずに帰ったらストリスに殺される……)

[Toyolina] ……
[Toyolina] まあ言うまい。ガンバレ

 正樹     :「……行くも地獄、引くも地獄……」

[kisito]  とか、後ろ向きな事ぶつぶつ良いながらも行きます。
[Hisasi]  自分が悪かったとおもっとるんかーっ
[Hisasi]  ちゃんと
[Toyolina] 事態の深刻さを全然把握してませんね
[Hisasi]  呉羽さん、仁王立ちでお出迎えですよ

 正樹     :「……(に、仁王立ちってあの……)」
 呉羽     :「正樹さま」
 正樹     :「……こ、ここ、こんにちは……」

[Hisasi]  マジ睨み

 正樹     :「……は、はひっ」
 呉羽     :「どの面下げて、こちらへ参られました」

[Hisasi]  ぎろ

 正樹     :「……(うぐぅ……し、しかしここで引いたらダメだ……)」
 正樹     :「ど、どの面もこの面も無いですっ悪い事をしたから謝りに
        :着ましたっ」
 呉羽     :「……(ぎろり)」
 正樹     :「……」
 呉羽     :「悪いとおもわれているのですか、本当に」
 正樹     :「……思ってなかったらここまでこないです」

[Toyolina] ストリスに殺されたくないから来たんじゃないのかぃ

 呉羽     :「……お忘れになっていたのでしょう」

[Hisasi]  ゆかりんのこと

 呉羽     :「それが本音ならば、ゆかりさまを思う気持ちもその程度
        :だったのでしょう」

[Hisasi]  じろり

 正樹     :「そ、そういうわけではっ」
 呉羽     :「わたくしが情けないのは、精一杯勇気を出された紫さまに
        :対して、思いやりのひとつもない言葉をぶつけたことですわ」
 正樹     :「……(あう……)」
 呉羽     :「……きちんと、自分がなさったことを考えて、反省なさい」

[Hisasi]  三白眼で睨み

 呉羽     :「ただ悪いことをしたからでは済みません、どうしてそれが
        :悪かったのかきっちりお考えあそばせ!」

[Hisasi]  だん、と仁王立ちしたまま
[Hisasi]  ワシの目が黒いうちはゆかりさまにあわせまへんえ、とでも言わん
      ばかりに

 正樹     :「……」
 呉羽     :「よろしいですわね!」
 正樹     :「……(無理やり通るなんて無理だし……呉羽さんを納得
        :させないと通してくれないのか……)」
 正樹     :「……よくないですっ」
 呉羽     :「……何が、です」

[Hisasi]  ぎろり

 正樹     :「悪い事を言ったというのは、わかってます。だから、ここ
        :まできたんです。ここで、引き下がったらこのラインよりも
        :前に来れない気がするので嫌ですっ!」
 呉羽     :「……(じっ)」

[Toyolina] 自己都合じゃね
[kisito]  そういうこと言わないでよー……
[kisito]  すっげぇ挫けそうになるから……

 呉羽     :「……」

[Toyolina] 誤答を正解には出来ませんて
[kisito]  うー、じゃあおとなしく帰れと? 
[Toyolina] その前に反省しなさいというお話ですよ

 呉羽     :「……紫さまは、たいそう傷ついておられます」
 正樹     :「……」

[Toyolina] 謝りに来た理由が、自分が前進めないから、って
[Toyolina] 絶縁ものですよ
[kisito]  いや、そういう意味じゃないですよ。

 正樹     :「どうしてもダメですか?」

[Toyolina] どの当たりが違うのかしら。文面からはそうとしか取れない。
[kisito]  前に進むためには、誤らないとって事じゃないですよ。

 呉羽     :「今は、お引取りくださいまし。ご自分のご都合だけを押し
        :つけるのはおやめくださいませ」
 正樹     :「……はい」
 呉羽     :「……反省なさっていることは、お伝えいたします」

[Hisasi]  許すかどうかはゆかりん次第

 正樹     :「……はい、ありがとうございます」
 正樹     :「……(あー、本当バカだよなぁ……)」

[kisito]  とぼとぼ


PL談合
------


[Hisasi]  ここはアレですよ、きっちり反省して
[Hisasi]  交差点のどまんなかで好きだと叫ぶくらいはずかしいことしてくれ
      ないと
[miburo]  イイネそれ
[Toyolina] どこの韓流
[Hisasi]  PL的にはゆるせませんネ
[kisito]  うぐあー
[Hisasi]  もちろん帰り時間の人わんさかいるときにね
[kisito]  リアルだったら絶対にできないわー

[Hisasi]  正樹さまなら交差点のどまんなかで爆破しながら好きだと叫ぶくらい
      わけないだろう
[kisito]  む、むちゃくちゃいってませんかーっ
[Hisasi]  かっかっか
[miburo]  ゆってないゆってない
[kisito]  一応、どうするかという案の中に「後ろから抱き付いてうんたら
      かんたら」とか有りましたけどっ
[miburo]  リアルだと確実にどうしようもないので、そんくらい突き抜けないと
      ムリw
[Hisasi]  ロケットでつきぬけろ

[Toyolina] あまりマンガ的展開になりすぎてもアレなんで
[Toyolina] その辺はご考慮ヨロシク

[H_Aoi]   あとは、厳寒のなか一週間くらい飲まず食わずで玄関前で正座して
      待ち続けるとか
[H_Aoi]   定番デスヨネ
[Hisasi]  それこわっ
[kisito]  死にますそれ。
[kisito]  せめて1日2日
[H_Aoi]   妥協して4日

 呉羽     :「深草の少将のごとく、百夜通いでもなさったらいかが
        :です(ぷい)」

[Toyolina] とりあえず反省らしい反省が見えないうちは
[Toyolina] 助ける気になれないのですよ
[Toyolina] どうせ頼ってこないだろうしー

[gombeLOG] もちろん「実は1週間厳寒の中座り続けても平気だよメカ」を携帯
      していたことはそっと隠しておくんだ
[H_Aoi]   うわずるっこー
[kisito]  一週間座り続けて平気な顔してる時点で怪しまれますよそれは>メカ
[kisito]  あくまで魔力駆動なので即効でばれそうだし。

[Toyolina] 魔力とか異能とか抜きで人格で勝負なさいよ
[kisito]  わかってますよ
[kisito]  そんなことしませんてば。
[Toyolina] ギャラリー各位におかれましても。

[miburo]  PL発言ならともかく、PC発言として(独白、内心でも)保身が見え
      ると盛り下がりますなー
[miburo]  それが照れだとしてネー

[Toyolina] みぶろさんがいいこと言った
[miburo]  ふふ
[kisito]  あーうー
[miburo]  おやじタクティクス

[kisito]  でも、あんまり挫けそうなことはいわないでくださいまし。
[Toyolina] ストリス禁止令
[kisito]  うい。


御厨家
------


 正樹     :「家に行ってダメなら、待ち伏せするしか。告白……もう一回
        :しなきゃだめだよな、うん。付き合うの込みで。あーもー、
        :何でこんな大事な事忘れてた上にいっちゃうかなぁ俺……
        :(家でじたばた)」

[Toyolina] それもアウト気味なw
[kisito]  そのくらいは勘弁してください。
[Hisasi]  こっぱづかしい再告白を待ってます
[kisito]  ……ぐぅ、秦弥なら割とぶっ飛んだ事してくれるのに……

 正樹     :「顔も見たくないとか言われたらどうしよう……あ〜〜〜〜」

 SE      :ぴんぽーん

[Toyolina] 自宅でしょ
[kisito]  もち

 正樹     :「……はーい……」

[kisito]  元気ゼロ

 渚      :「よう」
 正樹     :「……う……」
 正樹     :「……お、おぃっす……」
 渚      :「今日は正樹の友達として来た」
 正樹     :「……う、うん。と、とりあえず……入って……外寒いし……」
 渚      :「オジャマシマス」

[kisito]  細かい事はすっ飛ばして部屋に

 正樹     :正座
 渚      :「事情はとりあえずおいといて。現状を分析しよう」
 正樹     :「……あ、うん」

 渚      :「紫はとにかくお怒りです。布団からでてこーへんくらい」
 正樹     :「……」(ずーん
 渚      :「なんで、今謝りに行っても追い返されるのがオチ」
 正樹     :「……もう、追い返されてきました……」

 渚      :「今謝りに行って、仮に許してもらえても、それって、ひどい
        :こと言った、ひどいことした、っていう事実しか許してもら
        :われへんねんで」
 正樹     :「……そ、それは困る……」

 渚      :「もうしません、とかそういうのを身をもってしめさんと。
        :またやるんちゃうかこいつ、とか思うしね」
 正樹     :「……何か行動で示す……って事か?」

 渚      :「先に自省せんと。あんときこう言った、そしたら怒った、
        :こんな風に言われた、それはなんでやっていう風に」
 正樹     :「考えたよ、あんな事言われたら傷つくよね、普通……」

 渚      :「忘れてたこと自体は受験勉強とかの所為にしといて」
 正樹     :「……」
 渚      :「うちは、なんやろ、おまけでひどいこと言ったんちゃうかっ
        :て思ってんやけどな」

[Toyolina] 紫に言わせた、とかのくだりは伝わってませんからね

 正樹     :「……言った、ものすごく言っちゃいけない事、というか
        :言わなきゃ何にも問題は起こらなかった……」
 渚      :「何言ったかはしらんし、別に言わんでもええけど」
 正樹     :「……」
 渚      :「絶対言わないような正樹にならんとあかんよ」

[Toyolina] そんな言葉を

 正樹     :「……(頷く」
 渚      :「……後。紫と一緒におるときのうちは、紫の親友としての
        :うちやから、力にはなれへん」
 渚      :「相談したいときは、うちがピンでおるときにしてな」
 正樹     :「……わかった」

 渚      :「まあアレや、たぶん店長さんとかも力なってくれるんちゃう」
 渚      :「ぐずぐずしてたら紫の味方で固定されそうやけど」
 正樹     :「……うん」

 渚      :「がんばれ。と、正樹サイドのうちは言い、ふざけんな女の敵、
        :と紫サイドのうちは言う」
 正樹     :「……それでも、十分ありがたいよ」

 渚      :「それじゃ、今から紫んとこ行ってくる。またね」
 正樹     :「……あぁ、ほんとありがとう。わざわざ来てくれて」
 渚      :「……うちら親友やろ」
 正樹     :「……(涙目」

 正樹     :「し、親友……だったかな、うん……」
 渚      :「……え、なんやと思っててん……もしかして彼女とか……」
 正樹     :「ただの友達とか」
 正樹     :「ゆかりを怒らせたからそれ以下とか……」
 渚      :「……今のうちは正樹サイドのうちって言ったやろ」
 渚      :「今日来て反省のはの字もなかったら、そうなってたかも
        :しれんなあ(ニヤニヤ)」
 正樹     :「さすがに、それは無いよ……」

 正樹     :「と、ともかくゆかりのところに行ってあげてよ、俺のせいで
        :重症だし」
 渚      :「そうするつもり。それじゃまたね(手をひらひら振って
        :去っていく)」

 正樹     :「……頼るのって……苦手だ……」みぎーが帰ってから


おまけ
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[Toyolina] そして蒼雅家寄った帰りにドラッグストアで胃薬を買うのでした
[Toyolina] 今日ポイント2倍デーやねん
[kisito]  や、ぽいんと二倍ってあーた
[Toyolina] もう常備薬
[kisito]  うあぁぁ

[Toyolina] 立場使い分けつつ上手いこと双方をフォローし
[Toyolina] 棚ぼただなんて思ってないぜ

[Hisasi]  せめて小池社長だけでもフォローしてあげないと、、
[Hisasi]  mfcとして! 
[Hisasi]  (みぎーふぁんくらぶ)
[Toyolina] 小文字がポイント
[kisito]  MFC……マイクロソフトファウンデーションクラス? 
[MOTO-i]  功至にみぎーを慰めるだけの甲斐性があればなぁ(ぇ? 
[Toyolina] マノマノファンクラブ
[MOTO-i]  まーじゃんふぁい(ZAP

 薬剤師さん  :「そんなに胃が弱くいらっしゃるんですか?」
 渚      :「……どうなんでしょ、飲んでると痛くないからずっと飲ん
        :でる感じで」
 薬剤師さん  :「あんまり効き目強くない方がいいですね、それじゃ」

[Toyolina] そんなわけでキャベジンを買って帰る4月から女子大生
[Toyolina] もっと別なの買いたい、そんな日もある


時系列と舞台
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 2007年3月


解説
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 落としどころくらい考えよう。そうしよう。


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以上。



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