[KATARIBE 30784] [HA21L] チャットログ『協力体制』

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Date: Sat, 10 Feb 2007 19:19:19 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30784] [HA21L] チャットログ『協力体制』
To: kataribe-ml@trpg.net
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2007年02月10日:19時19分18秒
Sub:[HA21L]チャットログ『協力体制』:
From:久志


-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
チャットログ『協力体制』
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登場人物
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 安西志郎(あんざい・しろう)
     :整体処・解し屋店主。触手使い。
 片桐壮平(かたぎり・そうへい)
     :吹利県警巡査。通称・世話焼きギリちゃん。捜査零課専任。
 真越誠太郎(まこし・せいたろう)
     :西生駒高校、化学教諭。不治の病の息子を持つ。

調査
----

2007/02/08 20:00:00 
[Hisasi] #アンザインはどう動く? 
[hari] #事態に対して? 
[Toyolina] #アンザインは様子見キャラだからこっちも様子を見ないと行け
       ない、辛いぜ 
[Hisasi] #マコぱぱから一報 
[Hisasi] #その後の動きとか 
[hari] #まずは、マルガイの家に当たってみる 
[Hisasi] #行ってみると 
[Hisasi] #ドアの鍵が開いてる 

 安西     :「……」(ぷっ) 

[Hisasi] #新聞受けに山のようにたまってる 
[Hisasi] #あける? 
[hari] 蝿のような蟲を一匹はいて 
[hari] 室内に先行させる 
[Hisasi] #ぶびびび 
[Hisasi] #蝿からみた映像 
[Hisasi] #部屋の中はごっちゃに散らかってて 

 安西     :(外から建物を見上げている) 

[hari] #ふむ 
[Hisasi] #なんとなく甘ったるいような何かが腐ったような匂いが立ち込め
      ているようだ 
[Hisasi] #部屋の中はあちこちに絵が飾られ(画家さんらしい) 
[Hisasi] #イーゼルに描きかけの絵が一枚 
[Hisasi] #そして部屋の中には誰もいない 
[hari] #その絵はどんな絵? 
[Hisasi] #濁った色がやまほど塗りたくられた 
[Hisasi] #ぽつんと置かれた椅子の上に座っている青白い顔の少年 
[Hisasi] #澱んだどぶのような目 

 安西     :「……ふぅん」 

[hari] #蝿は見張りのために残しておこう 
[Hisasi] #うに 
[hari] #とりあえず、手数を集めに 
[hari] #霞山に戻る 
[Hisasi] #うむ、 


ニュース
--------

[Hisasi] #もし何かニュースとかに耳を傾けていたら 
[hari] #ふむ 
[Hisasi] #朝方のニュースで 
[Hisasi] #痴情のもつれで男が同居女性を殺害という 
[Hisasi] #だが、女を池に捨てた 
[Hisasi] #などという 
[Hisasi] #還ってきたなどという 

 安西     :「……ふむ」 

[Hisasi] #意味不明な言動をくりかえしてるので精神鑑定をするとかいう話が 
[hari] #では、そこら辺の速報系のニュースを見たら 
[hari] #帰ってきて早々、現場を見に 
[Hisasi] #おけ 
[hari] #鑑識が入った後は、暫く空く筈だしな 
[Hisasi] #そこで昨日のギリちゃんとの会話になるかな、と 
[hari] #そうですな 
[Hisasi] #おし 


不死身の男とひも使い
--------------------

 アンザインと片桐、遭遇する。

[Hisasi] そのうちアンザインと遭遇するだろう 
[hari_2nd] #あぁ、現場に 
[hari_2nd] #眼鏡の検死官の姿で入り込んでたら 
[hari_2nd] #怪しさ爆裂かな 
[Hisasi] #なんでおるんじゃw 
[Tihiro] #……ある意味違和感はないw 
[hari_2nd] #いや、この後 
[hari_2nd] #別の日に 
[Toyolina] #なんで、の理由付けは重要ですよ、PLが納得しないことにはw
[hari_2nd] まぁ、眼鏡の検死官ではあざといので 
[hari_2nd] おまわりさんだな、駅前交番とかの 
[hari_2nd] 黄泉還りの噂があるのなら、情報収集に進入 
[hari_2nd] 警察姿で『現場の確認のため』とか言って、大家にあけてもらう 
[hari_2nd] もしくは、うろついても不振がられないため、の方が良いか 
[Hisasi] で、声掛けられて 
[hari_2nd] 鍵は自前で開けれるし 
[Hisasi] #おう、久しぶりじゃのとかいって 
[hari_2nd] #お久しぶりです、片桐さん 
[Hisasi] #あれ?妙じゃの 
[Hisasi] #首をひねりつつ 
[hari_2nd] #ギリちゃんは、大家に鍵を借りた 
[hari_2nd] #こいつは、すでに開けて入っていた 
[Hisasi] #あやしーw 
[misasagi] #怪しすぎるw 

 というかアンザイン、怪しすぎ街道まっしぐらすぎw

 巡査     :「片桐さんも現場の再確認ですか?」 

[hari_2nd] でも、声も同じ、姿も同じ 

 片桐     :「……アンタ、なにもんじゃ」 
 巡査     :「え? なんです?」 

[hari_2nd] 室内を調べていた巡査が、顔を向ける 

 片桐     :「……アンタじゃ、違うじゃろ」 

[Hisasi] #本物と 

 巡査     :「あ、管轄違いですよね。す、すいません。つい出しゃば
        :ってしまって」 

[hari_2nd] 顔を青くして、平謝りに 

 片桐     :「ふぅ」 

[Hisasi] #息をついて 

 片桐     :「……いらん演技はやめようや」 

[Hisasi] #肩の力を抜いて 

 片桐     :「……水、か?」 
 巡査     :「みず……ですか?」 

[hari_2nd] 怪訝そうな表情を浮かべて 

 片桐     :「……曖昧にする、な」 

[Hisasi] #じっと顔を見て 

 巡査     :「あぁ、なるほど」 

[hari_2nd] ぽむ、と 
[hari_2nd] じわりと、顔の凹凸が消えると、安西の顔が浮かび上がる 

 安西     :「そう言うつながりと言うわけか」 

[hari_2nd] 制帽を脱ぐと解けて消える。服は、波打つようにスーツに変わっ
      てゆく 

 片桐     :「やっぱりタダもんじゃなかったっちゅーわけじゃな」

[Hisasi] #こきっと肩を鳴らして 

 片桐     :「ワシもそっちのもんじゃ」 
 安西     :「どおりで、半欠けなわけだ」 
 片桐     :(ぴく) 
 片桐     :「……お見通しっちゅーことか」 
 安西     :「揉み療治は、身体の内外を把握しなければ物にならんか
        :らな」 

[hari_2nd] こつこつ、と玄関の方へ歩いてくる 

 片桐     :「なるほど、なあ」 

[Hisasi] #これで、しばし協力体制にできるかな 
[Hisasi] #と 

 安西     :「立ち話もなんだ。どこかで一杯飲みながら話そうか」 
 片桐     :「そうじゃな、ちょいとワシも色々聞いておきたいしのう」 

[Hisasi] #アンザインのこととか 
[Hisasi] #という感じ 
[hari_2nd] #ですかの 
[Hisasi] #うむうむ 
[Hisasi] #レンレンが絡むならそれもよし 
[Hisasi] #とりあえず、マコパパは出番以上 
[hari_2nd] #あんだけ言っておけば、誠太郎さんなら馬鹿はすまいと 
[hari_2nd] #それだけですわい 
[hari_2nd] #前科持ちだからなぁ 
[Hisasi] #うむ 
[Hisasi] #学校での謎研究が結構楽しいらしいです 
[hari_2nd] #まこりんも笑ってくれてるしね 
[Hisasi] #うむ 


協定
----

[Hisasi] #じゃあ、昨日会った後で 
[Hisasi] #どこかで話そうの図 
[Hisasi] #どこか話せそうな場所にて 

 片桐     :「……(タバコをくわえて胸ポケットを漁る)」 

[hari] シュボッ 

 片桐     :「おう、すまんの」 
 安西     :「気にするな」 

[hari] 指先に火が灯ってる 

 片桐     :「……多芸なやっちゃのう」 

[Hisasi] #ふぅっと煙を吐いて 

 安西     :「改めて自己紹介でもするか」 
 片桐     :「そうじゃな、ワシから言うわい」 

[hari] #どっかのビルの屋上とかか 
[Hisasi] #だね 
[hari] #ギリちゃんちじゃない 

 安西     :(どうぞ、と促す仕草) 

[Hisasi] #胸ポケットから手帳出してみせる 
[Hisasi] #顔写真入りのアレ 

 安西     :「良く出来てるな」 
 片桐     :「まあ、一応こういうもんじゃ。信用するしないはおいと
        :いてな」 
 片桐     :「……まあ、もっとも。表向きの立場っちゅーより、こっ
        :ち側のほうがメインじゃの」 
 安西     :「ほぉ……零課か」 
 片桐     :「しっとったか(肩をすくめて)」 
 安西     :「学生の時分にちょっとな」 
 片桐     :「なら話は早いの、ワシは上の命で水を追っとる」 
 安西     :「夜王さんね。噂はかねがね」 
 片桐     :「バレバレかい」 

[hari] #お水のお姉さん方から 
[Hisasi] #うむw 

 片桐     :「ところで、アンタはなにもんかのう。唯のマッサージ屋
        :にしては、色々情報通のようじゃが」 
 安西     :「ただのマッサージ屋さ。肩書きはね」 

[hari] 肩をすくめて 

 片桐     :「兼業で、色々と、か?」 
 安西     :「成り行きで色々と、だな」 

[hari] 少し考えて 

 片桐     :「ほう、意外と、世話焼きっちゅーとこか?」 

[Hisasi] #にっと笑って 

 安西     :「高校の時分にバイトで少しかじった口でね……としてお
        :こう。流石に怪しかろう?」 
 片桐     :「そこで自ら怪しいですと宣伝せんでもよかろ」>苦笑 
 安西     :「性分だ」 
 安西     :「……さて」 

[hari] 目を瞑って 

 安西     :「こんな眼に見覚えは」 

[Hisasi] #澱んだ目 
[Hisasi] #かな? 
[hari] ガラスの様な 
[hari] #うい 

 片桐     :「……まるで、いっぺん死んだような目じゃのう」 

[Hisasi] #目を細めて 

 安西     :「死人だからな」 
 片桐     :「まったくじゃな」 
 片桐     :「おおよそ、アンタが狙ってるもんとワシがかかわってる
        :もんは同じのようじゃな」 

[Hisasi] #がりがり頭かいて 

 安西     :「そいつは大変だ」 
 片桐     :「ひとつ、交換条件っちゅーのはどうじゃ?」 
 安西     :「なにかね」 
 片桐     :「ワシはこの件の警察でしか手に入れてない情報を流して
        :もいい、アンタは追この山をうことになったきっかけが何
        :かを話してほしい」 

[Hisasi] #タバコを手に、じっと見る 

 安西     :「ふむ……」 
 片桐     :「どうじゃ?」 

[hari] 侵蝕で情報収集しているが、それでも協力対象が居た方が楽だ 
[Hisasi] うに 
[hari] 少なくとも、当面敵ではなくなる 
[Hisasi] #検死にまわされた遺体のこととかも探れるように手はずを整えて
      もいい 
[hari] こちらから声をかけて手数を集めるより、楽に人も集めれよう 

 安西     :「こちらの件での解決に人手が必要な時には、お願いでき
        :るか?」 

[Hisasi] #敵ではないというのは重要 

 片桐     :「おう、こっちから頼みたい」 
 安西     :「ならば、お願いしよう」 
 片桐     :「成立、かの」 

[Hisasi] #にっと笑って 

 安西     :(濁ったビー玉の眼で薄く笑う) 
 片桐     :「……アンタ、趣味悪いといわれたりせんか」 

[Hisasi] #ぼそ、と 

 安西     :「よく言われる」 

[hari] ぎゅる、と普通の眼に戻して 

 片桐     :「なるほど、な」 

[Hisasi] #とりあえず協力体制 


ちまちまとした情報
------------------

[Hisasi] といった感じ 
[hari] パパンから聞いた話も、現在のマルガイの家の様子も伝えよう 
[Hisasi] #うに 
[hari] まぁ、まこりんの病気は 
[hari] 業病にかかり、くらいで 
[hari] 重要じゃないしね 
[Hisasi] うん 
[Hisasi] 単に不治の病 
[hari] ウラを取りたがるかもしれないから、まこぱぱの連絡先は 
[hari] その場で了解を取ってから、教えておこう 
[Hisasi] おk 
[hari] 零課が動いていると言う段で、相応のヤマだと、まこぱぱに対する情
    報にもなるしね 
[hari] あぁ、蘇生死者Aこと中嶋勇の顔写真は 
[hari] 安西が編形して取っておけば良いかな 
[Hisasi] だね 

 中嶋和人、画家。
 妻は息子を生むと同時に死別、一人息子も不治の病で数年前他界。
 息子の死後、人を寄せ付けず、ひたすら子供の絵を描き続ける。 
 ここ数ヶ月前、ふと姿をくらましまたふらりと戻ってきた。
 そして一ヶ月ほど前から、やたらと社交的になりあちこちで姿を見せるよう
になった。まるで息子が生きてるかのように話し、新しい絵のモデルだと。

[Hisasi] そして、マコパパが目撃して 
[Hisasi] アンザインに話にいったときには 
[Hisasi] もう姿を消していた 
[Hisasi] 息子も 
[Hisasi] そして昨夜の事件 
[Hisasi] 池に沈めたはずの女が還って来た 
[hari] 死者が生者の元に帰ってくる 
[Hisasi] とりあえず、後は謎をどうつなげていくか 


水に還る
--------

[Hisasi] ちなみにマコパパの話によると 
[hari] ふむ 
[Hisasi] 中嶋は息子の葬儀の後、散骨のために遺骨を砕いて細かな粒子にして
[Hisasi] でも、できずに持ち帰ったらしい、と 
[Hisasi] でもアンザインが探ったところでは遺骨らしいものは残ってなかった
     >部屋に 
[hari] あんざい:「息子の顔で殴ってやるかな」 
[hari] <昔やった 
[Hisasi] ひぃ 
[hari] まぁ、調査系のキャラなので 
[hari] 警察の調査とあわせて情報収集かの 

 誠太郎    :「……小さい頃、水辺で遊ぶ勇くんをスケッチしたと、
        」言っていました」 
 誠太郎    :「思い出の水辺に撒いてあげたいと言っていたんですが……」
 安西     :「そんな綺麗には済まなかったんだろう」 
 誠太郎    :「……ああ」 

[Hisasi] #遺骨を包んだ紙袋を抱きしめて泣き崩れていたという 

 誠太郎    :「……私も、それきり会っていなくて」 

[Hisasi] #久しぶりに会ったら、やばくなっていた 

 安西     :「まぁ、喰ってしまったとかよりはマシだったんじゃない
        :かね。その当時は」 
 誠太郎    :「……それは(ぞく)」 
 安西     :「世の中には、ダイヤにして身につける商売もあるしな。
        :そう考えれば取り立てておかしくもないかもしれんがな」 
 誠太郎    :「……彼は……ずっと内に篭り続けて……どうにか、なっ
        :てしまったのだろうか」 
 安西     :「よかったな」 

[hari] #そうならなくて 

 誠太郎    :「一歩間違えていたら、私も、そうなってしまっていたの
        :かもしれない」 

[Hisasi] #いや間違えかけた既に 

 安西     :「懐かしい思い出だ(にたり)」 
 誠太郎    :「…………ああ(う)」 
 誠太郎    :「安西くん。私から頼みたい」 
 誠太郎    :「……彼を、なんとかしてあげたい」 

[Hisasi] #正式依頼 
[Hisasi] #まあ、報酬はあんま出せないけど 

 安西     :「善処しますよ……まぁ、手遅れは覚悟して置いてくだ
        :さい」
 誠太郎    :「……覚悟する」 

[Hisasi] #深く頷いて 

 誠太郎    :「……どうしようもなくなっていたとしても、これ以上、
        :苦しめたくないんだ」 
 安西     :「引き受けよう」 

[Hisasi] #うむ 
[hari] 依頼になったか 
[Hisasi] うい 
[hari] これは、ギリちゃんと話したあと、連絡先教えるのに 
[hari] 確認した段の話かな 
[Hisasi] うむ 
[hari] なら、後ほど当麻氏にも連絡を取ろう 
[hari] 警察が絡んでいるが、誠太郎センセから依頼が来てる。浮世の義理に
    付き合うか、と 

時系列と舞台
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 2007年1月
解説
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 片桐と安西、現場にて遭遇。協力体制へ。
 還ってくる者 http://hiki.kataribe.jp/HA/?Revenant
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以上。



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