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Date: Fri, 9 Feb 2007 12:58:12 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30777] [HA21L] チャットログ『茶楼での出会い』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200702090358.MAA20339@www.mahoroba.ne.jp>
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Web: http://kataribe.com/HA/21/
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2007年02月09日:12時58分12秒
Sub:[HA21L]チャットログ『茶楼での出会い』:
From:久志
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チャットログ『茶楼での出会い』
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登場人物
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片桐壮平(かたぎり・そうへい)
:吹利県警巡査。通称・世話焼きギリちゃん。捜査零課専任。
安西志郎(あんざい・しろう)
:整体処・解し屋店主。触手使い。
茶楼にて
--------
2007/02/07 21:00:00
安西 :(茶楼で喫茶中)
片桐 :「……(ふー)」>お茶飲みつつ疲れきってる風
片桐 :「んー(ゴキ、メキ)」>肩をばきぼきならして
安西 :(ちら、と視線をおくって)
[hari] 立ち上がり、近づく
片桐 :(疲れがさっぱりとれんわい)
[Hisasi] #働き尽くめだから
安西 :「お疲れのようですね」
片桐 :「ん?」
安西 :「いえ、不躾ながら先ほどから拝見していましてね……
:仕事柄つい気になりまして」
片桐 :「仕事柄……?兄ちゃんなんぞ医療関係かい」
[Hisasi] #でも医者にはみえねえなと思いつつ
安西 :「いえ、しがないマッサージ屋ですよ」
[hari] 懐から名刺を出して
片桐 :「ほう、このビルで店もっとるんかい」
[Hisasi] #名刺をみつつ
安西 :「いえ、別のビルの地下でしてね」
片桐 :「なるほど、プロじゃの」
[Hisasi] #肩をすくめて
[hari] #繁華街外れの雑居ビルの住所
片桐 :「……まあ、疲れとるっちゅーか、体休める間もないっ
:ちゅーとこじゃの」
安西 :「よろしければ、軽くもみましょうか?」
片桐 :「ええんか?プロが金もとらんと」
安西 :「あぁ、これは職業病みたいなものでしてね。あんまり酷
:いのを見ていると、つい手が出ると」
[hari] 苦笑を浮かべつつ
片桐 :「わからんでもないのう(苦笑)」
安西 :「お分かりになるでしょう?『仕事柄ほおっておけない』
:とかそういう気持ち」
[Hisasi] #なんかつい助けちゃう風の
片桐 :「はは、そうじゃの。じゃあ頼んでもええかのう」
安西 :「えぇ、お金を取らない程度で(微笑)」
[Hisasi] #やってもらっちゃおう
安西 :「では、軽く目を閉じて、身体の力を抜いて」
片桐 :「おう」
[hari] 背後に回った安西がゆっくりと肩をもみ始める
安西 :「あぁ、これは随分ですねぇ
[hari] もまれた箇所がじんわりと温まって、血流が良くなるのが感じられる
片桐 :「おお、効くのう(ふー)」
[hari] まるで、血管が自らポンプになっているかのように
[hari] どくりどくりと
安西 :「かなり酷使しているんじゃないですか」
[hari] 肩から首筋にうつりつつ
片桐 :「どうにも、仕事が山積みでのう」
安西 :「ちゃんと食事はとっていますか?」
片桐 :「……まあ、時々は」>娘っこ達がつくってくれるが
[Hisasi] #忙しいと食べる暇ない
安西 :「いけませんよ。あまり不摂生をしたら」
片桐 :「わかっとるんじゃがのう(ぽりぽり)」
安西 :「机にうつぶせになってもらえますか?」
片桐 :「おう」
[Hisasi] #伏せてみて
[Hisasi] #そりゃもうがっちがち
安西 :「すこし荒く行きますよ」
[hari] 薄い笑みが顔に浮かぶ
[hari] ひた、と背中に手が当てられる。
[hari] その感触が、ぬるりと肌の下に潜り込んだかのように感じると
[hari] かぁっと背中が、鈍い痛みを伴って熱くなる
[hari] #一気に血流流した
片桐 :「おー」
[Hisasi] #ちみっと痛いのがきたが
[Hisasi] #かなりきいた
安西 :「これでかなり楽になるでしょう」
[hari] 背中から手を離した感触と共に、熱も徐々に収まり始める
片桐 :「はぁ……きいたわい」
安西 :「お粗末さまでした」
片桐 :「おう、すまんの。助かったわい」
[Hisasi] #これは金払う価値ありじゃのう
安西 :「本来は、もっとしっかり調律するんですけどね」
片桐 :「いや、ここまででも大したもんじゃ。十分金払う価値が
:あるわい」
安西 :「できれば、四肢から内臓関係もあわせて、全身をやると
:良いんですよ」
片桐 :「ほう(名刺を見て)」
片桐 :「今度、きっちりやってもらいたいもんじゃの」
安西 :「是非お願いします」
[Hisasi] #次店に行くフラグが立った
[hari] #調律してあげよう
[hari] お父さんには、元気で働いてもらわないと
[hari] タカっちに見られたら
[hari] 泣かれそうだが
[Toyolina] うねー
[hari] お父さんはゲンキにしてあげるから安心なさいな
素で怪しい男
------------
そしておそらくお店にいってマッサージしてもらったんでしょう。
そんでもってお話と化してるという構図。
安西 :「不摂生で血液の流れが悪くなっていますからね」
[hari] どん、と水のペットボトルを置いて
安西 :「水を飲むのを習慣付けてください」
[miburo] 怪しいにもほどがあるw
片桐 :「……水、かい」
安西 :「えぇ、水です」
[Hisasi] #いやな記憶だらけです、水
[Toyolina] 水はちょっとなー
[hari] #普通の水なんだけどね
[Toyolina] サントリーじゃないと!
片桐 :「まあ、なんかのう。ここ最近、どうにも水という水が怪
:しくみえてなあ」
[Hisasi] #ぼりぼり頭かいて
安西 :「何か水にトラウマでも?」
[Hisasi] #お家でもペットボトルのウーロン茶
片桐 :「まあ、そんなとこじゃの」
安西 :「水分摂取は重要ですよ」
[hari] グラスを二つ持ってくる
安西 :「飲みすぎは良くないですが、知らずに脱水症状になって
:いる場合もありますからね」
[hari] キュク、とペットボトルを開く
片桐 :「……おう気をつけるわい」
[hari] とく、とく、とく、と二つのグラスに水が注がれる
安西 :「マッサージの後は汗もかきます。血流も良くなっていま
:すから」
[hari] どうぞ、と自分のグラスを持ち上げて
[hari] ゆっくりと煽る
片桐 :「ああ、もらうわい」
[Hisasi] #注意深く手にとって
[Hisasi] #なんか無用に警戒してしまう
[Hisasi] #そんな零課捜査員
[NATI] #あやしいからねw
安西 :「ただの水ですよ」
[hari] 薄く微笑を浮かべて
[Hisasi] #だってアンザインだよ!?
[Toyolina] #やっぱそれが理由かよw
[Hisasi] #怪しすぎw
安西 :「土地の水で善い水があれば、それを使いたいんですがね」
片桐 :「そうじゃのう」
[Hisasi] #一口、口に含んでみる
[Hisasi] #どきどき
安西 :「なにか、ごぞんじな事ありません?」
[hari] #普通の水だよ
[misasagi] #うわぁ、怪しい
片桐 :「……あまりええ話はきかんのう」
[Hisasi] #注意深く味を確かめつつ
[Hisasi] #アンザイン、巣で怪しすぎw
安西 :「そうですか。これも“吹利の水”なんですが」
[Toyolina] #うさんくせええ
片桐 :「どうにもなあ、ここ最近、水でいいことがなくてのう」
安西 :「水道局が美味しい水って売り出したの、知りません?」
安西 :「話の種になるんで使っているんですけどね。これが隠れ
:た名水とかになると、結構ハクがつくんですよ(微笑)」
[hari] ペットボトルから、自分のとギリちゃんのに、注ぎながら
[Hisasi] #あやすぃーw
安西 :「最近は、駅前でなにやら配ってるようですけど、流石に
:その手の配布品を使うのはなんですからねぇ」
片桐 :(びく)
[Hisasi] #一瞬はっとする
安西 :「なんでも、飲むとキレイになるとか言いますけどね。飲
:むだけでキレイになるなら苦労はないですよ」
片桐 :「……まったくじゃな、そんなウマイ話には絶対裏がある
:もんじゃ」
[Hisasi] #なんかもう水に手つけられないよw
[misasagi] #あ、怪しすぎるw
[Toyolina] #安西、悪役にしか見えないが実は超正義の味方説
[NATI] #悪役というか不審者に見えます。
安西 :「ところで、この水結構いけると思いません?私は気に
:入っているんですが」
[hari] 微笑しつつ立ち上がって
[NATI] #肩書きも、言葉も、表情も何もかもが怪しすぎるw
[hari] 棚から、茶葉を出してくる
片桐 :(なんじゃ、なんぞ怪しすぎるわい)
[Hisasi] #すさまじく怪しいよ!?
安西 :(電気ケトルに水道水をいれ、セット。おおぶりの急須と
:茶碗を二つ))
安西 :「折角ですし、少し付き合ってください。水とは言わず、
:ちゃんとお茶を出しますから(微笑)」
片桐 :「……おう」
[Hisasi] #もう少し見極めがいるか?
[Hisasi] #それにしても何をたくらんどるんじゃ
[Hisasi] #怪しすぎるわい
[NATI] ##アンザインです。初対面でマッサージして水をすすめたら、
怪しまれたとです……。
[NATI] #アンザインです。茶葉も出したらなおさら怪しまれたとです。
[hari] #いや、水を進めたのは、お店に来てからね
[Hisasi] #だってアンザインだから
安西 :「陳年プーアル茶なんですが、大丈夫ですか?」
片桐 :「おう、ワシもあまり詳しくないんでのう」
[Hisasi] #ばれないように注意深く
[Hisasi] #味を確かめてみつつ
安西 :「独特の臭みを嫌う人もいますが、安心しました」
[hari] ずずず、と啜りながら
安西 :「これも、体内の水分の循環を良くして、老廃物の排出を
:手助けしてくれるんですよ」
[hari] ビールの数倍の利尿作用がありましてね、と
片桐 :「ほう」
[Hisasi] #なんぞ混ざってないかと味を確認しつつ
安西 :「やはり、口慣れない物は、不安ですか?」
片桐 :「まあ、そうじゃのう。物事を疑いやすい職なもんでのう」
[Hisasi] #ははは、と
安西 :「ほぉ。刑事さんとかですか」
片桐 :「はは、そんなもんじゃの」
[Hisasi] #否定も肯定もしないでおく
安西 :「まぁ、刑事さんを毒殺するほど阿漕な仕事はしてないで
:すから、ご安心を」
[hari] お茶をうまそうに飲みつつ
片桐 :「まあ、いただくわい」
[Hisasi] #腹をすえた
[Hisasi] #ぐび
片桐 :「ふぅ」
安西 :「もう一杯いかがです?」
片桐 :「おう、いただこうか」
[hari] #このあたりで
[hari] #ギリちゃん側からのアプローチがなければ
[hari] #丁寧な言葉遣いの怪しいマッサージ屋と言うことで
[Hisasi] #うむ
今度はいつ出会うのか
--------------------
[Hisasi] #こんど怪しい場面で遭遇して
[Hisasi] #あんたなにもんじゃい、と
[hari] #どんな怪しい場面で遭遇するのだろう
[Hisasi] #うねってるとき?
[hari] #なんかの事件現場後とか?
[Hisasi] #ギリちゃんが水を追って
[hari] #道端ではうねりませんよう(w
[Hisasi] #事件現場にたちよったら
[Hisasi] #いつぞやの青年がいる
[Hisasi] #アンタなにやっとったんじゃ
[hari] 奇遇ですねぇ、と
[hari] 笑みを浮かべる
[misasagi] #すばらしく怪しい
[Hisasi] #あやしぐぎるぅw
[hari] 水の影響で狂った対象を追跡していたら、その先にいつぞやの青年が
いて
[hari] 周囲に解された残滓が散らばってる
[hari] よりは、ましかな(ぉ
[hari] なんかの事件現場で会うのが自然かな
[Hisasi] うむ
この後、『還ってくる者』で二人は遭遇することになります。
時系列と舞台
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2007年1月 茶楼にて。
解説
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疲れきった片桐を見て、マッサージをすすめる安西。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
以上。
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