[KATARIBE 30710] [HA21L] 『 Aquadingen 』

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Date: Wed, 31 Jan 2007 10:02:15 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30710] [HA21L] 『 Aquadingen 』
To: kataribe-ml@trpg.net
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2007年01月31日:10時02分15秒
Sub:[HA21L] 『Aquadingen』:
From:Toyolina


[HA21L] 『Aquadingen』
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登場人物
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 佐柄夢希   紅雀院大学図書館に勤める司書さん。ストーカーにお悩み。
 淡蒲萄    今回かなり場違いな女子高生吸血鬼。
 大沢那琴   水と正面から対抗する知恵と勇気の高校生。
 黒フード   フードの中身が暗くて見えないパルパティーン。
 薬袋光郎   名前だけ登場。静音バー「はいむ」を営む。
        淡蒲萄とは40年来の付き合い。

前フリ
------


 久志さんがいっぱいログ切ってたので、佐柄さんに会いに行こうと思った


[Toyolina] せっかくだから図書館に行ってみよう
[Toyolina] でもキャラシみてもゆめきちがどこの図書館勤務なのかかいてい
      なかつた
[Hisasi]  どこでもいいよん
[Toyolina] なんか動員されてるくらいですから吹利で一番大きい図書館へ
[TK-Leana] 紅雀院大学図書館
[Toyolina] そいつぁスゲエぜ
[Hisasi]  とりあえず動員されてるわけではなく
[Hisasi]  一方的に『楽園』にアンタは星見だひゃっほーと
[Hisasi]  言い寄られてるらしいです、エロいね清春
[Hisasi]  猫屋さんだから
[Toyolina] エロいエロい。エロ歓迎コード。それがHA21
[TK-Leana] でも18禁はカンベンな
[Toyolina] カタリン21はいい仕事をします


紅雀院大学図書館
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 淡蒲萄    :(さんざんキャンパス内を迷ってたどり着く。正門をくぐっ
        :てから一時間ほど経過しているのはヒミツ)

[Hisasi]  ふつーに司書さんとしています
[TK-Leana] ああ、世界一危険な図書館に勤務が決まってしまった
[Hisasi]  でも普通に採用ってことなので
[Hisasi]  いきなりお前戦場へいけとかいう方向ではないですよ
[Toyolina] HA14って今から何年前でしたっけ、アバウト10年?
[TK-Leana] 97年のイベントだったかと
[Toyolina] 10年前ですね

 夢希     :(貸し出し情報のチェックとかしてる)

 淡蒲萄    :(きょろきょろ。広い。大学生ばっかり。設備立派。お上り
        :さん状態)

 夢希     :(ふと、気づく)

[TK-Leana] 多分素でRODやってる司書とかもいる図書館
[Hisasi]  外からの人かしら、と
[Toyolina] 名前未定女学院の制服着てますからどうみても外からの人ですね

 淡蒲萄    :(受付に気づいた)「すいませーん」

[Hisasi]  白ブラウスに黒のロングスカート、黄色のカーディガンに長い髪を
      一つに束ねたおねえさん

 夢希     :「はい」
 淡蒲萄    :「えーっと……本読むのって、なんか許可とか要りますか?」

[Toyolina] なんせ学校行ってないんでその辺の基本ルールを把握していない

 夢希     :「こちらで本を読む場合には許可は必要ありませんが、貸し
        :出しの際には身分証明書を提示していただいて図書カードを
        :作っていただいています」
 夢希     :「書架案内は小冊子がありますから、こちらを参考にして
        :いただくと」

[TK-Leana] 大学図書館じゃからのう

 淡蒲萄    :「あ、そーなんですか。あ、すいません、わざわざ(受け取る)」
 夢希     :「いいえ、こちらは始めてのご利用ですか?」

[Hisasi]  スゲー慣れてなさそうなのはわかった

 淡蒲萄    :(書架案内を眺めて)
        :「……やっぱわかっちゃいます? 図書館? っていうの、
        :あんまり来たことなくって」

[Toyolina] 何度かは来たことがある。筈。でも以前は光郎が全部やってくれた
      のでよくわかってない
[Toyolina] ってことにしとく。

 夢希     :「大丈夫ですよ、なにかわからないことがありましたら、
        :お教えします」
 淡蒲萄    :「……お姉さん親切ー。えっと、本っていうか、資料探し
        :てるんですけど……十年前くらいの」
 夢希     :「十年ほど前の……どんな資料をお探しですか?」
 淡蒲萄    :「っとですね、この街の災害とか……そういうキロクとか、
        :あったら見たいと思って」
 夢希     :「災害……ですね」

[Hisasi]  とりあえず、調べられるだけ調べてみた情報を渡してみる
[Hisasi]  でも、霞ヶ池の情報はみれるだろうか
[Toyolina] 間違いなく見れないと思う、直接的なのは。
[Toyolina] 何人死んだとか新聞の一面レベルならあるだろうけど
[Hisasi]  うむ
[Hisasi]  間接的に不審死が多いとかいうのはわかると思う
[Hisasi]  組織上層がかわったりとか
[Hisasi]  そういう情報が見えるかもしれない。

 淡蒲萄    :「この年ってなんかあったんですか? 前の年とかに比べ
        :たらなんかヘン」

[Toyolina] 受付に一番近い席で資料とにらめっこしながら

 夢希     :「この年……ええ、確かにおかしいですね」

[Hisasi]  きっと霞ヶ池関係は隔離書架とかにありそう
[Toyolina] 入れるわけがないし、そんな書架があるなんて想像もつかない。

 夢希     :(もしかして……)

[Hisasi]  あの奥にある入り口に鎖のかかった書架のことかしら
[Hisasi]  とか、ふっと思ってみる

 淡蒲萄    :(よくわかんないな、ナコトくんに聞いてみよう)
        :「あ、ちょっと外すんで、すいません、このままでいいですか」
 夢希     :「はい、では、一旦こちらに置いておきますね」
 淡蒲萄    :「すいません、オネガイします」

[Toyolina] んで、外に出てナコトくんに聞く。そも、図書館で何をどうしたら
      調べられるのかどうか
[Toyolina] 最近、ダメな子になりつつあるが気のせい

 淡蒲萄@メール:「紅雀院図書館が一番スゴイって聞いたけど、普通の資料
        :しかないよ!?」

[TK-Leana] ふむ
[Hisasi]  ナコっちは色々しってそうだけど
[Hisasi]  普通は重要な書は見れないだろーなあとは

 ナコト@メール:「そりゃ、一般人に開放してないだけだよ。悪用も出来る
        :資料だろうし。人伝に話を聞くか、紹介してもらうのが
        :一番いいかも」
 淡蒲萄@メール:「開放してない……ってことは、どっかにあるんだ。あと、
        :話聞くのも紹介してもらうのも、知ってそうな人って誰か
        :いる?」
 ナコト@メール:「《連絡網》に出入りしてる人は、10年前からいるっていう
        :人もそこそこいたと思う。紹介は、やっぱり大学の教授さん
        :とかかなあ」
 淡蒲萄@メール:「なるほど、やっぱ色々知ってるよね、ナコトくん頼れるー
        :(ハートの絵文字)ちょっとそんな路線で任務続行します!!」
 ナコト@メール:「あんまり無茶なことはしないようにね」
 淡蒲萄@メール:「はーい。きをつけまっす\(^o^)/ 」

[Toyolina] そして図書館に戻った淡蒲萄のとった行動は

 淡蒲萄    :「すいません、なんか会員制の部屋とかあったりしませんか」
 夢希     :「会員制?」

[Hisasi]  そんなのあったかの
[Hisasi]  確かに禁書の棚はあるけど
[Hisasi]  下っ端には縁のない話

 淡蒲萄    :「えっと、ほら、普通の人は入れないとか、顔パスとか、
        :VIPルームとかそんなかんじの」

[Toyolina] エロ村の村民なので発想がそっちから
[TK-Leana] 学生以外閲覧禁止とかはありそう

 夢希     :「ああ、確かに持ち出し禁止の貴重な書物などはあります
        :けど」
        :「……どこかの紹介か、許可をいただかないとお見せでき
        :ないんです」
 淡蒲萄    :「あるんだ。せっかく来たから、記念に? 見てみたいナー
        :って……」
 夢希     :「……申し訳ありません、それはちょっとお見せできません」
 淡蒲萄    :「あー、今言ってた、紹介とか許可ってやつですかー……
        :そっか、誰かしてくれそうな人とか……ご存じ……(じー。
        :上目使い気味。女の子に試したことはないけど、これで墜ち
        :ないオヤジは皆無)」
 夢希     :「そうですね、学長か教授の許可をいただけるか、もしくは
        :貴方の学校の学長さんを介してということであれば頼める
        :かもしれません」

[Hisasi]  だが夢希は女の子萌えじゃなかった、残念
[Toyolina] 残念

 淡蒲萄    :「えー、それくらい上の話なんですか……わかりました、
        :それはそういう感じで……外から見て帰るのもダメですか?」
 夢希     :「すみません、なにぶん貴重な文献もございますので」
 淡蒲萄    :「(むー)はい、わかりました、無理言ってすいません……
        :(ごそごそ。資料をワカル範囲で片付ける)」


Aquadingen
----------


[TK-Leana] 本が人を選ぶのだ
[TK-Leana] 運がよければ普通に見つかることもあるそうです
[Toyolina] ほほう
[Toyolina] んじゃ今回は本に選ばれなかった。こんな学のない子には読めねえ
      だろうと

 淡蒲萄    :(うーん、正攻法で調べるのってタイヘンだなあ……どうし
        :たらいいかなー、うーんうーん)
 淡蒲萄    :(ぶつぶつ言いながらあっちこっちに片付ける)

[Toyolina] カノジョもきっと豆数えるタイプ

 黒フード   :(軋む様な声)「本をお探しか」
 淡蒲萄    :(ぎく。え、何時の間に)「え、え、あ、はい」
 黒フード   :「しかも、ただ蓄えるためではなく、生きたものとして扱う
        :知識を探していると見える」
 淡蒲萄    :「生きたもの……あー……うん、そーです。今、必要……
        :知っておきたい……そんなカンジ」
 黒フード   :「英知とは求むる者にこそ与えらるる物。全ての本はパピ
        :ルスさまのお導きの侭に」
 黒フード   :「持って行きなさい」
 淡蒲萄    :「へ……あ、持って行っても……?」

[TK-Leana] フードのものが一冊の本を差し出す

 淡蒲萄    :(何度か黒フードと本を見比べてから受け取る)

[Toyolina] フードの中とかどうなってんでしょう。パルパティーンなカンジ? 
[TK-Leana] 影に隠れてよく見えない

 淡蒲萄    :(本を受け取って表紙を見る)

[TK-Leana] 濡れてもいないのにぬめりをおびた肌触りの表紙に、金字で
      『Aquadingen』の表題
[Toyolina] ほほ、手触りはアレだけどなんともこれは

 淡蒲萄    :(うえ、ぬるぬるしてる……)「これ、ホントに?」
 黒フード   :「我は単なる仲介者に過ぎぬ」
 淡蒲萄    :「……そうですか……じゃあ、これお借りしていきます」

[Toyolina] 汗ばんでるのはちょっとアレだけどなw

 黒フード   :「渡るべき者の手に渡っただけだ」
 淡蒲萄    :「返すときとかどうしたら」
 黒フード   :「返るべき者の手に返るであろう」

[TK-Leana] そう言うと黒フードはランプを手に取り、曲がった腰で書架の闇
      へと消えていく

 淡蒲萄    :「……(ぶるぶる)。不思議……でも、これは……(本を改めて
        :見る。ねっとり)」
 淡蒲萄    :(トートバッグからタワレコのビニール袋を取り出して本を
        :しまう)

[Toyolina] そして持って帰って、ナコトくんに報告しますとも。

 ナコト    :「こ、これは……」
 淡蒲萄    :「なんか悪い魔法使いみたいな人が貸してくれた。見るか
        :らにヘンだけど、なんかありそー」
 ナコト    :「た、確かになんかありそうだけど……何語で書いてある
        :のコレ?」
 淡蒲萄    :「……ちょっとまって読んでみる」

[Toyolina] 英語ではないのか
[TK-Leana] オカルト知識で判定
[TK-Leana] 言語学か考古学でもいいけど

[Toyolina] .char_db 淡蒲萄
[Role]   char_db: http://kataribe.com/HA/21/C/0005/
      淡蒲萄(うすえび)
[Role]   さんがみつかりましたわ♪>Toyolinaさん

[Toyolina] あれへんがなw

[TK-Leana] .char_db なこと
[Role]   char_db: http://kataribe.com/HA/21/C/0029/
      大沢那琴(おおさわ・なこと)
[Role]   さんがみつかりましたわ♪>TK-Leanaさん

[TK-Leana] ないなあ
[sf]    そして発覚する新事実。いまんとこ読めそうなPCいないんじゃ
      ねえ? 
[Toyolina] いないっぽw
[Tihiro]  うひー。
[TK-Leana] にゃんと
[Toyolina] これはやばい。急遽13くらいで取得するか、イベント処理でなぜか
      読めるを提案します
[sf]    英語以外できるの、もしかして、太一だけか? 
[Toyolina] ドイツ語なら読み書きできますよ! 

[Hisasi]  読めそうな人を探すクエスト
[TK-Leana] うちのキャラの魔術師連中はそれなりに読めたりするが
[Tihiro]  実はクロウハットは読めるが、お呼びでない(嗚呼
[Toyolina] ここは太一さんに出張ってもらうしかなさそうだw
[sf]    ここらで人を当たるのは展開として良さ気ね
[Toyolina] 昨日のつながりもあることだし
[Tihiro]  これが人のつながり〜

[TK-Leana] ウィドウ、エストニア語:10
[TK-Leana] 恐らく21どころか語り部全部を見てもエストニア語の技能がある
      のはこの人だけに違いない
[sf]    うひー
[sf]    確かにリスティヒ・リヒトホーエンはラテン語ができるの。さすが。
[TK-Leana] 報告書とかラテン語で書かないと駄目なんですよ、多分
[TK-Leana] ちなみに、この本ネタ晴らししておくとルルイエ語。ある程度
      オカルトに通じた人ならナアカル語ではないかと思うか知れない
[Toyolina] ソンナンデスヨネ
[TK-Leana] 14にはいたのになあ、ルルイエ語できそうな魚人
[TK-Leana] ムーから霞ヶ池C文明に持ち出されて近年までどっかの古墳に埋まっ
      ていた霞ヶ池の力について書かれた書籍とかそんなのらしひ
[TK-Leana] ムーからだとBか
[Toyolina] 困った状況になりましたがナコうすらしいといえばらしい、そん
      なひとまずのオチ。

 ナコト    :「……読めないね」

[TK-Leana] 埋めておけばきっと何かの伏線
[TK-Leana] になる
[TK-Leana] 埋めっぱなしで雪が解けて芽が吹くかもしれない

 淡蒲萄    :「必要な間は……手元にあるって言ってたから、読める人
        :とかも探してみよ」

[Toyolina] 意訳

 ナコト    :「そうだね」

[Toyolina] イベントアイテム:『Aquadingen』 を手に入れた
[TK-Leana] 何のイベントに使われるかは定かでない


時系列と舞台
------------
2007年1月末頃。


解説
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無学な吸血鬼と普通の高校生には日本語と英語以外の読解は困難。
ともあれ、『Aquadingen』を手に入れました。
すてる→『Aquadingen』→それをすてるなんてとんでもない!!


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Toyolina 



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