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Date: Wed, 24 Jan 2007 11:04:43 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30676] [HA21L] お人好しうっちゃんの受難
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200701240204.LAA43637@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 30676
Web: http://kataribe.com/HA/21/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30600/30676.html
2007年01月24日:11時04分43秒
Sub:[HA21L] お人好しうっちゃんの受難 :
From:Toyolina
[HA21L] お人好しうっちゃんの受難
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登場人物
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淡蒲萄 お人好しな吸血鬼女子高生
西海道アハト 聖ローリエ騎士団の元上級騎士
檻宮 戒 里見一族第三分家・檻宮の長女
壁には穴、着替えれば牛乳
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[Saw] その格好のまま帰ってくるんですね。
[Toyolina] ええ。1001号室にね＾＾
戒 ：「マリー・アントワネットが帰ってきた」
アハト ：(奇異な物をみるめでしばらく眺める)
[TK-Leana] 精々ジュリエットくらいの考えてたのに
[TK-Leana] ディズニーの白雪姫とか
[TK-Leana] 流石にあんまり立体にごてごてしたのだと、畳んで置いとけ
ませんよ
淡蒲萄 ：「戒はいいけど、アハさんの視線ヒドイ。アハさんの服の
：方が安全ピンとか散々なのに」
[Toyolina] 中世ドレスに紺ハイソ(破れかけ)にローファーというよくわかん
ない格好
アハト ：「晩飯食う？ ……納豆だけど」
[Toyolina] それは思いやりなのか？ ｗ
[Saw] 自然に流したかったけどお姫様にこんな物勧めていいのだろうかと
いう葛藤
淡蒲萄 ：「……気分じゃないな、今日は出前でもとろう、寿司食べたい、
：特上」
[Toyolina] やけ食い気分
[Toyolina] とか言いながらクローゼットを開けて着替え出す
アハト ：「了解」(つっこんでいいのか……？)
アハト ：(とりあえず部屋を出て家電で出前)
戒 ：「いいな。それ……」
淡蒲萄 ：「ほしかったらあげる、たぶんその方がドレスも嬉しいと思う」
戒 ：「いいの？」(ぱーっ)
淡蒲萄 ：「うん、是非着て！」
[Saw] というわけで着た。
[Toyolina] パンク系お姫様誕生
戒 ：「──」
：(淡蒲萄に合わせてパットを外していたら胸が大変に余った)
[Toyolina] オーノー
淡蒲萄 ：「パットつけとく……？」
[Toyolina] とりあえずブレザーに着替えた
アハト ：(戻ってくる)「……胸、どっかに置いてきたか？」
[Toyolina] ヒドイｗ
戒 ：(ロケットパンチ)
アハト ：「！」(咄嗟に屈む)
[Saw] 壁に突き刺さる黄金の右
戒 ：orz
淡蒲萄 ：「……(落ち着け。今はお腹がすいてる。こういうときは
：怒っちゃいけない)」
[TK-Leana] 淡蒲萄さんキレる寸前ジャー
[Toyolina] 物欲と食欲を同時に満たしてどうにか落ち着こうとしてるところｗ
[TK-Leana] 続き気になるけどいい加減ヤバイので寝ます
戒 ：(おもむろに台所に向かって牛乳を飲み始める)
[tk-sLEEP] いや、もうちょっと派手じゃない質素なドレスのつもりだったん
ですけどね。描写間違えたか
アハト ：(壁見ながら)「悪い。ちゃんと言い聞かせるから」
淡蒲萄 ：「うん、あれ避けるなとは言わない、さすがに(壁を見る)」
アハト ：(壁紙張り替えればとりあえずは誤魔化せるか……？
：出費いてえ)
アハト ：「いつも迷惑かけるね」
淡蒲萄 ：「そういうコミュニケーションなんでしょ？ これはこれで、
：タイクツしないし、面白いからいいんだけど」
アハト ：「肩繋がったらさっさと出てくから。とりあえず今日の所は
：寿司で勘弁」
淡蒲萄 ：「あれ、奢ってくれんの？ ラッキー。 でも、そんな怒って
：ないから、安心して」
アハト ：「あんたって見た目によらずお人好しだよな」
淡蒲萄 ：「それ、褒められてんの？」
アハト ：「感心はしてる」
淡蒲萄 ：「最近、よく言われる。世話焼きとか。今までそんなこと
：なかったんだけど……あ、なかったってのは世話やいたり
：する状況がってことで」
アハト ：「戒なんかは世話焼ける事この上ねーしな」(苦笑)
淡蒲萄 ：「アハさんだって相当だよ。あばらいってんのに肩に穴
：あけて帰ってきたりして」
アハト ：「もっともだ」(左手上げて降参)
戒 ：「牛乳ってまずい……」
：(コップに牛乳をついでキッチンからリビングに戻ってくる)
[Saw] ドレスの裾を踏んづける
淡蒲萄 ：「男の子ってこれだからホント……」
[Toyolina] ギャー
SE ：「ガチャーン！ びしゃっ」
戒 ：(＞△＜)
SE ：ぽたぽたぽたぽた
アハト ：「……」
アハト ：「注意しろって……ったく」(真っ直ぐ戒を助け起こしに行く)
[Toyolina] もう牛乳は三角パックのしか買わない、そう誓った
戒 ：「鼻打った」
アハト ：「タオルタオル。あれ、淡蒲萄？」
淡蒲萄 ：「……タオルはそこにあったはずだよ(棒読み)」
[Saw] カブッテマスネ
[Toyolina] 顔面直撃くらいの勢いです
アハト ：(ゾクゥッ)「あ。タオル使う……よな？」
淡蒲萄 ：(おちつけ、戒にドレス着せたのあたし、戒は転んだだけ。
：ぶつぶつ)
：「その前にお風呂入るからその間に新しいの持ってきて
：もらえればそれで(一息)」
淡蒲萄 ：「お寿司先に食べてもらっていいから」
SE ：バタン。ガチャッ。バキッ。
アハト ：(見送ってから)「……ごゆっくり」
[Toyolina] 浴室のドアが閉まり、鍵がかかり、ノブがねじ切られた
[Tihiro] ねじきられたーっ!?
[Toyolina] 範馬刃牙の世界じゃ、よくあること＾＾
[Tihiro] よくあるのかっ(大汗
戒 ：「鼻打った」
そしてお風呂でばったり
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アハト ：(戒の顔と服をゴシゴシと拭い部屋の隅に追いやって掃除
：始める)
アハト ：(こぇぇ……)
[Toyolina] 実際にはねじ切られる前にねじ止めごと千切れるはず
[Toyolina] 今日は日が悪かったｗ
[Toyolina] お気に入りの制服が二着もダメになってしまったし
アハト ：(バスタオル持って脱衣所に入る)
[Toyolina] ちょうど出てきたらいいですか、これはｗ
[Saw] (((;゜Д゜)))
アハト ：「……ッ」
淡蒲萄 ：「……(ちょうど扉を開けて出てきたところ)」
アハト ：(思わず下から眺める)
[Toyolina] えろいｗ
アハト ：「わ、ワリィ」(固まってる)
淡蒲萄 ：「……タオル……(右手を差し出す)」
アハト ：(差し出す)
淡蒲萄 ：(受け取ってそのまま逆再生のように浴室へ)
アハト ：「……っはー」
アハト ：(呼吸止まったぜ)
[Saw] 心臓バクバクいわせながらでていく
[Toyolina] 刺激が強すぎるｗ
[Saw] 流石にコレは意識せざるを得ませんｗ
[Toyolina] 下から眺めるって何やってんだとｗ
[Saw] ちょっと表現がまずかった。つま先から順に眺めるといいたかった
んですｗ
[Toyolina] なるほどｗ
[Tihiro] 表現の差が、イメージの差にｗ
[Saw] というわけで和気藹々と寿司を食べました＾＾
[Toyolina] おいしかったです＾＾
[Tihiro] 自分だったら雰囲気だけで死ねそうDEATH＾＾
アハト ：「戒、玉子とかんぴょうばっか食ってんじゃねえよ……」
：(心なしか元気がない。というか淡蒲萄と目を合わせない)
[Toyolina] チョイスしぶいｗ
[Tihiro] かんぴょーｗ
淡蒲萄 ：「この赤いのとか白いのとか赤いつぶつぶとか食べないと
：勿体ないよ」
[Tihiro] あかいつぶつぶ……とびこ。(貧しいぞ
戒 ：「このお寿司玉子とかんぴょうが少ない。ケチって安いの
：頼んだ？」
アハト ：「逆だ。淡蒲萄サンの言うように魚食えよ」
戒 ：(仕方なくいくらを食べ始める)
淡蒲萄 ：「オイシイのに、変わってるねー(玉子を一個食べる)」
戒 ：「あ……」(希少な玉子が)
淡蒲萄 ：(気づいてない)「あ、ほらコレ、中トロあげる」＞戒
戒 ：「とろ？」
淡蒲萄 ：「うん、なんだっけ、まぐろの……どこか。すごく高い」
戒 ：「高いんだ」(まじまじと見る)
アハト ：「食べてみ」
淡蒲萄 ：「んまいよ」
戒 ：(ぱくり)
戒 ：「……おいしい」
アハト ：「食わず嫌いが多すぎ何だよお前は──」
：(ふとしたタイミングで淡蒲萄と目が合う)
淡蒲萄 ：「でしょー。よかった、勧めて(目が合う)」
[Toyolina] 今度はどんな罠が(わくわく)
アハト ：(思い出した)
アハト ：「お湯加減はどうだった」(話題外れまくり)
[Saw] 動揺
淡蒲萄 ：(思い出した)「え、お湯？ あ、うん、よかったよ、って
：自分で調整出来るし」
アハト ：「それはよかった。やっぱ冬は風呂に限るよな。いや、
：変な意味ではなく」
戒 ：「??」
淡蒲萄 ：(なんか焦ってる)「うん、冬はお風呂だね、暖まるし。
：長風呂とか最高。戒はお風呂どれくらい入ってる？」
戒 ：「今までは三日に一度くらいだったけどここに来てからは
：毎日入ってるよ？」
戒 ：「今度一緒に入る？」＞淡蒲萄
淡蒲萄 ：「うん、いいよ、一緒に入ろう。せっかくなんだし」
アハト ：「バカ！ テメエ、一緒に入っていいわけないだろ！」
戒 ：「？ アハトじゃないよ」
アハト ：「！ ……あ、ウニ貰うぜ」
淡蒲萄 ：(アチャー)「うん、どうぞ、あたしこっちの鯛もらうから。
：もしかして、一緒に入りたかった？」＞アハさん
アハト ：「振らないでくれ。頼む」(ぼそ)
淡蒲萄 ：(これくらいで勘弁したげるか)
：「二人ではいると、狭いんじゃないかって、お湯の心配してた
：だけみたい」
戒 ：「アハトってスケベ」
アハト ：(ガン無視)
[Saw] 極力下を向いたまま食事は続くのだった。
[Toyolina] うっかりさんだなあｗ
[Toyolina] 無事に寿司が食えてほっとしました。
[Saw] あとで謝罪しますｗ
時系列と舞台
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淡蒲萄のヤサ、HazyHotel1001号室。
解説
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きっと淡蒲萄さん、大殺界。
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Toyolina
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