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Date: Mon, 22 Jan 2007 17:34:31 +0900
From: Subject: [KATARIBE 30665] [HA21L] 世話焼きうっちゃんの憂鬱
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20070122173408.1A22.FURUTANI@mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 30665
Web: http://kataribe.com/HA/21/
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2007年01月22日:16時52分09秒
Sub:[HA21L] 世話焼きうっちゃんの憂鬱:
From:Toyolina
[HA21L] 世話焼きうっちゃんの憂鬱
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登場人物
--------
淡蒲萄 面倒見のいいドS吸血鬼女子高生
片桐壮平 面倒見のいい不死身の刑事
西海道アハト 聖ローリエ騎士団の元上級騎士
檻宮 戒 里見一族第三分家・檻宮の長女
リスティヒ 長槍騎士団の騎士、Puppy Dog Tailsの店員
Puppy Dog Tailsにて
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戒 :「アハトって膝弱いよね」
アハト :「……触んじゃねーよ」
戒 :「ジーンズ穴空いてるよ」
アハト :「そこから指入れるな! ヤメッ! ぐっ」
:(暴れたら傷に響いた)
戒 :「……どうしたの?」
アハト :「苦しんでるんだよ、てめーのお陰様で」
戒 :「苦しんでるアハトの顔が好き」
アハト :「……最悪の趣味だ」
戒 :(アハトの膝を枕にして頬をこすりつける戒)
----
[Saway] みたいな事を重い荷物(三人分の食料や包帯等)持って帰るとやってる
[hari] キレて良いときってのは、あると思うよ
[Toyolina] もうちょっと配慮を!
[Hisasi] ちょwなんか押しかけ迷惑人w
淡蒲萄 :(かすれる声でオーダーする)
:「すてきなものいっぱいのアレとミルクティください」
リスティ :「はいよ。どうしたの、なんか疲れてるみたいだけど?」
淡蒲萄 :(か細い声で)「なんかトモダチがプチ家出してて、うちに
:いるんだけど、カレシつきで」
:(云々。上にあるような内容を語る)
リスティ :「あ〜」
リスティ :「追い出せよ、そういうのは」
[Saway] リスティの方は治癒術で概ね治ってるのかな
[TK-Leana] リスティくんの方は、住んでるところが教会なだけあって、治療っ
ぽい魔術使ったりするやつが多く、今は包帯巻いてるだけ
淡蒲萄 :「健康だったら、そうすんだけど、カレシの方が病弱で」
[TK-Leana] 寮生活だったか。まあ、どっちにしろ協会通いだし
[Saway] メジャーキュアウーンズくらい使えそうですね。
[Toyolina] 病弱なくせにケンカ好きだからよくボコられて怪我して帰って
くるとか、そんなカンジで嘘混ぜつつ説明
リスティ :「ろくでもねえなあ。ていうか、ヒモ?」
淡蒲萄 :「ヒモじゃないとは思う……だってカノジョの方、
:トモダチだけど、あたしより年下だし」
[Toyolina] たいていの人は年下ですけど
リスティ :「……カップルそろって淡蒲萄さんのヒモ?」
淡蒲萄 :「……あれ、そうなる……? 外から見たらそうだよねえ……
:アチャー」
淡蒲萄 :「でもほら、病弱なけが人だし、まだ未成年だし、なんか
:追い出すのもなーって思わない?」
リスティ :「姉御肌ってヤツか? あんまり甘やかすのもためになら
:ねえんじゃね? なんで家出したか知らないけど、仲直り
:させる方向で動かないと」
淡蒲萄 :「そうだよねえ、仲直り……は一応してんのかな、昨日も
:ケガして帰ってきて、んで包帯とか買ってきたら一緒に
:寝てたし」
[Toyolina] でも、しばらくするとケンカしてたりする、よくわかんね状況
リスティ :「……やっぱ、追い出していいんじゃね?」
淡蒲萄 :「……そっかな、そうかも……うん、肩のケガ治ったら、
:そうしてみる」
[Saway] リスティの肩の怪我は傍目にわかるのかな
リスティ :「大変だね、おまえさんも。ほれ、注文のもん来たぜ。
:あと、ミルフィーユ奢りだ」
[TK-Leana] 見ただけじゃわかんないけど、観察力に優れてると左手の動きが
ぎこちないことに気付きそう
[TK-Leana] あと、血の臭いもほのかに
[Toyolina] そっちで気づきそう。>血のにおい
淡蒲萄 :「え、マジで? なんか悪いなー、愚痴聞いてもらってる
:のに、おごりまで(けほけほ。しゃべりすぎて咽せた)」
リスティ :「気にすんな、気にすんな。どうせ損すんのはヒゲダンディの
:おっさんよ」
淡蒲萄 :「じゃあ、ありがたくゴチられまーす……ん?」
:(すん。血のにおいがちょっとした)
リスティ :「どうかしたか?」
[Toyolina] 匂いの元くらいはわかりますか
[TK-Leana] そうですねえ
[TK-Leana] まあ包帯に滲んでるだろうし、吸血鬼の感覚だと丸分かりじゃ
ないかと
淡蒲萄 :「ん、なんでもない、ちょっと変わった匂いしたから、
:このミルフィーユ、なんかヒミツあんのかなーって思って、
:食通のまねしてみただけ」
リスティ :「あー、たしかなんかあるんだけどな。覚えてねえ」
淡蒲萄 :「スパイスと、すてきなものナントカ?」
リスティ :「ああ、それな。実は適当なんだわ。この店の名前の由来に
:なったマザーグースからの引用で……ほら、メニューの
:表紙裏に書いてある」
淡蒲萄 :「あー、そうだったんだ、そういえばそうだったねー。
:でもアレ、そういう応え方とかってカッコイイ」
:(軽く肘あたりをつついてみる、うりうり、ってカンジで)
リスティ :「ッ!? ――ッそ、うか。そりゃどうも」
[TK-Leana] このSめっ
[Toyolina] 抑えられなかった^^
[Toyolina] 特にコトを起こす気はないので美味しいもの食べて帰りますよ
[TK-Leana] ういう
[TK-Leana] リスティは、淡蒲萄さんの正体に気付いて無いのでほったらかしです
[Toyolina] 現段階でリスティが狩人だと判断するほど早とちりさんでもないので
こっちも
[Toyolina] きっと部屋に戻ってアハさんに話をしたら繋がるんだろうけど
[Toyolina] 部屋戻ったらイチャついてるかシュラバだからそれどころではない予想
[TK-Leana] うひひ
[Toyolina] 役に立たない諜報活動になりそうだw
不死の世話焼き
--------------
片桐 :「……どーしたうっちゃん、疲れとんのか?」
[Hisasi] ふらふらしてそうなうっちゃんみて
淡蒲萄 :「あー、うん、疲れたというか、きっと疲れてる(かすれ声)」
片桐 :「ほれ」
[Hisasi] ぽすぽすと頭を撫でて
片桐 :「ワシも人のこといえんが、うっちゃんも相当に世話焼き
:じゃからのう」
[Hisasi] からからと笑って
淡蒲萄 :「そんなツモリなかったんだけどなー、好きでやってるだけ
:だったのに(うにうに。なでられてる)」
片桐 :「そういうとこが、うっちゃんのええとこじゃろ」
淡蒲萄 :「そうなのかな、でもアレなんだ、こういうの久しぶり
:だから、ちょっとよくわかんないってのはアル」
片桐 :「……今までは、ひとりやったか。そういえば」
[Hisasi] ぽつん
[Hisasi] ここ最近一気にあわただしくなりました
淡蒲萄 :「ひとりじゃなかったけど、なんだろ、年近いトモダチ
:とかは久しぶりだし、あと……ギリちゃんみたいのも初めて
:だし」
[Toyolina] チャームきかないなんて初めて!
[Hisasi] だって魂ないんだもんw
[Toyolina] 人外ならわかるけど人間なんだもんw
片桐 :「……まあ、ワシも、一気に変わったのう」
[Hisasi] 近しいはずの仲間と離れてもうた
片桐 :「若い子と知り合うのもようあったけどな、補導とか。
:じゃが……そういう付き合いも少しで」
片桐 :「更正したり、まったアホやらかして世話んなったり……
:どっか一枚はさんどった気がしたのう」
淡蒲萄 :「あたしやまなみたいに、手のかかるヤツぁ初めてじゃ(真似)」
片桐 :「……なにやっとんじゃ」>笑いながらあたまぽふぽふ
淡蒲萄 :「えへへ、でも本当、こーいうの、久しぶりっていうか……
:今までなかったかもしんない」
片桐 :「……それは」
[Hisasi] ふっと、
片桐 :「さみしいのう」
淡蒲萄 :「寂しい? そうなの? そっか、そうなんだ……」
[Toyolina] 人間はそう感じるんだなあと
[Hisasi] 人間だもの
[Toyolina] 人外だもの
片桐 :「おう、ワシが最初に県警に入った時なんぞ」
[Hisasi] あほうな同期連中はおるわ、うるっさい寮の先住民がいるわ
片桐 :「プライバシーの欠片もありゃせんかったのう、どいつも
:こいつもアホばっかりしおって」
淡蒲萄 :「でも怒ってないっぽい、楽しかった?」
片桐 :「……そうじゃの、今思い出すと。アホばっかりでホンマ
:お前ら警官かっちゅー奴ばっかだったが……楽しかったのう」
[Hisasi] ちょっと笑ってみる
[Hisasi] 戻れない、人間じゃなくなっちゃったもの
[Toyolina] その辺はまだ知らないんでしたよね、うっちゃんが人外じゃね?
くらいはそっち知ってるでしょうけど
[Hisasi] うん
[Hisasi] こっちが死なないってことはうっちゃん知ったけど
[Hisasi] そもうっちゃん自身が人間であったということがわからなくなってる
淡蒲萄 :「楽しかった、かー……ごめん、そういうのあたしよく
:わかんない、なんか、そういうのなくって」
片桐 :「そう、か」
[Hisasi] やべ、まづいこと聞いた。と
[Hisasi] 一瞬思った
片桐 :「ああ、そういうのもあるかもしらんな……まあ、今は
:楽しいじゃろ」
[Hisasi] 話題をそらしてみる
淡蒲萄 :「普通は……うん、今は楽しい、すっごく。……部屋大変な
:ことになってるけど、でもそれはそれで楽しい」
[Toyolina] 乗っておく
片桐 :「例の家出したっちゅー友人かい」
淡蒲萄 :「うん、まだいるんだけど、カレシまでついてきて、ケンカか
:イチャついてるかどっちかなんだよね」
片桐 :「そらまあ……迷惑な……ホンマお人よしじゃのう」
[Hisasi] くっくく
淡蒲萄 :「だって、カレシの方ケガ人だし、トモダチの方は危なっ
:かしいから、しばらくそうするしかなかったんだって(むすー)」
片桐 :「ああ、いや、スマンスマン。ほっとけんかったんじゃろ……
:わからなくもないわい」
[Hisasi] ははっと
[Hisasi] その気持ちはよーくわかります、そういうのばっかりだし
淡蒲萄 :「今日だってフラフラ出歩いて、ケガ増やして帰って
:くるし、正直、頭悪いんじゃね? って思うんだけど……
:でもほら、トモダチだからしょーがねーなーって……わかる?
:こういうカンジ」
片桐 :「わかるわい、あぶなっかしゅーてお前のほうが死にそう
:やっちゅーのに危ない橋にガンガン頭突っ込みまくって
:心配かけたおしたあげくに、ちゃっかり無事でワシをおちょ
:くって遊ぶ奴とかのう」
片桐 :「……でも、ほっとけんな。確かに」
[Hisasi] 言うまでもなく相羽先輩です
[Toyolina] ゲラゲラ
淡蒲萄 :「でしょ、ほっとけないっしょ、だから、うん、疲れてる
:けど……こういうのも、悪くない、かな」
片桐 :「そうじゃの、確かに……嫌ってもおらんし、ほっとけも
:せんわい」
片桐 :「……」
[Hisasi] 一瞬口をつぐむ
[Hisasi] 怯える若戸の顔
[Hisasi] 『ばけもの』
片桐 :「……(苦笑)」
淡蒲萄 :「……どうかした?」
片桐 :「……いや」
[Hisasi] ぼりぼりと頭かいて
片桐 :「ええじゃろ、ほっとけん仲間がいるっちゅーのも」
片桐 :「疲れるかもしらんけど、それは……いい疲れじゃと
:思うぞ。まあ、たまにはムカついて文句言うのも大事やけどな」
淡蒲萄 :「うん、そうだね、それ、あのケーキ屋の金髪の子にも言われた」
淡蒲萄 :「ムカついたら……手加減して怒ることにする」
片桐 :「爆発する三歩手前でいうのが常道じゃの」
片桐 :「匂わす程度じゃのうてきっちり正座させて言ったり」
淡蒲萄 :「晩ご飯抜いたり」
片桐 :「……つくっとるんか?」
[Hisasi] びっくり(失礼)
淡蒲萄 :「毎日ジンギスカンだけど。しかも肉なし」
[Toyolina] 延々と野菜を焼いて食べる
[Tihiro] やっぱり切ない……>ジンギスカン肉無し
淡蒲萄 :「あれくらいなら出来るよ。焼くだけだし」
片桐 :「野菜炒めとカレーは、ワシもよう作ったのう……」
淡蒲萄 :「たぶんそろそろ野菜炒めも作れそう」
:(どうだ、と言わんばかりに得意げ)
片桐 :「ほう、じゃあ披露を楽しみにしとるぞ(かかか)」
淡蒲萄 :「気長にまっててね、いつか絶対作るから」
片桐 :「おう、時間は山ほどあるわい」
[Hisasi] なんたって不老不死
おまけ
------
[Hisasi] もやしはいいぞ、安くて量が水増しできる
[Toyolina] もやしはすばらしい
[Tihiro] もやし? キムチ鍋の主力です。(嗚呼
[Catshop] もやし教徒たちがいる(笑)
[Tihiro] もやしこそこの世の真理だ!(違
[Toyolina] 出来るころには……もやしが絶滅の危機に瀕したりしてないことを
祈る(生態系とか無駄に大きい原因で)
[Tihiro] ほんとに無駄におおきいっ>生態系とか
[Hisasi] 微妙に数値を稼いでいく心積もり
[Hisasi] 数値というか、交流を
[Toyolina] 数値でしっくり来てしまう、そんな展開w
[Hisasi] ギリちゃん、常人から離れてゆくのを自覚していく
[Toyolina] 不老不死の手本になれるかなあ
[Toyolina] >淡蒲萄
[Toyolina] ギリちゃんは喪失だけどうっちゃんはそもそも無い故
[Hisasi] なくす前がわからないから
[Hisasi] それが自然だからどう説明したものか
[Toyolina] これはすごく時間をかけて相互理解していかないと行けませんね
[Hisasi] 大丈夫
[Hisasi] 時間(だけは)たっぷりある
[Toyolina] そうでした
[Toyolina] ギリちゃんの最大の武器
[Hisasi] うっちゃんと同じ時間軸にいる
[Toyolina] ----100年後
淡蒲萄 :「知ってた? このビル取り壊されるんだって」
:<ギリちゃんハウスのあるビル
片桐 :「……まあ減価償却でもう建物の価値ないわなあ」
[Hisasi] ぼんやりみあげつつ
[Hisasi] 銀色の服とかきてるんですか、キミ達
[Toyolina] テカテカの
淡蒲萄 :「新しく建ったら、ちゃんと屋上住めるように話つけといたよ」
[Toyolina] 屋上だけどね
片桐 :「百年経っても屋上かい」
[Hisasi] はーやれやれと頭をかいて
[Hisasi] あれ、なんか幸せそうにもみえるね
[Toyolina] そうですね
[Toyolina] 居心地よくなってるし>屋上
[Tihiro] まったくしあわせそうだ〜
[Hisasi] せかいがくちはてるまでいっしょにいようや
[Hisasi] と、いつか言えるといいね
[Toyolina] ええ、まったく。
時系列と舞台
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解説
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