[KATARIBE 30614] [HA06L] 紳士と少女

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Date: Mon, 8 Jan 2007 03:31:27 +0900
From: Subject: [KATARIBE 30614] [HA06L] 紳士と少女
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] 紳士と少女
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登場人物
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 小池国生   http://kataribe.com/HA/06/C/0628/
 品咲 渚   http://kataribe.com/HA/06/C/0636/

 豊秋竜胆   http://kataribe.com/HA/06/C/0018/


前書き
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[ER_kaki]  ……絶好調だね先輩
[Hisasi]  うん。。。
[ER_kaki]  ……まあぶっちゃけ流石に
[ER_kaki]  ほかの面々には、「愛してるよ」とはいわねーだろうと(笑
[ER_kaki]  ……言わないよね?(汗
[Hisasi]  うん
[Hisasi]  尚父なら麻須美さんにも小池さんにも言いそうだが
[Hisasi]  先輩は言わないだdろう
[ER_kaki]  (がふごふ
[ER_kaki]  ……尚父。
[ER_kaki]  まるで……まるで……
[ER_kaki]  しんちゃんかまさきさまじゃないかっ!! <え?!

[Toyolina] まさきさまは違いますよ、大事だと言っても好きとはゆかりんに
      しか言ってないw
[ER_kaki]  おお!
[ER_kaki]  まさきさまのほーが節操があった!

[Toyolina] 節操があるというか
[Toyolina] いざってときは「大事な」みぎーを切り捨てるんでしょう
[ER_kaki]  うむ
[Toyolina] 残酷ねえ

[ER_kaki]  でも、そーでないなら、ゆかりんがもっとかわいそすだよー
[Hisasi]  対する小池社長も尚父と麻須美さんどっちも選べない
[Toyolina] いいですよ、そういうときは切り捨てるくらいじゃないと
[ER_kaki]  うん
[Toyolina] みぎーはきっと怒る筈。

[ER_kaki]  ……ああ、しゃっちょさんはみぎーと同じ立場だからなあ<え?
[Hisasi]  小池社長は自分が人間じゃないという自覚があるから
[Toyolina] そうでないと納得出来ませんよ!
[ER_kaki]  そだよねえ
[Hisasi]  麻須美さんとは結ばれないという確信がある
[ER_kaki]  (それはわかる)>みぎー
[Toyolina] いけね、また死亡フラグがむくむくとw


 小池     :「……いざという時には切り捨てて下さい、私の為に彼女の
        :為に。それだけは彼に告げましたよ」

[ER_kaki]  ……かわいそすー(えうえう

 小池     :「いずれも……失いたくないんです、二人が一緒に幸せに
        :生きていくことが私の幸せなんですよ」

[ER_kaki]  ……いやその、その理論はとてもわかるが
[ER_kaki]  ……(げし)<とりあえずしゃっちょさんを蹴っておく(なじぇ(笑
[Hisasi]  あうw

 渚      :「おじさんとはええ飲み友達になれそうや」>小池社長
 小池     :「紅茶でもお淹れしましょうか? ブランデー入りでも」
        :(くすくす)
 渚      :「ええっすねー、そういうの。大学入ったら普通にお酒でも
        :ええっすよね?」
 小池     :「ええ、もちろん。私のようなおじさんが相手で退屈でな
        :ければ」

[Hisasi]  R店長がハンケチ噛んで嫉妬しそうですね
[Toyolina] それはもうw
[Toyolina] 彼女はそういうの自分で切り捨てちゃってるんでこの立ち位置は
      無理w
[Hisasi]  きっとあれだよ、息抜きでいった餅つき大会で顔見知りになったん
      だきっと
[Toyolina] それだ。なんとなく壁の花状態で謎のシンパシー


似たもの同士
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 小池     :「お餅、めしあがらないんですか?」
        :>ぽつんと離れたみぎーに

[Hisasi]  かたやハッピきて楽しげに餅をついてる尚父
[Hisasi]  かたや鼻息あらげて餅をついてるゆかりんにおもちひっくり返して
      る正樹さま
[Toyolina] わーせつねえ

 渚      :「え、えっと……あんまり食欲なくって。おせち食べ過ぎ
        :て、今お腹ちょっとアレなんですよー。お気持ちだけ」
 小池     :「そうですか、少しお座りになります? あちらのストー
        :ブの近くあたりに。動いてないと冷えますから」

[Hisasi]  エスコートいたしますよ
[Hisasi]  レディを寒空でたたせるほど礼儀知らずではありません

 渚      :(ぶるっ)「あ、そうですね、ちょっと寒なってきたし、
        :そうしよっかなあ」

[Hisasi]  で、ストーブの周りに置かれた椅子を勧めて
[Hisasi]  あちこちで餅を貪る人達をしりめに

 小池     :「甘酒でもお持ちしましょう、振る舞いですから」

[Hisasi]  で、カップに甘酒を持ってきてくれるよ
[Hisasi]  あったまるから

 渚      :「あ、ありがとうございます……(ちびちび)」
 小池     :「ええ」>すとんと椅子にこしかけて

[Hisasi]  視線が餅ついてる尚父を追ってる

 渚      :「……ついてる人、たのしそーですね」

[Toyolina] こっちはもちろんゆかまさを

 小池     :「いい歳して、やんちゃな人ですから(くすくす)」

[Hisasi]  なんかめっさ優しげな大切なんだろうなあという顔で

 渚      :「あはは、うちも似たようなもんです(あー、こういう表情
        :で見守れたらなー……絶対今、うちイヤな顔してるはず)」
 小池     :「……お友達、ですか?」

[Hisasi]  ゆかまさを見て
[Hisasi]  微妙な表情をちょっと汲んでみた

 渚      :「はい、二人とも、すっごい大切な……友達なんです。
        :親友、ううん大親友」

[Toyolina] きっと言い聞かせるように

 小池     :「……そうですか。本当に……大切なんですね」

[Hisasi]  ふっと表情を柔らかくして

 小池     :「いいものですよ、大切な人がいるということは」

[Hisasi]  尚父と親しげに話す麻須美さんをふと見上げて

 渚      :「ええ、すっごい大事です……えっと、おじさまも……」
        :(視線を追う)

[Hisasi]  見るからに仲のいい夫婦を見つめる小池社長

 小池     :「ええ、大切な……」>目を細めて笑う
 小池     :「親友です、二人とも。かけがえのない」
 渚      :「こうやって見てられるだけでも、ほんとは満足せなあかん
        :のかなあ……(ぽつり)」
 小池     :「……お嬢さん、貴方が本当にあの二人が大切なのは、
        :よくわかります」
 渚      :「はい」
 小池     :「お二人にとっても、貴方は大切な人なのではないでしょ
        :うか」

[Hisasi]  まさゆか、本宮夫妻、どちらをみるとでもなく

 渚      :「ええ、最近そう言われたんです。両方に。だから、頭では
        :わかってるんですけど……」
 小池     :「心は、難しいものですよ。思うとおりになってはくれま
        :せん」>小さく笑って
 小池     :「……この歳になっても、ね」

[Hisasi]  片目をつぶってみせる
[Toyolina] キャー素敵
[Hisasi]  R店長が見てないことを祈るw
[Toyolina] 幸いなことに、R店長は魔王さまを見ていた

 渚      :「(きょとん)……あはは、そうやったんですか、そっか
        :……てっきりうちが子供やからこういう風に、悩んでるん
        :かと思っちゃいました」
 小池     :「悩みは尽きませんよ、いくつになっても。それを無理矢理
        :押し込めるのは……よくありません」

 渚      :「大人の人って、なんでも納得出来ちゃうって、そう思って
        :たんですけど……よかった。なんかちょっと気が楽に」

 小池     :「大人になることは、なんでも割り切れることではありま
        :せんよ。辛いことは辛い、そうと思いつつも割り切れない
        :こともある、そういったことをちゃんと理解することでは
        :ないでしょうか」

 渚      :「理解すること……そうですね、今とか、ホント、そういう
        :感じなんで……次あったら、なんとなく大丈夫そうな」
 小池     :「……閉じこもってしまっては、いけませんよ。自己犠牲
        :は……決して尊いとはいえない、貴方を大切にしたいと思っ
        :ている人にとっては、特に」

[Hisasi]  少し、眉を寄せて。ちょっと悲しそうな顔をして

 渚      :「ん、やっぱお見通しですね……それも言われたんです。
        :でもなかなか……気をつけてるんですけど」
 小池     :「私は……怒られましたね、彼に」>視線をあげて

[Hisasi]  楽しげにもちついてる誰かさんみて

 渚      :(甘酒ちびちびなめつつ)「うちは……怒られてはないです
        :けど、馬鹿かとか言われました(あはは)」
 小池     :「ちゃんと怒ってもらえる、馬鹿と言ってもらえる……
        :それが嬉しいんでしょうね」

 小池     :「だから、大切な人の為に自分を大事にしてください、
        :貴方も」
 渚      :「……はい。そうします。紫も、正樹も大切やって言って
        :くれたし……あ(名前言っちゃったよって顔)」
 小池     :「ええ、大切にしてあげてください」>何も言わないでおく
 渚      :「はい……(甘酒であったまったせいもあってほんわかし
        :た気分)」

 小池     :「落ち着かれたようですね」>みぎーの顔を見て
 小池     :「折角のイベントです、雰囲気を楽しみましょう。ね?」
        :>くすっと笑って
 渚      :「ん、はい、そうします……っと、ありがとうございます、
        :おじさま、親切ですね(にこ)」
 小池     :「これでも紳士のつもりですよ? 可愛いお嬢さん」
        :>ウィンクとか
 渚      :「全然嫌みじゃないです、ほんまの紳士や……」
        :(わーすごーいって顔)

[Toyolina] R店長が見てませんように><
[Hisasi]  でも小池社長もカッパのハッピ着てるんだ、これが
[Toyolina] そうでしたw

 渚      :「タキシードとかスーツだけやったら、女の子にモテモテ
        :ですよ、絶対(にひ)」
 小池     :「……あまり得意ではないんだけどね」>うーむと

[Hisasi]  モテるけど微妙にわたわたしちゃう系
[Toyolina] そしてついにR店長が気づいた

 渚      :(わ、店長さんこっちみとる……手ぇふっとこ)
 小池     :(おや)

[Hisasi]  にっこり会釈

 竜胆     :(もう最高に嬉しそうにご挨拶)

[Hisasi]  なんか女子高生っぽい子と親しげです
[Toyolina] 大丈夫です、脳内補正でカットされてます>みぎー
[Toyolina] にっこり段階で

 小池     :「では、私も彼の手伝いにいきます。ああ、そういえば
        :名乗ってもいませんでしたね」

[Hisasi]  ぴしっと背筋をただして

 渚      :「あ、はい。あ、えっと(とりあえず立つ)」
 小池     :「小池国生です、吹利で葬儀業を営んでおります。おつき
        :合いいただいてありがとうございました」

[Hisasi]  丁寧に自己紹介

 渚      :「あ、は、はい、品咲渚です、えっと、吹利高校の三年生
        :で……こちらこそ、ご親切に、ありがとうございました」
        :(ぺこ)

[Hisasi]  で、にこっと笑って

 小池     :「はい、では失礼します。お嬢さん」>会釈して

[Hisasi]  さってゆく

 渚      :「はい、こちらこそ……はー……リアル紳士や……かっこ
        :えーなー……」

[Hisasi]  うむ、みぎーの為になったかな
[Toyolina] 少なくとも自分がむやみに引いてもいいことがないとは解ったよ
      うです
[Hisasi]  誰が不幸になってもいけないのだよ
[Toyolina] あとはそれを心底理解するだけ、少なくとも道のりは出来た。
[Toyolina] 自分に何かあったらゆかりん悲しむとわかってるつもりでしかな
      い、そんなみぎー。
[Hisasi]  うん
[Hisasi]  マジみぎーになにかあったら泣くどころじゃない
[Toyolina] それを信じられるようにはなっているのできっと大丈夫


時系列と舞台
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商店街の新春餅つき大会で。

Wiki 平成19年新春餅つき大会
http://hiki.kataribe.jp/HA06/?FuriChounaikaiMochitsukiTaikai2007NewYear

解説
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似たもの同士、そして人生の先達小池社長。
彼の言葉は、渚に人生の道程を指し示す。


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Toyolina
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