[KATARIBE 30610] [HA21L] 少しずつ拡散する水

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Date: Sun, 7 Jan 2007 01:27:36 +0900
From: Subject: [KATARIBE 30610] [HA21L] 少しずつ拡散する水
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA21L] 少しずつ拡散する水
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登場人物
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 淡蒲萄    http://kataribe.com/HA/21/C/0005/
 輪廻乃捻理  http://kataribe.com/HA/21/C/0018/
 空鬨獅子騎  http://kataribe.com/HA/21/C/0004/
 綺胤零    http://kataribe.com/HA/21/C/0010/

 禍稲慶介   http://kataribe.com/HA/21/C/0015/

 片桐壮平   http://kataribe.com/HA/21/C/0002/


羽を伸ばすゾ
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 淡蒲萄    :「今日はギリちゃんが非番なので久しぶりに狩りの時間ダ」

[Hisasi]  きゃーw
[Tihiro]  ひーw
[NaggyFish] うひー(w

 淡蒲萄    :「悪いオッサンはいねがー」

[Tihiro]  なまはげっ!?

 捻理     :「あーえびっちゃん待ってェなあ」(ぜぇぜぇはぁはぁ
 淡蒲萄    :「えびは……うっちゃんか、うーちゃんか、すえちゃんか
        :三択にしてorz」

[Catshop]  スエちゃんはいいけど、えびちゃんはダメらしい(笑)
[Toyolina] 実在人物とかぶるのはちょっとw

 捻理     :「んー、いい名前だと思うンやけどなあ。じゃあ、
        :うすっちゃんやねー」
 淡蒲萄    :「別にいーけど、言いにくくね?」
 捻理     :「ンー」
 捻理     :「うすっちゃんうすっちゃんうすっちゃんうすっちゃちゃっちゃ」
 捻理     :「やっぱ言いにくいネ」
 淡蒲萄    :「舌かまないならそれでもいいよ。うすっちゃちゃちゃちゃちゃ
        :でも」

 慶介     :(トランクを横に置いてベンチに座ってじっと一点を見てる。
        :帽子に髭、禿頭の老人)
 淡蒲萄    :(ターゲットロックオン……アレは違う。ロック解除)

 捻理     :「仕方ない、ここは譲歩してうちゃーということで。それに
        :しても居らんね獲物」
 淡蒲萄    :「だんだん名前じゃなくなってきてるケド。ところで、え、
        :何、3P希望のエモノ探しなワケ?」

 捻理     :「ネンちゃんはあんたとはちゃうわい。うちゃーに付いてっ
        :たら自然と面白いことになるて先輩が言っとった」
 淡蒲萄    :「いや、アタシだって3Pはヤだよ。さん、って言った瞬間
        :コロす」
 捻理     :「自分でもう何度も言っとるやん」

 淡蒲萄    :「……自分の発言はノーカン。にしても、先輩って、アタシ
        :そんなに有名だったんだ、まいったなー(うえっへっへ)」
 捻理     :「先輩はロリコンで有名やかラね」(ぼそっ)
 淡蒲萄    :「でもなんか今日はダメだ。来週ならないと無理ぽい」

[Toyolina] 会社が全部始まらんことにはという意味で

 捻理     :「そかー。うちゃーに引っかかるオトコドモがどんなのか
        :見てみたかったんやけどなー」
 淡蒲萄    :「ん、その気になったらどんなんでも引っかかるんだけどなー」

 淡蒲萄    :「とりあえず寒くなってきた。ラーメン食べよう」
 捻理     :「おおラーメンいいねー。よし、ここはネンちゃんがいっ
        :ちょ奢っちゃる」
 淡蒲萄    :「アレ、いーの? じゃあ遠慮無く」

[Tihiro]  らーめんやに来たらネレン&獅子騎が(マテ


ラーメン屋。納戸華亭
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[NaggyFish] のどか(w
[Toyolina] 命名からして適当過ぎる


 ※ 僕はなんとか亭のツモリだったんですけど、のどかの方が面白いw


 捻理     :「ここよここ、ここのラーメンむっちゃ安いんよ」
 店主     :「ヘイラッシャイ」

 お品書き   :新メニュー。渡素黒らーめん680円

[NaggyFish] 高いな
[Toyolina] そうかしら
[NaggyFish] ……博多ラーメンが安すぎるだけなのかな(げふん
[Tihiro]  博多ラーメン相場100〜1200円?(知る限り
[NaggyFish] 百円あるよね(w
[Tihiro]  まー、500円以下くらいが多いかなぁ。


 捻理     :「あ、おっちゃーん、ネンちゃんはいつもの低燃費ラーメン
        :なー」
 店主     :「あいよー、低燃費一丁ー!」
 捻理     :「あの野犬の臭いと蟲の味が病みつきになるんよねー」
        :(ほくほく<低燃費ラーメン
 淡蒲萄    :「や、野犬? むし? 犬でスープとってんの? それ」

 淡蒲萄    :「……この、とそこくラーメンひとつ」
 店主     :「あー? あー。どすぐろね。これだから女子高生は
        :バカなんだよな、<b>どすぐろ</b>一丁!」
 淡蒲萄    :(ビキビキ)

 淡蒲萄    :「……いるんだよね、調子こいてるラーメン屋ってさー。
        :なに、文句あんなら食うな! とか平気で言うヤツ。何様
        :だっての。こっちゃ神様だっての」
 店主     :(ビキビキ)

 捻理     :「まあまあ、二人とも落ち着いて。ほら、他のお客さんも
        :居るんやけん」

[Toyolina] いるんだw>ほかの客
[NaggyFish] 獅子騎ズとか
[Tihiro]  まぢっすか。
[NaggyFish] いや、さっきなんかそんな事を言ってたので(w
[Tihiro]  うわー。ちょっといること描写しますか。

 店主     :「いるんだよな、金払うからってえらそーな客。だいたい
        :未成年なんて親のスネかじってんだろっての。親は神様
        :でも子はちげーよ(ぶちぶち)」
 淡蒲萄    :(ビキビキ)

[Toyolina] もうマガジンのヤンキーマンガ状態

 零      :「ねーねー、獅子騎ー。『ゆかいなことになってるね?』」
 獅子騎    :「ンァ? 気にすんな。首突っ込むとつかれる。ほれ、
        :煮卵」(零の椀に自分のから移す
 零      :「わーい」

[Tihiro]  マイペース軍団

 店主     :「あいよ、低燃費おまち」
 淡蒲萄    :(まずかったらこいつヤクザの事務所に特攻させてやる)

 捻理     :「ういーっす、おっちゃんありがとー」(ずるずるずる
 捻理     :「うっぷ」
 捻理     :「ウマイウマイ」(ずるずる

 店主     :「はい、<strong>どすぐろ</strong>おまち」
 淡蒲萄    :「わーい(棒読み)」

[Toyolina] そのスープはスープというにはあまりに黒すぎた。
[Toyolina] 沈んだ具は全く見えない。

 淡蒲萄    :「……(麺を一本、器用に引っ張り上げる)」

[Toyolina] その麺は麺というにはあまりに黒すぎた。
[Toyolina] (以下略)

 淡蒲萄    :「大将、これ、備長炭でも練り込んでるんですかぁー?」
 店主     :「黙ってくえ、このバカ女子高生が」

[Catshop]  その麺は麺というにはあまりにも太すぎた。太く長く硬すぎた。
[Toyolina] 五ミリ角みたいな
[NaggyFish] それは麺というのか(w
[Catshop]  ドラゴン殺しな麺(笑)
[Tihiro]  イカ墨麺かなにかかーっ

 零      :「獅子騎ー、見て見てー。あの麺黒いよー」
 獅子騎    :「ォら、指差すな。色々面倒になッから」

 淡蒲萄    :(おそるおそる口に含む)「……ゴチソーサマ」
 淡蒲萄    :「あー、ちょーおいしー。すごーい。これぜったいギョー
        :レツできるってー(棒読み)」


ラーメンをブチ撒けろ!!
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 淡蒲萄    :(器を両手で捧げ持って、憤怒の形相で振り返った店主に
        :ブチまける)

[Catshop]  上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとき愚行!!

 捻理     :「うひゃ!」
 淡蒲萄    :「よかったね、ネンちゃん。おもしれーことになりそ」

 店主     :(熱がりもせず浦沢立ち。ぎろり。白目すら黒い)
 店主     :(無言で寸胴を片手で持ち上げる)

 零      :「ねーねー獅子騎ー。すごいことになってるよー」
 獅子騎    :「下がっとけ。危ないから」(席移動して離れる

[Toyolina] 寸胴の中には黒々とした液体が煮立っている
[NaggyFish] ぎゃー(w

 淡蒲萄    :「低燃費ラーメンも危ないんじゃないのコレ。もしかして。
        :カラダなんともない?」
 捻理     :「いや、別になんとも」
 捻理     :「うっぷ」
 捻理     :「ナントモナイヨ」

[Tihiro]  ひぃ

 淡蒲萄    :「そこの人たち、ねえ、逃げた方がいいよ。理由は、アタシ
        :が今から大暴れするから」

[Toyolina] 言いながら、アサヒスーパードライが全部入った瓶ケースを片手で
      持ち上げる
[NaggyFish] ここは異能の使い時かもしれない(w
[Toyolina] うっちゃんはこいつぶちのめすだけなので、それもどうぞ存分にw

 零      :「ねーねー、獅子騎ーどうするのー?」(にこにこ
 獅子騎    :「……好きにしろ。ついてってやっから」
 零      :「じゃあ、見とくー」

 店主     :(黒目しかない。光すら飲み込んでいるのか、眼球がない
        :ようにすら見える)

 獅子騎    :「だそーなンで、隅にいっからよろしく」(零抱えて避難

 淡蒲萄    :「ハーイ。ネンちゃんは見物だよね、特等席で」

[Toyolina] 店主が寸胴を振り回そうとしたところに、ビール瓶ケースが
      めいっぱい激突する

 捻理     :「ああ、こうなったら止められん。うちゃー、もう好きに
        :しとき」(退避

[Toyolina] 寸胴の中身はほぼ店主に。飛散した黒い粒は、水銀のようにその
      場に留まっている
[Toyolina] ラーメンの器にも数滴おちる。瞬時にどすぐろラーメンのスープ
      に変貌
[NaggyFish] ひー(w

 獅子騎    :「あー、このラーメン屋、止めたが良さそうだ……なァ?」
 零      :「ん、はーい」

 淡蒲萄    :(スツールを手当たり次第。とはいっても二つ三つで
        :品切れだけど、投げつける)
 店主     :(スーパーアーマー状態で喰らってる)

[Toyolina] そして3分が過ぎた
[Toyolina] カタリン@21担当の迅速な処置のおかげで、
[Toyolina] 視聴者からの苦情は出なかった。

[NaggyFish] ど、どうなったんだ?(w
[Toyolina] 端的に言うと
[Toyolina] 引きちぎり165カ所によるバラバラ死体が完成しました
[NaggyFish] ぎゃー(w


スッキリ
--------


 零      :「わー、獅子騎ー、ばらばらだよー、ばらばらー」(笑顔
 獅子騎    :「ん、そうだなァ……一戦闘ったらたのしそうだよ……なァ?
        :まぁ、お前さんがいるからしないが」

 淡蒲萄    :(返り血一つ浴びてない。正確には悉く弾いていた)
        :「ふぅ。スッキリ(ゾクゾク)」
 捻理     :「あー、ここ安くて良い店やったんやけどなあ」
        :(後で『逆流』させとこ)

 淡蒲萄    :「ああそうだ、電話しとかないと……(ギリちゃんに電話)」
 片桐@電話  :「おう、うっちゃん」

[Toyolina] ギャラリーの存在は気にしてません。窓の外は暗黒。

 片桐@電話  :「どないした」
 淡蒲萄    :「あー、うん、あのね、納戸華亭ってラーメン屋にいるん
        :だけどー」
 片桐@電話  :「なんぞあったか?」

[Hisasi]  声が鋭くなる

 淡蒲萄    :「緊急事態で、ヤっちゃった(てへ)。例のアレがさー。
        :ラーメンで出てきたんだよ? 事後だけどいーよね」

 捻理     :「(例のアレ?)」
 獅子騎    :「(例のアレだと?)」

 片桐@電話  :「すぐいく、県警のほうはこっちから手回す。その場にいる
        :ならはよう離れろ」

[Hisasi]  揉み消しするから
[Hisasi]  後片付けして、ばれても問題ないようにして警察さんにも話を通して
[Hisasi]  なかった事に(てへ)と

 淡蒲萄    :「はーい。じゃー、また後でね」
 淡蒲萄    :(電話ポケットにしまう)
        :「さってと(ネンちゃんとネレンと獅子騎を見渡す)」
 淡蒲萄    :「今日は何にもなかったよね?(念押し)」

 捻理     :「はああ、うちゃーにはかなわん。うんうん、何にもなかっ
        :たとよ(なるほど、こりゃ確かに楽しいことやね)」
 零      :「ばらばらになt――」(口押さえられる
 獅子騎    :「何も知らん」

 淡蒲萄    :「うん、じゃあごちそーさまでしたー」

[Toyolina] ふわりとカウンターを飛び越えて出て行く
[Toyolina] むろん、お代は払っていない
[NaggyFish] おごりおごり(w

 零&獅子騎  :「ごちそうさま」(金払う気ゼロ
 捻理     :「ごちそーさんでしたー」(同じく
 捻理     :「うっぷ」

 淡蒲萄    :「(ほぅ)あー……キモチヨカッタ(ぞくぞく)」
 獅子騎    :「しかし、やるねェ嬢さん」
 零      :「ばらば――」(素早く口を押さえられる
 獅子騎    :「はい、いったらだめだッっーの」

 淡蒲萄    :「んー? 今日はもうやーよ。疲れちゃった」
 捻理     :「うちゃーはとっても強いのラ」
 淡蒲萄    :「うん、ちゃんとくっついてるし生きてるし、らーめんは
        :白いし、店主はいいひとだったよね(ふにゅん)」

[Toyolina] けだるげ。脱力気味。

 零      :「ばらばらでくろくてへんな店長さ――」(又口押さえられる
 獅子騎    :「いい加減やめろって」
 淡蒲萄    :「んじゃそういうことで。そちらさんもまたご縁があったら、
        :ラーメンでもたべましょー」

[Toyolina] >ネレン&獅子騎

 零      :「しょーゆらーめんたべにいこー?」(にこにこ
 獅子騎    :「ン、縁があったら、なァ?」
 捻理     :「(あっちも何かありそうやね。やっぱり、うちゃーに
        :付いてくと面白いやあ)」

[Toyolina] そんな感じで。納戸華らーめん汚染されるの巻でした


時系列と舞台
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どこか。いつか。年始。


解説
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水は縁もゆかりもないラーメン屋すら汚染する。
PC同士の顔つなぎもかねて。


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Toyolina
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