[KATARIBE 30601] [HA21L] チャットログ『運命の女』

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Date: Sat, 6 Jan 2007 02:58:28 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30601] [HA21L] チャットログ『運命の女』
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2007年01月06日:02時58分27秒
Sub:[HA21L]チャットログ『運命の女』:
From:久志


 久志です。
溜まったログをざこざこ流します。
ギリちゃんの忘れられない人と、ギリちゃんが飛ばされた理由。

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
チャットログ『運命の女』
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登場人物
--------
 片桐壮平(かたぎり・そうへい)
     :吹利県警巡査、世話焼きギリちゃんのあだ名を持つ。
 相羽尚吾(あいば・しょうご)
     :吹利県警刑事部巡査。片桐の同期。
 若戸謙二(わかと・けんじ)
     :吹利県警警部。出世命のゴマすり男、通称・馬鹿殿。
 その他色々

在りし日の
----------

 過去風景 

 女      :「はぁ……はぁ……」<必死に走ってる 

 夜も遅い歓楽街。
 青いひらひらしたドレスをきてハイヒールの音を響かせて走る女。

 チンピラ1  :「まちやがれ!」 

 追いかける数人のガラの悪そうな男。

 女      :「はぁ……」>かつかつかつ 

 必死で走るものの、だんだん距離が縮まっていく。

 チンピラ2  :「ふざけやがって、このアマ」 

 行き止まり、思わず崩れ落ちそうになる女を取り囲むチンピラ達。

 女      :「……う」 
 チンピラ1  :「よお、舐めたまねしやがって」 
 チンピラ2  :「へへへ」 
 女      :(ぎゅっと目を閉じて) 
 片桐     :「おお、なにやっとるんじゃ」 

 ドスの利いた声。

 チンピラ1:「なっ」 
 チンピラ2:「げっ」 

 二メートル近いゴツイ男。

 片桐     :「ワケは知らんが、女一人大勢で追い詰めるっちゅーのは
        :いただけんのう」 
 チンピラ1  :「かっ……片桐っ…………さん」 
 チンピラ2  :「や、やべ……」 

 明らかにビビるチンピラ連中、ひとり、また一人逃げてゆく。

 女      :「……あ」 
 片桐     :「よう、どないした?」 

 顔をあげた女。すっきり鼻筋の通った、かなりの美女。

 女      :「……」>膝が崩れて座り込む 
 片桐     :「おい、しっかりせえ。」 
 片桐     :「もう、大丈夫じゃ。な?」 

 肩を軽く叩いて、笑った。


好き者
------

 吹利県、ネオン街。どこかのお店。

 女      :「片桐さん……?て、ひょっとして」 
 片桐     :「おお、まあ……いらん意味で有名じゃがの」 

 グラスを傾けつつ。

 女      :「……ああ、よかった」 

 やっと安堵したように笑う。

 片桐     :「……ネエちゃん、ワケありか?」 
 女      :「…………」>うつむく 
 片桐     :「まあええわ、しかし、あんましヤバイ道に踏み込むのは
        :やめといたほうがええぞ。抜けられんようになってから後
        :悔しても遅いんじゃ」 
 女      :「…………はい」 
 片桐     :「まあ、たまには見回りもいいもんじゃの」 

 ははっと笑う。

 女      :「え?」 
 片桐     :「めったに見ないええ女に会えたわ」 
 女      :「ちょ……もうっ」

 くすくすと笑って片桐の肩を叩く。


甘い罠
------

 吹利のどこかのビル、上等そうな家具でそろえられた一室 

 ヤクザの男  :「どうだ、康子」 
 康子     :「……はい」 

 オールバックの目つきの鋭い男。

 ヤクザの男  :「片桐、相羽……目障りな連中だ」

 灰皿にねじ込むように煙草を揉み消す 

 康子     :「ええ、相羽は……難しいですね、片桐のほうは……上々
        :です」 
 ヤクザの男  :「ははは、そうか、そのまま踏み込んで逃れられないよう
        :にしてやれ」 
 康子     :「…………はい」 


屋台にて
--------

 吹利県の路地、どこかの屋台。

 片桐     :「どうした?」 

 ラーメン手繰りつつ 

 康子     :「え?……ううん」 
 片桐     :「こんな屋台でメシなぞつまらんか?」<ははは 
 康子     :「そんな……でも、寒空の下で屋台なんて、初めてね」 
 片桐     :「たまにはええもんじゃろ」>笑いながら
 康子     :「……ホントに」 

 くすくす笑って。

 康子     :「…………」 

 ふっと一瞬笑顔が曇って、すぐ何事もなかったかのようにラーメンを手繰る。


海のような
----------

 淡い色の部屋。
 ベッドの上で身体を起こして煙草をくわえる片桐。その隣でシーツに包まっ
て身体を丸めている康子。

 康子     :(手を伸ばして、枕元にあるスイッチをいじってる)

 部屋の明かりが消えて、青い灯がつく。

 片桐     :「お?」 

 ブラックライトに照らされて、白い部屋に海の波や魚が浮かび上がる。

 康子     :「……すごい」 
 片桐     :「面白いもんがあるもんじゃの」 
 康子     :「…………」>くすくす笑う 

 するっと起き上がって、立ち上がる。シーツの下は裸で。

 片桐     :「…………」 

 煙草手にしたまま、白い背中を見てる。

 康子     :「海の中ね……奇麗」 
 片桐     :「そうじゃの」 
 康子     :「…………」<俯く 
 片桐     :「康子?」 
 康子     :「……」>俯いたまま 
 片桐     :「康子、どうした?」

 ベッドから起き上がって、背中から包むように抱きしめる。

 康子     :(ぽつりと、涙が落ちる)
 片桐     :「どうした?」>頭撫でて 
 康子     :「…………(首を振って、顔を覆う)」 

 俯いたままなく康子を抱きしめたまま、頭を撫でる、何度も。


つぶやき
--------

 康子     :「……お酒、ね。好きよ、悲しいことは半分にしてくれて
        :楽しいことは倍になってくれるもの」 

 ベッドに寝転がって片桐の腕に頭をのせたまま、つぶやく声。

 片桐     :「そうか」 
 康子     :「……そうね、物心ついたころにはもう、飲まずにはいら
        :れなかった……」 

 ぽつぽつとつぶやく康子の髪を撫でながら黙って聞いている片桐。

 康子     :「残酷ね……心がどんどんすさんでいくのがわかるの」 

 きゅっとシーツをつかんで 

 康子     :「この間、ね。電車で赤ん坊を連れた若い母親がいたの。
        :電車は混んでいて……とても邪魔だと思ったわ、どうして
        :こんなところにいるのかって」 
 片桐     :「……そうか」 
 康子     :「でもね、その後乗り込んできた私より若い子が……同じ
        :ように赤ん坊をちらりと見て……その後にこっと笑ったの、
        :とても優しそうな顔で」 

 疲れたような顔で笑う。

 康子     :「……なんだかね、それだけなのに愕然としちゃったの」
 片桐     :(黙って頭を撫でてる) 
 康子     :「なんとも思えないの、派手な服を着ておいしいものも食
        :べられるようになって……それでも心の荒みは繕えないのね」 

 自嘲気味につぶやく。

 康子     :「大切にされた経験がないから、大切にするということが
        :なんだかわからないの……そんなこと考えたことなかった
        :のに」 
 片桐     :「康子」 

 包むようにぎゅと腕に力を込めて。

 片桐     :「今からじゃ、遅いんか?」 
 康子     :「……っ(唇を噛んで)」 

 涙をこらえながら、震える声でつぶやく。

 康子     :「……酷いなあ、ギリちゃん……やっぱり」 
 片桐     :「なんでじゃ」 
 康子     :「……女殺しね、本当」 
 片桐     :「康子?」 


 そのまま、ただ声を殺して泣く康子。


企み
----

 ヤクザの男  :「……康子」 
 康子     :「…………」 
 ヤクザの男  :「まさかお前がたらしこまれるとはな」 

 見下したような目。

 ヤクザの男  :「……お前がどれほど淫乱で汚らしい女か知らずに……片
        :桐も哀れだな」 
 康子     :(ぎゅっと唇をかみ締める) 


馬鹿殿参上
----------

 吹利県警、食堂にて。

 片桐     :(うどんを啜ってる) 

 その背後から近づいてくる影。

 若戸     :「……片桐」 
 片桐     :(うんざりした顔で振り向く) 
 若戸     :「毎晩遊び歩いて、よくもまあスタミナが持つなあ、流石
        :は総代殿だ」 
 片桐     :「……なんぞ用かい」 

 かちほこったような顔で片桐を見据える。

 若戸     :「よくもまあ恥ずかしげもなく」 
 片桐     :「……なんじゃ、なんぞ言いたいことでもあるんかい」
 若戸     :「ふん、県警巡査がヤクザの情婦と色事とは……まったく、
        :県警の面汚しもいいとこだな」 
 片桐     :(ぴた) 
 若戸     :「事が公になったらどれほど県警の評判を落とすか……
        :まったく、これだから」 

 ふーやれやれとばかりに。

 片桐     :「……おい」 
 若戸     :「なんだその目は。嘘だと思うなら確認してみろ、俺の情
        :報網を舐めるな」 
 片桐     :「…………」 
 若戸     :「いっておくがなあ、俺が黙っておいてやるのは慈悲だぞ、
        :感謝してほしいものだな」 

 いうがいいか、小ばかにしたような顔でかつかつと歩いていく。
 
 片桐     :「…………康子」


別れ
----

 吹利県某所。
 人気のない場所、康子の肩に手を回す片桐。

 片桐     :「…………」
 康子     :「…………」>寄りかかってる 
 片桐     :「……康子」
 康子     :「……」>唇を噛む 
 片桐     :「……本当のことだけ、聞きたい」 
 康子     :「…………ごめんなさい」 

 すっと片桐から離れて。

 片桐     :「康子!」 

 それきり背を向けて駆けていく。

 片桐     :「…………康子」 

 小さくなる背中を、ただ見送って


暗躍
----

 某所、携帯を片手に真剣な顔の相羽。

 相羽     :「どう?」 
 若い女@携帯 :「やばいよ……康子さんが……」 
 相羽     :「……目、離さないでいてくれる。もうすぐだから、さ。
        :あの男陥れるまで、ね?」 
 若い女@携帯 :「うん……助けて、相羽さん」
 相羽     :「わかった、また電話する」

 電話を切って。

 相羽     :「…………くそ」 

 歯をかみ締める。


運命
----

 吹利県警刑事部生活案全部、ガサ入れ。
 百人近い捜査員が導入されて、組事務所に踏み込む。

 片桐     :「……(康子)」 
 相羽     :「ギリちゃん」 
 片桐     :「わあっとるわい」 

 逃げ惑う組員、暴れる組員らを取り押さえて。

 相羽     :「……奴は?!」 
 片桐     :「おらん!くそっ!」 

 その頃。

 ヤクザの男  :「くそっ、相羽かっ」>拳銃片手に 
 康子     :「……っ(ぐっ)」

 猿轡かまされて連れて行かれている。

 ヤクザの男  :「くそっ、片桐を押さえたと思ったら……くそっ」 

 髪をつかんで、無理矢理ひっぱっていく。

 康子     :(うぅっ)
 ヤクザの男  :「くそ、ついて来いっ」 
 片桐     :「待たんかっ!」 
 ヤクザの男  :「うっ!」 

 真っ直ぐに銃を構えた片桐。

 康子     :(片桐を見る) 
 ヤクザの男  :「近寄るな」 

 銃口を康子のこめかみに当てる。

 片桐     :「…………(歯をかみ締める)」 
 康子     :「……うぅ」
 ヤクザの男  :「寄るな、女を撃つぞ」 
 片桐     :「…………」>銃口を下ろす 
 ヤクザの男  :「そうだ、銃を捨てて頭に腕を組め」 
 康子     :「んーーー(やめて!)」
 片桐     :「……わかった」 

 からんと銃を投げて、両腕をあげて頭に組む。

 ヤクザの男  :「はは……康子、見たか。哀れなもんだな」 
 康子     :「うぅっ(やめて!)」>身をよじる 
 片桐     :「……(歯をかみ締める)」 

 銃口が片桐に向けられる。

 ヤクザの男  :「消えろ、片桐っ」 

 銃声。

 ヤクザの男  :「ぐあっ」 

 腕を押さえてうずくまる。

 相羽     :「片桐!」 
 片桐     :「相羽」 

 銃を手にした相羽の声。

 康子     :「……っ(駆け出そうとして)」
 片桐     :「康子!」 
 相羽     :「待て!片桐っ」 

 腕を押さえてうずくまったはずの男が鬼の形相で起き上がる。

 ヤクザの男  :「ちくしょうっ!」 

 二発目の銃声。

 片桐     :「康子っ!」 

 スローモーションのように康子の身体が崩れ落ちるて膝をつく。

 片桐     :「康子……」 
 康子     :(だきとめられたまま、がっくりと力が抜ける)
 片桐     :「しっかりせえ!」 

 猿轡を外して、ほおを撫でる。

 康子     :「……ごめんなさい」 
 片桐     :「康子!」 


馬鹿殿再び
----------

 吹利県警。
 つかのま時間、ソファに座る相羽と片桐。

 片桐     :「…………」>座って膝に肘をついて顎をのせている 
 相羽     :「…………」 
 片桐     :「…………相羽」 
 相羽     :「なに?」 
 片桐     :「……すまん」 
 相羽     :「謝るいわれないよ」 

 ふと近寄ってくる男。

 若戸     :「よう、片桐」 

 腕組みしてニヤニヤと笑う若戸。

 相羽     :「……馬鹿殿キタ(小声)」 
 片桐     :「…………」 
 若戸     :「命拾いしたなあ、はっ」 
 片桐     :「…………」 
 若戸     :「これで証拠隠滅、お前の醜聞も表ざたにならずに済んだ」
 相羽     :(ガタンと立ち上がる、顔笑ってない) 
 片桐     :「……」 
 若戸     :「ふん、女もあわれなもんだ。お前と関わらずにいたら
        :ヤクザの情婦でもっと生きながらえたのにな」 

 と、言い終わらないうちに 

 片桐     :(がたんと立ち上がって)

 若戸     :「ぐあっ」 

 ぶん殴られてふっとぶ若戸。

 相羽     :「ギリちゃん!」 
 史久     :「か、片桐さんっ!」>騒ぎに駆けつけた。
 片桐     :「離せ!」 

 腕を押さえる相羽、後ろから胴を抱え込んでおさえる史兄の二人がかりで押
さえられながらも、なおも拳を握り締めて若戸を睨みつける。

 若戸     :「う、この……片桐ぃっ!」 

 鼻血の伝う顔を押さえて。

 片桐     :「……貴様っ!」
 史久     :「片桐さん!やめてください!」
 相羽     :「こいつにお前さんが殴る価値はないよ」
        :>腕をがっしと押さえて 
 若戸     :「片桐ぃ、このままで済むと思うなっ。お前は最低野郎だ、
        :あの女を死なせたのはお前だろうがっ」 
 片桐     :「黙れ!」 
 史久     :「片桐さんっ」 

 わらわら集まる警官達に止められる片桐、睨みつける若戸の二人。


異動
----

 一週間後。
 お咎めはなく、葛城署所轄に異動になった片桐。

 片桐     :「まあ……近場じゃしの」 
 史久     :「はい、片桐さん。お元気で」 
 相羽     :「あっちの連中によろしくいっといて」 
 片桐     :「しかし……お咎めなしっちゅうのはどういうこっちゃ」
 相羽     :「え?ああ」 

 にやりと意味ありげに笑う。

 片桐     :「相羽?」 
 相羽     :「ほら、持つべきものはハムさんのお友達だよ」 

 くくくっと笑って指を立てる。
 ハム=公安。東治安……吹利県警の精密機械。

 片桐     :「……はぁ?」 
 史久     :(やれやれ) 
 相羽     :「なぁに、ちょーっとお願いして弱味掴んでもらっただけ、
        :な?」 

 ぽんぽんと史兄の肩を叩いて同意を求める。

 史久     :「…………まったく」 
 片桐     :「……東か」 
 相羽     :「快く引き受けてくれたよ、以前に東っちの嫁と知らずに
        :馬鹿殿が奥さんに声かけようとしたこともチクっといた」 
 片桐     :「…………おのれら」 

 呆れ顔になる。

 史久     :「……僕はやめろっていったんですよ」>でも協力した 
 相羽     :「ま、しばらく所轄でがんばってきなよ」 
 片桐     :「……ああ」 

 軽く頭振って、片手を挙げる。

 片桐     :「じゃあの」 
 相羽     :「んじゃま、がんばって」 
 史久     :「お元気で、片桐さん」 

 お辞儀する史兄と軽く手を振る相羽 


慟哭
----

 墓地にて。墓石の前でしゃがむ片桐。

 片桐     :「……康子」 

 両手を地面について。

 片桐     :「……すまん」 

 頭を下げて、そのまま動かない。
 額を地面につけて、顔を伏せたまま肩が小刻みに震えている。

 片桐     :「……すまん、康子」 

 震えるような、嗚咽の声が微かに響く。


終わった
--------

[Hisasi] はあ 
[Hisasi] 長々と失礼しましたヨ 
[Hisasi] だったら、EPでカケヨという気も 
[Tihiro] きにしな〜い 
[meltdown] もんだいないかと 
[Hisasi] 馬鹿殿が楽しくて 
[meltdown] しっかし、相羽さんに喧嘩売れる度胸があるとは 
[meltdown] 凄い人です 
[Hisasi] とりあえず後で斬ろう 
[Hisasi] ありがちなネタだけど、ギリちゃんが恋人をつくれない理由


先輩は落としにくい?
--------------------

[ER] (でもまま、ちょっとだけ質問だ) 
[ER] (なんで、ギリちゃんのほーが落としやすくて、先輩は落としにくかったの?) 
[Hisasi] 先輩は女の子信じないもん 
[ER] (すてころんっ☆) 
[Tihiro] そーいや。 
[Hisasi] 誰も自分の中にいれないのが先輩で 
[Hisasi] なんでもいれてくれるのがギリちゃん 
[Toyolina_] イメージ映像:コートの中に女の子 
[ER] ……ああ、ほんとに女の人が好きなんだ、ギリちゃんて 
[Hisasi] うん 
[ER] (ヘンな意味合いじゃなくて) 
[Hisasi] 守ってあげたい系 
[Hisasi] 奴は真帆さん以外まもろうとはしませんぜ
    (いやお巡りさんとして守るよちゃんと) 
[ER] ……つまり、以前は、先輩のほーが黒かったのかっ 
[Hisasi] 真帆さん以前は 
[ER] …… 
[Hisasi] …… 
[ER] …………先輩って(えう) 
[ER] そりゃギリちゃんびびるわいっ 
[Hisasi] そらもう 
[Hisasi] あの腹黒になにがあった 
[ER] ああ 
[ER] ギリちゃんがとても普通の人に見えます(きらきら 


馬鹿殿、面白い
--------------

[Hisasi] そしてまんべんなく県警面子に嫌われてる馬鹿殿 
[Hisasi] でも動かすの楽しいのでまだ県警にいます♪ 
[Hisasi] #かほるさんに声をかけようとしたという 
[Hisasi] #ある意味ものごっつちゃれんじゃーなことをしでかしてるあたり 
[ER] #つーか、東っちじゃねーとしても、誰かの奥さんとは思ってなかった
    のかっ(汗 
[Hisasi] #なんか色々ふっとばすくらい美女であったのだろう 

 千尋     :「そこで吹っ飛ばすよーな自制心で、警察やっちゃ困るん
        :だけどねー(ふーやれやれ)」 

[Hisasi] #まったくw 

 相羽     :「いやー話聞いた時の東っち…………すごかったよ
        :(後半真顔)」 
 真帆     :「…………なんとなく、想像できる(汗)」 

[ER] #東っちの顔はおぼえてなくても、雰囲気とかはもーがっつり(笑 

 相羽     :「まー俺も色々噂とか流されたねー」 

[Hisasi] #悪い噂一杯 

 真帆     :「……え」 

[ER] #途端にぎゅっと眉根にしわがよる 

 相羽     :「まあ、この業界って上からの評価と評判がモノをいうか
        :らねえ」 
 相羽     :「上にさんざ悪口流されたらしいね」 

[Hisasi] #で、出世できませんでした 

 真帆     :「…………っ」 
 相羽     :「でも、それで俺をへこませられるわけないじゃん」 
 真帆     :「……それはそうだけど……」 
 真帆     :「…………そうだけどっ」 

[ER] #こー、出世とかしてたら、ここまで危険なことしてなかったんじゃな
    いかとか 
[ER] #やっぱり考えるらしい 

 真帆     :「…………」 

[ER] とりあえず、馬鹿殿に敵一名追加〜 
[Hisasi] うむ 

 真帆     :(ぐすぐす) 

[ER] まあ、馬鹿殿さんも、真帆には手を出さないだろうから 
[ER] #いや、陥れるとかそういう意味合いでも 
[Hisasi] だって手をだしたら 
[Hisasi] (可愛いべたずの映像) 
[Hisasi] と、いうわけで(ぜえはあ) 
[ER] (ぎゃー 
[ER] ……というわけで 
[ER] ギリちゃんがかわいそうだー(ほろほろ)といいつつ 
[ER] ねまふー 
[Toyolina_] オヤッス 
[ER] であー 
[Hisasi] おやすす 


時系列と舞台
------------
 http://kataribe.com/IRC/KA-06/2007/01/20070104.html#220000
 http://kataribe.com/IRC/KA-06/2007/01/20070105.html#000003
 2003年
解説 
----
 片桐の傷。未だに引きずる恋人の影。しかし、長かった。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
以上。



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