[KATARIBE 30537] [HA06L] みぎゆかまさき 12

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Date: Sun, 24 Dec 2006 13:03:11 +0900
From: Subject: [KATARIBE 30537] [HA06L] みぎゆかまさき 12
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
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[HA06L] みぎゆかまさき 12
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登場人物
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 御厨正樹   http://kataribe.com/HA/06/C/0534/
 蒼雅 紫   http://kataribe.com/HA/06/C/0573/
 品咲 渚   http://kataribe.com/HA/06/C/0636/

みぎゆかまさき
     http://hiki.kataribe.com/HA06/?MigiYukaMasaki


助けられてばっかりだ
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 正樹     :「あ……」
 正樹     :「……やばい……マダ返事してない……」

 渚      :「……年越し参りでも行く? んでそんときに言ったらえ
        :えやん」
 正樹     :「……うーむ……」
 正樹     :「結局、出かけられなかったし……」
 渚      :「都合よく10分くらいやったらはぐれられるし」

[Toyolina] それ以上は探されるから無理

 渚      :「うん、でもちょっとは気持ちが前向きなってるみたいで
        :安心」
 正樹     :「なんというか、渚には……助けられてばっかりだ……」

[Toyolina] 照れるぞそりゃ

 渚      :「……あ、改まってなんですか」
 正樹     :「いや、ほら……友達とはいえ……色々と……」
 渚      :「前から言ってるやん、うちら仲間で家族やって。それに
        :さあ」
 正樹     :「それに?」
 渚      :「ん……紫がしんどそうな顔してるのは、ほんま耐えられ
        :へんのやけど……その次に正樹がそんな感じなんも、見て
        :るこっちが辛いわけ(微妙に視線ずらしてる)」
 正樹     :「俺?」
 渚      :「うん」
 正樹     :「……なんで?」

[kisito]  聞くなよ、んなこと〜〜(ごろごろ
[Toyolina] なあ、聞くなよなあw


 渚      :「……いやだってさぁ……別に正樹のこと嫌いとかやない
        :し……心配くらいするって」
 正樹     :「……そ、そうか……」

 正樹     :「あー、えーと……その……」
 正樹     :「それはどうも……」

 渚      :「ん? あー……いやその……ほら、紫の好きな人やしな
        :……うん」

[Toyolina] チョーフクザツな気分
[Hisasi]  |・)
[Hisasi]  どきどきわくわく
[Toyolina] どきわく

 正樹     :「……俺は紫の付属物かいっ」

[Toyolina] なんかツンデレ寸前ですよ>みぎー

 渚      :「いや、そんなことは決して……ほら、紫のことナシにし
        :ても……うん、仲ええし」
 正樹     :「……まぁ、確かに仲は良いよな……」
 渚      :「うんうん、そーやろ。それにホラ、この前屋上呼び出し
        :たときとか……うちめっちゃ感動したし」
 正樹     :「……この前……って……どれだっけ?」
 渚      :「どれって……ひど……(しょぼん)」
 正樹     :「……ちょっとまって、思い出すから……って、う……あ
        :……」

[kisito] 真っ赤

 渚      :「……思い出してくれた?」
 正樹     :「……わ、わすれてっ……頼むから忘れてっ」

[Toyolina] 上目遣い。すねてるから

 正樹     :「……うぁーせっかく思い出さないようにしてたのにー!」
 正樹     :頭抱えて
 渚      :「無理、忘れるとか。一生の思い出なっちゃう」
 正樹     :「うぁ〜〜」

[Toyolina] だって乙女度高いんですものこの人

 正樹     :「い、一生の思い出とか……」

[Hisasi]  いい感じになってきたぞ
[Saway]   オノレコノヤロウ
[Toyolina] Sawさんがお怒りじゃ

 正樹     :「まてまてっ、相手はおれだぞっうれしいのかあのセリフっ」

[kisito]  馬鹿が居ます、どうしたらいいでしょうか。
[miburo]  首を刎ねよ
[kisito]  それは無理です。
[miburo]  刎ねよ

 渚      :(台詞思い出してた)
        :「だって言われたん初めてやもん(超うれしそう)」
 正樹     :「そ、そりゃああんな馬鹿なこと言う奴はいないと思うけど
        :……いや、ここに居たけど……」


久しぶりにいちゃつく
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[Toyolina] さらに事態に混乱を来す方向に走るべきでしょうか
[Toyolina] 冷静な僕はやめとけってゆってる
[Hisasi]  ゴー
[Toyolina] おk(翻意)
[kisito]  ひーっ
[kisito]  そんなに私を振り回して楽しいですかーっ……実に楽しそうですがーっ
[miburo]  首を(退場)

 渚      :「やー、思い出したらもうなんか……告白みたいで……って
        :ナニ言わすねん(そっぽ向く)」
 正樹     :「べ、別に俺が言わしたわけじゃっ」
 渚      :「……ミギワハダイジデス、ウソジャナイデス(棒読み)」
 正樹     :「やーめーてー!」

 渚      :「ほんま感動したよ。高校入ってから一番……かも」
 正樹     :「やめてー、思い出させないでー」
 渚      :「紫のことがなかったら、危なかったかも……(ぼそぼそ)」
 正樹     :「……あー、くそう……不覚だ……」

[Toyolina] あ、聞き逃してる。
[kisito]  動揺して、注意力散漫

 正樹     :「べ、べべべ……別に渚が好きとかそういうわけじゃない
        :からなっ、俺が好きなのは紫でっ」
 渚      :「なんかツンデレみたいやな。わかってるって(うんうん)。
        :べ、べべべ……別に正樹が好きってわけやないんやから。
        :うちが好きなのは紫でっ(変なまね)」
 正樹     :「リピートするなーっ」

[Hisasi]  先生、どこらへんでゆかりんを投入すべきですか?
[Saway]   むしろゆかりんに他の男子の影をちらつかせてみるテスト
[Toyolina] ベタに許嫁説
[Toyolina] それかこの仲良しやりとりを誤解
[Saway]   両方で。
[Hisasi]  きゃーw
[Hisasi]  じゃあでてみよう

[Hisasi]  てこてこと二人があたふたしてるところに
[Hisasi]  めずらしく転倒せずに歩いてくる

 渚      :「わ、そんな怒らんといてよ(でも楽しそう)」
 正樹     :「うがー」

[Hisasi]  ちょうどつっこみいれようと手が触れそうになったタイミングで
[Toyolina] キャー

 SE     :カツ

 正樹     :「……て、紫?」
 紫      :「……あ」

[Hisasi]  なんか目の前で正樹さまと渚さまが親しげによりそってます
[Hisasi]  しかも二人とも顔赤い

 正樹     :ばばっと離れる
 紫      :「……あ、あの……」

[Hisasi]  みるみる赤面して

 渚      :「あ、紫。ちゃうよ、うちのボケがガマンならんってすごい
        :ツッコミきたところで」
 紫      :「あ、いえ、失礼しましたっ」

[Hisasi]  ばたばた

 正樹     :「まって! ものすごい勢いで誤解して逃げないでっ」
 渚      :「あ、ちょ、ちょっと待って、いやホントに違うって」
        :(追いかける)

[Toyolina] ゆかりんにイヤな女だと思われてしまうじゃないか、大変だ。
      追いかけろ

 紫      :(どどど、どうして、こんなにどきどきしてるんでしょう)

[Hisasi]  わたくたにげながら
[Hisasi]  心臓がばくばくゆってます
[Toyolina] こういうときに限って転ばないんだから
[Toyolina] 追いつけないw

 正樹     :「あーもー、こんなときばっかり素早いんだから紫はっ」

 SE     :ずべっ

 紫      :(うぅ)

[Hisasi]  いつものアレ

 正樹     :「プライベートに干渉したくないから発信機はつけてない
        :しっ……って、あれ?」

[Hisasi]  普段でなくてもつけるなよw
[Toyolina] それ知られたら人生終わるぞw
[kisito]  いや、山とか海に行くときに念のために渡すのよ。
[kisito]  こっそり仕掛けたりはしませんよ。

 渚      :「ああっ、ゆ、紫、大丈夫(手を貸そうと)」
 紫      :「ご、ごめんなさいっ」

[Hisasi]  わたくたと

 正樹     :「だ、だいじょうぶ?」
 紫      :「す、すみません、あの、その、ええと」
 渚      :「紫、ゴメン。ちゃんと言うから話聞いて」
 紫      :「……は、はい……」
 正樹     :「はぁっ……はぁっ……話も聞かずにっ……逃げないで
        :よっ……」

[Hisasi]  ぺちゃんとすわったまましゅんと
[kisito]  がっくりと力尽きる

 渚      :「とりあえず、落ち着いたら、屋上かどっか(ぜーはー)」
 正樹     :「そ、そうだな……疲れた……」


落ち着いて聞いてね
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[Toyolina] そして屋上。十分後くらい。

 紫      :「……ええと」

[Hisasi]  ぺちゃんと座って話を聞いている姿勢

 正樹     :「えーとだな、ただ単に渚と友人としての語り合いをして
        :ただけ……なんだが」
 渚      :「うん……ほら、この前、うちが屋上呼び出したときあっ
        :たやん」
 紫      :「あの、すみません……その、ええと、早合点してしまっ
        :て……」

[Hisasi]  でもどことなく正樹さまから離れてる
[Hisasi]  近くにいると恥ずかしいから
[Hisasi]  異性を意識する年頃
[kisito]  相対的に、みぎーと近くなりそう……
[Hisasi]  うん

 正樹     :「頼むから、あの時屋上で言った事は忘れてください……」
 渚      :「そんでな、あんとき、正樹が言った台詞、感動したよーっ
        :て言ったら、正樹がチョー恥ずかしがってな」
 正樹     :「恥ずかしいに決まってるだろっ」

 渚      :「うん、それだけの話なん。ほんとなんでもなかったんよ。
        :でもごめんな、びっくりさせて(なでなで)」
 紫      :「でも、私も……あのとき正樹さまがおっしゃった言葉、
        :感動しました」
 正樹     :「いーわーなーいーでー」

[kisito]  顔真っ赤にして頭抱えて蹲っちゃいます

 正樹     :「二人ともっ、頼むから忘れてくれっ」

 渚      :(あ。ゆかりんに耳打ち)
        :「もう一つネタつかんでん。聞きたい?」
 紫      :「はい」>こそっと
 渚      :「じゃあ、今晩にでも(こそこそ)」

 正樹     :「……ちょ、そこの二人っ何内緒話をっ」

 渚      :「ん、なーいしょ」
 紫      :「……」>きいてます

 正樹     :「うー、あーもーっ俺は帰るって、あぁそうだ。紫、何か
        :屋上に来るとき暗くなかった?」

[Hisasi]  実はお父さまから縁談の話が
[Hisasi]  撤回します
[Tihiro]  ひぁ
[kisito]  びっくりした。
[Toyolina] 撤回したからそれはないそうですよ

 正樹     :「気のせいなら、いいけど。とりあえず、俺は帰る。恥ず
        :かしいしっ」

[Toyolina] その発言の意図は? >屋上に来るとき暗くなかった?
[kisito]  いや、こっちを見る前から暗くなかったかなーと思っただけ。
[Toyolina] それをどうやって察知すんだ、あの状況でw
[kisito]  とりあえず、正樹はにげるっ
[Toyolina] どうぞw>とんずら
[kisito]  愛のちk……撤回します

 正樹     :脱兎
 紫      :「正樹さま……」
 渚      :「……照れ屋さんやなあ、正樹は」
 紫      :「……」

[Hisasi]  ふと、去って言った正樹さまの後をみて
[Hisasi]  ちょっと神妙な顔

 渚      :(そんなゆかりんの顔を横目に)
        :「今晩のネタは、きっとええ話よ。楽しみにしとってな」
 紫      :「は、はい」

 渚      :(にひー)「うちは紫の一番の親友やからな、しょーもない
        :話なんかせーへん(ゆかりんの頭抱え込みつつ)」
 紫      :「はい、楽しみにしてますっ」

[Hisasi]  にぎりこぶし
[Toyolina] 山キタコレw
[Hisasi]  山をゆびさすみぎーとにぎりこぶしのゆかりん

 渚      :「もうすぐや、あの頂を越えればそこにはうちらが望んで
        :やまなかった新天地、パライソ? っていうの? うん、
        :まあそれが」
 紫      :「パライソ……はい、希望の地ですね」

[Hisasi]  この二人なんとかしたほうがw
[Toyolina] 別の意味で危なくなってきたw


時系列と舞台
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12月の末。吹利学校の終業式はいつなんだ。


解説
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みぎゆかが「山」ネタを完全にモノに。


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Toyolina
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