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Date: Wed, 20 Dec 2006 22:32:42 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30517] [HA] 高技能値狭間イメージ断片その4
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200612201332.WAA87778@www.mahoroba.ne.jp>
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Web: http://kataribe.com/HA/
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2006年12月20日:22時32分42秒
Sub:[HA]高技能値狭間イメージ断片その4:
From:久志
久志です。
イメージ羅列。蒼雅家。
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高技能値狭間イメージ断片その4
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お達し
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吹利県、蒼雅家。広い敷地に立つ屋敷。
その一室で向かい合う父と息子。
巧 :(着物袴姿で正座してる)
彬 :(深く溜息をついて、巧の顔を見る)
巧 :「……父上」
彬 :「……よもや、当主を継がせて幾日も経たないうちに、
:このような知らせが届くとは」
目の前に置かれた書状。
彬 :「巧、御霞神社は知っておるな?」
巧 :「はい、竜神の部下が祭られている神社のひとつ……」
彬 :「そうだ、霞ヶ池を封じたの者の一人と伝承され、封印の
:かなめ石的存在となる、重要な場だ」
巧 :「……はい」
彬 :「霞ヶ池、再び、あやしき動きあり」
巧 :(唇を噛む)
彬 :「我が蒼雅、微弱ながらも吹利の安定を担う家の一つ」
巧 :「はい」
彬 :「……蒼雅の新当主として、御守りせよ、巧」
巧 :「わかりました」>ふかぶか
巧、訪問
--------
裏路地にある寂れたバー、FROZEN ROSES。
目立たない衣装に身を包んだ少年が立ち止まる。
巧 :「……間違いは無い」>メモを見て
SE :からん
ドアを開けようとしたとき、空を切って飛んでくる何か。
巧 :「!」
咄嗟に手にした袋からわずかに鍔に指をかけて突き出す。
SE :シャリン
鞘をもった手、その鍔がひやりと凍りつく。
巧 :「…………」>警戒
氷冴 :「ふふ、外れちゃった」
巧 :「……」>袋に入った鞘をにぎったまま
氷冴 :「ごめんなさい、ちょっと試させてもらったの、そんなに
:怖い顔しないで」
巧 :「……はい、お邪魔いたします」
微妙に警戒したまま、店内へと歩を進める。
氷冴 :「座って、何かお出しするわ」
巧 :「……未成年ですので、お酒はいただけません」
氷冴 :「あら、ふふ、じゃあオレンジジュースでいかが?」
巧 :「お願いいたします」
手にした刀は放さず、カウンターの前の席につく。
氷冴 :「お話は伺ってるわ、蒼雅の若当主さま」
:>オレンジジュースのグラスを置いて
巧 :「はい……まだ未熟さは拭えませんが、お力をお貸し願え
:るよう」
氷冴 :「正直ね、真っ直ぐで……誰かに爪の垢でも飲ませてあげ
:たいわ」
巧 :「?」
氷冴 :「ああ、いいえ、こっちの話。じゃあ、早速言付けを……」
解説
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断片的なイメージ。蒼雅家を
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以上。
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