[KATARIBE 30485] [HA06L] 「スワロウテイルの夜7:タヨレナイ」

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Date: Thu, 14 Dec 2006 11:00:18 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30485] [HA06L] 「スワロウテイルの夜7:タヨレナイ」
To: kataribe-ml@trpg.net
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2006年12月14日:11時00分18秒
Sub:[HA06L]「スワロウテイルの夜7:タヨレナイ」 :
From:Saw


[HA06L]「スワロウテイルの夜7:タヨレナイ」 
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登場人物
--------
登場人物
--------
揚羽/ソーニャ・ヴラドヴナ:少女、時々吸血鬼。歌を忘れた歌い手。

御厨正樹:揚羽を家族として迎え入れた少年。


三日ぶりの目覚め
----------------
 ソーニャ   :「……ここは……私はどうなったんだ?」(肩と腹に空いた
        :穴を押さえる) 

[Toyolina] #空いたまま>< 

 ソーニャ   :(塞がっている。どれだけ寝ていたのだろう)「……! そ
        :うだ、正樹!」
 
[chita] # まさき様が気付くと、部屋は得体の知れない人外たちに占領されてい
た。嘘だけど 

 正樹     :「おはようアゲハ。」
  
[chita] # なお、この正樹は自動的に消滅する。嘘だけど 

 ソーニャ   :「お、おはよう、正樹」(視線を落とす) 
 正樹     :「まぁ、無理するな。おもいっきし穴開いてたわけだし。」
 ソーニャ   :「……」(下向きっぱなし) 
 正樹     :「まぁ、色々と事情があったんだろうなぁ。海に流れ着いた
        :りしてたわけだし。」 
 正樹     :「……さて、元気そうだし部屋に戻って寝るかな。あー……
        :しんどー……」 
 ソーニャ   :「いや、違うんだ正樹っ」(ようやく正樹の方を見る) 
 ソーニャ   :「!」(正樹の首を凝視する) 
 正樹     :「ん?違うって……何が?」 
 ソーニャ   :「……すまない正樹、私が意識を失った後何があった?」
 
[Saway] #眼が金色に輝いている 

 正樹     :「んー、とりあえず応急手当をして……俺が背負って帰った。」 
 正樹     :「聞かないほうがいいと思ったので、事情については何も知
        :らん。」 
 ソーニャ   :(立ち上がり正樹の近くに)「正樹、君には本当に感謝して
        :いる」 
 正樹     :「……そんな話は聞きたくない。」 
 ソーニャ   :「事情はいつか必ず伝える……もう少しだけ待ってくれ」
 正樹     :「ん、そうか。」 
 ソーニャ   :「うん。私は約束は違えない」(窓の外を見る)

[Saway] #正樹が一人でどうにかしてくれたのだと思ってます。すげーや正樹様。

 正樹     :「あー、そだ。忘れてた。」 
 正樹     :「ちょいまて、アゲハ。」
 ソーニャ   :「ん?」 
 正樹     :「えーと、なんて店だっけ……GARDEN、だっけか。あそこの
        :連絡先知ってる?」 

[kisito] #PLが完全に忘れてました……orz 
[kisito] #>連絡云々 

 ソーニャ   :「いや……何故だい?」
 正樹     :「そこの店長さんにおきたら連絡くれって言われてた。すっ
        :かり忘れてた。」 
 ソーニャ   :「連絡先……タウンページかインターネットでわかるかな」
 正樹     :「あー、いいや。今からさくっと調べて連絡しとく。」 
 正樹     :「というわけで、せめて普通の服装で行け。」 
 ソーニャ   :「わかった」(着替え始める) 
 正樹     :だだだっと部屋に戻る 
 ソーニャ   :(?)

[Toyolina] #店来てくれないと困っちゃうなw 
[kisito] #ネットとか駆使して調べて電話。 

 正樹@携帯  :「もしもし、昨日お世話になった御厨です……えーとそちら
        :はGARDENで間違いないでしょうか?」 
 ソーニャ   :(当て布のされたポップなジーンズに黄色いスカジャン) 
 竜胆@電話  :『はい、左様で……ああ、マサキクン』 
 ソーニャ   :(私が寝ている間に何があったのかを掴まないと……正樹を
        :狙うなんて)  
 ソーニャ   :「九折めっ」(思わず自室の壁に穴を開ける) 

[Toyolina] #ひい 


タヨレナイ
----------
 正樹@携帯  :「えーと、アゲハが起きました。……壁に穴開けるほど元気
        :です」 
 竜胆@電話  :『……それはよかった。伝言預かってるから、お店来てもら
        :えないかってお伝え願えますか』 
 ソーニャ   :(いらいらして頭を掻きむしったり) 
 ソーニャ   :「正樹。お待たせっ」(笑顔で入ってくる) 
 正樹@携帯  :「はい、わかりました」 
 ソーニャ   :(電話切れるの待って)「店主さんと何かあったんだ? 彼
        :女なんだって?」 
 正樹     :「ん、おっけーだ。GARDENの店長さんが言伝を扱ってるから
        :来てくれって。」 
 正樹     :「場所はわかるよな?」 
 ソーニャ   :「うん。もしかして私が気絶してから彼女きたのかい?」 
 正樹     :「そう、危ないところを助けてもらった。」 

[Toyolina] #あまりタスケテは居ませんが美化されてゆ。うれしみ 

 ソーニャ   :「そうかー。彼女には世話になってばっかりだな。それじゃ
        :あついでにもう一つ質問いいかい? 正樹はもう私の化物じ
        :みた姿を見てしまったんだよね??」 
 正樹     :「自分を化物とか言わない。」 
 ソーニャ   :「っ……驚いただろう。意外な一面てやつだ。でも気にしな
        :いでくれ。もうあんな風にはならないから……頼む」 
 正樹     :「自己完結して勝手に気に病まない。」 
 正樹     :「まぁ、驚くには驚いたが……ぶっちゃけなー壁壊せるほど
        :の怪力持ってる時点で十分驚いたって言うかー……ねぇ?」
 

[kisito] #なにがねぇ?だw 

 ソーニャ   :「あはは。確かにそうだな。正樹の言うとおりだ……」
 ソーニャ   :「よし、それじゃあ行ってくるよ」 
 正樹     :「いってらっしゃーい」 
 ソーニャ   :「まったく。君に自己完結するななんて言われたら私もおし
        :まいだな」(ニヤリと出て行く)


 正樹     :「……なるほど……なんとなくわかった気がする……」
 
[Saway] ----- 
[kisito] やー、まったくだ。 
[kisito] >自己完結 
[Saway] きっと似てるんですよどっか。 
[kisito] 人に相談しないで悩むところとか。 
[kisito] 周りの人は言う「言えば相談に乗るのに。」 
[Saway] ソーニャを見てれば何故自分がミギー達にアレほど言われたか正樹様に
も実感出来るというモノ 
[kisito] #がっくり


解説
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狭間06hiki-スワロウテイルの夜
http://hiki.kataribe.jp/HA06/?SwallowtailsNight

$$


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