[KATARIBE 30447] [HA06L] 「...From out of Sight」4

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Date: Wed, 6 Dec 2006 22:37:22 +0900
From: Subject: [KATARIBE 30447] [HA06L] 「...From out of 	Sight」4
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] 「...From out of Sight」4
==================================
登場人物
---------
 戸萌葛海   http://kataribe.com/HA/06/C/0603/
 西坂梗二   http://kataribe.com/HA/06/C/0615/

 風祭優一   http://kataribe.com/HA/06/C/0606/
 里見ぎぐのまゐノナ
        http://kataribe.com/HA/06/C/0595/
 大崎夏澄   http://kataribe.com/HA/06/C/0576/
 月影雪乃丞  http://kataribe.com/HA/06/C/0626/
 十川 学   http://kataribe.com/HA/06/C/0402/

 豊秋竜胆   http://kataribe.com/HA/06/C/0018/


本編4
------


[saway]   :登校日、生徒会室 教室に残ったノナと葛海

 ノナ     :「葛海ちゃん、だいじょうぶ?」
 葛海     :「……うん」
 ノナ     :「葛海ちゃんは悪くないよ、こういうことは、あるんだよ」
 葛海     :「うん、わかってる、けど」
 ノナ     :「元気出してね? ノナがついてるよ。多分エージ君とか
        :みんなもだよ」
 葛海     :「うん、ありがとノナちゃん」>なんとか笑って
 ノナ     :「あ、そだ。バイトの方は店長さんがしばらくおやすみして
        :いーって」
 葛海     :「え……でも」

[Hisasi]  :代わりにおにーちゃんががんばるそうです

 ノナ     :「ノナとエージ君たちで頑張るから、葛海ちゃんは休んで
        :てもだいじょぶだよ」(にこり)
 葛海     :「うん……ありがと」

[Hisasi]  :ぎゅっとノナちゃんの手にぎって

 学      :「ボクは生徒会じゃないのにーっ」<こきつかわれるの図

 ノナ     :「じゃ、今日は一緒にかえろっか」
 葛海     :「うん、かえろ」

[Hisasi]  :で、一緒に

 ノナ     :(葛海と手を繋いで帰る)
 ノナ     :「あ、聞いたー? 最近お店にストーカーでるんだって。
        :店長にんきモノだよねー」
 葛海     :「え? ……ストーカー?」

[toyolina] :ぶふぉっ
[chita_]  :どっちの店長のことだろう

 ノナ     :「お店の周りをコートのひとがうろついてるんだって。
        :コージ君がたまに見回りしてるけど気味悪いよねー」
 葛海     :「嫌だね、なんだか怖い……」

[saway]   :交差点で信号が青になっているのを待っていると
[saway]   :向かいにコートの男が立っていて葛海の方をじっと見ている。

 葛海     :「……?(びくっ)」

[toyolina] :ストーカーきたっ
[Hisasi]  :おもわず隣のノナちゃんの腕にぎゅっと
[saway]   :真夏だというのに着ぶくれしたコート、マフラー、目深に被った帽子。
[saway]   :だのに周囲の人びとはまったく気にかける様子がない

 葛海     :「……(なんだろう、この人)」
 ノナ     :「どーしたの?」

[Hisasi]  :ぎゅっとノナちゃんに捕まって、でもなんか視線がそっちいっちゃう

 葛海     :「ねぇ、ノナちゃん。あの人……」
 ノナ     :「なんかいる?」

[Hisasi]  :コートの男の人のほうをみて
[saway]   :道をワゴンが通り、一瞬コートの人物の姿が見えなくなる。
[saway]   :そして信号が青になる。不審人物は影も形もない。

 ノナ     :「あのひと?」(きょろきょろ
 ノナ     :「カッコいい人でもいたカナ?」
 葛海     :「あれ」

[Hisasi]  :きょろきょろ

 葛海     :「……ノナちゃん(泣きそうな声」
 葛海     :「今、変なコートの人が……」

[Hisasi]  :見回しても誰もいない

 ノナ     :「そんな人いなかったよ。大丈夫大丈夫」(笑顔で葛海をなでる)
 ノナ     :「やっぱり疲れてるんだよ。かえってやすも? ね」
 葛海     :「……そう、かな、うん(ぎゅっとノナの腕をつかんだまま頷く」

[Hisasi]  :怯えてます
[saway]   :途中、ノナに電話がかかってきます

 ノナ     :「ありゃー、ほんとー? それじゃすぐ行かないとね」
 葛海     :「ノナちゃん?」
 ノナ     :「ごめん、ホントはノナ今日、お店の方さぼってきちゃっ
        :たんだー。行ってくるね? もう平気だよね?」

[kisito]  :うずうず(ぉぃ

 葛海     :「あ、うん」>すげー心細い

[Hisasi]  :でもお仕事だし、と

 葛海     :「お仕事ならしょうがないよね、じゃあ、またね」
        :>怖いよう

[saway]   :大通りで優一君おいつきますか。
[kisito]  :では、追いつくでいいですか?
[saway]   :おいついてください

 ノナ     :「うん。やっぱりノナがいないとみんなダメみたい。しょう
        :がないなー? あれ?」
 優一     :ぽてぽてと歩いてくる
 ノナ     :「ゆーいちくんだー」

[saway]   :おいついてくるんじゃないのかw
[saway]   :見かけて走ってくるのかと思いました
[saway]   :ちょっと台詞直します

 葛海     :「あ、ホントだ」
 優一     :「あ、戸萌さんたちだ」(走ってくる

[saway]   :まいっか

 ノナ     :「それじゃノナ隊員、いってきまーす」
        :(てれてれGardenの方に向かう)
 葛海     :「うん、いってらっしゃい」

[Hisasi]  :手をふって

 優一     :「どうかしたの?」
 葛海     :「あ、あのね」
 優一     :「うん」

[Hisasi]  :ストーカーの話とか
[Hisasi]  :さっき見かけたコートの人の話(でもノナは見てない)とか
[Hisasi]  :それとなく、話してみる

 葛海     :「……疲れてるの、かなあ」
 優一     :「スト……(言いかけて止める」
 優一     :「ほんとに?」
 優一     :「うーん……疲れてるのかもしれないし、幽霊かもしれない
        :し、はたまた見られたのに気づいて消えたのかもしれないし」
 葛海     :「……でも、ノナちゃんもみてないし。他にだれも見てな
        :かったみたいだし」
 優一     :「……じゃあ、本当に幽霊とか。しかも戸萌さんに何か
        :伝えたい事がある」
 葛海     :「うぅ……怖いよう」
 優一     :「何か有ったら僕が戸萌さん背負って逃げるから大丈夫だよ」
 葛海     :「……うん、ありがと……あのね、優一クン」

[Hisasi]  :ちょっと言い出しにくそうに

 葛海     :「途中まで一緒に帰ってくれる?」
 優一     :「いいよ」

[Hisasi]  :怖いデス
[toyolina] :むずがゆい展開デス

 葛海     :「……よかった(ほっ」

[Hisasi]  :ちょっと安心して一緒に歩く
[kisito]  :秦弥だったら、何があっても守るとかいうんだけどなぁw
[Hisasi]  :ゆかりんは私が護りますといいそう
[HT-Magas] :御南深は何があっても殺してやるとk(魔術砲で消滅

 優一     :「幽霊に関わるような事とかあった?」
 葛海     :(ぶんぶん)

[Hisasi]  :なんか判定あるかなあ
[saway]   :ないっすー
[Hisasi]  :うい

 葛海     :「そんな心当たりないんだけど……おかしいなあ」
 優一     :「じゃあ、事故とか」
 葛海     :「そっちも……」>むしろ事故にあったのはこっちだ
 優一     :「そっか、無いか……うーん……何だろうなぁ……今度
        :先輩に聞いてみよう」
 葛海     :「うん、もともとうちはおばあちゃまがそういう霊とか
        :怪異とか絶対認めない人だし」

[saway]   :といって優一の方を見ると、優一の背後の壁にびつしりと赤い
      :目が張り付きまばたきをしている。
[toyolina] :ギャー

 葛海     :「ひぃっ(びくっ」
 葛海     :「ゆ、ゆういちクンっ! 後ろっ」
 優一     :「え?」>振り返る

[saway]   :なにもない
[Hisasi]  :ぺしゃんとその場に座り込む

 優一     :「何も無いよ?」
 葛海     :「……うそ、だって……後ろの壁に、目が……たくさん」

[Hisasi]  :ふぇぇ
[kisito]  :やべえw霊視出来る人が居ないからホラーになってるw
[toyolina] :やべえねw
[toyolina] :普通に怖い
[Hisasi]  :座り込んで泣いちゃうさ

 優一     :「ほんとにっ!? 一端どこかに逃げたほうがいいかも」

[saway]   :これ以後、家にいる時以外に一人になると何かに見られている
       ような錯覚を覚えるようになります。

 葛海     :「怖い……怖いよ……(ふぇぇん」

[Hisasi]  :きゃー
[toyolina] :きゃー

 優一     :「急いで家に帰ろう、たて……るわけないな……」
        :(ベクトル操作、身体能力付与っ)」(抱っこして走る
 葛海     :(しっかと首にしがみついて泣いてる)

[Hisasi]  :おいしいなあ、優一クンめ
[kisito]  :こいつ、おいしい目にしか会って無い気がするよ
[saway]   :しかし、こんなにも速く走っているのに見えてしまう。電柱を
      :通り抜けるたびに、電柱と壁の隙間からコートの端はみ出して
      :いるのが。
[toyolina] :ギャワー

 葛海     :「うぅ……やだ、やだよぉ……誰なの?」

[Hisasi]  :いい感じでホラーです、素敵

 優一     :「くそっ……なんだってんだっ」

[saway]   :もちろん優一君にはなにもみえてないんです
[saway]   :ワケがわからない状況
[kisito]  :むしろ、そのほうが怖いですよ>何も分からない
[kisito]  :かつみんはみえるけど、優一にとっては見えない恐怖だしなぁ
[Hisasi]  :うむ
[Hisasi]  :むしろ差があるから怖さがひきたつ
[saway]   :葛海ちゃんがおかしくなってしまったという可能性も(ぉぃ
[Hisasi]  :ひぃw
[saway]   :戸萌家につくと、ぴたりと怪現象はやむ
[Hisasi]  :ふむ
[saway]   :何かに見られているようなイヤな感じも消える
[Hisasi]  :なるほど

 優一     :「……はぁ……はぁ……つ、つかれた……」
 葛海     :「……あ、もう、平気……(きょろきょろ)」

[Hisasi]  :見回して、イヤな感じがしないのを確認

 優一     :「それは……はーっ……よかった……はーっ」
 葛海     :「ありがと優一クン」
 優一     :「どう……いたしまして……」
 葛海     :「……どうしたんだろう、お家に着いたら気味が悪い感覚が
        :なくなったよ」

[saway]   :心なしか、空も明るくなったような気がする。自分のテリトリー
      :に帰ってきたという安堵が葛海の気をゆるませる。

 葛海     :「……よかった」
 優一     :「幽霊が、帰宅に付き添い……こわっ」

[Hisasi]  :ふふふ、この後にどすんと落とすのだな
[kisito]  :自分で言っといて怖がる
[saway]   :その時、優一の背後に老婆が
[Hisasi]  :きゃあ
[toyolina] :こえーお

 葛海     :「きゃあっ」
 優一     :ばっと振り向く

[saway]   :優一にも見えます

 優一     :「こんにちは……」

[saway]   :可愛い孫娘が男連れで帰ってきたのだから、そりゃあ怖い顔を
      :している
[Hisasi]  :おばあちゃまかいw
[kisito]  :って、顔見知りじゃないか

 葛海     :「あ、おばあちゃま!」

[toyolina] :別の意味でギャー
[saway]   :あとよろしくおねがいしますw

 加津子    :「おかえりなさい、葛海さん。どうしたのです?そのように
        :慌てて」

[Hisasi]  :じっと優一クンを睨んでみたりしつつ
[Hisasi]  :一応送ってくれたという説明でことなきをえる

 葛海     :「優一クン、今日は本当にありがとね」
 優一     :「どういたしまして、じゃあ僕はこれで。今度から帰りは
        :友達と一緒に帰ったほうがいいね」
 葛海     :「うん……そうする(思い出してぞくっとしてる」

[chita_]   :車の送り迎えがつくかもしれない
[Hisasi]  :そして乗り込んでからあれ、運転手さんいつもとちがう?
[Hisasi]  :という恐怖展開になったりしたら
[Hisasi]  :(久志は鬼です
[saway]   :それいいですね、車。よかったら採用してください。
[kisito]  :ちがいますよ、バックミラーに何か見えるんですよ(鬼
[Hisasi]  :おっけー
[kisito]  :もしくは窓w
[Hisasi]  :送り迎えがついたとかで、あとはお好きに料理を
[saway]   :とりあえず誰かと一緒にいれば見られているという感じは薄まり
      :ます
[Hisasi]  :うに

 優一     :「先輩に教えたら、『ゴーストバスターズだー』とか言った
        :りは……さすがにしないよなうん(笑」
        :(へろへろになりながらかえる

[kisito]  :明日は筋肉痛決定。
[Hisasi]  :うふふ、なんか楽しくなってきた
[kisito]  :基本的にキャラをいじめるのが好きですね、ひさにゃーってw
[Hisasi]  :もちろんさ
[saway]   :じゃあいじめついでに。
[saway]   :二三日脅えて過ごしていて、ふと気付くと
[Hisasi]  :ふむ
[saway]   :みんながバイトや仕事で忙しくて自分が少しずつ孤立している
      :ような気分になってきます
[Hisasi]  :ひぃ
[toyolina] :ひぃ

[saway]   :いざ絡もうと思っても「無理しないで」と腫れ物を触るような
      :扱い
[kisito]  :狙いめだなぁ、と思ってしまった私はもう駄目です……
[Hisasi]  :もうガクブルですよ
[saway]   :そして一人になるほど感じる視線
[Hisasi]  :寝るのも怖い、おきていても怖い
[Hisasi]  :お父さんおばあちゃまお母さんは忙しく、お兄ちゃんも代理で
      :バイト

[saway]   :鋭司はいつも通りマイペースなのに、ノナはいつも通りすっと
      :ぼけているのに、何故か感じる距離。
[Hisasi]  :ぞくぞく
[Hisasi]  :(うへへ
[saway]   :しかも二人が親密な感じだったり。
[Hisasi]  :いやーん
[kisito]  :やべぇ……優一がほっとか無いのが目に浮かぶようですw

[saway]   :「あくまでそう見える」ってだけだけどw<親密
[saway]   :そして鳴は相変わらず面会謝絶
[saway]   :それでも日常は動いていく
[kisito]  :こう、かつみんはやつれてくるよね、絶対。
[Catshop]  :ふむむ。
[chita_]   :うーん、赤い眼かあ
[Hisasi]  :うむ
[Catshop]  :──これは、ちゃんす?(ぉぃ
[Hisasi]  :里見!?
[Catshop]  :それは大変だ。里見には誰も適わない(笑)。
[saway]   :かつみんをピンチにしてみたかった
[saway]   :反省はしていない

[Catshop]  :--- 吹利市内、路上

[Hisasi]  :ごー
[toyolina] :GOサイン出ました
[kisito]  :くそう、ねこやんと同レベルだったかっ(ぉぃ

 男の声    :「──い──おいっ」

[Hisasi]  :しかも即座に出ました

 男の声    :(背後から)

[Hisasi]  :かつみんに?
[Catshop]  :あい。

 葛海     :「ひっ(びくっ」

[Hisasi]  :腰抜かしそうにびびるかつみん

 梗二     :「うぉっ──驚かすないっ」(吃驚)
 葛海     :「あ……梗二クン(ほっ」

[kisito]  :これが優一にで「お嬢に何をしたぁ!」とかだった愉快でした
      :が、(ぉぃ
[Hisasi]  :おもいっきりホッとした顔

 梗二     :「どうしたんでェ、ちッと最近、様子がおかしいぞ?」
 葛海     :「……あ、うん……(色々疲れとか怯えとかが」
 梗二     :(顔を覗き込む)
 葛海     :「……最近、ね。変なの」

[Hisasi]  :ぼそぼそと

 梗二     :「俺でよきゃ、話聞くぜ?」
 葛海     :「犬坂クンのあの事件の後から……」
 梗二     :「あぁ」

[Hisasi]  :で、どっかに座って
[Hisasi]  :ぼそぼそ、と

 SE      :がしゃこんっ

 葛海     :「……ボク、変になっちゃったのかな……」
 梗二     :(葛海ちゃんのおでこに冷っこいものをぴとっと当てる)

[Hisasi]  :変な現象が起こってるけど自分んしかみえない

 葛海     :「わひゃあっ」
 梗二     :「ちっと頭冷やしない。そんなに暗い顔してッと、ホントに
        :おかしくなっちまうぜ?」
 葛海     :「あ、う、うん(びっくりしたあ」
 葛海     :「ありがと、梗二クン」

[Hisasi]  :ジュース受け取って

 梗二     :「で、何があったんだい? 笑わねェから話してみ?」
 葛海     :「うん……実はね」

[Hisasi]  :かくかくしかじか

 梗二     :(ぎしっ、とベンチをきしませて隣に座る)
 ノナ     :「おりょ? あ、かつみちゃんだー」
 梗二     :「そいつァ、穏やかじゃねェな?」

[saway]   :話そうとしたタイミングであらわれていいですか
[Catshop]  :くっ、邪魔が入ったかっ(ぉぃぉぃ

 葛海     :「あ、ノナちゃん」

[Hisasi]  :おけ
[toyolina] :かわいそすw
[saway]   :断絶断絶w
[Hisasi]  :着々とw
[toyolina] :完璧に疎外感計画だw

 ノナ     :「コージくんも一緒だー」(てててと寄ってくる)
 梗二     :「おう、ノの字。どうしたい?」
 優一     :「あ……いー所だったのに……」(近くの茂みから出てくる
 ノナ     :「このへん、ノナのお散歩コースなの」
 葛海     :「わ、優一クンも」

[Catshop]  :優一君自身がストーカーッ!?

 雪乃丞    :「空気読めよな、ちくしょう」

[toyolina] :イッパイイマスネ
[TK-Leana]  :別の茂みから出てくる

 夏澄     :「ちっ、おしい」

[kisito]  :近くを通りがかったので隠れました

 ノナ     :「あはは、みんななにしてるのー?」
 梗二     :「そうかい──ンで、お前ェらは?」
        :(ぎろっ、と周囲に視線を)

[TK-Leana]  :梗二君のストーカーしてました

 葛海     :「……なんか、みんなわらわらと」

[Catshop]  :しかし、これはこれで葛海ちゃん疎外されてないような気が(笑)
[Hisasi]  :いや、大勢のなかで埋もれさせてしまうのが

 ノナ     :「ノナこういうの知ってるよ。デバガメっていうんだよ」
 優一     :「いや……ほら、あれだよ。あれ」
 雪乃丞    :「愛だよ、愛」
 夏澄     :「ん、かつみちゃんが疲れてたみたいだったからどうした
        :のかなーって」
 優一     :「いい雰囲気を邪魔したら駄目じゃん?」
 梗二     :「ふぅ」(やれやれ、という感じでため息)

[toyolina] :さらなる残酷ッ

 ノナ     :「ふふ、それじゃせっかくだしみんなでご飯食べにいこっか。
        :ノナバイト代入ったからおごっちゃうよー」
 葛海     :「……(そうじゃなくて、あの話しようとしてたんだけど)」

[saway]   :しかし葛海は門限が近いのだった

 梗二     :「(これじゃ悩み事話すどころじゃねェな)」

[Hisasi]  :で、みんなのどかな時間のせいで話せなくなった
[saway]   :ありますかね? w
[kisito]  :うはw
[toyolina] :ひぃ
[Hisasi]  :で、かつみんはお時間なのだ

 梗二     :(すんすん、といきなり葛海ちゃんに首筋に鼻を近づける)
 葛海     :「わっ」
 優一     :「……犬?」
 梗二     :「──ちッ」(舌打ち)

[kisito]  :率直過ぎだ優一・

 ノナ     :「いこいこー」(コージに右腕を絡ませ、葛海に左腕を絡ませる)
 梗二     :「おう葛海、俺も鳴も鋭司もコイツらも、お前ェの友達だ
        :からよ。困ったら、遠慮なく助けを求めンだぞ?」
 夏澄     :「というか、本当に葛海ちゃん大丈夫なの?」(顔色見て心配

[Hisasi]  :学校からより、お店から一人で帰るコースのほうが一人になりやすいな

 葛海     :「うん、みんなありがと」
 梗二     :(立ち上がりつつ)
 梗二     :「よし──」(すぅっと息を大きく吸って)

[toyolina] :事故あったから違うコースで帰ったりして余計に
[Hisasi]  :楽しい雰囲気であんまり怖い話しちゃだめだよね、と思いつつ
[Hisasi]  :余計なこと気を回すから

 梗二     :『ばうっ』
 梗二     :(大きな声で吠える)

 雪乃丞    :「人間の感情はね、実は嗅覚で判別できんだよ。鼻の効く
        :大将は実は匂いで相手が何考えてんだかわかんだ」
        :(優一に適当なこと教えてる)
 優一     :固まる

[Catshop]  :あぁ、もうホラー映画のヒロインだ(笑)。
      :> 余計なことに気を回す

 葛海     :「きゃっ」
 夏澄     :「いい咆哮だね〜♪」
 ノナ     :「? !?」(びっくりして梗二に腕を絡ませたままへたれこむ)
 梗二     :「厄払い、さ」(にっ)
 葛海     :「う、うん。ありがと」

[Catshop]  :あぁ、里見一族は神聖なものに弱かった(笑)

 ノナ     :「もー、なにー?」(むー)

[Catshop]  :まぁ、とりあえず今晩くらいは悪いものは近寄らない感じで。
[Hisasi]  :うむ、一日だけ
[Hisasi]  :くく

 優一     :「幽霊に運動ベクトルがあればなぁ……」

[saway]   :そして葛海と別れ残りはメシ食いに行くのでした
[Catshop]  :──しかし、焼け石に水ってゆーか、一番怖いシーンの前振りで
      :しかないかも(笑)
[kisito]  :ぶつぶつと
[Hisasi]  :うむ
[TK-Leana] :ところで、雪乃丞普通に混じってますが誰も突っ込みません
      :でしたね
[toyolina] :どきどき
[TK-Leana]  :誘拐してから何のフォローも入れてないのに

 梗二     :「さて、俺ァ、これッからバイトだからよ。飯はみんなで
        :行ってくんない」
 梗二     :(ノナちゃんの手を振り払って歩き出す)
 夏澄     :「浄炎でも神社から持ってきて焚いて置けばいいんじゃない?」
        :>優一君(幽霊が云々
 梗二     :(背中越しにひらひら手を振る)
 ノナ     :「もー、つきあいわるーい」

[saway]   :じゃ、しめー
[Catshop]  :きっとバックステージで、いろいろ友情を育んだりしたんだ
      :よっ!(ぇ > フォローも入れてないのに
[Hisasi]  :おけー

 優一     :「なるほど……実体化の方法でも調べてこよう」

[kisito]  :らじゃー
[Hisasi]  :盛り上がってまいりました

[saway]   :----- 梗二 帰り道 誰もいない

 梗二     :「──性質の悪ィ」
 梗二     :(手提げかばんを肩越しにかけつつ)

[saway]   :相談ですが、ちょいと噛ませになって貰ってよろしいでしょうか
      :>猫屋さん
[Catshop]  :どのくらい噛まれますか?(笑)
[saway]   :鳴ほどじゃないですが、二三日行方不明にw
[Catshop]  :くわっ
[Catshop]  :──やさしくしてね(どきどき
[HT-Magas] :いいなぁ、行方不明(何

 梗二     :(鼻をすんすん)
 梗二     :「隠れても無駄だぜ?」
 梗二     :(立ち止まる)

[saway]   :すっとコートにマフラーという季節はずれの人影が出てくる

 声      :「あなた、邪魔ですね」(男とも女とも付かない声)
 梗二     :「お前ェ──お前ェらか。俺のダチに手ェ出してやがンのは」

[saway]   :声になにか微妙な違和感

 梗二     :(かばんを置いて、肩を回す)

[saway]   :音に関する探査能力はありますか?
[Catshop]  :匂いだけですね。
[Catshop]  :なんで、違和感を感じてもおかしなヤロオだ──とか思うのが
      :せいぜいかと。
[saway]   :じゃあ、なにか声の聞こえる場所に違和感、というだけで
[Catshop]  :なるほど。
[Catshop]  :──えっと、明らかに匂いの出所と違うとかだとわかっちまい
      :ますが、そのあたりは上手くやってくれますよね?
[saway]   :はい

 梗二     :「掛かってきな。どうせ、俺に用なンだろ?」
 声      :「西坂梗二、1991年1月19日生まれ。任侠かぶれの祖父に
        :強く影響を受ける。不良。ただし成績はいい。鼻が利き身体
        :能力も高い」
 梗二     :「あン?」

[gombeLOG] :事件がここでも走っていたらしい

 声      :「身長177cm、体重80kg、童貞、初恋は昔あった刺青の女。
        :戸萌葛海をよく気にかける。Gardenアルバイト」
 梗二     :「来ねェなら、こっちから行くぞ?」

[chita_]  さては貴様、難波花月ゴッゴルだなっ

 声      :「唐獅子に縁あり──」(挑発するように腕を広げる)
 梗二     :(力任せに人影を殴りつける)

[saway]   :ぐしゃっとふっとぶ人影

 梗二     :(人影の胸倉をつかんで持ち上げる)

[saway]   :ごろごろと転がる。コートのしたから現われるは若い女の脚。
[Hisasi]  :ひぃ
 梗二     :「──ちッ。女かよ」(コートを剥ぐ)

[Catshop]  :いやん、こんなところお巡りさんに見つかったら言い訳できない
      :やん。
[toyolina] :いやん
[saway]   :少女:(口から血を流しぐったりしている)
[toyolina] :はめられたッ?

 梗二     :(すんすん)

[saway]   :おそらく同年代
[Catshop]  :に、匂いは?(どきどき)
[Hisasi]  :いいとこだけどそろそろおちす
[saway]   :もちろん女が臭いです。臭いですが、それが自分の腕を伝い、服を這い──
 梗二     :「ちッ、そういうことか」(慌てて振り払う)
 声      :「どういうことかな?」
 梗二     :「はめやがったなッ」

[Catshop]  :ここらで暗転、というのはいかがか?
[saway]   :梗二を中心に半径10m以上を覆い尽くす、目、目、目
[saway]   :暗転

 吹利新聞   :『行方不明少女、路上で発見。通り魔の犯行か?』

[Catshop]  :みたいなのが地方新聞の13面の端っこくらいにひっそり載る
      :のかな
[gombeLOG] :「西坂梗二のしわざです」とこの少女にきっぱり言われそうだな、
      :並みの事件なら(ぉ
[Catshop]  :少女には暴行を加えられた形跡があり云々とか
[Catshop]  :うきゃーっ > 並の事件なら

 花月     :「皆さん大変やなあ、とシャープつきで独白してみるテスト」
 花月     :「うちが犯人やなんて冗談きついでしかし」

[Catshop]  :しかし、着々と邪魔者が排除されていっている。
[Catshop]  :次は鋭司君の番だろうか?
[kisito]  :優一、霊感ゼロ。障害にならず。……
[toyolina] :人手が明らかに足りなくなってきました
[toyolina] :エイジーニョまで行方不明になってはガクブル
[HT-Magas] :夏澄、馬鹿。障害になりそうに無い気がする
[Catshop]  :しかし、エイジーニョはカクジツに障害になりますからねぃ。
[toyolina] :そうだねぃ
[Catshop]  :看板娘は仕事にならず、板さんは倒れ、そして支配人がっ
[toyolina] :女将ピンチの図
[MOTOI]   :学と優一君が組んだら障害になるだろうか?(ぇ
[Catshop]  :実は葛海ちゃんへのボディブローはGARDENにも利くという。
[toyolina] :猛烈に
[kisito]  :幽霊に質量ができたら何とか。
[Catshop]  :やってみると、いいと思うよ?(笑) > 学と優一君が組んだら
[toyolina] :よしゆかりんを鍛えよう
[Catshop]  :にひ
[Catshop]  :くれぐれも事件には関わらせないように(笑)
[toyolina] :ああそれは大丈夫デスヨ
[kisito]  :そういやわしのキャラで、霊感無いのって優一くらいだなそう
      :いえば。
[toyolina] :ほら、船ってやつは帰る港があるもんだ

 夏澄     :「臨時で私がしますっ!」(何

[Catshop]  :--- GARDEN

 仔犬     :「ばうっばうばうっ」
 竜胆     :「ん? こんな時間にワンワンが」

[Catshop]  :店先にちょこん、とお座りしてる黒犬。

 仔犬     :「ばうっ」(何かを訴えかけるような視線)

[Catshop]  :毛足は長くて、カールしている。目は金色。

 竜胆     :「……君は子犬なのに立派な風貌だねえ」
        :(しゃがみこんでよしよし)
 仔犬     :「ばうばうばうっ」

[Catshop]  :足がとても大きくて、体つきも仔犬にしてはたくましい

 竜胆     :「うん? ご飯がほしいってわけでもない感じだねー」

[toyolina] :なんか判定いれていいものかしら
[Catshop]  :ここは正体不明(笑)のままにしておきませんか?(にや
[toyolina] :モチロンw
[HT-Magas] :かわいいからって夏澄で連れ帰っちゃ駄目ですか?(何ィ

 竜胆     :「野犬狩りには気をつけないとだめだよ? あいつら血も
        :涙も枯れ果ててるから」
 仔犬     :「ばうっ」(疲れたように頭を落とす)

[Catshop]  :だめです(笑)。> 連れ帰っちゃ

 仔犬     :「ばうばうっ」

[HT-Magas] :ちっ、面白そうなのに。
[kisito]  :忠犬ヤン公(ぼそ

 仔犬     :「ばうっ──」
 仔犬     :(諦めたようにうなだれて、立ち上がる)
 仔犬     :(ぽてぽてと立ち去っていく)

[toyolina] :シートンでもムツゴロウでもないのが悔やまれる

 竜胆     :「気をつけて帰るんだよー。車には特に」

[HT-Magas] :途中で拾い上げて連れ帰る……かわいいのに。
[Catshop]  :拾い上げられちゃうと、いろいろ困りそうなのでダメなのです。
[HT-Magas] :ですよねー。
[Catshop]  :とりあえず嗅ぎ回ると、消されるのです
[Catshop]  :怖いこわい
[toyolina] :梗二犬の運命やいかに
[HT-Magas] :まぁ、葛海ちゃんが御南深を頼らない限り、消されるキャラは
      :居ない。というか、きっとえーじ君で終わりだ。あとは鋭い奴が
      :居ない(にやり
[kisito]  :勇敢だけど、脅威にならない優一は格好の引き立てやくかっ
[HT-Magas] :……自キャラに、が抜けた(ぁ


時系列と舞台
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8/23


解説
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