[KATARIBE 30442] [HA06L] 「...From out of Sight」2

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Date: Wed, 6 Dec 2006 15:37:03 +0900
From: Subject: [KATARIBE 30442] [HA06L] 「...From out of 	Sight」2
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] 「...From out of Sight」2
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登場人物
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 時任 紅   http://kataribe.com/HA/06/C/0604/
 犬坂 鳴   http://kataribe.com/HA/06/C/0609/

 戸萌葛海   http://kataribe.com/HA/06/C/0603/

 大江頼子   http://kataribe.com/HA/06/C/0524/


本編2
------


[Saw]      :あのあと、鳴は脳の一部が機能を停止しているとかいつ
        :目覚めるかの保証は出来ないとかそんなことを言われ家族
        :以外は家に帰されることとなりました。
[toyolina]   :Σ
[gombe]     :げーん
[Saw]      :その時真っ先に帰ったのは鳴の父でした。
[Hisasi]    :がーん

[gombe]     :鳴くんの影? もそれは見てるのかな>言われ&お父さん帰った
[Saw]      :はい
[gombe]     :プレイヤー的には、紅にしか見えない鳴くんの影は、影、と
        :呼んで良いのかな(^^;
[gombe]     :単なる用語法の話だけど
[Saw]      :ですねー、影、ナル、鳴'、なんでもw
[gombe]     :了解w
[Saw]      :帰りの道中、鳴はふさぎ込んで時折遠くをみつめるばかり。

[Saw]      :----- 紅の部屋 深夜

[gombe]     :紅が戻って廊下の端の方で様子をうかがっていると、そう
        :いう話が展開されて、紅と鳴くんの影の横をお父さんが
        :さっさと帰っていくんだろう
[Saw]      :仮に話しかけてもまったくとりあえってくれない雰囲気ですね
[Saw]      :他人を拒絶する雰囲気を醸し出す男です
[gombe]     :紅も、帰る道すがら声をかけそびれるだろうなあ>鳴くん
[Saw]      :あ、いや、鳴の父親の印象っす。鳴は話しかければ生返事
        :くらいはしそうです。

 鳴      :「……」

[gombe]     :いえいえ、わかってるっす
[gombe]     :あれに比べれば、それでもうちの親はまだマシだった、とか
        :思っているに違いないから、かける言葉が見つからない <紅

 紅      :(家に上がって)「あ、適当に入ってね……え、えっと、……」
 紅      :「……お茶飲む?」(取り繕うように

[Hisasi]    :のめないかと

 鳴      :「……いや。多分飲めねぇ」

[gombe]     :てんで忘れてますよw

 紅      :「え、あ、あそか(汗)」
 鳴      :「このまま死ぬんだろうな、俺。交通事故の年間死亡者数が
        :約一万。宝くじに当たるよりはよっぽど高い確率か。ありふれた
        :出来事なんだよな、実際」
 紅      :「……」(どきっとして鳴くんを見る)
 鳴      :「ま、いい……そんなもんだ」

 紅      :「あたし……」
 紅      :「……鳴くんが生きてるって判って、ほっとしたんだよ。
        :死んでない、って安心したんだからっ」
 紅      :「まだ死んでないんだから! さっきあたしをつかまえて
        :使おうとした人はどこに行ったのさっ!」

[gombe]     :(ちょっと怒ってる)

 鳴      :「……そりゃあ、知人が死んだら夢見も悪いよな。だから
        :どうした、所詮他人事だ」(挑戦的な目つき
 紅      :「……!」(かっ)

[gombe]     :ぶん、と手近のクッションが鳴くんへ飛ぶ
[gombe]     :2つ、3つと

 鳴      :(すっと抜けていく)
        :「わかってるんだ。別にかわらねーんだよ、何も。俺が
        :いなくなっても周りはうまく回っていく。一週間もすれば
        :元通りだ。替えの効かない才能の一つもないからな、俺には」
 鳴      :「……だから、親父もどうでもいいんだろ」

 紅      :「……そーよ、鳴くんとかあたしとかなんていなくったって、
        :世界は回るわよ。いなくなっても代わりに誰かが仕事して
        :くれるわよ! だからそれがどうしたっ!」
 紅      :「でも『あたしが知ってる鳴くん』はいつまでもあたしの
        :中にいて、『本当の鳴くん』はもういない、って、そんなの
        :『元通り』なもんですか!」
 鳴      :「──悪い、ちょっと頭冷やしてくる。こんな体で意味が
        :あるのかわかんねーけど」

[Saw]      :すっと消える
[Saw]      :最後ちょっと涙目

 紅      :(大声出してぜーはー言ってる)
 紅      :(ぼろぼろ涙が出てくる
 紅      :(Tシャツを脱いで、それで涙を拭いたあとパジャマに着替え
        :始める)


[gombe]     :ここでお隣の住人に壁を叩かれているかも知れないが、
        :それはシーンの中では無かったことにしよう(ぉ<夜中に大声
[Saw]      :サービスカットは忘れないw
[NATI]     :すばらしい……w
[gombe]     :しまったw
[Saw]      :丸一日立ってふらっと戻ってくる。
[gombe]     :20日の早朝に病院に行ったのかな。すると20日の夜か>戻ってくる
[Saw]      :ですね
[Hisasi]    :かつみんは毎日病院に寄ってる
[Hisasi]    :顔あわせてるかもね
[gombe]     :20日の昼間にはもう一度病院に行ってるかもね>紅
[Saw]      :まだ当分面会謝絶です、と言われるかも
[Hisasi]    :うむ、そん時にまた会うかもね
[Saw]      :そして父親は全く来てないそうな
[gombe]     :ああ、でも時間帯次第だなあ>かつみんと会う
[gombe]     :もちろん会う確率も高いがw

 鳴      :「……昨日は、すいませんでした。けどアレ本音。小物
        :なんだ、俺」
 紅      :「……お昼に病院行ったよ」

[Saw]      :部屋の隅っこで脚投げ出して座っている姿はいつもの鳴とは
        :まるで別人

 鳴      :「親父、いなかっただろ」(苦笑
 紅      :「……(答えずに)……あの女の子は、来てたよ」
 鳴      :「戸萌が? 馬鹿だな、自分が狙われてるかもしれねーっ
        :てのに」
 紅      :「そういえば、バイト先の女の子だったっけ?」
 鳴      :「うん。世間知らずでね、危なっかしくて見てられない」
 紅      :「また教えてよ、バイト先とか。今度行くかも」
 鳴      :「あんたが? なんか場違いになりそうだな」(声を殺して笑う)
 紅      :「しっつれー。これでも堂々とお酒飲めるんですからね」
 鳴      :「悪い。想像出来ない」(吹き出す)
 紅      :(ぶすー)

 鳴      :「明日、もう一度病院行ってくれないか。もし戸萌がいたら
        :危ないから家にいろって伝えて欲しいんだ」

[Saw]      :明日も来ますか、かつみん
[Hisasi]    :毎日

 紅      :「……そうね。でも誰からって言おっかなあ」(悩
 鳴      :「そうか……難しいな。あいつ変なトコ頑固だから」
 紅      :「それに明日は朝から忙しいからね? 同じ時間に行くとは
        :限らないかも」
 鳴      :「わかった。あんたの負担にならない程度でいいよ」

[Saw]      :------- 21日 病院 日中

 紅      :「……鳴くんはこないの?」(とぼけた風で)
 鳴      :「どうも俺、あんたのそばから離れられないらしい。消える
        :ことはできるんだけど」
 紅      :「うちの上司に電話してさ。現場検証とか立ち会うことが
        :多い人だから話をしてもらって、鳴くんの乗ってた自転車、
        :一緒に見せてもらえることになったんだ」

 鳴      :「……そうか。あんたのとこに出てこれたのは幸運だったな。
        :こうなると。助かるよ、紅さん」
 紅      :「……あたしのとこに出てくれなかったら、きっと鳴くんが
        :こうなってることも知らなかったんだよね」
 紅      :「今日お見舞いに行ったとき、カードを付けてきたんだ。
        :ケータイの番号書いて」

[Hisasi]    :ふむ、いつごろいこうか

 紅      :「そうしないと……鳴くんが消えたとき、死んじゃったのか
        :どうか、連絡も来ないもんね……」

[gombe]     :(ちょっと消え入りそうな声で)

 鳴      :「大丈夫、俺当分消えない。根拠ねーけど、戸萌のこと
        :だけはなんとかしたいじゃん?」
 紅      :「……根拠無いよっ」

[gombe]     :(涙目だが噴き出して笑う

 鳴      :「無駄死には流石にイヤだかんな」

[Hisasi]    :そのころ

 葛海     :(とぼとぼ)

[gombe]     :20日分の描写はこのくらいで、次はいきなり翌日の病院
        :シーンで良いかもね
[Hisasi]    :受付でやっぱり面会拒絶だと言われたかつみんがとぼとぼと

[Saw]      :------- 21日 病院 日中

[gombe]     :と言うことでかつみんのシーンは21日。
[toyolina]   :みてらんねーぜ つд`)>とぼとぼ
[Hisasi]    :おk
[Saw]      :偶然出会うかどうかはダイスロールにしましょうか。
[gombe]     :どぞー
[gombe]     :とぼとぼをみつけるかどうか
[Saw]      :1d6して、奇数だったらハチ合うと言うことで
[Saw]      :1d6
[kataribe]   :Saw: 4(1D6) = 4
[Saw]      :スカッw
[gombe]     :ああ無情
[Hisasi]    :ああ

 葛海     :「……犬坂クン……(ぎゅっと両手を組んで祈ってる)」

[Hisasi]    :しかし出会わない

 病院側    :「お気持ちはわかりますが面会謝絶ですので……」

[Saw]      :-------そのしばし後

[Saw]      :やはり紅も入れては貰えないのだが、諦めて帰ろうかと
        :いう時、中から背の高い女が出てくる。
[gombe]     :む?

 女      :(表情は落ち着いているが瞼が腫れている)
 紅      :「……?」
 鳴      :「げ」

[toyolina]   :だーれーだー
[gombe]     :病室から、ダヨね
[Saw]      :はい
[gombe]     :某吹利学校3年生の人か

 女      :(紅のほうに気付く)
 女      :「……鳴の友達か?」
 鳴      :「逃げよう。面倒なことになる」

[Saw]      :明確に逃げ腰な鳴

 紅      :「……あの、鳴くんが起きたら、これを」
        :(オレンジとかそういう、縁起の悪くない果物)

[gombe]     :(今日はカードは付けてません)

 紅      :「ご家族の方ですか?」
 紅      :「……?」(何をしてんの?……と思いつつ、ツッコミを
        :入れるわけにも行かず>鳴
 女      :「ありがとう。まあ、そんなトコだな。一応姉ってことに
        :なる。今時間ある?」
 紅      :「……え? はい」
 鳴      :(首をブンブン横に振ってる)
 女      :「そうか。ちょっと付き合って」
        :(紅を小脇に抱えるような勢いで歩き出す)

[gombe]     :鳴くんの影は、霊感ある人には見えるのか、
        :「なぜか」紅にしか見えないのか、どっちだろー
[Saw]      :「なぜか」紅にしか見えません
[gombe]     :おっけー

[Saw]      :-----中央病院に併設の喫茶店

 鳴      :(二人から離れたところでじとーっと座ってる)

 頼子     :「私は大江頼子。キミは?」
 紅      :「時任、です。時任紅です」
 頼子     :「驚いたね。鳴に年上の女友達がいるとは」

[gombe]     :背の高さとか雰囲気とか、微妙に年下に思えないだろうな>頼子

 紅      :「……」(ちょっとびっくり)
 紅      :「……わかります?」

[Saw]      :外行きの服だとどう見ても20代半ばですね<頼子
[gombe]     :あはーw

 頼子     :「まあわかるさ。メイク、服、そして靴。少なくとも社会
        :経験はある」

[gombe]     :ばれた
[gombe]     :アクセサリーとかも含め、学生じゃしてないものとか金かかって
        :るものとか着けてるか。>紅

 紅      :「……あ゛」(自分の靴を見て
 頼子     :「若い子は大概どれかが欠けてるか、10代なりのそれを選ぶ。
        :あなたに若作りされたら流石にわからないだろうけどね」
 頼子     :「カプチーノ一つ」(メニューを流し見て店員にオーダー)
 紅      :「……勤め先の人と一緒にいた帰りだからなあ。昨日の子の
        :前じゃ年下で通じたんだけど」

[gombe]     :と、失言してみる

 紅      :「あたしはレモンティーで」
 頼子     :「なるほど。で、鳴とはどういう関係?」

[gombe]     :アイスで、と捕捉

 紅      :「……」(げ、という顔で渋面で苦笑
 頼子     :「姉として純然たる興味。イヤだったら答えなくていいよ」
 鳴      :(頭抱える)

 紅      :「……とりあえず遊び友達? ***
        :(駅前辺りのごくポピュラーなファーストフードカフェとか)の
        :顔見知りで話をしたりとか、ラーメンおごってあげたりとか」

 頼子     :「ふーん」(意味深な笑み)
 頼子     :「まったく、午前中の子といい血は争えないな」

[Catshop]    :つまり、親子共々女たらしだと?(笑)

 頼子     :「女の子を泣かしたら処刑だと言って教育してきたつもり
        :だったんだが」
 紅      :「……あー」(とても同意するような呻り声)
 頼子     :「最低でも三回は死んで貰わないとならなくなったわけだ
        :……」(嘆息
 紅      :「女の子泣かすのは良くないよね」(うんうん
 鳴      :(青ざめてる)

 紅      :「メガネかけた?」>頼子>午前中の子
 頼子     :「ああ、奴の同級生さ。恋人というわけでは無さそうだったが」
 紅      :「吹利学校……だった?」
 頼子     :「そ。吹利学校高等部」
 紅      :「……今日月曜だよね……って、ああ、夏休みだっけ」

[gombe]     :平日の午前中に学校はどうした、と思ったらしい(ぉ

 頼子     :「楽しい夏休みのはずだったんだが、な。全く」
 紅      :「大江さんは今日はずっと朝から……? あれ?」
        :(あれ? は小声で
 頼子     :「まあ、たった一人の弟だからな。親父殿はこう言う時
        :まったく役に立たんし」

[Saw]      :よくよく見ると疲労が顔に浮かんでいる

 紅      :「お父さん……」(独り言めいた感じで)
 頼子     :「一晩中親父殿をなだめてすかして飯を食わせて、そのまま
        :鳴の様子を見に来てるんだぜ? ご苦労なこったと思うね、
        :我ながら」

[Saw]      :などと言いつつ笑ってる
[Saw]      :空笑いではあるが

 紅      :「……一緒に住んでるの?」

[gombe]     :(言外に、いろいろ見ちゃったし気付いちゃったごめんね的な
        :ニュアンス
[gombe]     :<苗字が違うとか
[gombe]     :<親父がとっとと帰ったのを見たとか

 頼子     :「いいや。もうずっと前に両親は離婚してる。そんなことも
        :言ってないの? あいつ。ほんとよく似た親子だよ」

[gombe]     :<なのに親父殿はそーなんだー、しかも頼子がわざわざ
        :出張らないと駄目なんだー、的な
[gombe]     :言ってないよね? >そんなこと
[gombe]     :言ってるかな
[Saw]      :自分のことはほとんどかたらんです。愚痴以外ではw
[gombe]     :親父さんしかいない、くらいは言ってそうではあるが、
        :説明はしないだろうなあ。

 頼子     :「私は本来母親と暮らしてるんだがね。親父殿ときたら
        :ほとんど手のかかる子供だからな。娘の私がでずっぱる
        :くらいしかないわけさ」
 紅      :「それじゃ、鳴くん早く起きてくれないとねえ……」
 頼子     :「まったくだよ。大学受験前の大事な時期に厄介事持ち込み
        :やがって……」

[Saw]      :心底忌々しげに
[gombe]     :心底、ってのも引っかかるなあ、とか紅も思うかも知れんがw

[gombe]     :ところで、朝見た自転車には何か気付くところはありましたか
[gombe]     :と言う辺りの話を絡め始めてもいい気がしてきた
[gombe]     :遽明日ってことになった、でも良いし、鑑識?から別の
        :ものを見せてもらえた、でも良いかな
[Saw]      :後者でお願いしまっす
[gombe]     :なんだろう(わくわく >今朝見せてもらえたもの

 頼子     :「……親父殿があんなに弱ってるところを見たのは初めて
        :なんだ」
 鳴      :「……?」
 紅      :「……え?」>弱ってる

[gombe]     :(意外そうに、だがごく自然に)>え?

 頼子     :「アレは不器用な人でね。鳴がこんなことになったのを
        :自分のせいだと思いこんでる節がある。故に近くにいることも
        :出来ないというわけさ」
 頼子     :「家で酒を飲んでいるのを初めて見た。心中穏やかじゃないん
        :だろうな。私も久々に怒鳴られたよ」
 紅      :「……ひどー」

[gombe]     :(と、意外な表現をしてみる
[Saw]      :が、しかしまるで恋人について語るかのような表情でw
[Hisasi]    :きゃー
[gombe]     :頼子さんっ、だまされてますよっ(ぇ
[Hisasi]    :頼子さんダメ男スキー?
[toyomacx]   :ギャップに弱い人なんですねwkwk

 紅      :「そのくせ、鳴くんやあの子に可哀想じゃないかなー」
        :(不満そうに

[gombe]     :一昨日の夜(=20日早朝)のシーンを思い出して

 頼子     :「自分のことで手一杯になってしまうんだ。うちの男は。
        :鳴にも苦労してるんじゃないか?」
 頼子     :「あ、いや、ただの友達だったね。ゴメンゴメン」
 紅      :「うん、別にね、ほら、あたしの方がお姉さんだし」
        :(あはは、と軽く)

[gombe]     :微妙に否定になってません

 頼子     :(少し安心した表情で目を瞑り、一息入れて立ち上がる)
        :「さて、行くかな。私がいかないと食事すらしないんだ。
        :あの人」
 紅      :「あ、……ご苦労様です」
 紅      :(注文票を取る

 頼子     :「今度一緒に食事にでも行こう。色々聞かせてよ」
        :(きっちり自分の分の代金を置いて席を離れる)

[gombe]     :おごっても割り勘でも良いが、おごらせるわけにはいかない
        :ので防衛(ぉ
[Saw]      :そして頼子は立ち去る

 紅      :「うん、お話をありがとう。それじゃ」(ぺこり

[Saw]      :客の誰もいない喫茶店
[Saw]      :離れた席から紅につぶやく鳴

 鳴      :「……しんじらんねぇ」

[gombe]     :ふくれてますか

 鳴      :「……アハハ! まったく、今更だ」(笑い出す

[gombe]     :お父さんのことか
[Saw]      :嬉しそうです。

 紅      :「……早く元気になろうよ」(鳴の方を見て

[gombe]     :(ちょっとにっこり

 鳴      :「だな。寝てらんねーや。あー! なんかスッキリした」
 紅      :(見てて、やがてほっとして)
        :「……あたしも、面白かった。お姉さんがいたなんて初めて
        :知ったもん」
 鳴      :「何言われるかわかったもんじゃないからな────
        :とりあえず事故の件、ぜってー片付ける」

 鳴      :(紅の前に立つ)「あらためて、ヨロシク」(手を出す)
 紅      :「がんばろっか」(手を出して空中ですかすかと握手
 紅      :「まー、鳴くんの目があるところじゃ話さないでおいて
        :あげたこともまだあったけどねー。今度お話しよーっと」
        :<頼子さん
 鳴      :「それはちょっと、勘弁して欲しいかも……」
        :(噛み合わない握手をしながら)
 紅      :「でも今日だって話して良かったじゃーん。お父さんの
        :ことも聞けたしさー」


おまけ
------


[gombe]     :HA06-02でも走ってたみたいねーw
[Saw]      :翌日からは調査パート、それと戸萌さんパートをする予定
[Hisasi]    :おー

[gombe]     :ちなみに、今日のところでもらったものは何だろう
[gombe]     :今日ってか、21日の午前

[Saw]      :えーと、現場についての報告書とかにしときます
[Saw]      :内容についてとかは追って。
[Saw]      :もちろんコピーですが
[gombe]     :自転車の細工? とかに気付いた様子はあるのかな、とか思いつつ
[gombe]     :次回を待とう。
[Saw]      :警察は完全に事故と考えている様子
[gombe]     :ふみゅー
[Saw]      :ただ、運転手の過失についてちょっともめてるようです
[toyomacx]   :ひき逃げじゃなかったんだ
[gombe]     :まあその辺は付きものか>過失についてもめる
[gombe]     :二人乗りだったからねえ、なかなか自転車の異常にまで
        :調べが行かない事故処理もあり得るか。
[Saw]      :なんでも自転車自体はダンプのタイヤに巻き込まれたとかで
[Saw]      :相当すごいことになってます
[gombe]     :ありゃりゃ
[gombe]     :写真は載ってるんだろうねえ
[Saw]      :ですねい
[gombe]     :ブレーキワイヤーを鋭利な刃物で切ったあと、とかでも残って
        :なけりゃ、潰れた時点の状態と区別つかないなあ。
[gombe]     :残っているものとして待とう。
[Saw]      :ブレーキが利かなかった、という鳴の証言を警察は得られ
        :ませんから、その辺が肝になってきます
[Saw]      :死人に口なし
[toyomacx]   :うひぃ
[gombe]     :整備不良の点からも調べるべきだという話を持ち出せるか、だな
[gombe]     :二人乗りだったことが、その辺の目を曇らせていると思うので
[gombe]     :でも、やっぱり運転者の不備には違いない、と言うことで
        :捜査が進まんかも知れんが(滅
[gombe]     :調べてもらわんとブレーキ異常のことが公にならん

[toyomacx]   :かつみんががんばってそういえば、的に感づく展開を期待
[gombe]     :それはありうるが
[gombe]     :鳴くんは言葉に出さない人ですからなあ(ぉ
[gombe]     :>事故の瞬間とかも
[toyomacx]   :思っただけでしたからね
[Saw]      :(あっれー?)ガシャーン

[toyomacx]   :こんなときムーディーブルースが使えれば万事解決なんだが
[gombe]     :ブレーキ減速がなかったことに気付くかどうかだねえ
[gombe]     :>かつみん
[gombe]     :なつかしすぎw>ムーディーブルース
[toyomacx]   :今のところは無理ですね、面会謝絶が解けたりして落ち着い
        :たら思い出すかも

[gombe]     :まー、ブレーキ周りの異常を警察が気付けば、あとはほっと
        :いても警察は優秀だろうが

[Saw]      :しかし異能絡みとなるとまたややこしくなるわけです
[HT-Magas]   :すこし零課の出番?(ぇ
[Saw]      :零課にまわるにはいくらか前提条件が必要ですから。
[gombe]     :交通事故の処理や操作にはそんなに手間はかけておれん
        :だろうから、ちゃんと調べる、かつ事件だ、と警察に思って
        :もらうにはパワーがいるわけだ
[gombe]     :刑事捜査、特に異能絡みであれば零課を、動かせればまず
        :第一段階は成功
[gombe]     :そうなればあとは、紅は捜査結果を聞くだけで済む(ぉぃ
[Saw]      :クックック
[gombe]     :……そうもいかんらしいw
[HT-Magas]   :そーにゃくろーい。
[Saw]      :なんでだw
[gombe]     :しかしこー、異能が絡むらしいという情報は引き出せた。
        :よしよし(こら
[Saw]      :うん。推理をシナリオの基軸に据えるのは難しいというのが
        :僕の持論
[Saw]      :なので、わりと情報はぽいぽい出します
[gombe]     :語り部ではわりと、情報はみんなが知っておいて、じゃあ
        :展開はどうしよう、とやる方が良く回ることが多いしねえ
[Saw]      :ルールでサポートされないことがおおいですからね
[chita]     :今、異能者が情報収集に動くかも知れませんよ
[gombe]     :GARDEN系か>動く
[gombe]     :でも事件性を知っているのは鳴くんだけ(&紅)なんだよねえ
[toyomacx]   :そうなんですよね
[toyomacx]   :だからGARDEN系は心配だけ
[gombe]     :警察に行って事故報告書や自転車を見せてもらうときには、
        :例の紅の上司の神楽森氏の伝手なんだけど
[gombe]     :当人がついてくるかどうか
[gombe]     :6面ダイスを振って5と6でついてくる
[gombe]     :1d6
[kataribe]   :gombe: 3(1D6) = 3
[gombe]     :ああ、紹介状だけだったようだ(ぉ
[Saw]      :探偵役:紅 ってのは基礎ルールにしてます
[gombe]     :はうっ
[Saw]      :故に、そのための条件付けをしていってるわけですw
[Saw]      :うまくいけば今後も使えるフォーマットだし<探偵:紅
[gombe]     :はうー
[chita]     :やったあ。紅さん主人公
[Saw]      :いいキャラですからねw
[gombe]     :実はそういう動きは紅本人はしたこと(というか、したつもり)が
        :ないので
[gombe]     :うわーえらいことになったどーしよーでもなるくんの
        :じけんだしぃ、ってなことになっているようですw
[Saw]      :ロープレの探偵に必要なのは、推理力ではなく、巻き込まれた
        :時の適切な反応なのかもしれません
[Saw]      :情報は判定で集まって、情報さえ集まれば自ずと答えは出ます
        :からね
[gombe]     :ですねえ

[gombe]     :てか、判定と言うよりは、
        :「プレイヤーが、べたな一般人のPCにも情報と答が集まる
        :ように、適切にPCを配置する」ことが重要w
[gombe]     :特に今回。

[Saw]      :マジ喧嘩できたのは鳴としてはとてもよかった気がします
[Saw]      :溜め込むタイプだから
[gombe]     :最初の方か
[gombe]     :猫屋さんにパッション系と言わしめたようだし<紅
[Saw]      :多分成功
[gombe]     :紅ってぽんぽん言う方なんだなあ、と改めて再認識
[gombe]     :展開としては良かったね
[gombe]     :自分も、説教くさくもないし信念を持ってるほどでもないし、
        :と言うキャラの台詞としては上手いこと言えたかなと思った

[gombe]     :……読み替えしてみて、鳴くんの気持ちを動かしてほぐして
        :ふっきれさせるきっかけにちゃんとなっているっぽいことが
        :想像以上で驚いた
[gombe]     :手前味噌だが、良かった良かった
[gombe]     :読み返してみて、だった
[Saw]      :ですよねー。いい相棒っぽい。
[gombe]     :まあ、あとの頼子さんの台詞あってこそだけどね
[gombe]     :ちゃんと鳴くんの意識が前向きになっていく流れを堪能
        :できて楽しかったのです
[Saw]      :ありがたや


時系列と舞台
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解説
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