[KATARIBE 30418] [HA06L] みぎゆかまさき 6

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Date: Sat, 2 Dec 2006 01:34:35 +0900
From: "Toyolina and or Toyolili" <toyolina@gmail.com>
Subject: [KATARIBE 30418] [HA06L] みぎゆかまさき 6
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30400/30418.html

[HA06L] みぎゆかまさき 6
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登場人物
--------
 御厨正樹   http://kataribe.com/HA/06/C/0534/
 蒼雅 紫   http://kataribe.com/HA/06/C/0573/
 品咲 渚   http://kataribe.com/HA/06/C/0636/

みぎゆかまさき
     http://hiki.kataribe.com/HA06/?MigiYukaMasaki


ネタ提供
--------


[Toyolina]   :久志先生、しょうもないネタ考えたんですけど聞いてもら
        :えやしませんか
[Hisasi]    :おー

[Toyolina]   :ゆかりん
[Toyolina]   :が
[Toyolina]   :みぎー
[Toyolina]   :を
[Toyolina]   :押し倒す(偶然)

[Hisasi]    :おおうw
[kisilabo]   :おぉぅw
[misasagi]   :おぉぅw
[H_Aoi]     :ぉぉうw

[kisilabo]   :そして
[kisilabo]   :まさきが
[kisilabo]   :もくげきする

[Toyolina]   :押し倒されてばっかりじゃちょっと
[Toyolina]   :事態の打開を果たせない

[Hisasi]    :こっちもいっこネタを思いついたよ
[Hisasi]    :ゆかりんがみぎーんとこに泊まりに行って
[Hisasi]    :息抜きにテレビをつけると
[Hisasi]    :なんかドラマのラブシーンです、どうしましょう

[Toyolina]   :キタコレ

[Hisasi]    :なんか以前とちがってぢっとみいっちゃううゆかりんと
[Hisasi]    :なんかドギマギしちゃうみぎー

[kisilabo]   :やべー! 邪魔してぇぇぇ!

[Toyolina]   :なんてこったwたまらんw
[Toyolina]   :邪魔する手だて
        :その1 電話 2 メール
        :3 お風呂上がり(状況はこれから考える)
[kisilabo]   :4:発明品の暴走で空間転移
[Hisasi]    :で、いいところでCMになって
[Hisasi]    :なんか緊張ゆるんだとこで
[Hisasi]    :おせんべい食べようとして手が!(がーん

[Hisasi]    :つ づ く

[Toyolina]   :無駄にヒキw
[H_Aoi]     :くそう、なんかむやみに楽しそうじゃマイカw
[kisilabo]   :ふふふ、必ずやいいところで邪魔してくれよう!

[Toyolina]   :足して2でわるか 前編後編
        :(当然後編のいいところでまさきさまの邪魔が入る)
[Hisasi]    :なんか手が触れてるだけなのにドキドキします、どうして
        :でしょう!? みたいな
[Hisasi]    :ゆかりんなんか大変です
[Toyolina]   :見える、わたしにも見えるぞ
[Toyolina]   :状況に流され寸前なみぎーさん


[Hisasi]    :DOKIDOKI
[kisilabo]   :まるでいつぞやの焼きなまし。
[Toyolina]   :自律9だしな
[Hisasi]    :そこでなんか雰囲気アブナイヨ!? みたいなときに
[Hisasi]    :正樹さま参上
[kisilabo]   :そして、固まる3人。
[H_Aoi]     :見つめあい空
[Toyolina]   :ちょーきまずいw
[kisilabo]   :笑顔でプレッシャーを放つ正樹。
[Toyolina]   :一応我には返ってくださいね^^
[Toyolina]   :つ 不法侵入
[kisilabo]   :当然っw

[Hisasi]    :ゆかりん真っ赤になってどきどき
[Hisasi]    :わたしどうしてしまったんでしょう(どきどき)
[Hisasi]    :みぎーにせまられてどきどきとまさきさまにみられてどきどき

[kisilabo]   :オチは
[kisilabo]   :まさき「……靴が無いから帰れない……」

[Toyolina]   :おとんの靴貸してあげるよ
[Toyolina]   :水虫に気をつけろ
[kisilabo]   :ひーw
[Toyolina]   :水虫はナシとして
[Toyolina]   :路線はソレで一つ
[Hisasi]    :ひひひ
[kisilabo]   :了解w
[kisilabo]   :もう、3人してキャラをいじめにいじめまくってますね。
[Toyolina]   :それくらいで沈むような弱い子じゃ


とある夜
--------


 渚      :(時計を見る。テレビおもろいのやってない)
        :「昨日借りてきたDVD、一緒に見ぃひん?」>ゆかりん
 紫      :「はい、いいですね。勉強も随分はかどりましたし」

[Hisasi]    :ぱたぱたとノートとか片付けつつ

 渚      :「適度な休憩は人生に必要。あ、テレビつけといてー」
        :(DVD探してる)
 紫      :「はいっ」

[Hisasi]    :お茶とおせんべをよういしつつ

 渚      :(どこおいたっけなあ。ごそごそ)
 紫      :(ちょこんとクッションをよせてテレビ見れるモードに)
 渚      :「あったあった(ぽちっとな)」

 主人公    :『待ってくれ! ケメ子!』

[Hisasi]    :手を掴む
[Toyolina]   :けめw

 紫      :(ぢっと見てる)

[Hisasi]    :クッションかかえて

 ケメ子    :『……話して、カメ男さん……』

[Toyolina]   :かめw
[Hisasi]    :離して、で
[Toyolina]   :ちょw ツボw
[Hisasi]    :なんか好きあってるんだけどなんかショーもない理由で
        :別れる別れないとかいうありきたりのドラマを

 渚      :(ゆかりんが微動だにしないので隣に座って見る)
 紫      :(食い入るように見てる)
 カメ男    :『……愛してるんだ、ケメ子』
 ケメ子    :『カメ男さん……』
 渚      :(お茶おかわり注いで、愛、に反応(ぎく))

[Hisasi]    :手に手をとって見詰め合う二人

 紫      :(ぐぐっと煎餅をくわえてたまま身を乗り出し)
 渚      :(ちらっとゆかりんを横目で)

[Hisasi]    :なんか、以前もドラマとかみたけど
[Hisasi]    :なんか明らかに違う

 カメ男    :『信じてくれ、ケメ子』
 ケメ子    :『……信じます、カメ男さん……』

[Hisasi]    :なんかじっと見詰め合って

 渚      :(カメ男とケメ子を脳内で置き換えてみようとする)
        :「……(ほわーん)」
 紫      :(ぐぐっ)

[Hisasi]    :そのまま顔が近づいていく

 紫      :(どきどきどきどきどき)>目が離せない

[Hisasi]    :なんかもう目閉じてチュー寸前?

 渚      :(どきどきどきどき)>ゆかりんから目が離せない
 CM     :『ヤッパコレダネ! 激ナマ一番!』
        :>おっさんがビール片手に
 紫      :(べしっ)

[Hisasi]    :つんのめるようにこけるゆかりん

 渚      :「ああっ、ちょ、大丈夫?(汗) 今、顔面から」
 紫      :「……うぅ」

[Hisasi]    :よろよろ

 渚      :「気持ちはわかるわ、おっさんアップやし……」
        :(よろよろしてるので支える)
 紫      :「はーはー」>胸押さえてどっきどっきしてる
 紫      :「す、すみません、つい……見入ってしまいました」

 渚      :「すごい乗りだしとったよ、絶対見逃しません!(真似)
        :みたいなオーラ出てた」

[Hisasi]    :なんかドキドキしながらお茶をひと口

 紫      :「……は、はい……なんだか、すごく、興味深くて……」

[Hisasi]    :で、再び切り替わって見詰め合うカメ男とケメ子

 紫      :(びくん)
 渚      :「あ」

[Hisasi]    :ぢっと

 カメ男    :『ケメ子……』
 渚      :(ごくり)
 ケメ子    :『カメ男さん……』>目を閉じる
 紫      :(ごくっ)

[Hisasi]    :手、握り拳

 渚      :(脳内で展開中。みぎわさま……ゆかりん……)

[Hisasi]    :だんだん近づいていって
[Hisasi]    :ぶちゅー

 紫      :(!!)
 渚      :(ドキドキ)

[Hisasi]    :そしてだんだんカメラが引いていって
[Hisasi]    :ふぇーどあうと、とぅーびーこんてぃにゅー

 紫      :「……」>まだ色々余韻が
 渚      :「……」

[Hisasi]    :内心ドキドキ
[Toyolina]   :>まだ色々と想像が

 紫      :「あ、えと、その、お茶なくなってましたね(わたわた)」

[Hisasi]    :なんか気恥ずかしかったりして
[Hisasi]    :テーブルに手をのばす

 渚      :「え、え、あ、そうやった?(確かめようと手を伸ばす)」

[Hisasi]    :あれ、手が

 正樹@自宅  :「何故、今まで何処でもドア的なものを作ろうと思わなかっ
        :たのだろうか……俺とした事が……」

 紫      :(びくっ)
 渚      :(どきん。重なった手から目が離せない)
 紫      :「え……と(どきどき)」

[Hisasi]    :なんかドキドキします、どうしてなんでしょう

 渚      :「んーっと……(手を離せない。思わず握ってしまったり)」
 紫      :「あ……」

 正樹@自宅  :「ふ、ふふふふふははははははは! 俺って天才?」

[Hisasi]    :手握られちゃったヨ!?

 渚      :「……(ぎゅ。握ったままゆかりんを見る)」
 紫      :「……渚さま?(なんだか渚さま、少しいつもと違います)」

[Hisasi]    :でも目が逸らせない
[Toyolina]   :脳内は想像が継続していル

 渚      :「ゆかりん……(微妙に潤んでいるかもしれない)」
 紫      :「……は、はい」

[Hisasi]    :ど、どうしてドキドキするんですか、私

 紫      :「……あの、お茶……(消え入りそうな声)」
 渚      :「お茶……あとでいれよ?」

[Hisasi]    :ここで慌てて立ち上がろうとしてクッションに足を滑らせる
        :カードを引くゆかりん

 紫      :「でも、あの……わっ」

[Hisasi]    :滑った

 渚      :「あ」
 SE     :ずべっ

[Toyolina]   :手を握ったまま足を滑らせる……握った相手を引っ張る形
        :になるな
[Hisasi]    :なんかみぎーにおおいかぶさるように

 紫      :「……あ」

 正樹@自宅  :「転送装置起動! 目標隣の部屋! ……あれ?」

[Hisasi]    :あらあら、押し倒し?

 渚      :「う……(どきどきどきどき)」

[Toyolina]   :目が離せない

 紫      :「あ、あの、すみませんっ」

 SE      :ボン

[Hisasi]    :わたわたしつも真っ赤

 渚      :「ううん、平気……(目を閉じたり)」

 SE      :ドテ

[Hisasi]    :丁度いいところでw

 紫      :「……渚、さま(どきどき)……え?」
 正樹     :「……ててて……バカな、何故爆発するっ……」

[kisilabo]   :ピシッ
[Hisasi]    :あら、横目でみやると

 渚      :(どきどき。待っている(何を))

[kisilabo]   :きっと、漫画ならひびが入ってる
[Hisasi]    :倒れたみぎーに覆いかぶさるようにう倒れたゆかりんが

 正樹     :「……はいせんせー、質問です」
 紫      :「……ま、さき……さま?(かーーーっと真っ赤に)」
 渚      :「……?(目を開ける。真っ赤になってどっか凝視している
        :ゆかりんのアップを見る。そっちを見る)」
 渚      :「Σ」
 正樹     :「……お二人は、何をしていらっしゃるんでしょーか?」

[kisilabo]   :(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 紫      :「……あ、あの……(なんか焦るやら気まずいやらで)」
 紫      :「す、すみませんっ」

[Hisasi]    :ばっと離れて

 渚      :「……(真っ赤になってぱくぱく)」
 渚      :「ちょ、なんでまさきさまおんねん!!(クッションで顔を隠す)」
 紫      :「……ど、どうして、まさきさま、が、ここに……」
        :(真っ赤になって)
 正樹     :「……そんな事はどーでもよろしい。質問に答えろー!」

[kisilabo]   :クッションを揺さぶる

 渚      :「いやー!! 五分、いや十分待って!!」
        :(クッションごと揺さぶられる)
 紫      :「ま、待ってくださいっ、こ、これは」
 紫      :「その、あの、つまづいてっ(汗)」
 正樹     :「……10分ね」

[Hisasi]    :へちゃんと座り込むゆかりん
[kisilabo]   :ぱたっと揺さぶるのを止めて正座し、目を閉じる

 渚      :「十分十分じゅっぷん!!(クッションごと首をぶんぶん振る)」
 正樹     :「……(……落ち着け、俺……前におんなじ様な事があった
        :じゃないか……)」
 渚      :(さいあくさいあく、なんであんなとこ見られなあかんねん
        :(ぶんぶん)おちつけおちつけ……みぎわ、おちつけっつーの)
 紫      :(な、なんでしょう……さっきの、渚さまがいつもとどこか
        :ちがってて……ええとええと)

[kisilabo]   :このまま10分経過?

 渚      :(イヤイヤイヤイヤ、ゆかりんやと思ったのに(ぶんぶんぶん))

[Toyolina]   :経過しました

 正樹     :「……10分」
 渚      :(クッションで顔半分隠したままへたりこんでいる)
 紫      :(あうあう)

[Hisasi]    :正樹さまの剣幕に負けてる

 正樹     :「……待ったよ?」

[Toyolina]   :さあ詰問しろ

 渚      :「うー」

[kisilabo]   :さわやかな笑顔でプレッシャーw

 渚      :「えっとな……(カーッ)」

[Toyolina]   :何か言おうとすると思い出す

 正樹     :「……はぁ……いいよ、言わなくても」

[Toyolina]   :うなずくくらいは出来ます

 正樹     :「……この間の俺の気持ちが良くわかった?」
 紫      :「その、あの、転びそうになって……(声が尻すぼみ)」

[Toyolina]   :ちょまw なんでそう地雷を踏むんだw

 正樹     :「……うんうん、わかってるよ? そんなことだろうと思っ
        :ていたとも、うん」
 渚      :「お茶入れようとして……(カーッ)」

[Toyolina]   :湯気出そうな勢い

 正樹     :「……(って、ちょっと待てよ俺。今とんずらしないと非常に
        :マズクナイデスカ)」

[Toyolina]   :彼女が行動不可なうちにw

 渚      :「なんか手あたって……そんで(カーッ)」
 正樹     :「……蒼雅さんは、品咲さんとキスしたかった?」

 紫      :「……え、あの……(えうぅぅぅ)」

[Hisasi]    :クッションだきかかえたまま

 紫      :「あの……ええと……(ふえー)」

[Hisasi]    :わかんないよぅ

 正樹     :「……はぁ、いや……いいや……なんでもない……」
 渚      :「……(すがるようにゆかりんを見ている)」
 紫      :「あの、ええと……どきどきして……その、でも、あの、
        :よ、よく……わからなくて、でも、ええと……」
 正樹     :「……どきどきするんでしょ? 嫌なんじゃなくて」
 正樹     :「……なら、したいんだよきっと」
 紫      :「……ええと……い、いや、では……なかったの、ですが……
        :(えうう)」
 正樹     :「……転移装置とのアクセスを確認、じゃ俺は帰るから。
        :……邪魔して悪かった……」

[kisilabo]   :あぁ、背中が煤けてるw

 渚      :「……(へにゃん)」
 紫      :(ふにゃ)

[Hisasi]    :ぺたん

 正樹     :「……続きは、居なくなってからしたらいいよ……うん……」
 正樹     :「……じゃあね……」

[Hisasi]    :できるわけねえだよw
[Toyolina]   :できるかよw
[kisilabo]   :できるわけねぇw

 SE      :ポンッ

[Hisasi]    :なんかこう魂ぬけ風

 紫      :「……」
 正樹@自宅  :「……(ずーん)」
 渚      :(ずるずるずる、ばたっ)
 渚      :「……寝よっか(ぐってり)」

[Toyolina]   :10分くらい経過してから

 紫      :「……はい」

[Hisasi]    :眠れません
[Hisasi]    :さっきのみぎーのことと
[Hisasi]    :去り際のまさきさまのこと

 紫      :「……」>眠れません

[Hisasi]    :もそっとふとんに包まったまま

 紫      :「……」>ぎゅっと両手をにぎりしめてまるまってる

[Hisasi]    :こんなカンジ

 渚      :(眠れなさそうなゆかりんが気になるけど声をかけられず悶々)


 正樹     :「……あー、やっぱ二人はそういう関係なんかなぁ……一緒
        :に泊まったりしてるし……」


翌日
----


[Hisasi]    :では翌日
[Hisasi]    :携帯メールが届きます
[Hisasi]    :呉羽文でなく
[Hisasi]    :きっと呉羽どこかで落ち込んでますが、それはおいておいて

 正樹     :「……えーと?」

[Toyolina]   :えらいえらい。現代人になりつつある
[Hisasi]    :先日のことで、きちんとお話したいです。と

 正樹     :ピキッ

[Toyolina]   :まさきさまの手札
        : 聞きたくない、逃げ出す
        : どうせ二人はもう
        : 今更なにを
        : もしかしてオレの誤解?
[Hisasi]    :で、場所と時間が
[kisilabo]   :怖いけど聞きにに行く
[Hisasi]    :まあ、塾の帰り道とかにあるちっちゃな公園あたりで

 紫      :(携帯片手にすごく落ち着かない封)
 正樹     :「……お待たせ」

[kisilabo]   :いやもう、生気が無い顔してますw

 紫      :「あ、あの、まさきさま」

[Hisasi]    :あわてて
[Hisasi]    :わたわたと

 正樹     :「あわてなくても何処にも行かないから、落ち着いて」
 紫      :「あ、あの……先日、の……(声が消えそうになりつつ)」
 正樹     :「うん」
 紫      :「あの、その、なんといいますか、説明だけでも……して
        :おかない、と」

[Hisasi]    :で、身振り手振りくわえて

 紫      :「……あの、始まりは……ケメ子さんなんです」

[Hisasi]    :誰や

 正樹     :「……はい?」

[Toyolina]   :ブフェー

 紫      :「あ、いえ、ケメ子さんというのは昨日渚さまと見ていた
        :ドラマに出ていらした方でっ」
 正樹     :「あ、あぁ……了解」

[Hisasi]    :で、ドラマの内容をかいつまんで話しつつ
[Hisasi]    :ケメ子さんとカメ男さんがいかに紆余曲折したかをまじえ
        :つつ

 紫      :「……あの、そこで……最後に……ケメ子さんとカメ男さん
        :の……」
 紫      :「……き、キス、シーン、が……」
 正樹     :「……(すげー名前)」

[Hisasi]    :もじもじ、と

 正樹     :「……う、うん」
 紫      :「……あの、なんだか、私、その、ドキドキしてしまって……」

[Hisasi]    :ちょっとうつむきつつ

 紫      :「それで、丁度お茶をとろうとしたとき、渚さまの」
 正樹     :「……で、品咲さんとキスしたくなったんじゃないの?」

[kisilabo]   :爆弾投下?

 紫      :「え……いえ、そのっ、そんなっ(激赤面)」
 紫      :「あの、うっかり手が触れてしまって」
 正樹     :「事故、何だ……」(……その顔はしたいと言っている)
 紫      :「……それで、なんだか、その、恥ずかしくて。慌てて離れ
        :ようと、したら……」

[Hisasi]    :コケタ

 紫      :「……まだ、その、よく、わからないんです」
 紫      :「すごく、ドキドキ、しました……けど」
 紫      :「でも、あの時、正樹さまがいらして……すごく、焦ったん、
        :です」

[Hisasi]    :ぢっと、マサキサマをみる

 正樹     :「そりゃ、普通はあせると思う……」
 紫      :「いえ……そう、では、なくて」
 紫      :「正樹さまと……同じようになったときの、こと……

[Hisasi]    :こないだの押し倒しのこと

 正樹     :「……っ!? あ、うん」
 紫      :「……あの」>じっと見てる

[Hisasi]    :なんか、熱っぽい目で

 紫      :「……あの時、の」
 正樹     :「……(ごくり)」
 紫      :「……ドキドキして……」

[Hisasi]    :ぎゅっと手をにぎって胸の前で

 正樹     :「……いや、ほらっ……俺なんて、別に……かっこよくも
        :ないし……」
 紫      :「そう、では、なくて……」
 正樹     :「……(お、おーちつけ……マジ落ち着け……)」
 紫      :「……わたし、は」

[Hisasi]    :つ|ここで誰か邪魔して|

 正樹     :「……と、待った」
 紫      :「え?」

[Toyolina]   :流れを見極める

 正樹     :「……今から、話すことは品咲さんは知ってる?」
 紫      :「……知らない、はず、です」
 正樹     :「……じゃあ、聞かない」
 紫      :「……はい」

[Hisasi]    :両手でぎゅと手をにぎりしめて
[Hisasi]    :ちょっとだけなにか言いたそうな顔をして

 正樹     :「ほら、知らない間に自分以外の二人に何かあったらきっと
        :悲しい」
 紫      :「……はい」
 正樹     :「俺もそうだし、きっと品咲さんもそうだと思う」
 正樹     :「逆に言ったら、関係を変えるなら3人そろってるときに
        :いえるくらいの覚悟で」
 紫      :「……わかり、ました」

[Hisasi]    :こくん、とうなづく

 正樹     :「……まぁ、俺が置いてけぼりくらいたく無いから言って
        :るだけなんだけどねw」
 紫      :「……」>ぎゅと手をにぎりしめたまま

[Toyolina]   :邪魔するまでもなくまさきさまが特典回復したな
[Hisasi]    :ずっと三人でいたいのに
[Hisasi]    :どうするゆかりん

 正樹     :「……あぁ、蒼雅さん。どうせ魔術師なんて普通じゃないん
        :だから普通じゃない選択支とか選んじゃうのも手かもね」
 紫      :「……選択」

[Hisasi]    :正樹さまを見る

 正樹     :「……たとえば、俺が引きこもるとかっ」

[kisilabo]   :あっはっは

 紫      :「……」>ぢっと見てるぞ

[Hisasi]    :ちょっと憂い含んだ顔で

 正樹     :「……すみません、性質の悪い冗談でした」
 紫      :(ぢっ)
 正樹     :「……やらないって、誓ってもいい」
 紫      :「……はい」
 紫      :「正樹さま」
 正樹     :「御厨正樹は、蒼雅紫と品咲渚に断りも無く引きこもったり
        :しません」
 正樹     :「これでいい?」
 紫      :(こくん)
 紫      :「(やっとほっとしたように)……あの、正樹さま、急に呼び
        :出してすみませんでした」
 紫      :「でも、この間のことで……ひとつ、わかりました」

[Hisasi]    :ぽつんと

 正樹     :「気にしない、気にしない」
 紫      :「……キスとちゅーの違いが何か、少しだけ」

[Hisasi]    :で、それを言って
[Hisasi]    :すぐさまたたたたたと走ってく

 正樹     :「……ま、そのくらいわかってもらわないとね。告白しても
        :スルーされかねないし」

[kisilabo]   :ぼそっと

 紫      :「……わかった、けれど」>走りながら
 紫      :「……少し、胸が痛い……です」

[Hisasi]    :はしっていってふぇーどあうと
[Toyolina]   :おまけ

 渚@メール  :Toまさきさま「次きたらコロス」

[Hisasi]    :ひひひ


時系列と舞台
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品咲家と公園。12月頭くらい。


解説
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PL的には大失敗。まさきさまの不法侵入に対して寛容すぎたと思いました。
話的には面白いんですけど。


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Toyolina
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