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Date: Sat, 25 Nov 2006 23:39:28 +0900
From: "Toyolina and or Toyolili" <toyolina@gmail.com>
Subject: [KATARIBE 30383] [HA06L] みぎゆかまさき 4
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20611250639g5bcca11bq7dd61fc0e03bc68@mail.gmail.com>
X-Mail-Count: 30383
Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30300/30383.html
[HA06L] みぎゆかまさき 4
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登場人物
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蒼雅 紫 http://kataribe.com/HA/06/C/0573/
品咲 渚 http://kataribe.com/HA/06/C/0636/
[toyolina] :ゆかりんの悩み相談室
[Hisasi] :うに
[toyolina] :ゆかりんが聞くのではなく、聞いてもらううちに
[Hisasi] :誰かみぎまさ以外で相談相手はいないだろうか
[toyolina] :どっちが相談者かわからなくなるステキなコーナーです
[toyolina] :それはみぎーも同じなんですけどどうしたもんでしょうか
[Hisasi] :むうう
[toyolina] :とりあえず二人で頭を悩ませてみましょうか
[hari] :相談相手……
[hari] :せいとかいちょー
[toyolina] :ああ、すーさん先生が
[toyolina] :うってつけだ
ゆかりんの悩み、相談室
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渚 :「その顔はまだ悩んでる」
紫 :「……あ」
渚 :「悩みの一つは今解消。まさきさまとうちは無事に仲直り
:しました」
紫 :「…………はい」
渚 :「もう一個は重症になっとるなあ……例のアレ? ちゅーと
:キスはどう違うねんってヤツ」
紫 :「……その、あの、ええと」
紫 :「……問題は、そこだけ、では、なくて」
渚 :「うんうん」
紫 :「何かが、違うんです。あの、ええと、私は渚さまも正樹
:さまも大切で、いつまでも一緒にいたいんです」
渚 :「うん、それはうちも一緒」
紫 :「あの、でも……なんといいますか」
渚 :(ずき)「うん」
紫 :「それだけじゃあ、ない、ような……気もするんです」
渚 :(頭なでつつ)
:「(なんか寂しいような)嬉しいような気分やわあ」
紫 :「…………」
[Hisasi] :なでられながらぢっと小動物のような目で見上げてる
[toyolina] :ああズキズキ刺さる
渚 :「あの小さかったゆかりちゃんが、いつの間にかしっかり
:オトナの入り口に(よよよ)」
紫 :「……大人、なんでしょうか……」
渚 :「友達と好きな人が区別できたらオトナの仲間入りよ、
:たぶん」
紫 :「……好きな人」
紫 :「好き、なんです」
[Hisasi] :正樹さまも渚さまも
紫 :「……でも、どういう好き、なのか」
紫 :「まだ、よくわからないんです」
渚 :(ズキズキ)
:「それは、まさきさまとうちでは一緒なん? なんとなく
:違うかもって感じ?」
紫 :「梓姉さまが婚約者の魎壱様のことを話してるときの……
:普段の姉さまと少し違う顔をされるときと同じような」
紫 :「ふわっと、その、暖かくなるような」
[Hisasi] :わたくた説明してる
渚 :「なんか嬉しくなったりする?」
紫 :(こくこく)
渚 :(それがどっちなのかは怖くて聞けない)
:「これは間違いない感じやなあ。なんかうちも思い出したり
:して恥ずかしいっスわ」
紫 :「…………」>なんか考え込んでる
渚 :「誰かを好きになりました、っていうことやなあ」
:(軽く頭抱きながら)
紫 :「……好き……なんだと、思います」
[Hisasi] :誰がよ
[Hisasi] :どっちヨ
[toyolina] :誰よ
[toyolina] :どっちよ、聞きたいけど聞けないよw
[Hisasi] :まだどっちかわかんないヨ
[toyolina] :では立場的に弱いと自覚しているみぎーさんのターン
みぎーの告白
------------
渚 :「ゆかりんは、うちのことは……好き?」
:(30cmほど顔の距離あけて)
紫 :「好き、です」
[Hisasi] :こくん
渚 :「うん、まさきさまのことは好き?」
紫 :「はい……好き、です」
[Hisasi] :こくん、と
[Hisasi] :だーら、、
[toyolina] :間で判断するしかないじゃないかw
渚 :(軽く息をのんで)「それは……一緒?」
紫 :「……」
[Hisasi] :考え込んでる
渚 :(聞きたくないけど、聞かなダメな展開にしてもーたorz)
:「よく考えてみるとええよ」
渚 :「うちは……違う(ぼそ)」
紫 :「……え?」
[Hisasi] :ぢっと
渚 :(う。うっすら頬に朱がさす)
:「え、え、ああうん……もしかして、残念なことに……
:ちゃうんです」
[toyolina] :わあピンチ
[H_Aoi] :・)どきどき
紫 :「あの……どう、違うん、ですか?」
[toyolina] :わあ内角高め
[Hisasi] :聞いちゃうから!?
渚 :「ど、どう……どうっすか……はずかしいなあ(照れ照れ)。
:これすっごい勇気要るんやけど、言うべき……?」
紫 :「はい……その、気になります」
[Hisasi] :だって心配だもの
[Hisasi] :好きが、違うの!?
[Hisasi] :みたいな
渚 :「うー……じゃあ、がんばって言うし……その、たとえば、
:まさきさまは……うん……ええやつやなって思うし、賢いし、
:性格アホやけど、あ、それは余計やけど、うん、ずっと
:仲良くしてたいなーって思うわけ」
紫 :「はい……」>こくこく
渚 :「……う……その……もう一人は……ずっと仲良く、して
:たい、のは一緒なんやけど(ごく)」
紫 :(ぢっ)
[toyolina] :ああ、視線が、視線が
渚 :「友達として……だけやなくて……その(あうあう)」
紫 :「はい」
[Hisasi] :ずっと仲良くしたい人だもの
渚 :(全然感づいてくれへんよぅ)
:「その……一緒に住んだりとか……(えうえう)」
紫 :「はい……(家族のこととか考えてる)」
渚 :「学校とか、塾とかだけやなくて、その……一日中とか
:一緒にいたくて」
紫 :「はい(こくこく)」
[Hisasi] :相手が相手なんだもー(びーーー)
渚 :「その……キスしたりしたい、です、その人、と」
[toyolina] :拷問に見えてきたw
[H_Aoi] :えらいピンク色の拷問だw
紫 :「……え?」
渚 :「……そんな感じかなあ……考え出したら止まらんかったり
:するし」
[toyolina] :拡大解釈されそうな
紫 :「…………きす」
渚 :「まさきさまとは、そこまでは(えうえう。語尾は消え入る)」
紫 :(むうぅ)
[toyolina] :文脈から伏せてるもう一人察してくれないんだもん、厳しいw
[Hisasi] :そこで察することができる子だったらっ
渚 :「蒼雅紫……その人の名前……(うつむいたまま呟く)」
紫 :「…………あ」
[Hisasi] :ぱちくり
[Hisasi] :じっとみぎーを見つめる
[Hisasi] :コクられてビックリ
渚 :「……女の子同士やのにね(何言うてんねんうちは)」
渚 :「ビックリさせちゃったね」
:(もうあかん、タイミングも根回しもあれへん)
紫 :「…………あの」>混乱中
[Hisasi] :あわわわわおよよよ
渚 :「ホント、ゴメン(脱力してゆかりんの肩にもたれる)」
紫 :「あ、あ、あのあの、あのっ」
[Hisasi] :なんて言ったらいいのかどう反応したらいいのかもうパニック
渚 :「なーんてなー(弱々しい)……とかいっても説得力ない
:やんな……(ずるずると力が抜けていく)」
紫 :「渚さま……」
[Hisasi] :支えて
[Hisasi] :ぎゅ、と抱きしめつつ
[Hisasi] :どういったら言いかわからないらしい
渚 :「悩んでる子悩ませてうちはアホか……(ぐす)」
紫 :「……(抱きしめて背中なでてる)」
[Hisasi] :心臓ばくばくしてるけど
[toyolina] :こっちはもう瀕死
渚 :「……今日は、その……一緒に寝てええかなぁ(ぼそぼそ)」
[toyolina] :ダメってゆわれたら死んじゃうかもしんない、お願いです、
:はいってゆってください(PC心理)
[Hisasi] :おっけ
紫 :「はい」
渚 :(ぎゅ。ゆかりんの袖を指先で掴んで、肩を震わせて泣く)
[Hisasi] :なでなでしつつ
[Hisasi] :で、一緒にねるよ
[Hisasi] :手握ったまま
[chita] :これはPL心理だったのかPC心理だったのか
[toyolina] :PC心理です
[toyolina] :PLは死にませんてw
[toyolina] :みぎーはどうにか潰れずに済みました
[toyolina] :ゆかりん優しい子
[Hisasi] :どうすればいいのかわからないけど
[Hisasi] :一緒にいてあげることくらいしか
[Hisasi] :できないらしい
苦い
----
[toyolina] :翌朝。
[toyolina] :ゆかりんは寝坊したりしますか
[Hisasi] :いろいろキャパオーバーっぽいので
[Hisasi] :くてんと
渚 :「……」
:(起きた。隣を見る、珍しくゆかりんがぐっすり寝てゐる)
紫 :(くーくー)
[Hisasi] :ころんと横になったまま寝てる
渚 :(こっそり抜け出して、ゆかりんの顔にかかってる髪を
:どけてあげてから台所に)
[toyolina] :朝ご飯つくります
[toyolina] :おっと、布団もちゃんとかけ直してあげてますよ
[toyolina] :十分後。ゴハン出来たので起こしに来ました
紫 :「……ふあ」
[Hisasi] :むにゃむにゃ
渚 :「おはよ。朝ご飯たべる?」
:(プレートに乗せて持ってきている)
紫 :「あ」
紫 :「す、すみませんっ」
[Hisasi] :わたわた
渚 :「ん? 謝るのはうちの方。悩み聞いたげる言うて聞いて
:もらったりして、ほんま、うちアホの子」
[toyolina] :ゆかりんはエスプレッソ飲めますか
[Hisasi] :ミルクをイレテクダサイ
[toyolina] :しらんぷりして出して飲ませたいんでス それが飲めたら
:オトナや、とか言わせて締めたいw
[Hisasi] :Okew
渚 :「はい、目覚まし(エスプレッソどーぞ)」
紫 :「は、はい、ありがとうございます」
[Hisasi] :両手でカップをもって
紫 :(ひとくちごくり)
紫 :(><)
渚 :(ぷふ)「あ、アレ、苦かった? オトナはこれ飲めるん
:やーっておとんがゆってたから入れてみたんやけど……」
渚 :(ひとくちごくり)
渚 :(><)
紫 :「……に、に、にがぁ」
渚 :「……にがぃね」
紫 :「…………まだ、オトナの道は遠いのでしょうか」
渚 :「そうみたい」
[toyolina] :意図的に締めたが割とよさげになった
[Hisasi] :うむ
[toyolina] :まさきさまに報告しないと
[H_Aoi] :うわぁ、なんか可愛いなもう(w
[H_Aoi] :>エスプレッソに(><)
[toyolina] :よくしらんからエスプレッソという名の濃い珈琲を入れたと
:思われ
[H_Aoi] :ががーんw
[H_Aoi] :たんに濃いコーヒーだったのくわw
[CorDially] :味覚がアレな人から伝授されたエスプレッソ……想像したく
:ないなぁw
[H_Aoi] :エスプレッソって、そもそも淹れ方から違うんだったよねえ?w
[toyolina] :全然違います
時系列と舞台
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渚の部屋。11月下旬。
解説
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よくわかんないまま告白してしまいました。
なんて自爆
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Toyolina
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