[KATARIBE 30353] [HA06L] 11月のある対峙 空音Side

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Date: Sat, 18 Nov 2006 19:51:30 +0900
From: "Toyolina and or Toyolili" <toyolina@gmail.com>
Subject: [KATARIBE 30353] [HA06L] 11月のある対峙 空音Side
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20611180251r759ec1b1h234eb7a2a48948c3@mail.gmail.com>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
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[HA06L] 11月のある対峙 空音Side
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登場人物
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 神終空音   http://kataribe.com/HA/06/C/0675/
 仲村渠灰太  http://kataribe.com/HA/06/C/0676/
 篠崎あまり  http://kataribe.com/HA/06/C/0670/

 木田順太   http://hiki.kataribe.com/HA06/?EnemysOfSunao
 樋口恭子   ↓
 武田 剛   ↓


ぶたきだひぐち
--------------


 武田     :「おいおい、やりすぎじゃね?」
 武田     :(やっちまってからビビルやつ)

[Catshop]    :ダメな子だ
[toyolina]   :ブッチャー(オブラートで包んだ呼称)

 木田     :「ブタよぉ、へたれてんじゃねえぞ。あんなもん俺の里では
        :まだ序の口でござるだぜ」

[TK-Sleep]   :と粋がる非実行犯
[Catshop]    :っていうか、口調がメチャメチャだ
[toyolina]   :忍者になりきってるつもりだなw

 武田     :「つーか、樋口達のいいなりってのが気に入らないんだっ
        :つーの」
 木田     :「ああ? 袴田の女だぜ。仕方ねえだろ」
 武田     :「せこいぜお前」

[TK-Sleep]   :あれ、あの設定結局流れたっけ
[Catshop]    :中学生がボスの女とか言っちゃダメだっ(笑)
[toyolina]   :樋口さんはその2の彼女ですね
[toyolina]   :確か。消えてたらスマソ
[Hisasi]    :それドコの伝奇小説の設定w
[Hisasi]    :確かナンバー2の彼女風に振舞ってる
[Hisasi]    :ナンバー1の彼女はその子さんだね

 木田     :「んだとこるぁあ」
 武田     :「いや、いいけどよぅ」
 武田     :「げっ、誰か来た。隠れろ」

[TK-Sleep]   :へたれだけに、実力者が誰であるか悟っている
[Saw]      :樋口さんもいてもらっていいすかね
[Hisasi]    :おっけい
[Saw]      :多分樋口さんをおっかけてる

 木田     :「やべっ」(壁に張り付いてカモフラージュの布を垂らす)

[Hisasi]    :忍者w
[NATI]     :おいおい、なんかかわいいぞ、君たち。
[toyolina]   :小物感がw
[Hisasi]    :樋口追っかけてきたんだよね?
[Saw]      :はい

 空音     :「……」(教室に入ってくる)
 樋口     :(なぁに、しつこい子ねえ)>ちらっと横目で
 空音     :(無視して彗の傘を探す)
 空音     :(一発でロッカーに目星をつけて歩いていく)
 空音     :(ガチャッ)「…………っ」
        :(ハンカチで丁寧に拭き取って持ち上げる)
 樋口     :(やーね、汚い)>そっぽむいて

[TK-Sleep]   :結局小便してたんだっけ
[Saw]      :してますw

 空音     :(虫を見るような目でみる)>樋口
 樋口     :(ついっと横を向く)
 灰太     :「えげつな」
 空音     :(薄い笑みを浮かべて出て行こうとする)
 樋口     :(目障りよねえ、ダブりが)
 灰太     :(じろりと睥睨して、踵を返す)
 空音     :(そのまま出て行く)
 樋口     :(くすっ)

 木田     :(隠れたまま)
        :「ハッ、なんもいわねえで出て行きやがったぜ、あいつら。
        :所詮小物だよな」
 武田     :「つーか、何考えてんだ? きったねぇ。小便ついたもん
        :もっていきやがった」
 樋口     :「いやねえ、はずれもん達が寄り集まって」
        :くすくす

 空音     :(ガラリ)
 空音     :(カツカツカツ。樋口の前で傘を思いっきり開き水滴を
        :飛ばす)
 樋口     :「きゃっ」
 空音     :「あれ、なんかかかった?」

[toyolina]   :かっけえ
[Catshop]    :晴一には、やり方を考えろって言っといて(笑)
 #晴一    :「──まだまだ子供だよねぇ」(にやにや)

 空音     :(出て行く)
 樋口     :「……何あの女っ」

[chita]     :なるほど。傘にどんなイタズラしてあるか知ってる男子と
        :知らない樋口の間に壁ができるな
[Saw]      :向こうの認識が「既に寄り集まってるのなら」遠慮の必要は
        :ないと判断

 木田     :(こころなし樋口から距離を置く)

[Saw]      :イタズラは樋口さんも知ってるというか、樋口さんが命令
        :してそうだなあw
[Hisasi]    :うむw
[chita]     :そうか。男子の態度から何か悟った樋口さんがヒステリー
        :起すかなー、なんて

 武田     :「……おい、だ、大丈夫か?」
 樋口     :「あの、クソアマっ」

[Hisasi]    :だんっと机を蹴って

 武田     :(びくっ)
 樋口     :「……このままじゃすまさないんだから」

[Saw]      :すげー、悪役だーw
[Hisasi]    :すげぇ怖い顔だ
[toyolina]   :ビクビク
[Hisasi]    :アレだねナンバー1カップルよりナンバー2カップルのほう
        :が悪役度高い
[TK-Sleep]   :実際の黒幕はナンバー2だしのう


 空音     :「仲村渠も手伝って」(ジャブジャブと傘と筆箱洗う)
 灰太     :「おうよ。ったく、ひでえことしやがる」
 空音     :「匂い、消えるかな。今トオクに折れられると、困る」
        :(唇を噛む)

[toyolina]   :折れませんよ、信じて

 灰太     :「こういう時、どんな外道の知識を身に付けてたって役に
        :立たねえよな。ほんと、千人の人を殺す魔術より、洗濯と
        :漂白の魔術がほしいわ、俺」
 あまり    :「……それ、途奥さんの?」
 空音     :「……ほんとよね」(香水を軽くかける)

[Saw]      :というあたりであっちに合流しましょうか



時系列と舞台
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11月。国立吹利学校中等部。


解説
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彗Sideで教室を出て行った空音と灰太。
悪い子自業自得。


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Toyolina
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