[KATARIBE 30350] [[HA06L]] 11月のある授業中

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Date: Sat, 18 Nov 2006 19:17:52 +0900
From: "Toyolina and or Toyolili" <toyolina@gmail.com>
Subject: [KATARIBE 30350] [[HA06L]] 11月のある授業中
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20611180217s2349ea62ke50603ff819a9355@mail.gmail.com>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
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[[HA06L]] 11月のある授業中
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登場人物
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 神終空音   http://kataribe.com/HA/06/C/0675/
 岡野晴一   http://kataribe.com/HA/06/C/0679/
 仲村渠灰太  http://kataribe.com/HA/06/C/0676/
 篠崎あまり  http://kataribe.com/HA/06/C/0670/
 途奥 彗   http://kataribe.com/HA/06/C/0677/


ハルイチと空音とあまり
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[toyolina]   :空音のリンクしてる手首はどの辺までリンクしてるんでしょ
        :うか
[Saw]      :相手がなにかしたらすぐにわかるようにしてます。
[toyolina]   :なるほど
[toyolina]   :痛かったりはしないんすね
[Saw]      :痛いッス
[toyolina]   :理解ッス
[Saw]      :と、同時にトラップカード発動! 地獄のペイン!
        :みたいなあれ。
[toyolina]   :大変な重荷を背負わせてしまいました
[Catshop]    :オレのターン!ここで友情の「解呪の円盤」を引くぜっ!
[Catshop]    :いや、それ引いたら友情台無しじゃんっ
[toyolina]   :ひどいw

 空音     :「……敵め」

[toyolina]   :ハルイチあやうし
[Saw]      :いっそイジメグループその8とかだったら空音的には大変
        :都合が良かったのに(ぉぃ

 あまり    :「敵」
 晴一     :「──なんか用?」(ひょこっ)
 晴一     :(微妙にシャツが埃っぽくなっている)
 空音     :「……」(おもむろに体育着のハーフパンツを履く)
 あまり    :「敵ってことは、南極大陸の城から世界を暗闇に追い落と
        :そうとしていた者の末裔?」
 空音     :「転んだ?」
 空音     :(何を言い出すんだこいつは、という視線)>あまり

[toyolina]   :すごい警戒心だw>ハーパン
[Catshop]    :ホントに(笑)

 晴一     :「んー?まぁ、結果としてはそんな感じかなぁ」
 晴一     :(に)
 空音     :「意外とドジね」
 晴一     :「ところで次の時間って体育だっけ?」
 あまり    :(返答を待っている)

 #森羅    :「……ダオス?」(ぉぃ>敵ってことは

 空音     :「次は化学」
 晴一     :「──あ、ところで南極大陸に城なんかあったっけ?」
 あまり    :「あったのよ」
 晴一     :「まぁ、神様には敵なしだからなぁ」
 晴一     :(机をがさごそやりつつ)
 晴一     :「──空音、次の時間、教科書見せてもらっていい?」
 空音     :「……忘れたの?」

[Saw]      :席となりとかなんすかね

 晴一     :「いや」
        :(カッターナイフでズタズタにされた教科書をびらーん)
 あまり    :「まあ」

[Catshop]    :ボク的に楽しそうなので、そういうことに。
[Catshop]    :<席となり
[chita]     :化学教室に移動して、同じ班になったというのはどうか

 空音     :「…………馬鹿」(教科書に手を当てる)
 晴一     :「ずいぶん古典的だよねぇ。神様にも見放されてるのかなぁ」
 晴一     :「なんかアイディアの枯渇を感じる」
 空音     :(残痕はないか……あるはずだ……だいたいやりそうな奴は
        :推測付くけど)

[Catshop]    :いや、普段から隣の席の方が日常的にアレコレ楽しそう
        :じゃないですか(にや>化学教室に移動して

 晴一     :「でもコイツ、運がよかったかも」
 空音     :(立ち上がり武田の机に一人で歩いていこうとする)
 あまり    :「切り刻まれたのに、運が良かったの?」(教科書を触る)
 晴一     :(行こうとした空音ちゃんの手を掴んでとめる)
 空音     :「離して」
 晴一     :「メンドクサイだからやめときなよ?どうせしらばっくれる
        :だけだし。雑魚を相手にしても仕方ないし」

 彗      :(残念なことに別の机。実験の準備をしつつ空音に気づく)

 空音     :(耳まで真っ赤だったのが落ち着いてくる)
 空音     :「…………わかった。だから離して。痛い」
 晴一     :(ぱっ、と離す)

 彗      :(空音の様子を伺っていたけど、周囲にせかされて準備に戻る。
        :セツナス)

 晴一     :「これが聖書だったら、神様にかわって天罰くだすところ
        :だけどね──だから、コイツは運が良かったんだと思うよ。
        :うん」>あまりちゃん
 あまり    :(首を傾げる)「犯人はわかったの」
 空音     :(危なかった。今の段階で手を出してたら台無しになるとこ
        :だったかも)

 晴一     :「神様の前に隠し事はできないからねぇ」>あまりちゃん
 空音     :「今日だけは特別に見せてあげる」(席につきなおす)
 晴一     :「ありがとう。空音は優しいね」
 あまり    :「そうだ。私も授業に行かなくちゃ」(教室を出て行く)

 あまり    :(教室に戻ってくる)

 空音     :「低レベルな行いが嫌いなだけ。岡野とは相容れないけど
        :信仰の価値は認めてるつもり」
 晴一     :「うーん、◎あげちゃおう。神様の声に耳を傾けるように
        :なったら花丸なんだけどねぇ」
 晴一     :「──どうかした?」>あまりちゃん
 空音     :(あまりを見る)

[chita]     :何も言わないでくれ。同じクラスだもん

 彗      :「……」
        :(あまりはお手洗いにいこうとして忘れ物をとりにきたの
        :だと勝手に解釈)

 あまり    :(咳払い)「次の授業、なんだっけ」>晴一
 晴一     :「──あ。もしかして移動教室だと思った?ザンネンでし
        :たー」(にーっ)
 あまり    :(しょぼん)
 空音     :「……岡野、今までにもこういう事は?」
 あまり    :(自分の席につく)

 晴一     :「オレ、目立つからねぇ──顔立ちもキレイだし?」
 空音     :「馬鹿な上に孤立してるからか……何が天使よ、嘘つき」
 晴一     :「うそつき呼ばわりは感心しないなぁ。オレ、嘘はつかないよ?
        :神様が偽証はいかんって言ってるしー」
 空音     :「いじめになんの関係もない数少ない人だと思ってた。
        :ボンクラ」
 晴一     :「まぁ、関係なかったんだけどさ」

[Saw]      :頭には来るけど気楽だと思ってた「敵」が気の重い問題の
        :輪の中の生き物に過ぎなくてガッカリ

 晴一     :「イジメはよくないって言ったら、急に目の敵にされるように
        :なったんだよねぇ」

[Saw]      :ギャグマンガのスケールで見てた相手がいきなりリアルに
        :なっちゃったような
[Catshop]    :あぁ、それは急に重くなりますねぇ

 晴一     :(理解不能とでも言いたげに肩をすくめる)
 空音     :「当たり前でしょ。そんなのどんな馬鹿だって知ってる。
        :馬鹿に馬鹿って言うようなものじゃない。馬鹿」
 晴一     :「昔っから正しいことを言うヤツは煙たがれるんだよねぇ
        :──あ」
 晴一     :(不意に思いついたように)
 空音     :「……?」

 晴一     :「オレ、最後には丘の上で十字架に磔されちゃう?」
 晴一     :(どうだ気の利いたジョークだろ、と言いたげ)
 空音     :「今すぐしてもいいけど生き返らなさそうだからやめて」
 晴一     :「死なないけどねぇ」
 晴一     :「神様が、もう要らないってぽいするまではさ」
 空音     :(アストラルサイトで再確認)

 晴一     :(普通の人間と変わらないような、どっかもっと上位層と
        :つながってそうな曖昧なアストラル体が揺れている)
 空音     :(参ったな。予想以上に変なのが多い……このクラス)

 あまり    :(空音の視界の隅で、穴がぼこぼこ空いた姿を見せる)
 晴一     :「うへ──あまり、インドかどっかの出身?」
 あまり    :(振り向く)「インドは、私じゃないわ」

[TK-Sleep]   :今更だ
[chita]     :地味なキャラでも、ちょっとはアピールしたほうが良いか
        :なと思って
[toyolina]   :地味か?w
[Saw]      :だって自己紹介サレテナイモーン
[Saw]      :魔術師は「変なの」じゃないし
[Catshop]    :いや、魔術師だって十分に変だ(笑)
[Saw]      :自分基準自分基準
[toyolina]   :よし、魔女セーフ

 晴一     :「ま、いっか。そろそろ藤原が来るよ」
 あまり    :「インドって何だろう」(化学の教科書をめくり始める)

[Catshop]    :藤原:化学教師。基本的に生徒間の人間関係には興味がない。
        :っつーか、生徒に興味がない。まだ二十代だけど、すでに
        :疲れた中年の佇まい。
[TihiRed]    :切ない……

 晴一     :(空音ちゃんの机に自分の机を寄せる)
 空音     :「自分の正当性を信じるのはいいけど、蛮勇は自殺と変わ
        :らないわ」(近付いてきた晴一に囁く)
 晴一     :「しょうがないよねぇ。見てみぬふりなんかしたら神様に
        :怒られちゃうし」
 空音     :(スネを蹴る)
 晴一     :「イテッ」
 空音     :「やり方考えろって言ってんのよ」
 藤原     :「岡野、騒ぐな?」(黒板のほうを向いたまま)

[Catshop]    :こんなところで収束かな?


おまけ
------


 灰太     :「サタンって敵対者じゃねえの?」(素朴な疑問
 晴一     :「サタンは試すものだからねぇ。っていうか、神の創造物
        :には違いないじゃん?」
 灰太     :「じゃあなんでサタン(敵)なんて名前なんだ? 変じゃね」
 空音     :「名付けてるのは所詮人間だからでしょ」

[Catshop]    :Wikipedia-サタン
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%BF%E3%83%B3

[Catshop]    :>本来サタンは、明確に言えば「妨げる者」との意味合いだっ
        :たが、敵対者との意味から悪魔との意味に変化したと考えら
        :れる。キリストも敵対者との意味合いで使わず障害として
        :使っていた。
[Saw]      :へー<本来妨げるもの
[Catshop]    :↑まぁ、こんな具合なので。
[Catshop]    :名付けたのが人間だから、ってのもありますけども。


[chita]     :29は中年です
[Catshop]    :ちゅ、中年じゃないっ!三十代も中年じゃないぞっ!
[toyolina]   :ニヤニヤ
[toyolina]   :猫屋さんが耐えきれなかった
[Saw]      :ニヨニヨ
[misasagi]   :ハハハ
[Catshop]    :きっ、キミもいずれこの気持ちが分かるようになるんだぞっ。
        :あと数年もしたらっ! >Sawさん
[Hisasi]    :おいで猫屋さん、この高みまで
[Hisasi]    :すぎちまえば楽になるヨ!
[Saw]      :ですね
[toyolina]   :楽々
[Catshop]    :ボクはまだ若い、ボクはまだ若い、ボクはまだ若い、ボクは
        :まだ若い──(ぶつぶつ
[chita]     :収束したらしい
[TK-Sleep]   :ログ読了
[NATI]     :なんだ、この着地点www
[Saw]      :なぜか歳の話題でおちつくw


[chita]     :あまりを地味だと言うのは正確ではないが、受身で動くのは
        :あんまり向いてないのだった
[chita]     :しまたある。「超自然的な目で見た場合」篠崎あまりの体に
        :空いた穴が見えると言うのを忘れた
[chita]     :つまりあまりは今日、クラスメイト全員に穴ぼこだらけの体を
        :晒したあるか
[toyolina]   :しょっちゅう見えてるわけじゃないし、逆に見えるなら見
        :慣れてるからあまり気にしないと思った>穴とか


時系列と舞台
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11月。国立吹利学校中等部。


解説
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化学の授業中


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Toyolina
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