[KATARIBE 30339] [HA06L] 11月のある日の記

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Date: Tue, 14 Nov 2006 22:30:38 +0900
From: "Toyolina and or Toyolili" <toyolina@gmail.com>
Subject: [KATARIBE 30339] [HA06L] 11月のある日の記
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] 11月のある日の記
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登場人物
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 神終空音 http://kataribe.com/HA/06/C/0675/
 岡野晴一 http://kataribe.com/HA/06/C/0679/
 途奥 彗 http://kataribe.com/HA/06/C/0677/


ハルイチ
--------


[Catshop]    :---吹利学校、中等部

 晴一     :「イジメは、よくない。だから、やめろって言ってるだけ
        :だよ?そんなに怒ること?」
 晴一     :「殴られたら誰だって痛いじゃん?」

 SE      :ばきっ

[toyolina]   :ハルイチが殴られた

 晴一     :「左の頬もどうぞ」(にやぁ)

 SE      :ばきっばきっ

 晴一     :「──痛たぁ。お腹まで殴っていいなんて言ってないじゃ
        :ん?」
 晴一     :「知ってる?神様はとぉっても愛情深いけど、怒らすと怖
        :いんだよ?」
 晴一     :(すっと目を細める)

[Catshop]    :数秒。

[kisito]    :ぐしゃ、ぼきっ、めきょっ、ざしゅっ(ぉぃ
[toyolina]   :ひい
[Tihiron]    :キシトさんが余計な音をw

 晴一     :「──わかってくれた?そう。え、知らないよ、そんなの。
        :罪の意識を感じちゃったんじゃない?」(くすくす)
 晴一     :「今のうちなら、まだ懺悔したら許してくれると思うよ。
        :神様はほら、とっても愛情深いからさ」
 晴一     :「──あ、でも反省しない子には容赦なくお仕置きだから
        :ね。じゃ、ばいばい」(にやぁ)
 晴一     :(立ち去る)


幕間1
-----


[Catshop]    :次の日、晴一は青アザ作って登校したとさ。
[kisito]    :あるいみ、適当な音であったときしとんは判断(ぉぃ
[Catshop]    :おしまい。
[toyolina]   :あれ、殴られてただけなんだ
[Catshop]    :さて、晴一は何かしたのか、してないのか。
[toyolina]   :くぅもったいぶるヤツだw>ハルイチ
[Catshop]    :異能があるのかないのか、天使なのか天使じゃないのか、
        :はっきりさせないというコンセプトのキャラなので。
[kisito]    :あくまで「っぽい」ってかw
[Catshop]    :「っぽい」なのか、「ホンモノ」なのか解らないということ
        :なのです。
[gombeLOG]   :何をされても、「その後」を自分の意思の支配下におけると
        :いうのは、いい異能だのう

[Catshop]    :さて、なにがあったんでしょうねぇ。
[toyolina]   :ドキドキ
[Tihiron]    :ブラック・若旦那
[toyolina]   :男のいじめは普通に殴ったりするだけが多いからイイデスネ
[toyolina]   :(よくねえよ)
[toyolina]   :女のいじめは想像するとどんどんひどい方向に行く
[Catshop]    :そのようですねぇ
[Catshop]    :──でも、最近は男のイジメもそうなのかも
[Tihiron]    :男でよかったとか思ってみます。
[toyolina]   :いやもう聞いた話じゃサーバー規約にひっかかるところまで
[toyolina]   :こわいわあブルブル
[Tihiron]    :……まじすか(汗
[Catshop]    :それほどですか。うへぇ。
[toyolina]   :女子校の話っすけどね
[toyolina]   :(((・д・;)))
[Tihiron]    :…………いやな世の中ですね……
[Catshop]    :そこまで行くと晴一にも手に負え無そうだ。
[toyolina]   :こわやこわや


ハルイチと彗
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[toyolina]   :序の口

 彗      :(来賓用のスリッパをはいてペタペタ音を立てて歩いている)

[toyolina]   :十両くらい

 彗      :(体操着のまま帰宅する)
 晴一     :「上履き、いる?」
 彗      :「余ってるなら」

[chita]     :制服を探してあげなさいよ
[toyolina]   :今頃焼却炉でイヤなニオイと煙になってます
[Tihiron]    :あれ、学校に焼却炉置いたら駄目ではなのですか?
[toyolina]   :今はそうなのかい
[toyolina]   :うちの学校は普通にあってがんがん燃やしてたが

 晴一     :「ちょうど購買で安売りしてたからさ」

[Saway]     :そらね:「カントリーマァムの怨み思い知るがいいわ」
        :(ぼー)

[toyolina]   :ひでーw
[Tihiron]    :自分も小学4年頃まではありましたが、ダイオキシンなどの
        :関係で使わなくなってました。

 彗      :「んじゃ借りる」
 晴一     :「あとね、制服はなぜか屋上で旗になってたから」
 晴一     :(ひょいっ、と取り出す)
 晴一     :「洗おっかなぁって思ったけど、お嫁にいけないとか責任
        :取れとか言われたら困るからヤメといた」
 晴一     :(に)
 彗      :「あ。取りに行かないといけないかと思った。うん、洗っ
        :たらまだ乾いてないし、これでいいよぅ。ありがと」

 晴一     :「犯人は見つけて殺しといたから」(けろっ)
 彗      :「天使が殺したりしていいの?(ちょっと受けた)」
 晴一     :「うん、嘘。説得しようかなって思ったけど、もう悪魔に
        :魂売ったような顔になってたからやめといた」

 晴一     :「フクシューとかする?あんまし、解決になりそうにないし
        :神様もやめとけっていってるからお勧めしないけど」
 彗      :「んー。まだ(自分でやるのは)いいや」
 晴一     :「そ。うん、そのほうがいいよ」
 晴一     :「じゃ、帰ろっか」
 彗      :「そだね。よかった、今日部活なくて」

[toyolina]   :体育やった後同じ服で部活なんて地獄ですからね
[Catshop]    :なんか大層、寂しい絵になってしまった。
[toyolina]   :切なくなった
[toyolina]   :今度から黙って渡してやろうと思いました>カントリーマァム
[Catshop]    :空音ちゃんがやったことになってるのかっ
[Tihiron]    :がーん
[toyolina]   :どうなんでしょうねw
[Saway]     :ガーン
[toyolina]   :いや、カントリーマァムほしそうだったから
[toyolina]   :なんか聞いたら意地張りそうだしw


空音と彗
--------


 空音     :「別に欲しくなんかない。デブの元だし」(ぷい)
 彗      :「じゃ、これ(ノンシュガーのど飴。超スースーするやつ)」
 空音     :(悔しげにもらっとく)
        :「……(なんでこんなに色々持ってるんだ、この子)」

[toyolina]   :燃料ですから

 空音     :「──ぷにぷにになるよ、その内」

[chita]     :じゃあ助けると思って、半分処分して
[chita]     :媚び媚び
[Tihiron]    :ぎゃーw

 彗      :「そうなったら、寿命だ、きっと」>ぷにぷに
 空音     :「早死にしそうね」
 彗      :「ひいおばあちゃんまだ生きてるんだけどね(にひひ)」
 空音     :(おもむろに彗の二の腕摘む)

[toyolina]   :肉薄いです
[toyolina]   :成長期特有の手足ひょろなが系

 空音     :(胸をつまむ)

[toyolina]   :胸薄いです
[toyolina]   :成長期特有の触られると痛い系

 空音     :「ほんとだ。なんにもない」
 彗      :「痛いし」

[toyolina]   :超痛そうな顔

 空音     :「質量保存の法則は守らないと……」(イミフ)
 彗      :「そのうちちゃんとあるようになる予定」
 彗      :(空音の二の腕をつかむ)

[Saway]     :筋張ってます
[Saway]     :病的
[toyolina]   :無宇
[toyolina]   :へんな変換された

 彗      :「神終さんも食べても太らないタイプ?」

[toyolina]   :病み上がりなのでしたね

 空音     :「点滴生活が長かったから」
 空音     :(注射針だらけの腕を見せる)「不格好」

[Tihiron]    :うん。点滴はねぇ……(うふふ、あはは(遠い世界
[toyolina]   :入院してたときを思い出したよ

 空音     :(引いてる引いてる)
 彗      :「ファンデで隠せるけど、これくらいなら……たぶん、
        :イヤって言いそう」

[toyolina]   :いろいろ考えてた

 空音     :「その発想はなかった」(目から鱗

[toyolina]   :なかったんかw
[Tihiron]    :げーんw
[toyolina]   :そらねオモシレーw

 彗      :「耐水性とかUVカットとか高性能なんだけどなあ、残念」
 空音     :「そうか……一般人らしい知恵だわ。そうよね……そうだ」
 彗      :「明日持ってこようか?」
 空音     :「…………いくらするモノなの?」
 空音     :(財布の中身を計算中)
 彗      :「安いのだったら千円くらいかな。あ、土曜日とかだったら
        :駅前で2割引やってるから800円切ると思う」

 空音     :「詳しいのね。貴方も何か傷跡が?」
 彗      :「……(だまって左手首を見せる)」

[toyolina]   :三本くらいです、ほんの

 空音     :「…………バッ……馬鹿じゃないの!?」(手首掴む)
 彗      :「じ、自分でもそう思ってるんだ、うん……」
 空音     :(うっと呻いて口元押さえる)
 彗      :「? か、神終さん?」

[toyolina]   :大変なことに

 空音     :(涙目で睨む)
 空音     :(手をつきつつ歩き教室を出て行こうとする)
 彗      :(うっ)「か、神終さん、ごめん、待って(追いかける)」

[toyolina]   :って、そんなに離れていなかった
[Saway]     :トイレ行って軽く吐きます

 SE      :「ジャー」<手洗い場の蛇口を全開に

 空音     :(手と口をゆすぎ、ハンカチで口元を拭う)
        :「……事情なんて興味ないけど、それそんなに古くないよね」
 彗      :(入り口あたりで)
        :「ごめんなさい……。最後のが先週……末」
 空音     :「家族は知ってる、よね。当然」

[Saway]     :鏡に向かったまま直接彗を見ずに

 彗      :「うん……お料理とかさせてもらえなくなっちゃった」
 空音     :「駄目だよ。家族が死ぬとね、残された方も半分死ぬん
        :だから」
 空音     :「分かり切ったことを言って馬鹿馬鹿しいと思うかもしれ
        :ないけど。……名前は?」
 彗      :「……うん……そうだよね……あ、彗……途奥彗」
 空音     :「途奥、これから貴方に魔術をかける」(ネックレスを外す)
 彗      :「? ま、魔術?」
 彗      :(混乱しつつも迷惑かけてるのでその場にとどまる)
 空音     :(香水を取り出し、何もないところに一吹きする)
        :「ノクト。先月一杯の蓄積分使って」
 ノクト    :(彗の足下からウサギが頭を出す)
        :「構わんが。って、おい。いいのか?」
 空音     :「仕方ない。馬鹿がいるから」
        :(ネックレスを彗の手首に巻く)
 彗      :(!? 使い魔?)「え、か、神終さん??」
 空音     :「曙光の変革、夜との盟約に従いビナーに帰す」
        :(空気が重くなる)
 空音     :(手首にヘビが巻き付いていく)
 彗      :(ほ、本物だ……)
 空音     :(瞑想状態に落ちながら詠唱を断続的に続けている)

[Saway]     :ヘビの幻覚が彗に巻かれたネックレスと同化し消える

 空音     :「……同業者?」
 彗      :(その様をぼんやりと見ていた)
 彗      :「……なのかも……? 毛色は違うと思うけど」
 空音     :「……まあいいや、色々言いたいことはあるけど。その鎖、
        :外れないから」
 彗      :「どういう効果が? 蛇が見えたけど……」
 空音     :「もし死のうとしたら死ぬより酷い目に会うよ」

[Tihiron]    :うわぁ……

 ノクト    :「我が囓るぞ」
 彗      :(ぎくっ)「て、手を?? このウサちゃんが??」
 空音     :(ノクト蹴る)
        :「万の針を毛穴という毛穴に出し入れするよりキツイから」
 空音     :「だから、それでも死にたくなったら私に連絡するしかないの」
        :(大真面目に)」
 彗      :「……連絡……うん、そんな連絡しないで済むようにするよ。
        :……ありがとう」
 空音     :「ありがとう? 自覚が足りないな。私みたいなエゴイストに
        :監視されるんだから、これからの苦痛を覚悟しないと」
        :(彗の手を握って怖い笑みを浮かべる)
 彗      :「そ、そうかな……自覚足りないかな……家族助けてもらっ
        :て、いい人だって思ったんだけど……(少しひきつり笑い)」
 空音     :「成り行きでもっとも面倒な地雷を踏んだよ、トオク。
        :可哀想に」(頭を撫でる)

[Tihiron]    :素直じゃない良い人ですねぃw

 彗      :「でも、さっきまでよりは、楽しくなりそうだから可哀想
        :じゃないよ、きっと」
 空音     :「……(はたと我に返り赤面する)じゃあ、もう教室にもどろ」
        :(手を引いてトイレを出て行く)
 彗      :「うん、そうしよ(引かれるままついていく)」

[toyolina]   :一ヶ月分の何が消費されたのかが気になります
[Saway]     :贄とか費やした時間とか蓄積した術式などです。ノクトの
        :能力は魔術の遅効ってことにしようかと。
[toyolina]   :大変なコストをかけてしまった。忠誠心大幅UPですよ

[Saway]     :----

[Saway]     :お疲れ様でした
[Saway]     :なんか場当たり的にエライ話が進んでしまった
[toyolina]   :昨日一昨日からは想像もできない進度でした、お疲れ様です
[Tihiron]    :おつかれさまですねー
[Saway]     :なんでこう、困った人ばっかりなんだ。こっちが困った人に
        :なろうと思ってたのにw
[Tihiron]    :うふふ、お姉さんになって行きますね、空音さんw
[Saway]     :留年してますからね。違いますか。わかりません><
[toyolina]   :オカシイデスネ>なんでこう
[Tihiron]    :女子に困った人、男子に困った人。……高1組との差が凄いw


時系列と舞台
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11月。国立吹利学校中等部。


解説
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ネガティブ部隊。


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Toyolina
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