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Date: Fri, 13 Oct 2006 01:04:34 +0900
From: ハリ=ハラ <shiva@mvf.biglobe.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 30239] Re: [HA06P] 持ち寄り EP2006 :秋の風都に若さ実る ( 仮称)
To: <kataribe-ml@trpg.net>
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References: <200610111445.XAA90797@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 30239
Web: http://kataribe.com/HA/06/P/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30200/30239.html
ういー、ハリ=ハラです。
修正、と言うほどでもないですが……
語尾をちょこっと
> 人波の上から覗いてみるとそこは射的の模擬店で、今まさに一人の女生徒が
> パチンコを引き絞り、教室の反対側の的を狙っているところだった。
>
鋭司 :「おや、あれに見えるは霞原嬢じゃないか」
> 自分のことのように興奮する群衆をよそに、当の珊瑚はひどく冷静でいるよ
> うに、鋭司には映った。珊瑚は、最後の弾と思しきピンポン球を手にとり、無
> 造作に見える動きでパチンコのゴムを引いた。
>
鋭司 :「ほう……なんとも無駄のない動きであるなぁ」
> 群衆の讃辞をかき分けてその場を去る珊瑚を目で追い、少し離れた場所で、
> 鋭司は背後から珊瑚に拍手を送った。
ついでに、日の丸の扇子を開いてぱたぱた扇いでみせる。
>
> 鋭司 :「いやはや、全く、見事見事」
> 珊瑚 :「……あら、周御くん」
>
> 振り返った珊瑚は、応援の子供や見物人に見せた笑顔とはうってかわって、
> 全くの平常心であるように見えた。
>
> 珊瑚 :「……見てたのね?」
鋭司 :「うむ。まあ他にも何人か声援を送っていたようであるがね」
> 珊瑚 :「大人げないことをしたわ」(苦笑)
鋭司 :「そうかね? あの偉業は素直に誇れるものであろうし、
:最後の太っ腹ぶりは実に痛快であったよ」
> 珊瑚 :「三回分も払えば、出来て当然の成績だわ。格好付けるた
> :めとしては、やりすぎたわね」
> 鋭司 :「ふうむ。つまり霞原嬢は、少々調子に乗ってしまったと、
> :思っているのかな?」
> 珊瑚 :「そんなところかしら」
鋭司 :「もう少し調子に乗ってしまって良いと思うがね。むしろ、
:三回目で得物の特性を把握しきっていたのは素晴らしいと
:言えよう。誰にでもできることではあるまいよ」
> 珊瑚 :「……ありがとう」
> 珊瑚 :「でも大変ね」
鋭司 :「大変になれば仕事の方からやってくるのが世の理。そ
:れまでの間は自分の時間を楽しんでいれば良いのだよ」
> 珊瑚 :「便利な心構えね(笑)」
> 鋭司もにこやかに手を振り、見送って。
>
> 鋭司 :「……なかなかどうして、世話焼きお姉さんタイプであるなぁ」
>
>
ってなもんで、ちんまい修正ですが。
よろしゅう〜
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