[KATARIBE 30229] [HA06L] 創作部〜正樹の自爆

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Date: Tue, 10 Oct 2006 20:46:12 +0900
From: "Toyolina and or Toyolili" <toyolina@gmail.com>
Subject: [KATARIBE 30229] [HA06L] 創作部〜正樹の自爆
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
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[HA06L] 創作部〜正樹の自爆
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登場人物
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 御厨正樹(みくりや・まさき)  部長。マッドサイエンティスト。
  http://kataribe.com/HA/06/C/0534/
 蒼雅紫(そうが・ゆかり)    天然無垢でドジッ子。
  http://kataribe.com/HA/06/C/0573/
 品咲渚(しなざき・みぎわ)   小うるさい関西弁。
  http://kataribe.com/HA/06/C/0636/

 一之瀬二条(いちのせ・にじょう)最近吹利に帰ってきた。
  http://kataribe.com/HA/06/C/0578/
 一之瀬京(いちのせ・きょう)  毒舌。二条の護衛。
  http://kataribe.com/HA/06/C/0601/

 呉羽              紫の霊獣。妙齢のお姉さんくらい。


よからぬ正樹の考え
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[kisito]    :創作部

 正樹     :「なんか、一人で受験勉強するの嫌になってきたなぁ……」
 正樹     :「進学止めようかな……」
 正樹     :「大学行かなくても困らないしなぁ……(ぐて」
 正樹     :「何か一人だけのけ者だし」

[toyolina]   :そんな二人のモチベーション下がるようなことを
[NATI]     :そんな理由で将来のこと考えるなよw

 呉羽     :(じー)
 正樹     :「……って、何考えてるんだか……マイナス思考になって
        :る……」
 正樹     :「……むしろあれか、ただかねあたりに部長を押し付けて、
        :引退しちゃおうかなぁ……」
 正樹     :「……しかも、こっそりと置き土産のごとく」
 正樹     :「……おもしろいかもしれない」

[Tihiro]    :なに企んでますかーっ!?

 正樹     :「……退部届けと委任状は何処にしまったかなぁ……」
        :(がさごそ)
 正樹     :「あったあった、退部はともかく部長はそろそろ誰かに押し
        :付けておかないとなぁ」
 正樹     :「となると、やっぱりただかねが一番(書き書き)」
 正樹     :「部長の仕事もちゃんとまとめて置いてあげようじゃないか。
        :あぁ、なんて親切なんだ」

 渚      :「三年で引退するのに退部届たぁ穏やかやないですなあ(にょき)」
 正樹     :「のわっ」

[toyolina]   :普通に部室の窓開けて廊下からニョキっとね


塾とか図書館に誘ってみた
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 渚      :「もしかして、うちらも書かなあかんもんなん?」
 正樹     :「だってなぁ、俺に頼ってばっかじゃ来年からあれだし。
        :どうせなら頼れない状況を作ってやろうかと」
 正樹     :「別に、書かなくていいんじゃない?居たいだけいれば
        :いいと思うけど」
 正樹     :「ふふふ……これで、雑用から開放されるぜ」
 渚      :「そうやんなあ(書きかけの退部届を、ふふふとか言って
        :るまさきさまから強奪)」
 正樹     :「あ、こら。返せよー」
 渚      :「なになに。不肖、私、御厨正樹は……うわ、達筆や、ボー
        :ルペン字とかやってたん?」
 正樹     :「そりゃあ、字が汚かったら魔法陣が暴走するじゃないか」

[kisito]    :そこかよ

 正樹     :「そんなことより返せよー」
 渚      :「やっぱ誤字脱字は許されへん世界なんや。勉強になるなあ。
        :んで、なんでこんなもん書いとん、わざわざ(返す)」
 正樹     :「一人でお留守番するのに疲れた」

 正樹     :「あと、みんな勉強してる中作業するのも嫌だし」
 渚      :「……なら一緒に塾行こに。ゆかりん大喜びやで」
 正樹     :「むぅ…………塾嫌い……(ぐて」
 渚      :「んじゃ、土曜日いっつも図書館で勉強しとんで、図書館
        :行こうぜー」
 正樹     :「来て欲しいのか?」
 渚      :「あんなあ、まさきさまよぅ。うちらがなんで受験勉強
        :しとるかお忘れですかぃ?」

[kisito]    :正樹……素直じゃないね
[toyolina]   :超素直じゃねえなw
[Hisasi]    :ゆかりんはまさきさまと同じ大学で一緒に部活やりたいから
        :がんばってるのにっ

 正樹     :「進学のためじゃないのか?」

[kisito]    :加えて、鈍いのかも。

 渚      :「みくりやまさきくん。自分、なんて言ったか覚えてはり
        :ますか?『大学でも創作部つくるー。へへへー、アホのお
        :まえらも受かったら入れてやるぞ』」
 正樹     :「そこまで、馬鹿にしたつもりは無かったと思うのだが」
 渚      :「ちょっと色つけただけやっつーの! こっからエエ話に
        :なんねんからもう」
 正樹     :「はい、ごめんなさい」
 渚      :「うん、ぶっちゃけラスト1/3はなかったんやけど、
        :そこで一念発起したアホの子2名」
 渚      :(ごそごそ。鞄あさる)
        :「見てくださいよコレ(B判定が並ぶ模試の結果)」
 正樹     :「……つまり、創作部続けるためにがんばってるって事?
        :……まじで?」
 正樹     :「……なるほど、そんなにここが気に入ったのかぁ。
        :(うんうん)」
 渚      :「……ヘンなとこだけ物わかりええんやからもう。まじです
        :ほんまですー」
 正樹     :「俺居なくても、作ればいいだけじゃないの?創作部」

[kisito]    :……重症とでも言って置けばいいのでしょうか。


ゆかりんを泣かせた、ワル
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 渚      :「三つから選んでええわ。1。ハァ?ってバカにされる
        :2。アホーってチョップされる 3。もうしらん!って
        :泣いて去られる」
 正樹     :「どれも嫌です」

[kisito]    :PL的には2番とか。

 渚      :「まさきさまは賢いなあ。一番ダメージの少なそうなチョッ
        :プを進呈します(構えてる)」

[Hisasi]    :ゆかりんが聞いたら泣いちゃうぞ
[kisito]    :いっそ、聞いてしまうと言うのはどうですか。
[Hisasi]    :採用
[Tihiro]    :酷いねぇ、正樹様。

 SE     :がしゃん

[toyolina]   :キタコレ

 正樹     :「……ん?」
 渚      :「!」
 紫      :「…………」>手にした編み物セットと参考書を落とした

[kisito]    :チョップを防ぐために防御したまま

 正樹     :「……えーと……」
 紫      :「……正樹さま」

[Hisasi]    :部を辞めるというところまでは

 正樹     :「は、はい……何でしょう」
 渚      :(うそぴょーん、とか言え、と横目でサイン)>まさきさま
 正樹     :見て無い
 紫      :「……創作部」

[Hisasi]    :やめちゃうんですか
[Hisasi]    :一緒に大学でやろーっといったのにー

 正樹     :(なんだかすごくまずい予感がする)
 紫      :「……(ぽろっ)」

[Hisasi]    :ひどい

 正樹     :「え、あ、ちょっ……」
 渚      :(あほ、いつもみたいに高笑いとかでごまかせよ!)
        :<小声toまさきさま

[Hisasi]    :一緒に大学で部活やりたいから、一生懸命お勉強とか、色々

 正樹     :(いや、ごまかすって……いまさらなんといえばっ)
        :>小声
 紫      :「……辞めてしまうんですか」

[Hisasi]    :小さな声で

 正樹     :「え、えーと……まだ、退部届けは出して無いなぁ……うん」
 渚      :(あああああ)「ちゃ、ちゃうて、いつものタチのわる……Σ」

[Hisasi]    :まだとかゆーなw

 紫      :「……う(じわー)」
 紫      :「一緒に、大学でも、創作部で……」

[Hisasi]    :一緒にやろーゆったのんー

 正樹     :「あ、あぁぁ……えーと、だ、出さない。出さないからっ。
        :ほらほら、こんなもの破っちゃうぜー」(びりびり
 渚      :「そうそう、今から破ろうって、なら見届けたるわ、って
        :(わたわた)」
 紫      :「……(ふえーーん)」

[Hisasi]    :ぺちゃんと座って泣いてるぞ

 正樹     :(ど、どどどどうしようっ)>小声
 渚      :(おれが創作部やめるわけないじゃないか、ちょっと言って
        :みただけや、とか!)>小声
 正樹     :(ななるほどっ)>小声


どうにか泣きやんでくれました
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 正樹     :「はっはっは、馬鹿だなぁ蒼雅さんは、俺が止めるわけ無い
        :じゃないか。冗談だよ冗談」
 渚      :「な、ゆかりん、まさきさまが創作部やめるわけないやん、
        :うちをいじめてあそんどっただけやねんって(ぎゅう)」

 紫      :「よ、よかった(ぐす、ぐすっ)」
 正樹     :(……や、止めるに止められねー)
 渚      :「あんまりひどいこと言うからうちがとっちめたろーとか
        :思ってたところであって、あんなん本気ちゃうねんから、
        :なあ?(超じと目)」

[toyolina]   :>まさきさま

 正樹     :「あ、あはは……そ、ソノトオリデス」
 紫      :「……は、はい、よかった(えーん」

 正樹     :呉羽さんのほうをちらっと見る

 呉羽     :(じろ)
 正樹     :(びくっ)
 渚      :「なあ、せっかく成績上がってきたし、ゆかりんA判定あっ
        :たし、そんなんなるわけないって(よしよし)」
 正樹     :「あ、そういえば急用が……」(そろり
 紫      :「が、がんばりました、まさきさまも……」

[Hisasi]    :まさきさまも一緒に大学いけるよね、と

 正樹     :「も、もも、もちろんですとも」

[kisito]    :超逃げ腰

 一之瀬    :「こんにちはー………………(大汗)」
        :(雰囲気で硬直=出入り口封鎖

 渚      :「一緒やって、三人でやるって言ったやん、なあ?」
        :(超ジト目toまさきさま ニゲルナ、フォローせんか、
        :という目)」
 正樹     :「そ、ソウダッタネ……ウン(逃げたいです品咲様)」
 渚      :(お願いやから言ってくれ、と口パク)
 紫      :「……(ごしごし目をこする)」
 呉羽     :(ジト目)
 正樹     :(……まさか、ここまでとは思ってなかった……)

[kisito]    :すたすたと、ゆかりんの前まで言って頭をなでて

 紫      :(ぐしぐし)
 正樹     :「大丈夫、ちゃんと吹利学校に行って創作部作るから」
 正樹     :「それに、もう高3何だから泣いてばかりいちゃ駄目だぞ?」

[kisito]    :原因が何をほざくか

 渚      :「な、さっきのただの冗談やって、言うてるやろ?」
        :(ここまでは優しい声)
 渚      :「張本人」(ぼそっと怖い声)」
 正樹     :(演技が乱れるっての……ばれたらどうするんだ)
 紫      :「……はい」

[Hisasi]    :こくこくと

 正樹     :「……じゃあ、ちょっと用事があるので、でかけてきまーず」
        :(そろそろ)
 紫      :「……正樹さま……」

[Hisasi]    :そのままみおくる

 正樹     :「……ちゃんと、戻ってくるからそんな目で見ない」
 紫      :「……はい」

 正樹     :部室から出たら、音を立てないようにダッシュ

 渚      :「うん、戻ってくるし、土曜日図書館一緒に勉強するって
        :言うてたで?(ゆかりんの頭だっこしてよしよし)」
 紫      :「……はい」
 一之瀬    :「……(なんだったんでしょうね……)」(正樹を見送る
 正樹     :「……蒼雅さんを泣かしてしまった……絶対に来る……」
 呉羽     :(ちょいちょいとゆかりんの肩にのって撫でてる)

[toyolina]   :上空を旋回している猛禽類の影
[toyolina]   :恐怖は後日だった

 正樹     :「……下手な事言うもんじゃないな……命の危険が……」
 正樹     :「……っと、来てないや。ふぅ、焦った焦った」
 京      :「兄様、邪魔です」(一之瀬が入り口に突っ立っているので。
 一之瀬    :「あ、すみません」

 正樹     :「そういえば、一緒に創作部をするためだったっけ……すっ
        :かり忘れてたなぁ……そりゃあ、なくよなぁ……」
 正樹     :「反省……」


おまけ
------


[toyolina]   :ヒドスw
[toyolina]   :危うくまさき不信がつくところでしたね

[toyolina]   :せっかく封鎖してくれてたのに逃げられた
[Tihiro]    :確定ロールは防げません故ー(もう出られてたし
[kisito]    :むしろ、普通に出て行ったわけだから止めないと思うのだけど?
[kisito]    :走って出て行ったのならともかく。
[Tihiro]    :ん、出て行こうとするときに何をやったんですか、と言う
        :つもりだったのですよ
[kisito]    :あぁ、そう言う事か。それはすまなかった。
[kisito]    :でもまぁ、それには「まぁ、気にするな」
[kisito]    :とでもいってすり抜けると思う
[Tihiro]    :まぁ、そうくるでしょうねー。

 呉羽     :(……紫さまに正樹さまをあきらめさせるべきなのでしょ
        :うか)

[Hisasi]    :ふと思う呉羽だった

[toyolina]   :ああっ、呉羽さんに見限られる危機デスヨ
[Tihiro]    :くれはんおもいつめてる!?
[kisito]    :ってか、正樹が一人で勝手に思い込んで勝手に行動してる
        :からこうなるのだよな。
[kisito]    :男友達が少ないからw
[Tihiro]    :たくみんとしんやくんくらいです?
[kisito]    :それくらい。
[kisito]    :で、親友はゼロかな。
[toyolina]   :みぎーに相談するという発想がないのが残念
[toyolina]   :よきにはからってくださいますよ、きっと
[kisito]    :基本的に誰も頼りにしてないのが正樹の悪いところです。
[toyolina]   :気づいてあげた方がいいかしら
[Hisasi]    :呉羽が聞いてあげるか
[Tihiro]    :頑張れ女性陣
[kisito]    :一度誰かに注意されないと気づきにくい事だと思ってますが
        :どうでしょう?
[toyolina]   :呉羽さんしかイナイ
[toyolina]   :みぎーが注意するとなんか逆効果になるかもしれん予感
[kisito]    :有りそう……
[Tihiro]    :呉羽はんがんばってー


時系列と舞台
------------
創作部


解説
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若いのに健忘症なのでしょうか


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Toyolina
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