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Date: Tue, 10 Oct 2006 15:32:04 +0900
From: "Toyolina and or Toyolili" <toyolina@gmail.com>
Subject: [KATARIBE 30227] [HA06L] メイの旅 3
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20610092332q28859594t7380772751452c40@mail.gmail.com>
X-Mail-Count: 30227
Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30200/30227.html
IC水島でなんかする筈だったんですが、スパイラル。
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[HA06L] メイの旅 3
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登場人物
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水島緑 http://kataribe.com/HA/06/C/0022/
蔵田摘薙 http://kataribe.com/HA/06/C/0592/
西沢兌 http://kataribe.com/HA/06/C/0623/
無道瞑 http://kataribe.com/HA/06/C/0671/
ゴロゴロ店長
------------
緑 :「うぬぬぬ」
緑 :「誰もいない……ゴロゴロするなら今のうち」
緑 :「うきょー、新iPod買っちゃった、ステキー、ウレシー」
:(ゴロゴロゴロ)
緑 :「黒くてでっかいパワーブックも買っちゃったー、うひょー」
:(ゴロゴロゴロ)
[toyolina] :経営楽な店はいいですね
[Luna] :さすが物欲魔人店長
[toyolina] :たまには接客してもらおうかしらねえ
[Ryu] :そういえば営業時間とか設定してたかしら
[Ryu] :む、10:00〜23:00になっている
[toyolina] :では今はヒマと思われる4時過ぎあたりということで
[Ryu] :あとで24時間にしておこう
[toyolina] :さすがロボ寝なくてもなんともないぜ
[Ryu] :んむ
緑 :「さて、ゴロゴロしたからお仕事でもしようかしら」
瞑 :「ごめんください」
[toyolina] :ゴロゴロ終了寸前あたりで一つ
緑 :「(はっ)い、いらっしゃい……ませ」
[Ryu] :右手にパワーブック、左手にiPod、そしてごろ寝
摘薙 :<●>ω<●>
瞑 :「……お楽しみのところ、失礼致しました。ええとですね……」
:(ごろ寝→パワーブック→iPod→ごろ寝、と視点がさまよう)
緑 :「あーっとえーっと、これはそのー、ちょっと転びまして、
:あははー」
摘薙 :「み、見なかったことに……」
アナ :「他の店に行く? ツナギ」
摘薙 :「しますね……」(目をそらす)
アナ :「行かないわよね。はやく手続きをして」
瞑 :「ええと、三名ご案内、って言うんですよね、こういうときは」
緑 :「はっ、会員登録をこちらでお願いしマース」
摘薙 :「はーい」
瞑 :(住所……日本じゃないから書いても意味がないのです)
:「住所、不定。職業、監査役。年齢、ひみつ」
緑 :「基本的に会員登録していただければ顔パスですのでご自由に
:どうぞ」
アナ :「クラタツナギ、吹利市サトミマンション402号室、浦霧コーポ
:レーション勤務」
瞑 :「身分証明書……クレジットカードでもいいですか」
:(アメックスプラチナをエルメスの財布から出す)
緑 :(里見……あそこの関係者かー)
緑 :「はい、それでも大丈夫です」
摘薙 :「免許で」
摘薙 :(免許証を見せる)
瞑 :(あとは適当に埋めて出す)
緑 :「はい、結構です」
アナ :(よく出来た健康保険証を示す)
緑 :(スキャン中……完了……Multivacへ承認申請提出完了)
摘薙 :「西沢アナ、里見マンション402号室、職業、地縛霊……
:じゃなくて居候」
アナ :「まあ、何書いてるの、ツナギ」
摘薙 :「会員証」
瞑 :「……顔パス。顔で判断、たとえば一卵性六子とかでもつく
:ものなんですか?(興味)」
アナ :「私たちの会員証は出来たのかしら」
アナ :(気の無い発言をしながら、iPodを拾い上げる)
緑 :(Multivacより承認許可……入店承認)
緑 :「たぶんその辺は大丈夫ですね、会員証は(上を見上げて)
:発行されたようです」
摘薙 :「触るなー」(奪い取る)
摘薙 :「あ」(瞑の方にすっぽぬける)
iPodが刺さった
--------------
SE :サクッ。こめかみあたりの髪の毛に刺さる
[NATI0] :ipodが大変なことになってます!
緑 :(固)
[chita] :iPodが刺さった
SE :ゴトッ。床に落ちる寸前に厚底ブーツで蹴り上げてキャッチ
[toyolina] :メリッの方がそれっぽかったな
[toyolina] :>ささったとき
緑 :「だ、大丈夫ですか?」
摘薙 :「刺さった!そして蹴った!」
アナ :「もう、何をしているの、ツナギ。あれは貴方のじゃないのよ」
摘薙 :「あ、すいませんでした」>緑、瞑
摘薙 :「っておめーのせいだろが!」>アナ
瞑 :「危ないところでした。いろいろと。動いてないからきっと
:大丈夫。不安ならAppleStoreに持ち込むといいです」
緑 :「あ、拾っていただいてすみません」
[toyolina] :いろいろと台詞を省略していますが、動いてない、はHDDの
:ヘッドが、ってことです
[chita] :詳しいんですね
[Ryu] :まぁ、たぶん緑側はわかるでしょう
[toyolina] :漢字読解能力に難はありますが、割と詳しいようです
アナ :「おいたしていないで、ご本を読みましょう、ツナギ」
瞑 :(たらーっ。こめかみあたりから血が出てきたので適当に
:治す。ぐりぐり)
摘薙 :「やっぱり刺さってたのか!?」
瞑 :「大丈夫です、私、体柔軟ですから」
摘薙 :「柔軟?……だから刺さったのか?」
摘薙 :「じゃなくて、ホントすいませんでした……とりあえず、
:傷口見せてもらえます?」
緑 :(店舗システムオールグリーン、でもコーヒーが入って
:ないのか)
瞑 :「ええ、ちょっとだけ表皮が……いいですけど?」
:(はい、と頭を押しつける)
摘薙 :(ポケットから薬を取り出すフリ)
摘薙 :「ああ、と、たいしたことないようですね。ハイ」
:(合成で傷を治す)
摘薙 :「もう、塞がってます」
瞑 :「ありがとう、紳士でいらっしゃる。日本はいいところ」
摘薙 :「いえ、失礼しちまったんで、ここのお代は出させて下さい」
摘薙 :「すいません。コーヒー3つ下さい」>緑
アナ :「2杯飲むの? ツナギ」
摘薙 :「この人のブンだ」
緑 :「はい、承りました」
瞑 :「まあ、そんなお気になさらなくても……ありがたくちょう
:だいしますね」
[toyolina] :Gentlemanだな
摘薙 :「はいはい、どうぞどうぞ」
緑 :「はい、3つコーヒーお持ちしました」
アナ :「最近おごり癖がついてるのね、ツナギ」
アナ :(下くちびるを突き出している)
[toyolina] :不満らしいw
摘薙 :「……ちげーけど、昨日の相羽さんの奥さんを見て思った
:んだ」
摘薙 :「自らの非礼を認めることが出来る人間は尊敬に値すると」
瞑 :(流れでツナギの隣に座ってPCに向かう)
摘薙 :「俺はグレートな男になりたいと思っている」
アナ :「いい人だったわね、ツナギ。ばれる前に逃げたかったわ」
緑 :(今日のお茶菓子はドーナツにしよう)
摘薙 :「なんか食う?」>アナ
緑 :「んー、んまい(もぐもぐ)」
アナ :「ツナギと同じものが良いわ」
[Ryu] :カウンターでドーナツ食ってる店主
摘薙 :じー。>緑
摘薙 :<●>ω<●>
瞑 :「ねえお嬢さん。何か珈琲に合うデザートとか頂けませんか」
:>緑
緑 :「ん?あぁ、よろしかったら食べます?」
[Ryu] :かごに満載のドーナツを指さす
誉めたのに通じてないよ?
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摘薙 :「じゃあ、貰いますw」
瞑 :「喜んで……その量、タベホーダイ、ってやつですね」
緑 :「私のおやつなのでお好きにどうぞ」
アナ :「じゃあツナギと私で半分ずつね」
摘薙 :「なんで半分?」
瞑 :「よかったですね、HalfGreenGentleman」
アナ :「全部食べたいの? ツナギ」
摘薙 :「はーぶぐりーんじぇんとる・まん?」
摘薙 :(なんだ、聞いたことねえ。名詞か?名詞だな)
瞑 :「ええ、Gentleman、日本語でいうと……シンシ。紳士です」
:(電子辞書を見せる)
摘薙 :「紳士ですか?紳士?」
摘薙 :(……たぶん、ドーナツの名前だと思うが、紳士?)
摘薙 :「そうですね、紳士っぽい味ですもんね」(ふ)
アナ :(コーヒーカップの上にドーナツをぶら下げたまま、横目で
:摘薙を見ている)
摘薙 :「紳士、うめえ」(ドーナッツもぐもぐ)
瞑 :「?」(首を傾げてる。日本語の表現なのかと思い当たり)
瞑 :「ええ、美味しい紳士な味ですね(もふもふ)」
摘薙 :「紳士、うまいスね♪」>緑
[NATI0] :振ってみるw
[toyolina] :ジワジワきたw>紳士うめえ
アナ :(軟らかくなったドーナツを半分ほど齧る)
[NATI0] :この振りで、ここにつっこみがいるか、いないかが分かる。
緑 :「し、紳士の味ですか?んー、作ってたおじさんはふつうの
:おっちゃんだったようなー」
[NATI0] :つっこみ確保!ヤリマシター!
瞑 :「ふつうのおっちゃんが紳士……なんて基準の高い国なの
:かしら……」
アナ :「ツナギが紳士だというのは、普通のおっちゃんだったと
:いうことなのね」
摘薙 :「いや、普通のおっちゃんが紳士のドーナッツを作っても
:不思議はない」
アナ :「あーんして、ツナギ」
摘薙 :(口をあける)
アナ :(湯気で軟らかいドーナツの残りを摘薙の口に放り込む)
摘薙 :「んまー」
奥様ですか
----------
瞑 :「仲がよろしいのですね、奥様でいらっしゃるのですか」
摘薙 :「……ブッ」
アナ :「汚いわ」
摘薙 :「ぐは、ぐはッ!?」(むせる)
アナ :(熱いコーヒーを摘薙に差し出す)
摘薙 :「すまん……(ごくごく)」
摘薙 :「アチィッ!」(ぶは)
摘薙 :「……」(視線に気付く)
瞑 :「……最近Blogで見ました。鬼嫁」
緑 :(面白い人たちだなぁ)
瞑 :「日本ではOgreを奥様になさる奇特な方が」
アナ :「どうして、騒ぎにしないで落ち着くことができないの、
:ツナギ。恥ずかしいわ」
摘薙 :(気まずい空気だ……。)(被害者意識)
摘薙 :「あ、まず、その奥さんじゃあないんですよ」
摘薙 :(とりあえず、誤解を解いてその後、1発ギャグで空気を
:暖めよう)
[NATI0] :空気が気まずいのは摘薙本人だけだけどw
瞑 :「まあ、ではフィアンセ……?」
摘薙 :「いえ。全然」(手をふる)
摘薙 :「こいつは……。こいつは」
摘薙 :「なんなんだろう?」
摘薙 :「なんなんだ、お前って?」>アナ
アナ :「妻よ、貴方の」
摘薙 :「嘘つけ!!!」
瞑 :「……フウフゲンカ?」
アナ :「どうして判ってしまうのかしら」
摘薙 :「は」(視線に気付く)
摘薙 :「違います!赤の他人の自縛霊です!」
アナ :「地縛霊だなんて、ひどいわ」
瞑 :「どうぞ、奥様は大事になさってください」
摘薙 :「だから、奥さんじゃねー!」
アナ :「私は帰ったあとで泣くことにするわ」
摘薙 :「大体子供じゃねーか」
瞑 :「ジバークレー……とはなんでしょう」
緑 :(ぐびり)
摘薙 :「ただいるだけの霊です。霊!」
瞑 :「レイ。レー。ああ、ZERO」
アナ :「貴方が霊に詳しいのは、よく判ったわ、ツナギ」
摘薙 :「……ゼロじゃないよ?すぴりっと?」
アナ :(挙手)
摘薙 :「はい、そこの」
アナ :「私は死なないわ。貴方が守るもの」
摘薙 :「前半は合っている。後半は違うな」
摘薙 :「『私が殺すもの』が正解だろ」
アナ :「レイのセリフだと思っていたのに、覚え違えていたの
:かしら」
瞑 :「まあ。死してなお……愛は永遠なのですね(うっとり)」
摘薙 :「ちょっとまってー!だから妻じゃないんだー!」
瞑 :「? 殺してしまえば、永遠に自らのものになりますもの。
:思い出も肉体も、肉も、骨も(うっとり)」
摘薙 :「……ちょっとこの人うっとりしてるYO?」
アナ :「すごく素敵な思いつきだわ。帰ったら実行するわ」
摘薙 :「触発された!?」
[toyolina] :フットワーク軽いw
緑 :「仲がよろしいんですね」
アナ :「でも、お湯をかけても、高いところから落ちても、毒を
:飲んでも、ごはんを食べなくても、ツナギは死なないの」
緑 :「愛は永遠なんですね」
摘薙 :「ぇえ〜ッ!?」
瞑 :「まあ。でも奥様もSpiritでいらっしゃるなら……お似合い
:でいらっしゃいます」
[toyolina] :不死同士ダカラ>理由
摘薙 :「常識人だと思ったのに!店員さんは常識人だと思ったのに!」
アナ :「思ったよりいい人だったわ、ツナギ。貴方の言うとおり、
:正直に話して良かったわね」
摘薙 :「だから奥さんじゃね〜〜〜〜〜〜ッ!」
アナ :(挙手)
摘薙 :「はい!そこの!」
アナ :「奥さんがいやなら、私は旦那様になっても良いわ、ツナギ」
摘薙 :「くそぅ!もうメチャクチャだ!」
緑 :(なんかだんだんとズレてきているような〜)
蔵田ツナギの痛恨
----------------
摘薙 :「こうなったら、イッパツギャグでごまかしてこの場を
:おさめよう!」
[chita] :口に出してる出してる
摘薙 :「はい!注目!」(ドーナッツを手に取る)
瞑 :「はい、なんでしょう(じー>ドーナツ)」
緑 :(ごくり)
摘薙 :「南極X号」
:(ドーナッツをわっかを見えるように口にはめる)
[toyolina] :ブフェーw
[Tihiro] :???
[NATI0] :最悪の下ネタです。
[NATI0] :知らなくて良いですw
[Tihiro] :……判らないからいいです(ぇぅ
[gombe] :「カタリンX号、出動準備。繰り返す。〜〜〜」
摘薙 :(……これでこの笑いで空気が変わる!逆風は消えるはず!)
アナ :(コーヒーを持ってきていたお盆を取り上げ、摘薙の顔面を
:強打する)
緑 :「……」
摘薙 :「ぐは!」
瞑 :「……(ぽかーん)。……南極。……寒い……ああ!」
:(納得! 両手をぱんと合わせて)
瞑 :「さすがでいらっしゃいます、とても寒いです」
摘薙 :「……」
[Catshop] :確かに寒い(笑)
アナ :「食べ物を粗末にしちゃだめじゃない、ツナギ」
摘薙 :「……空気が変わった」(悪い方に)
瞑 :「日本のJokeはとても難しいですね、とても知的」
[toyolina] :感心してますけど
緑 :「(ぽむ)み、見なかったことに」
摘薙 :「お、お互いさまですよね☆」
摘薙 :「はははは」
アナ :「コーヒーを注いでくるわ、ツナギ。だからその間に、
:こちらの方に謝っていて」
[NATI0] :結局、妻の誤解はとけなかった。
瞑 :「ねえ店員さん、こういうのを善哉って言うのでしょう?」
[toyolina] :漫才だと言いたいらしい
緑 :「えぇ、まぁ、たぶん、きっと」
瞑 :「夫婦善哉、というものなのですね、きっと」
:(手帳を開いてもそもそとメモを取る)
アナ :(無言でコーヒーを摘薙と瞑の前に置く)
瞑 :「ありがとうございます、奥様」
摘薙 :「……夫婦じゃないんですよ?」
摘薙 :(コーヒーを取る)
瞑 :(口に含む)
アナ :(瞑にお辞儀)「店員さん、私は別の席を利用しているわ」
摘薙 :「夫婦じゃない、ふーふー」(コーヒーに息を吹きかける)
緑 :「はい、どうぞ」
アナ :(お盆を抱えて奥へ)
摘薙 :「ふーふー……なんちゃって、ふふ」(哀愁)
瞑 :「……まあ……一時も気を許せない、なんて勤勉……(感心)」
瞑 :(手帳にメモ。ふうふじゃない、ふーふー。なんちゃって、ふふ)
摘薙 :「あ。ウケた。空気が変わった」
瞑 :「これはいずれ使ってみようと思います。きっとお屋形様も
:……ええと……バカウケ」
[Tihiro] :おつかれさまです
[toyolina] :収束してもいい気がしてきたw
[NATI0] :そうですねw
[chita] :お疲れ様でした
[NATI0] :お疲れ様でした。
[toyolina] :オツカレサマでした
[NATI0] :疑惑は晴れず。
[toyolina] :奥様に称号を与えられなかった
[toyolina] :残念だ
[chita] :次の機会に
時系列と舞台
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10月上旬、IC水島にて。
解説
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日本語を誤解するのが癖になっているようです
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Toyolina
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