[KATARIBE 30198] [HA06L] BlueFairyCup 6

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Date: Sun, 24 Sep 2006 20:55:22 +0900
From: "Toyolina and or Toyolili" <toyolina@gmail.com>
Subject: [KATARIBE 30198] [HA06L] BlueFairyCup 	6
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20609240455y55c3af60j6e98338963652d0@mail.gmail.com>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
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幕間といった趣。
新たな犠牲者が出ました(蕎麦の)
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
[HA06L] BlueFairyCup 6
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登場人物
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 東海道ヨルグ       http://kataribe.com/HA/06/C/0657/
 ダールダムとディールディ http://kataribe.com/HA/06/C/0658/

 戸萌葛海         http://kataribe.com/HA/06/C/0603/
 波佐間御南深       http://kataribe.com/HA/06/C/0572/


前文
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[TK-Leana]   :そーにゃ、ちといい?
[Saway]     :ほい
[TK-Leana]   :昨日の戦闘後、スティーリー回収してました?
[Saway]     :しました
[TK-Leana]   :なるほど
[Tihiro]    :……
[Saway]     :蕎麦屋にいまスティとかつみんいます。
[TK-Leana]   :じゃあ、ふと気付いたらなくなってました。スティーリーの
        :残骸
[Tihiro]    :やっぱりかー
[Saway]     :あれま。
[Saway]     :タリスマンはないですが、それでもですか。
[Tihiro]    :そういえば、核のほうはどうなってるんでしょう?
        :>スティーリィ
[gombe]     :……ふむ。>スティーリィ無くなってた
[Tihiro]    :春奈の残骸も持ってかれてました(今なら言える。
[Saway]     :ちょっとナギーと打ち合わせしてたんですが、そう言う
        :ルールなら仕方ないですね。
[Tihiro]    :というか、核がどうなのかが問題ですよね。
[TK-Leana]   :昌平さんの遺体を持っていかれちまったのは残念だけど、
        :まあそういうのもありだろう
[Saway]     :具体的にはスティーリィの復活とかつみんのBFCリトライ
        :を狙ってたもんで。
[Tihiro]    :スティーリィの核持ってかれてたら修復不可能な罠。
[gombe]     :スティーリィの核というか、さらに本体であるところの
        :怨念は、やられた時に抜けていってる描写が入ってたな
        :>なぎーさん
[Tihiro]    :そんならかき集めて、作り直せます(ウフフ
[Tihiro]    :>怨念
[gombe]     :それがれあなさんの意図している現象
        :(スティーリィの残骸がない)とどう絡むのかは知らない
[TK-Leana]   :怨念、蟠ってたみたいですよ。残骸に
[gombe]     :そうでしたっけ>昨夜
[Tihiro]    :明日、なぎぃさんが来て確かめてみましょー
[Saway]     :とりあえず葛海さんは二階の寝室で寝かせています。
        :和室にベッド。壁には祭壇。灯りは蝋燭のみという趣ある
        :部屋。


葛海めざめる
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 葛海     :「…………(ぐったりと寝てる)」
 SE      :「ガシャーン! ガシャーン! バッキャーン!」
 SE      :「たんたんたんたん……ひそひそ……ひそひそ」
 葛海     :「……ん」

[Hisasi]    :なんか騒音に目を覚ます

 ディールディ :「あ、起きた」
 葛海     :「……あれ、ここは」
 葛海     :「きゃっ」

[Hisasi]    :ずささ
[Saway]     :ベッドなので堕ちるかもw
[gombe]     :「堕ち」ちゃいかんw

 ダールダム  :「ヨルグさまー。おきたよー」(階段を下りていく音)
 ディールディ :「あ、大丈夫。警戒しないで」
 葛海     :「……あ、あの」>落ちたベッドからこそっと覗く
 ディールディ :「えっと、昨日のこと覚えてる?」
 葛海     :「……あ……スティーリィ、は……」

[Hisasi]    :いないのはわかる

 ディールディ :(葛海の脇に座って)
        :「あのリビングアーマーは、破壊したわ」
 葛海     :「…………ボク達、負けちゃったんだね」

[Hisasi]    :ぎゅ、と手をにぎって

 ディールディ :「でもわかって。あなたが参加してたのはそういう戦い
        :だったのだから」
 葛海     :「……うん、師匠もそういってた」
 ヨルグ    :(ずざっと襖を開ける)「調子はどうですか」
 葛海     :「わっ」
 葛海     :「あの、お姉さん……ええと、あ、そうだ。ボク、戸萌
        :葛海っていいます」

[Hisasi]    :名前知らなかった


葛海がんばる
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 ヨルグ    :「生憎……うちは蕎麦屋でして、食べ物と言えば蕎麦くら
        :いしかありませんが。アレルギーとかはありませんよね?」
        :(ベッドの前に卓袱台を置いて蕎麦とお茶を置く)
 葛海     :「あ、はい、好き嫌いとかアレルギーはない、です」
 ヨルグ    :(優しく微笑む)
        :「よかった……私は東海道ヨルグ。この店の店主です

[TK-Leana]   :なにを食わすつもりだこのやろ

 葛海     :「はい……あのう、ヨルグさん、は。どうしてこの戦いに、
        :参加したんですか?」

[Hisasi]    :なんの疑いもなく箸を取る

 ヨルグ    :「この店の名物、ローマ風蕎麦です。どうぞ、ご遠慮なさ
        :らず。食べながら聞いてください」
 葛海     :「はい、いただきます」

[Hisasi]    :手を合わせて

 葛海     :「……(ローマ風?)」
 ヨルグ    :「私は、この戦いそのものを無効にしようと考えています。
        :私からすればこんな馬鹿げた争いに貴方のような子供が
        :参加していること自体不可解なんですよ……あ、子供と
        :いうのは失礼でしたね。しかし貴方はまだ大人に守られる
        :べき年齢だ。そういう意味において、です」
 葛海     :「……(ずずっ)」
 葛海     :「……(ぐっ)」

[toyolina]   :よくがんばった>かつみん
[Saway]     :喉にクル鉄の味、薄いドレッシングがまるで噛み合わない
        :ハーモニー
[Hisasi]    :台詞の後半が頭に入ってこない

 葛海     :「〜〜〜〜」
 ヨルグ    :「おいしいですか?」(にっこり)
 葛海     :「………………(ごっくん)」
 葛海     :「……ど、独特な、味付けですね」

[Hisasi]    :がんばれ、がんばれかつみん

 ヨルグ    :「付け合わせにネギとショウガもあるんですよ。今日は」
        :(嬉しそうに並べる)

[toyolina]   :特別な日だよ?w

 ヨルグ    :「お代わりはいくらでもあるのでどんどん食べてください。
        :お恥ずかしながらあまり流行っていないのですよ。うちの店は」
        :(寂しそうに遠い目)
 葛海     :「は、はい……じゃあショウガをいただきます」

[Hisasi]    :大量に入れればごまかせるかもしれない
[Hisasi]    :まずいとか言っちゃダメかと思った
[Hisasi]    :まがりなりにもお店だしてるんだし

 葛海     :「…………(でも、お蕎麦全然ふとさ揃ってないよ……)」
 ヨルグ    :(蕎麦屋をやっていて辛いことも多いが、こうして心を通じ
        :合えるというのは素晴しいことですね)

[Saway]     :なんか嬉しそうに葛海を見ている

 葛海     :「……(ずずっ)」
        :>にこやかに見られてるので少しくらい食べないといけない
        :かもと思った

[toyolina]   :つ、通じ合って……
[Hisasi]    :正直バトルよりキツイですヨ!

 ヨルグ    :「……それで、貴女は一体何故この戦いに?」
        :(グリーブをつけたまま畳に正座してるものだから畳が
        :ボロボロ)
 葛海     :「(ごっくん)…………は、はい」>耐えた
 葛海     :「ボクがスティーリィとあったのは、学校の帰り道でした」

[Hisasi]    :雨の日の帰り道、スティーリィを拾ったよ

 葛海     :「その時に、スティーリィにブルーフェアリーカップの話を
        :聞いて」

[Hisasi]    :目的の為に協力することにしたよ

 ヨルグ    :「……なるほど、そういうわけで。可哀想に。口車に乗せ
        :られてしまったのですね」
 葛海     :「あの子、戦うことしか知らない子だから……でも、それ
        :だけじゃあ可哀想な気がして」
 葛海     :「この戦いに勝ったら……人形が人間になれる、んじゃ
        :ないんですか?」
 ヨルグ    :「確かにそう言う話もあるようですね。しかし、件の妖精は
        :何故そのようなことをしているのでしょうね?」
 葛海     :「……それは、わからない、です。ピノッキオの妖精が……
        :本当にいる、ってことなのかなってボクは思ったんですけど」
 ヨルグ    :「私は──私達は、自分の楽しみのために不和をもたらす
        :存在を悪魔と呼んでいる。妖精のやっていることは連中と
        :同じことなのではないでしょうか」
 葛海     :「…………戦いをさせる、ということですか?」

[Hisasi]    :褒美をあたえることで戦いをさせることかなあ、と

 ヨルグ    :「それ以外に何か考えられますか。人形を救いたいのならば
        :勝手に救えばいい。わざわざ殺し合いをさせる理由に、悪意
        :以外の何がある!」
 葛海     :「…………それは」

[Hisasi]    :確かにそれは、と思う

 ヨルグ    :「ならば私達は神の威光を持ってしてその悪を打ち倒すまで
        :です。……すいません、声を荒げてしまって」
 葛海     :「いえ……ヨルグさんが言いたいことは、わかります、から」
 葛海     :「あのう、ボクも正直いって師匠が敗れるまで、この戦いが
        :こんなに怖いものだなんて知らなかったんです」
 ヨルグ    :「師匠……あの魔術師ですか。彼女にも悪いことをした。
        :勢い余って人形を破壊してしまって」
 葛海     :「え?……ヨルグさん、師匠をしってるんですか?」
 ヨルグ    :「たまにお店にも来てくれますよ。常連さんです」(にこ)
 葛海     :「…………(師匠、どういう味覚をしてるんですか)」
        :>そっちか、かつみんよ
 ヨルグ    :「さ、蕎麦がのびてしまう。ごゆっくり」(ぺこり)
 葛海     :「……はい」>忘れていたかったヨ


御南深現る
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[Saway]     :たらふくご馳走した辺りで師匠到着というのはどうですか
[Tihiro]    :たらふく食わされるのかっ(汗
[Hisasi]    :大丈夫、師匠ついたあたりでいろいろあっぷあっぷだから
[Tihiro]    :げーんwというわけで、人避け展開、御南深の怒声と立て続け。
[Tihiro]    :人避けは結構強めの代わりに中の人は感知しやすいです、
        :かつみんでも。
[Saway]     :困ります!という声を押しのけ階段を上り襖を開けると、
        :何かに必死に耐えている顔面蒼白の弟子の姿がw

 葛海     :「……(し、師匠。もうたべれません)」>うぅう
 御南深    :「邪魔するぞーッ!!!」(ガオーーッ!

[Tihiro]    :大音量、もう音できぜつできるうじゃねえか、位の勢い(ぉ

 葛海     :「……(ごくん)」<最後のひと口をのみこんで
 ヨルグ    :「お口に合ったのなら光栄です。あ、お代はいいですよ。
        :また遊びに来てください。今度はもっと楽しい話をしたい」
 御南深    :「つーか、コラ。手だしてるじゃん」
        :(既に術式展開順に済ませている危険人物
 ヨルグ    :「……意外に弟子想いの師匠ですね」(肩をすくめる)
 ヨルグ    :「彼女は丁重に保護した。あのまま危険な戦いを続けさせる
        :より余程いいと思うのですが?」>御南深を睨み
 ヨルグ    :「むしろ私は貴女の監督責任を疑います。弟子が大切なの
        :なら何故このような危険な真似をさせますか!」
 御南深    :「意外にとはなん……いやそれは別にいい、で、まぁ、
        :一応肯定しとく。葛海は無事そうだから(蕎麦は抜き)いいが、
        :スティーリィはどうなっているっ!」
        :(こっちも春奈の残骸が無くなってる
 葛海     :「…………(なんとか蕎麦から回復して)」

[gombe]     :限りなく丁重だが、良い待遇かどうかは何とも言い難い(ぉ
        :<蕎麦責め

 葛海     :「……ボクは……大丈夫です」>蕎麦以外は
 御南深    :「はっ、私は弟子の意思は尊重するんでね」(ジッ
 ヨルグ    :「……? スティーリィ? あのリビングアーマーなら店に
        :置いておいた筈ですが」

[Saway]     :はたとそう言えばなかったことに気付く

 御南深    :「ッ!今すぐ確認しろっ!」
 ダールダム  :「あっれー、ヨルグさまー、鎧どうしたの?」
 ディールディ :「綺麗さっぱりだわね」
 葛海     :「えっ?」
 御南深    :「…………遅かったか……」(怒りでわなわなと
 ヨルグ    :「……ふむ。怨みも晴れ無事神の元に召されたのでしょうか」
 ヨルグ    :「幸いでしたね」
 御南深    :「……勝手に消してんじゃねぇ。燃やすぞ。第一、これ
        :仕組まれてる確率が高いと思うがな」
 ヨルグ    :「不作法な言葉は自らの品位をですね……仕組まれている?
        :と言いますと?」
 御南深    :「ちっ、落ち着くとするか。(煙草に火をつけて一息)……
        :ふぅ。こっちの春奈の残骸も消えてる。工房においてたがな」
 ヨルグ    :「申し訳ありませんが、ここは禁煙です」
        :(指で煙草の火をつまみ消す)
 御南深    :「ちっ。一息つければいいからもういい」
        :(煙草を消滅させる)
 ヨルグ    :「なるほど。つまり負けた人形を回収してまわっている者が
        :いる、と」


時系列と舞台
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覆面マントを下した後のテンプル蕎麦で。


解説
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タリスマンを失った人形の残骸が消え失せているとのこと。
これはオールドゼペットの陰謀だったんだよ!!
なんだってキバヤシー!!


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Toyolina
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