[KATARIBE 30176] [HA06L] 新型バリア・渚編

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Date: Mon, 18 Sep 2006 09:32:33 +0900
From: "Toyolina and or Toyolili" <toyolina@gmail.com>
Subject: [KATARIBE 30176] [HA06L] 新型バリア・渚編
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
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 温泉とは関係ないバリアが出来ました
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[HA06L] 新型バリア・渚編
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登場人物
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 御厨正樹(みくりや・まさき)  部長。マッドサイエンティスト。
  http://kataribe.com/HA/06/C/0534/
 品咲渚(しなざき・みぎわ)   小うるさい関西弁。乙女分は割と含有している。
  http://kataribe.com/HA/06/C/0636/


御厨温泉バリア
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 正樹     :「……新型バリアー完成。役に立つ事は無いだろうけど」
 渚      :「効能:リウマチに効く。なかなかええバリアやないですか」
 正樹     :「何処の温泉だっ」
 渚      :「御厨家玄関前?」
 正樹     :「何でだよっ!」
 渚      :「で、実際のところは何に効きますのん、これは」
 正樹     :「何故、追加効果があること前提っ!?」
 渚      :「え、だって新型なんやろ? 新型やったらなんかこう、
        :なあ?」
 正樹     :「ただ単に、発動条件と反発対象変えただけ」
 渚      :「ほうほう。じゃあアヤシイ発動の呪文も不要になったか」
 正樹     :「アヤシイとかいうなー!」
 正樹     :「それに、バリアーはそもそも自動発動型」
 渚      :「ほうほう」
 渚      :「なあなあ、試しに使ってみてええ? なんて言ったら発動
        :すんのん?」
 正樹     :「……ほほぅ……使ってみたいとな?」
 渚      :「うん、使ってみたいデスナ」
 正樹     :「では、そこに立っててね……絶対ウゴクナ」
 渚      :「絶対……(そわそわ)」
[kisito]    :ジャキッとバズーカ砲みたいなの構える
 渚      :(ごくり)「……先生、質問です、それはナンデショウ」
 正樹     :「バリアー射出機です」
 渚      :「はあ、斬新ですね」
 正樹     :「そうでしょうそうでしょう、では疑問が解決したところで
        :撃ちます」
 渚      :「お、お手柔らかに……痛くしないで?(語尾上がる)」
 SE     :ボン
 渚      :「んっ(思わず目をつぶる)」

[kisito]    :なにやら丸いものが射出されてみぎーに当たった瞬間、
        :球体がみぎーを包む

 渚      :(……おそるおそる目を開ける)

[kisito]    :近くにあった椅子やら机やらは弾き飛ばします。

 渚      :「……おお、バリアーってかんじ!」
 正樹     :「うむ、成功だ」

[kisito]    :注:出られません
[toyomacx]   :歩けますか?
[kisito]    :転がるのならw
[kisito]    :バリアーをごろごろ転がしてなら移動可能

 渚      :(お、おおっ?)(ごろん)

[toyomacx]   :触れそうなものは全部はじき飛ばしますか?w
[kisito]    :触れたものをはじきます

 正樹     :「あ……」
 渚      :(ごろごろごろ。窓の方に)

[toyomacx]   :ロッカーなんかも吹っ飛ばしますか?

 正樹     :「まずっ……魔力を紡ぎて糸と成し、わが作品をつなぎと
        :めろっ」

[kisito]    :より軽い方がはじかれる
[toyomacx]   :つまり据え付けでなければ
[toyomacx]   :ただ置いてあるだけで耐震とかしてなければ
[toyomacx]   :ロッカーが吹っ飛びますね?
[kisito]    :そういうことになりますねぇ

 渚      :(これはおもしろいけど、どうやって止まったらええんかな)
        :(ごろごろ)

[kisito]    :その前に、正樹が魔力糸で捕まえますが。
[toyomacx]   :では糸でとらえられてガクンと

 渚      :「グエー」
 正樹     :「……っ……こ、こら……品咲さん……そんなごろごろ
        :転がっていくなっ」
 渚      :「いや、だってバランス崩したら転がってん……」

[kisito]    :バリアーに魔力糸が刺さってます

 正樹     :「……部室を破壊するきかっ」
 渚      :「そんな滅相もない。それより、これはどれくらい持続
        :するんでしょうか」

[kisito]    :既に、部屋の中はかなり大変なことになっている気がする。

 正樹     :「……(視線をそらす」

[toyomacx]   :打ったときにもうアレでしたからねw

 渚      :「えーっと、晩ご飯までにはでれますかねえ」
 正樹     :「(ぶつぶつ)コアに充填された魔力を100として、
        :消費魔力が……だと……で、色々はじいたからそれで余分に
        :消費して……」
 正樹     :「……よしっ、壊そう!」
 渚      :「あと、この逆さづりの状況をどうにかしてもらえると」
        :(スカート押さえながら)
 正樹     :「……」

[kisito]    :ごろごろと、元に戻してあげる

 渚      :「お手数おかけします」
 正樹     :「……えーと、固定具固定具……」

[kisito]    :同様の反発具を持ってきて固定

 渚      :(うかつに転がらないようおとなしくしている、つもり)
 正樹     :「これでよしっ……さぁいくぞー!」

[kisito]    :ガシャコンとミサイルランチャー構え

 渚      :「ちょw 先生、とても被害が甚大に思えます!」
 正樹     :「大丈夫、爆薬は使ってない。少々威力が強すぎて品咲
        :さんの頭を強打するかもしれんが……これも運命だ」
 渚      :「……じゅ、受験を控えた大事な頭や! ヘルメットの
        :着用を要請する!」
 正樹     :「……どうやって?」
 渚      :「……よしわかった。もう覚悟を決めたわ。さあ、やって
        :くれたまえ(しゃがみこんで頭抱えてブルブル)」
 正樹     :「(……まぁ、冗談なんだが面白いからこのままで行くかw)」

[toyomacx]   :ひでえw

 SE     :パシュゥゥゥゥ…ガリガリガリガリッ、パスッ
 渚      :「こ、これくらい伏せてればきっと大丈夫……大丈夫……」

[kisito]    :ミサイル(?)がバリアーにあたって貫通するかしないか
        :ぐらいで威力を失って落ちる

 正樹     :「ふむ、微妙に足らなかったか」
 正樹     :「では、微調整のためにこれを」

[kisito]    :後ろに噴射口の付いたハンマーを取り出す

 渚      :「……まじっすか……」
 正樹     :「だーいじょうぶ、だーいじょうぶ。当てないから」
 渚      :「……信じてええんやんな……?」
        :(悪のりの気配を微妙に察知)
 正樹     :「嫌なら、このまま1時間くらいそのままだけど」
 渚      :「うっ……そ、それは……ええい、覚悟を決めたんや、
        :迷ってドウスル! さあやれ!(ガクガクブルブル)」
 正樹     :「では、あらためて……でぇぇぇぇやぁぁぁぁぁぁ!」

 SE     :ばしゅーーーーーん。パリン。

[kisito]    :炎を噴射したハンマーがバリアーを叩き割ります

 正樹     :「……ふっ、またくだらないものを割ってしまった」
 渚      :「ひゃー……う……おそろしか……」
 正樹     :「あー、面白かった。また今度蒼雅さんあたりで試そう」
 渚      :「……泣かせたいなら止めへんわ……」
        :(ずるずる。はい出てきた)
 正樹     :「……いやいや、蒼雅さんなら真剣になって立ち向かい
        :そうだ」
 渚      :「……(もしかしたらそうかもしれないとか思い始めた)」
 正樹     :「『は、はいっ!まさきさま!』とかいって防護魔法を
        :自分にかけそう」

[kisito]    :注:似て無い

 渚      :「いや、ゆかりん魔法とか使えへんやろ……」
 正樹     :「呉羽とか見といて何言ってんだか……」
 渚      :「いやいやそーやなくてな……あの子は攻撃ばっかりやで」
 正樹     :「……」
 正樹     :「大丈夫!魔導扇は頑丈に作ってあるからっ」


時系列と舞台
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今日もどこかで創作部


解説
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紫編に続きます


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Toyolina
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