[KATARIBE 30133] [HA06L] テンプル蕎麦・秋の日

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Date: Wed, 6 Sep 2006 10:53:45 +0900
From: "Toyolina and or Toyolili" <toyolina@gmail.com>
Subject: [KATARIBE 30133] [HA06L] テンプル蕎麦・秋の日
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30100/30133.html

テンプル蕎麦です。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
[HA06L] テンプル蕎麦・秋の日
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登場人物
--------
 東海道ヨルグ
                  http://kataribe.com/HA/06/C/0657/
 ダールダムとディールディ
                  http://kataribe.com/HA/06/C/0658/
 蔵田摘薙
                  http://kataribe.com/HA/06/C/0592/
 西沢兌(少女)
                  http://kataribe.com/HA/06/C/0623/
 メフィスト


ツナギと少女、来店
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 ヨルグ    :「秋ですね……」

[toyomacx]   :#キター

 ディールディ :「いや、暑くてたまらないし」

[toyomacx]   :#NATIさん、テンプル蕎麦きたYO!
[NATI]     :#キター!

 ヨルグ    :「秋と言うことで目玉焼きを落としてムーン蕎麦など売り
        :出せば売れるのではないでしょうか」
 ダールダム  :「駅前で配ってたマクドのクーポン券握りしめてなにいっ
        :てんだ」
 ディールディ :「そもそも今油も卵も買えないじゃない」
 ヨルグ    :「そうでした……」

 摘薙     :(外でどきどき……)
 少女     :「ほら、ここだわ、ツナギ。どうして迷ったりしたのかしら」
 摘薙     :「そういった迷いとかは試練だ。すべてのトラブルはハッ
        :ピーエンドへつながる肥やしに過ぎない」
 摘薙     :「さあ!入ろう!」>少女

 ダールダム  :「今月の支払いどうすんの?」
 少女     :「こんばんわ」

[chita]     :#顔半分イグアナ色に塗った若造と、額に「米」と書いて
        :ある赤毛の少女

 三人     :(絶望から逃避して泉の乙女に聖剣を授けられるごっこを
        :していて気付いていない)

[toyomacx]   :#ブハハハハ
[Catshop]    :#やるなっ(笑)

 摘薙     :「ーッ?」

[chita]     :#GARDENで笑われる予定だったのだが、うまくいかんもんだ

 少女     :(厨房に入っていく)
 摘薙     :「ここ何屋……?飲食店じゃないの?」
 ヨルグ    :「ヴィヴィアン殿、今何か通ったような」
 少女     :「ここがお店かしら」
 摘薙     :「というか、鎧着てる人がいらっしゃる?」
 少女     :「困るわ、玄関があんまり広いのだもの」
 ディールディ :「うむ。気を抜くな若き騎士よ」
 ダールダム  :「ていうか客じゃね?」
 摘薙     :<●>ω<●>

[NATI]     :じー。

 ヨルグ    :「……突然入ってくるとは、どういう了見だろうか」
 ダールダム  :「いや、客ってそういうモノだったような?」
 少女     :「予約が必要なのかしら」
 ヨルグ    :「そう言われてみれば……かれこれ二ヶ月ぶりなので忘れ
        :ていました……」
 少女     :「予約が必要なお店に、予約も無しに入ったのなら、謝る
        :わ。予約が必要なかったのだったら、怒るわ」
 ヨルグ    :(コホン)「いらっしゃいませ。大変失礼しました」
 少女     :(厨房のそのへんの椅子に腰かける)
 摘薙     :「いえ、こちらこそなんかスイマセンデシタ」(小声)
 ディールディ :「怒らせちゃダメじゃない。ダム、水ー」
 少女     :「どうして上がってこないの、ツナギ」
 ダールダム  :「ミネラルウォーター切れちゃってるよ」(ひそひそ)
 摘薙     :「……ああ。じゃあ、おじゃまします……」
 ディールディ :「そこの甕に溜めてある聖水つかって」

[chita]     :#厨房に集結しましたね

 ヨルグ    :「いや、水道水でいいのでは」(ひそひそ)
 双子     :「止められてるでしょ!」
 ヨルグ    :「ご、ごめんなさい」
 ヨルグ    :「って、お客様。困ります。ここは厨房なんです……あの、
        :一応」
 摘薙     :「ご、ごめんなさい。あと、丸聞こえでした。そっちも、
        :ごめんなさい」(地獄耳)
 少女     :「まあ、どうしましょう。蕎麦屋だと思っていたわ」
 摘薙     :「俺も思っていた」
 ヨルグ    :「蕎麦屋です……あの、すいません」
 摘薙     :「蕎麦屋なのかッ!?」
 少女     :「信じてなかったのに、どうしましょう、ツナギ」
 ヨルグ    :「ご、ごめんなさい。でも、その、一応三代続く老舗なん
        :です……」

[chita]     :#粘ったら可哀想かな

 少女     :「死に……何かしら」<しにせ
 摘薙     :「水もない蕎麦屋って、それは蕎麦屋として終わりな気が
        :しないでもないけど」
 摘薙     :「老舗。古くから続く店」
 ヨルグ    :「み、水はあります! 大丈夫です!」
 ダールダム  :「聖水、ボウフラ浮いてるよー」(ひそひそ)
 ディールディ :「あ、それ甕を叩くと沈むから上澄みすくうの」
 少女     :「おしながきはどこかしら」(きょろきょろ)
 摘薙     :「……ボウフラ、上澄み(゜Д゜;」
 摘薙     :「ええーい!なんだか色々不安だが、ここまで来たら食う
        :しかない! 店員さん!今日のオススメを持って来い!」
 少女     :「あそこにあるわ。でも、お値段じゃなくて、材料とか加
        :熱時間とかが書いてあるわ。何を注文したら良いのかしら」
 ヨルグ    :(咄嗟に奪い取る)「いけません、これは企業秘密です」
 少女     :(頬を膨らませる)
 摘薙     :「企業秘密を貼るなよ!」

[Saw]      :#家庭で作る蕎麦(入門編)を隠す

 ヨルグ    :「目に付くトコにはりたかった。それはわかってもらいたい」
 ヨルグ    :「いいから座ってください、お客様。そこの短冊二枚が今
        :のメニューです」


保健所の方から来た誰か、お空の星に
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[TK-Leana0]   :#引っ掻き回してみていいかしら
[chita]     :#れあなさんのキャラが死に水をとってくれるようだ
[NATI]     :#大歓迎
[Saw]      :#ざるそば(普通・ローマ) かけそば
[toyomacx]   :#客がくるたびにとどめ刺されてるのかw

 SE      :ガンガンガンガン(ドアを乱暴に叩く音
 摘薙     :「なんで、微妙にキレてるんだ(゜Д゜;」
 少女     :「もう座ってるわ」
 男の声    :「くぉら、保健所のモンじゃー。大人しく出てコンカイボ
        :ケェ。今日ッちゅう今日はいてこましたるど餓鬼どもガァ!!」
 摘薙     :「ん?なんか……いらっしゃっているようだが(汗」
 少女     :「私も聞こえたわ。修験者のモンさん」
 ヨルグ    :「……くぅ、こんなときに。ダールダム、ディールディ、
        :お引き取り願ってください」
 双子     :「神の御心のままに」
 ヨルグ    :「神の御心のままに」(剣を抜く)
 摘薙     :(・∀・;ぽかーん
 双子     :(裏口から出て行く)
 摘薙     :「……」
 少女     :「貴方のみこころかしら、ツナギ」
 男の声    :「今日のワシは昨日とは違うぞ。見てみぃ、チャカじゃあ!
        :大人しくせんとぶっぱなぶギャ」

[TK-Leana0]   :#静かになる
[Saw]      :#入り口の磨りガラスの向こう。閃光と爆音。何か巨大な影。
[toyomacx]   :ぷギャw

 摘薙     :「……」(無表情に見ている)
 摘薙     :「……」(目を閉じる)
 少女     :「なににしようかしら。悩むわね、ツナギ」

 異形の声   :「ジジジジジジーーーーーザーーーッッスススウッスウ!」
        :(店全体をガタガタ揺らして空に飛んでいく)

 摘薙     :(思い出している、テンプル蕎麦の名前を聞いたときの盛
        :り上がり、期待感、それは一週間分のワクワク)
 少女     :「ツナギ?」
 摘薙     :「お、終った……ッ!」(絶叫)
 ヨルグ    :「ま、まだ始まってませんよ!」
 摘薙     :「たった今!死んだものが一つッ!……お、俺のワクワク
        :感は死んだッ!」
 少女     :(摘薙の眼前で手をひらひら)
 摘薙     :「だがッ!俺のワクワクの仇は取らなければならない!
        :食うことでせめて味は確認する!」
 少女     :「ひどいわ、ツナギ。自分の世界に入って。私はおいてき
        :ぼりなのね」
 ヨルグ    :「そ、そんな。せめて食べてから語って頂きたい……味に
        :は自信があるんです!」
 少女     :「店員さん、私はかけそば、ツナギにはざるのローマを大
        :盛りで」
 摘薙     :「それで来い!」
 摘薙     :「食ってやる!かかってこい!『完食』!……それが最大
        :にして唯一の供養」
 ヨルグ    :(こくりと頷き神妙な表情で奥に入っていく)

[chita]     :#さて、聖水って、火を通しても聖性は残ってるのかな
[NATI]     :#よりによってローマ大盛
[TK-Leana0]   :#ていうか悪魔だ
[chita]     :#ぼうふらの沸いてるお冷やを飲まずに済みそうだけど
[toyomacx]   :男だね


近年稀に見る対立構造
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 双子     :(とりあえず水とか並べる)
 摘薙     :「……」(じ〜〜〜〜〜〜:水面をよく見てる)
 少女     :(口に含む)
 少女     :(鼻から口から煙を出しつつ、むせる)
 摘薙     :「……」(無表情)
 ヨルグ    :(甕を叩き、上澄みをすくい、例の轟音とともに蕎麦を叩
        :き始める)「私達は省みぬ!」
 少女     :「か、辛いわツナギ」
 摘薙     :「……お前は、退け。俺がやる」
 双子     :「我らは戦う者也や! 神徒也や!」
 摘薙     :「……いくぜ!!」(水を一気飲み)
 ヨルグ    :「この剣に誓う。今日の営みの達成を!」(ザクザクザク)

[Saw]      :#ぬるいです
[NATI]     :#聖水ですか?
[Saw]      :#そりゃあもうw
[NATI]     :#イェイw
[TK-Leana0]   :#ああ、侯爵閣下

 摘薙     :「……が、ッはァッ……!!!」(ガクガク拒絶反応)
 少女     :「ああ、どうしたのツナギ。食中毒?」
 ダールダム  :(なんかあの客様子おかしくね?)
 摘薙     :「退かない……ここで退いたら、過去の俺の……否定とな
        :る……とめるなよ!!!」(少女の水も一気飲み)
 ディールディ :「そういわれてみれば。もしかして目も赤くない?」

[chita]     :#惜しい。それは赤くない
[NATI]     :#赤じゃないけど黄色に光ってるw
[chita]     :#でも赤くなったことにしよっと

[Saw]      :.char_dbアナ
[Role]     :search_db:http://kataribe.com/HA/06/C/0623/
        :西沢兌(にしざわ・アナ 不確定名:少女)
[Role]     :さんがみつかりましたわ♪>Sawさん

[NATI]     :#そっちが里見だったかw
[Saw]      :#赤いのは髪だけだったw
[toyomacx]   :#やばいよきみたち
[chita]     :#目の色書くの忘れてたようだ。ビジュアル聞かれた時に
        :説明したはずだったんだが、うっかりしたな

 少女     :「なんだか危険を感じるわ」
 摘薙     :「……」(ぎらぎら)
 少女     :(赤く光る目で厨房を見つめている)
 ヨルグ    :「……完成しました」(達成感)
 ヨルグ    :(店主自ら持ってくる大盛りローマ蕎麦)
 摘薙     :「……ふ、来たか。待ちくたびれたぜ?」(嫌な汗だらだら)
 少女     :「もしかして、私はツナギに罠にはめられたのかしら」
 ヨルグ    :「……お待たせしました」(並べる)
 双子     :(ヨルグ様、ヨルグ様、あの二人おかしいよ絶対。かたっ
        :ぽ目の色も……)
 摘薙     :「……ふー」
 摘薙     :「いくぜ!」(ちゅるるん)

[Saw]      :#べたたん
[Saw]      :#といった方が正しいようななにか
[NATI]     :#何味ですか
[NATI]     :#ローマ味ってのはw
[toyolina]   :イタリアンドレッシングをそば湯に入れた者
[toyolina]   :みぎーのおとん曰く、冷製パスタみたいで旨いそうです
[NATI]     :食えなくはない……かな
[NATI]     :っていうかゴーントレットでうった蕎麦ってどうよw
[Saw]      :隠し味の鉄っぽさが美味
[Saw]      :あんま隠れてないけど

 ヨルグ    :「うちの蕎麦は鉄分が豊富なんですよ」
 摘薙     :「くそマズッ!」(ぶはー)
 ヨルグ    :「……??!」
 少女     :(身を退く)
 摘薙     :「ドレッッシングッ!はいいとしても、なんで鉄の味が
        :するんだ!?」
 摘薙     :「ていうか蕎麦太ッ!」
 少女     :「まさか、材料は血なのかしら」

 摘薙     :「うぬれーーーッ!!」(ぞばばば:そばを掻きこむ)
 摘薙     :「うははッ!?マズイ!マズイよーーーーーーッ!」
        :(わはははは)
 少女     :「何と戦ってるの、ツナギ」
 摘薙     :「分からない、が負けるわけにはいかない。完食する!」

 ヨルグ    :「……お客様だと思い信じていたのですがこの愚弄。よもや
        :あなた方は神の威光も届かぬ逆徒の一派か……」
 メフィスト  :「流石は煉獄でもその名を知らぬもの無き変態候。意地でも
        :完食を目指すその姿勢マコト天晴れなのね」
 少女     :「どんな感触がするの」
 ダールダム  :「あ、増えた」
 摘薙     :「愚弄じゃねーッ!食ってみろ!」
        :(ヨルグにむりやり食わせる)
 ヨルグ    :「うわ、何をする! 私は蕎麦が嫌いなんだ!」
 少女     :「そうなの?」
 少女     :「それは蕎麦をいっぱい食べるべきだわ。私のも上げて
        :頂戴、ツナギ」
 摘薙     :「お前、さっき味には自信があるって言ってたじゃねーか
        :!?」
 ヨルグ    :(口を拭う)「当店には伝統がある。蕎麦としてはうまい
        :に決まっているのです」
 摘薙     :「ええーーーーーい!?何だ、この店!?あと何だ、その
        :理論!?」
 摘薙     :「食ってやるーーーーーッ!絶対、食ってやるーーーーーッ!」
        :(少女の分も食い始める)
 ヨルグ    :「ただちょっと私の口に合わないだけなのだ。わかったら
        :最後まで食べたまえ。それがあなた方の身の潔白を証明する
        :唯一の手段と思え!」
 メフィスト  :「どこか間違った方向の情熱が向かっているのね」
 少女     :「お金なら持ってるわ」
 摘薙     :「なんで偉そうなんだ」(もしゃもしゃ)
 摘薙     :ぽろり(涙)
 ヨルグ    :「世が世なら私はっ」(口を塞がれる)
 少女     :「ところで、かけそばは美味しい? ツナギ」
 摘薙@泣   :「ん?何だ……何だ、俺の涙か」
 ディールディ :「申し訳ありません、お客様。店主がエキサイトしてしま
        :いまして」
 摘薙     :「イエ、ダンダンオイシイと思えテキマシタ」
 少女     :「良かったわ、ツナギ。貴方だけでも幸せになれて」
 摘薙     :「ヤメラレナい。止まらなイ」
 メフィスト  :「いけない、脳細胞が侵されてきているのね」
 メフィスト  :「でもまあ、私のことじゃないし別にいけなくもないか」
 ダールダム  :「お客様、ご注文は?」>メフィスト


摘薙、無茶しやがって
--------------------


[NATI]     :#ひでぇw
[NATI]     :奇数でリタイア。偶数で完食。
[NATI]     :1d6
[kataribe]   :NATI:1(1D6)=1

 摘薙     :「……ご」(ぽそ)
 摘薙     :「……ごめんなさい」
 ヨルグ    :「……やはり魔性の者でしたか」(シャラーン)
 摘薙     :(鼻と耳、口から蕎麦をぶわっと流しだす)
 メフィスト  :「ぎゃあ、バッチイ! エンガチョ切ったのね」
 摘薙@真っ白 :「ごめんよ……俺のワクワク……もう、疲れたんだ……」
 ヨルグ    :「言いたいことはそれだけですか……」(十字を切る)
 少女     :「どうしてツナギを罠にかけるような真似をしたの。面白い
        :店名をつけたりして」
 少女     :「第一、あごに『蕎麦』って書いてないわ。嘘ばっかりだわ」
 メフィスト  :「そうなのね、だいたいテンプラ蕎麦なんて名前の店でちっ
        :ともテンプラ無いのね」
 ヨルグ    :「顎に蕎麦っ! それは、私にとって最悪の侮辱だという
        :ことを、わかっていっているのでしょうか。ミス米屋」
 少女     :「私が米屋じゃないのと同じくらい、貴方は蕎麦屋じゃ
        :ないわ」
 摘薙@真っ白 :「止めろ。お前たち」>少女、メフィスト

 摘薙@真っ白 :「完食できなかった。俺たちは敗北した。敗者は勝者に
        :あらがうことは許されない」

 摘薙@真っ白 :「見事だ」>ヨルグ
 少女     :「貴方らしくないわ、ツナギ。でも従うわ」
 摘薙@真っ白 :「見事なまずさだった!」
 メフィスト  :「て言うかなんの戦いなのね、それ」
 ヨルグ    :「その潔さは買いましょう。しかしまずくはない! あな
        :たは蕎麦というものをわかっていないだけだ!}
 双子     :(そんなことより赤目じゃない?)
 摘薙@真っ白 :「とっとけッ!!!今日は負けを認めてやる!」
        :(バンと万札を叩きつける)
 ヨルグ    :「……!!」
 双子     :「!!?!」
 少女     :「それは客が言って『俺が本当のそばを食べさせてやる』と
        :繋げるべきセリフだわ。でも、ツナギはもう蕎麦を打つ力も
        :無さそうだわ」
 ヨルグ    :「……これは、紙のお金……」(膝をつく)

[toyomacx]   :#テンプル蕎麦敗北の日

 摘薙@真っ白 :「だが、覚えておけ!次は俺が勝つ!必ず完食してみせる!」
 メフィスト  :「みんなアホなのね」
 ヨルグ    :「な、何度でも来るがいいです。むしろ来て頂きたい!」
        :(声裏返る)
 摘薙@真っ白 :「撤退!退くぞ!」(少女に倒れ掛かる)
 摘薙     :リタイア
 ディールディ :「ねえ、だから注文マダー?」>メフィスト
 少女     :「そちらのお客様に、かけそばのローマを大盛りで」

[NATI]     :#ヒドスw

 少女     :(摘薙をひきずって行く)「よく頑張ったわね、ツナギ。
        :マンションまで連れて帰ってあげるわ」
 ヨルグ    :「今日はもう店じまいしてもいいかもしれない」
        :(壱万円札を握りしめてうろたえている)
 メフィスト  :「……え?」
 双子     :「だってさ。どうします?」
 ヨルグ    :「こ、こんなに儲けてしまったら大変なことになるのでは
        :……いや、落ち着かねば。こんな時こそ神にお伺いを立てて、
        :いやいや、すぐに頼るのはよくない……」
 メフィスト  :「ちょ、ちょっと待つのね。わたしも侯爵閣下が心配なので
        :やっぱり帰るのね」

[NATI]     :#ヨルグさん商売人としての才能が絶望的に無い。
[chita]     :#少女もリタイア

 ヨルグ    :(すごく情けない顔で双子の顔を見る)
 双子     :(肩をすくめて十字を切る)

[Saw]      :----

[NATI]     :お疲れ様でした。
[toyomacx]   :よかったね、テンプルそば
[Saw]      :敵を認識したはずなのに目眩ましされてしまいました。
[toyomacx]   :一万円ぼろもうけデスネ
[Saw]      :ね。やばいね
[Saw]      :店の改装とか考え出しちゃうよ
[chita]     :死を覚悟して行ったんだがなあ
[toyomacx]   :今月の支払いにあててくだあいw
[chita]     :戦いになったらヤだなあ。先方もBFCを控えて大事な体だし。
        :なんて
[chita]     :まさかこんなに円満に終わるなんて
[NATI]     :いえ、一人限界を迎えましたけど。

 ヨルグ    :「今月の支払いは大丈夫なんです。双子が騎士団の冊子
        :『覚醒せよ!』を近隣のマンションに配ってくれたので。
        :団がその分援助してくださる手筈……」

[chita]     :危険なネタを

時系列と舞台
------------
9月のテンプル蕎麦。モストデンジャラスコンビが来店。

解説
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きょうもたのしいてんぷるそばや。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Toyolina
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