[KATARIBE 30047] [HA06P] エピソード『海へ行こう!』

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Date: Sun, 6 Aug 2006 23:39:56 +0900 (JST)
From: 輝士都  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 30047] [HA06P] エピソード『海へ行こう!』
To: kataribe-ml@trpg.net
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2006年08月06日:23時39分56秒
Sub:[HA06P] エピソード 『海へ行こう!』:
From:輝士都


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エピソード『海へ行こう!』
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登場人物
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 御厨 正樹 (みくりや・まさき)  :http://kataribe.com/HA/06/C/0534/
    創作部部長の魔導発明家。時折、作ったものが爆発したりする。
 
 蒼雅 紫   (そうが・ゆかり)    :http://kataribe.com/HA/06/C/0573/
    創作部副部長の魔術師。編み物をするといつも変なものになる。
 
 品咲 渚   (しなざき・みぎわ)  :http://kataribe.com/HA/06/C/0636/
    創作部書記。紫に余計なことを吹き込んだりして遊ぶ。

 高瀬 夕樹 (たかせ・ゆうき)    :http://kataribe.com/HA/06/C/0581/
    裏創作部の主。呼んだ歌を具現化すると言う異能の持ち主。

 中内 音々 (なかうち・ねね)    :http://kataribe.com/HA/06/C/0582/
    創作部の部員、常にメモを持ちあるいて色々とメモしてる。
 
 関口 聡   (せきぐち・さとし)  :http://kataribe.com/HA/06/C/0533/
    裏創作部部室にたむろしてる少年。夕樹の友達。

 本多 旅邁 (ほんだ・つらゆき)  :http://kataribe.com/HA/06/C/0613/
    創作しない創作部部員(誇張表現アリ)。グルメな獏。

 唯鋼 鋼洋 (ただがね・こうよう):http://kataribe.com/HA/06/C/0640/
    創作部部員。紫を“ねーやん”と慕う。鍛冶が得意。

 引川 功至 (ひきかわ・かつじ)  :http://kataribe.com/HA/06/C/0631/
    創作部部員。やるのは得意だが、魅せるのが下手なマジシャン。

 
と、いうわけで
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 正樹     :「海に合宿もどきに行くぞーーーー!」

 どういうわけかも説明なしに、やる気全開である。
 しかも、自分からもどきとか言っては台無し。

 ノリの良い人達:「おー……」

 当然のごとくついていけない人たち。

 正樹     :「突然何を言い出すんだこの人はと言う目を向けない
        :一応予定にはあったんだから」

 あくまで一応である。
 ようやく質問の機を得たらしく、はいと手を上げる人が。

 聡      :「あの、そもそも部員ではないのですけれど」
 正樹     :「……」

 正樹はちらっと夕樹のほうを見たあと。

 正樹     :「私はあんまり人の顔を覚えるのが得意ではないようだ
        :から、きっと一人や二人増えても気にしない」

 棒読みです部長。
 だが、なにやら納得する色が見えたのか、聡君沈黙。

 鋼洋     :「場所はどこなんですかにゃー? 」
 正樹     :「一応、品咲さんが探しておいてくれた。ここだ。」

 と、わざわざ日本地図で示す。

 夕樹     :「行くのはかまわないのですけれど……泊まるところは
        :どうなっているのでしょうか、お金の問題とかあります
        :し」
 正樹     :「大丈夫!蒼雅さんの親戚の家の離れを借りる予定だか
        :らご飯と遊ぶお金があれば問題なし」

 説明にあわせて蒼雅さんがお辞儀をする。

 正樹     :「具体的なところは、しおりを作っておいたから各自
        :ちゃんと呼んでおくように」

 うなづく一同。

 音々     :「あの、部長。あれは何ですか? 」
 功至     :「私も気になります」

 みんなも気になっていたのか、視線が部長に集まる。
 気にしているのはひとつだけ裏返っているロッカー、しかも時折小刻みに
 ゆれている。

 正樹     :「いい質問だが……よく考えてみれば分かることだ
        :この場に居ないのは誰だ? 」

 全員     :「……」

 渚      :「えー……部長? 冗談といってや? マジちゃうやろ? 」

 正樹     :「大丈夫、しおりは一緒に入れてある。後で出してやる
        :から心配するな。あまりにうるさいので封印した。」

 全員     :唖然

 補足が必要なところをすらすらと述べていく正樹。だが、あんまりしっか
 りと耳に入っている人は少なかったことだろう。


時系列
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 2006年8月

解説
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 正樹が海に行くことをみんなに知らせる。
 ……とはいえ、裏向きロッカーに閉じ込めるのはひどくないか正樹……

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