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Date: Sun, 2 Jul 2006 15:19:37 +0900 (JST)
From: みぶろ <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 29984] [HA06L] チャットログ:『未来の未来』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200607020619.PAA85818@www.mahoroba.ne.jp>
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Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
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2006年07月02日:15時19分36秒
Sub:[HA06L] チャットログ:『未来の未来』:
From:みぶろ
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
チャットログ:『未来の未来』
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登場キャラクター
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六兎結夜 自分探しに放浪していた吸血鬼。ネタのためなら子供も作る。
橋本朱敏 地雷大好き兄さん。今回はたいした地雷もなく穏当に。
桜居津海希 ツンデレの老舗。たぶん千緒と待ち合わせしてた。
藤咲千緒 京都の女子大生。ひどい。
六兎未来 ワケアリホムンクルス。
濱野真砂 むじな。死角から刺す。
ママは誰?
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結夜 :「情操教育とかも必要なんかなあ」
朱敏 :「……隠し子?」
結夜 :「いや、こないだ出来たんだ」
朱敏 :「へぇ」
朱敏 :「っつーか、母親は?」
つみき :「……え、このあいだの吸血鬼の子との?」
つみき :「え、えー……えー? う、うわぁ」(顔覆う)
朱敏 :「って、あのちっこい子?犯罪じゃね」
つみき :(違う星の人を見る目)
結夜 :「ロリじゃねえッ!」
結夜 :「いやいや、ちょっとこないだドイツくんだりまで言って
:きたんですよ、徒歩で」
朱敏 :「だよねえ、つかまるだろー」
朱敏 :「歩け歩け大会でもやってきたん?」
結夜 :「いや、旅費が無くて。したらなんか昔の知り合いに会っ
:てさ、今錬金術ハマってるからちょっと手伝ってくんない
:ってホムンクルス造るの手伝わされたんだよね」
朱敏 :「それが、この子?」
[Hisasi] # あーあーと手を伸ばす赤ん坊の手を指先でちょいちょい
結夜 :「で、いよいよ完成間近ってところで敵対勢力のヒットマ
:ンが『死ねやオラ』って工房に踏み込んできたわけですよ。
:それであいつともはぐれてさあ」
つみき :「手伝うって、馬糞でも集めたの? 吸血鬼も地に落ちた
:モノねー」
結夜 :「くっ、まあその辺はノーコメントということで。深く突
:っ込まんといて、頼むから」
つみき :「あら、ごめんなさい。馬の落とし物さん」(意地悪そう
:な笑み)
久しぶりの人
------------
千緒 :「つみきちゃーん、おまたせー。どこやのーん」
つみき :「お久しぶりー」(立ち上がって指を絡める)
千緒 :「やーん久しぶりー(絡めたままふりふり)。あ、なんか見
:た顔と見たこと無い顔」
朱敏 :「おーす」
結夜 :「おーす」
つみき :「六兎さんとそのお子さんよ」
未来 :「ぁー」
千緒 :「このお兄さんが?」
朱敏 :「こないだ生まれたらしーよ」
結夜 :「お前こないだ生まれたんか」
つみき :「ハッ、大きなお子様をお持ちで」(何故か敬礼)
朱敏 :「なんでねn」
千緒 :「かんではんでー。そんなうろたえんでもよろしいやん」
つみき :(流石千緒さん。結構衝撃告白だったはずなのになんとも
:ないわ)
結夜 :「パパと呼んでいいよ」
朱敏 :「親父、小遣いくれ」
千緒 :「え、で、ほんまなん?」>つみき
つみき :「うん。ホントみたい。ちょっと流石に今回ばかりはどう
:かと思ったわ」
千緒 :「やーでも、六兎君にもそういう人ができてよかったやん」
つみき :「それが相手も小学生らしくて──」
結夜 :「違うわっ」
朱敏 :「やっぱそこかしこで疑われてんだなあ」
千緒 :「噂が出てくる時点であかんわぁ」
結夜 :「くぅ、無実なのに」
つみき :「えー、じゃあホントに馬糞集めてどうこうって言い張る
:の?」
千緒 :「まあ本人には言われへんけど、あのマントとかどうなん、
:って感じやったからめでたい話やねー」
結夜 :「言ってるやん」
結夜 :「馬糞は集めてないっての」
千緒 :「馬糞? あ、おねえさん、私アイスコーヒー欲しい(ウェ
:イトレスさんに)」
朱敏 :「まあ、マントとか踏んだり引きずったりしていいんかな
:とは思うけど」
つみき :「この子がホムンクルスなんだってさー」(シフォンケー
:キつまみながら)
結夜 :「千緒嬢なら見たら分かるんちゃうかな」
朱敏 :「見た感じ、普通の赤ん坊だよなあ」
千緒 :「ははぁ。そっち系の話題かぁ」
[TK-Sleep] # オーラは結夜に似てるので親子っぽくはある
千緒 :「ようわからんことしてはるねえ」
朱敏 :「ていうか、メシとかどうなん?血吸うの」
結夜 :「文献によると血も摂取するらしいけど、飲ません」
結夜 :「一応アルコール類が主食やね」
[chita] # やっぱり結夜の精子を使ったんだ。そうなんだ<オーラが似て
[TK-Sleep] # ああ、ぼかしていたことを
[Saw] #そろそろ誰か気付きそう流れ
[chita] # つまり結夜に手伝わせたというのは、結夜の首に紐をかけてぶ
らーんと
[chita] # マンドラゴラじゃないな。ごめん
[Saw] #気付いたからと言ってすごく黙り込んじゃいそうな面子
[miburo] # オーラ視の結果+オカルト知識10なら気づきそうな匂い
[TK-Sleep] # 普通に気付くと思います
朱敏 :「酒呑童子みたいだなあ」
つみき :「酒乱じゃないことを祈るわ」
千緒 :(何やってんだか……つみきちゃんと二人になったら話そ)
結夜 :「アルコールは100%肝臓で分解できるっぽい」
千緒 :「どこのキャベツ畑でひろてきたん?」
結夜 :「いや、肝臓があるのかどうかは知らんけど」
結夜 :「ウィーンの」
つみき :(ぷにぷに)「親に似ず結構かわいいじゃない」
ウィーンウィーン
----------------
千緒 :「ウィーンウィーン……オーストリアだっけ」
つみき :「少年合唱団!」
つみき :「ごめん、取り乱しました」
千緒 :「あれ追っかけとかおんねんで。おばさんの」
朱敏 :「どこんでもいるんだな、おばはんの追っかけ」
千緒 :「ほんで追っかけの序列とかもあって、この階位以上やな
:いと差し入れしたらあかんとかそんなルールが」
つみき :「どこの国もあんまかわんないのね」
真砂 :「突っ込みたいけどお邪魔そう」
結夜 :「追っかけも大変やな」
千緒 :「ちゃうねん。日本のおばさんがウィーン少年合唱団のお
:っかけしとんねん」
つみき :「うっわぁ……」
朱敏 :「ジャニーズ感覚なのかねえ」
真砂 :「子供集めてあるときパパと二人で、って歌ってるんだろ
:うなあ。ウィーンウィーンって」
つみき :(華麗にスルー)「──で、この子育てる気?」
:<抱えてあやしながら
結夜 :「まあ、経緯はどうあれ私の子だし」
朱敏 :「……(ぽんぽんと真砂さんの肩を叩く)」
千緒 :「真砂さん、お久しぶりどすな。ほなまた(にっこり)」
真砂 :「相変わらずよね。元気そうで安心したわ」(あかんべし
:て去る)
つみき :「六兎さんに育児はムリだと思うんだけど。賛同者募集」
朱敏 :(手を上げる)
千緒 :「経緯もどうせたいしたことあらへんのやろ? こう、魔
:術を極めるとか言いながらあっちの方に行って、旅費がな
:くなって変な魔術師に拾われて手伝わされたとかそういう」
結夜 :「いや、まあなんとなくふらふら歩いてるところを昔の知
:り合いに拉致られて」
朱敏 :「大差ないやん」
つみき :「むしろ目的とかなくなってる」
千緒 :「ほんまや。よりダメな子や」
朱敏 :「予想の斜め下ってやつだな」
結夜 :「ぐっ」
千緒 :「まあ前野さんには相談しはったんやろ? あの人のこと
:やから専用育児器とか作ってくれそうやで。なんかと引き
:換えに」
結夜 :「魂とか取られそうやし」
つみき :「もう。どうしてあなたは無目的にドイツくんだりまで消
:えた挙げ句厄介事抱えて戻ってくるんですか! いつもじ
:ゃない! 政治的信条? なにか吸血鬼に欠かせぬ性質が
:?」
朱敏 :「むしろ下手に預けたら改造とかされかねなくないか」
結夜 :「なんでやろ、何かするたびに騒動が付きまとうのよねん」
:(しくしく
つみき :「あ、わかった自分探しでしょ。そう言うのはやりません。
:アウト」
結夜 :「ぎく」
自分探し
--------
千緒 :「え、まじで」
朱敏 :「ドイツくんだりまでヒッチハイク旅行とか」
つみき :「タイム!」(手を上げる)
結夜 :「くっ、人がなんかいかにも青臭すぎてちょっと遠まわし
:に表現を避けていた言葉を」
千緒 :「どないしたん」
つみき :(朱敏と千緒さんを引っ張って奥で円陣組む)
朱敏 :(ひそひそ)「どしたん?」
つみき :(ひそひそ)「適当に言ったけど図星っぽいし、あんまりこ
:こで突っ込むと戻ってこなくなるかもという危機感を覚え
:た」
千緒 :「しやけど、めったに見られへんもんやし」
つみき :「あんまり否定しない方向で諫めましょう」
[Saw] #全部聞こえてるくらいの声
千緒 :「ああ、鬱の人を慰めるようなアレやね」
朱敏 :「ほら、がんばれっていっちゃだめなんだろ」
つみき :「よし、解散」
朱敏 :「おう」
真砂 :(結夜に手を振る)
つみき :「ううん、色々あると思うけど幸せは足下に転がってたり
:するモノだと思うの」<くねくねしながら
朱敏 :「あーあれだろ青い鳥探してたら結局自分で飼ってた系」
千緒 :「や、でも一回外を探してみんとわからへんのやから、無
:駄ではないってことやん」
結夜 :「おまえらなあ」<頭抱える
千緒 :「でも私思うねんけど、つみきちゃんも結構好きそう」
結夜 :「あー」
つみき :「なんで私に振りますか!?」
朱敏 :「十代ならまだギリセーフっぽくね?」
つみき :「冗談やめてよね。高一くらいに一通りクリアしたのよ。
:私は」<割と最近だった
千緒 :「ほー。一通り。ほー」
朱敏 :「てか、なんで自分ここにいるのに探す必要あんの?」
[Hisasi] # つみきちゃんと結夜くんに
[Hisasi] # 恐らく根本的にわかってない
つみき :「うるさい、私にきかないでよ!」
:(顔真っ赤にして怒るヨ)
結夜 :「吸血鬼なんて本気で開き直るまでは永遠にモラトリアム
:するしかないもんな」
千緒 :「あー、それはうざいわー。そら狩られるわー」
つみき :「そんな理由で狩られてたのね」
つみき :(おしぼり顔に当てながら)
朱敏 :「開き直っちゃえばよかったんじゃね?」
千緒 :「『あいつ厨房っぽうくてうぜーからやっちまおうぜ』と
:か? そういやみんなヒキコモリやしな」
結夜 :「大概のヤツは地下室に引きこもってるか棺桶で不貞寝し
:てるか太陽が黄色かったから暴れまわんねん」
朱敏 :「そりゃ狩られるな」
千緒 :「六兎くんもはよ自分みつけな」
つみき :「千緒さん……相も変わらずお元気そうで私安心しました」
:(なんか自分にも刺さったらしい)
結夜 :「うむ、宵姫なんかとは毒舌のレベルが違うわ」
千緒 :「毒舌。ひどい」
朱敏 :「そうかあ?」
結夜 :「『言葉のナイフが肺腑を抉る』のキャッチフレーズに相
:応しいね」
つみき :(酷くない。決して酷くないのよ、でもそれがわからない
:貴女を尊敬してます)(顔背けてそっと涙拭う)
千緒 :「深く鋭く入ったほうが痛くないねんな?」(にこ)
つみき :「ま……まあ、六兎さんはそっとしてあげとくことにして
:も子供のことは問題だとおもう」(話題を、話題を変えな
:きゃ!)
朱敏 :「って、ひょっとして触っちゃいけなかったん?」
[miburo] # わかっててやってるんですヨ
[Saw] # もっとたちがわるかった
[TK-Sleep] # この人はいつの間にか前野さんより一枚上手な気がします
子育ての環境について考察しよう
------------------------------
つみき :「今六兎さんて実家住まいなんだっけ」
結夜 :「いや」
朱敏 :「一人で世話とか大ジョブなん?」
つみき :「ホームレス?」
結夜 :「SRAのセーブハウスに住みながら雑用してる」
千緒 :「なんか微妙な未来図」
つみき :「保護施設かー」
朱敏 :「ちびっこハウスの保父さんっぽいな、それ」
つみき :「誰か他に面倒手見てくれそうな人いるの?」
結夜 :「暇持て余してる宵姫とか」
[TK-Sleep] # そういえば登校拒否児になってることを思い出す
千緒 :「あのこも微妙に常識がアレな感じやしなぁ」
つみき :「姫ちゃん最近暇なんだ。学校来なよっていっといてね」
千緒 :「姫ちゃん学校行ってたんや」
朱敏 :「何か家庭に問題とか?」
結夜 :「なんか色々あって開き直り気味やし、そろそろ行き始め
:るんちゃうかな」
つみき :「クラスメートなんだけどなんか知らないけど去年から休
:みがちなのよ」
真砂 :「学籍あったのか、兎屋さん」
千緒 :「飽きたとか」
朱敏 :「なんかダメダメだな」
つみき :「多分そんなトコだとは思うんだけど、ちょっと前に見か
:けたときの鬼気迫る笑顔が印象的で心配」
結夜 :「なんていうか人間不信というか男性不信やったっぽい」
千緒 :「ははぁ」
つみき :「その辺どうですか、先輩として」<復讐の取掛かりキタ
千緒 :「まあそういうこともあるよウン」
結夜 :「今にも生きるのに飽きたと言い出しかねん状況で……何
:故かネットアイドルとしてホームページ開いてたもんな」
朱敏 :「フラれたん?」
つみき :「ああ、うわぁって感じねそれは」
千緒 :「もっとオブラートに包んで欲しいね。熟しきった果実が
:地に落ちたとかなんとか」
結夜 :「そいつぁ包みすぎてようわからん」
千緒 :「そうやねえ」
つみき :「──ていうかとてもじゃないけどこんな子預けたくない
:エピソードの提供をありがとう」(よちよちと)
朱敏 :「キケンだな、絶対」
千緒 :「どっちにしろ学生やしなぁ」
真砂 :(赤ん坊に手を振ってみる)
結夜 :「あと、館にメイドさんが」
千緒 :「どこの」
結夜 :「組織の、私が今住んでるとこ」
千緒 :「はあ。よろしおすな」
結夜 :「VIPが逗留とかせん限りみんな暇やし」
つみき :「いいご身分になってるのね、いつのまにか」
朱敏 :「ついでに面倒見てもらえばいいやん」
千緒 :「でも六兎くん、立場的にメイドさんより下っぱっぽくな
:い?」
つみき :「ああ、掃除機で押しのけられてそう」
朱敏 :「つかいっぱ?」
結夜 :「下っ端じゃねえッ! いやまあ並列くらいの扱いやけど」
千緒 :「だってメイドさんは技能とかいろいろを評価されて雇用
:されてるんやけど、六兎くんは保護されてるねんやろ」
朱敏 :「上のようで下だなあ」
結夜 :「ん〜、あ〜、いや」
つみき :「たまに消えて厄介事抱えて戻ってくるけどね。うーん、
:でもそんな環境なんだったら大丈夫なのかなあ」(名残惜
:しそうに未来をつつく)
千緒 :「まあ本人にやる気があれば何とかするやろ」
結夜 :「なに、世話したかったとか?」
つみき :「そう言うわけじゃないけど。かわいいじゃない、コイツ」
結夜 :「うん」
千緒 :「なにかそう思わせる催眠念波が出てるだけで、本当は不
:定形だったりして」
つみき :「う゛」(渋々結夜に返す)
結夜 :「ついこないだまでえらと水かきと尻尾があってんけどな」
千緒 :「ははは」
つみき :「そんな予防線張らないでも別にとりゃしないわよ。失礼
:なパパでちゅねー」(未来の鼻摘む)
未来 :「ふぁ、ふぁ」(ぺしぺしと鼻をつまむ手を叩く)
千緒 :「つみきさんが母性を前面に押し出してはる。予行演習で
:すのん?」
結夜 :「前野さんと婚約してんもんね」
つみき :「ちっ、違います! そんなんじゃないってば! いや、
:それはそうなんだけど」
千緒 :「ほほほ。かわゆいかわゆい」
つみき :「もう、からかわないで。大体浩さんいまだに……」
:(ごにょごにょ)
つみき :「タイム。今のナシ」
千緒 :「詳しく。あ、ここからは男子禁制で」
つみき :「いや、いるし」
千緒 :「む。では場所を替えて」
結夜 :「おう、達者でな」
つみき :「……アレ? なんで私の話になってるの?」(流される
:ままに出て行く)
千緒 :「六兎くんも頑張ってなー」
つみき :(結夜に助けを求めてみる。ジェスチャアで)
結夜 :(残念そうに首を振る)
結夜 :「藤咲氏に勝てるわけ無いやん」
SE :「パタン」
解説
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恒例の結夜いじり。
$$
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